人気ブログランキング |


ご訪問ありがとうございます。月刊むし誌上で「近縁種識別」の記事を年に3回ぐらい掲載しています。PC訪問者数577,200-2019.2.7時点


by yoda-1

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

最新の記事

3月9日・10日は講演会のは..
at 2019-02-13 06:00
2019年2-3月の行事
at 2019-02-07 05:49
キタテハ♂雄の前脚撮影成功と..
at 2018-10-05 06:58
2018年春の探蝶活動
at 2018-06-21 06:22
「蝶の飛翔」ついに発刊
at 2018-04-07 19:52
蝶類科学学会の公開講演会の案..
at 2018-03-07 05:20
近縁種(16)と春のつどいの案内
at 2018-02-24 08:36
祝図鑑掲載と保全協会の展示会案内
at 2017-12-04 05:19
セセリチョウの触角雌雄差研究..
at 2017-10-28 14:05
活動近況と鱗翅学会関東支部・..
at 2017-09-29 02:51

以前の記事

2019年 02月
2018年 10月
2018年 06月
more...

記事ランキング

検索

ファン

外部リンク

虫のしわざ観察ガイド

虫のしわざ観察ガイド
著者:新開孝
価格:1,944円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


世界のタテハチョウ図鑑

世界のタテハチョウ図鑑
著者:手代木求
価格:32,400円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


ずかんさなぎ

ずかんさなぎ
著者:鈴木知之
価格:2,894円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


◆訪問者カウンター
(設置2011.2.17)
無料


無料

無料

i2i管理
MyRSS
▼ブログ村ランキング参加中▼
/
↑たくさんの昆虫ブログをご覧になれます
にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ
↑たくさんの野鳥ブログをご覧になれます

◆蝶関係団体
a0146869_13204580.jpg
a0146869_311626.jpg
山口むしの会
群馬の蝶を語る会

◆外部ブログ
青森の蝶たち
てふのネイチャー写心
自然散策雑記帳
デジカメ私流
stroll
北信に舞う蝶たち
Hirokou's Field Notes
虫むしクラブ、蝶、トンボ図鑑
LOVE-BIRDS.NET
Kaze's Photo Blog
受け身の園芸
Akakkoko's自然大好き
暖蝶寒鳥
美撮りに夢中!
四季おりおり
蝶の観察記録-十勝蝶の覚書new
ごん太のブログ
「鳥撮りおやじ」の日記
月夜のくろねこ
Soceer-Boyの写真館
母袋の駱駝山
浅間山麓の蝶
My Favorite Butterflies of Japan
my蝶あるばむ
北の安曇野PHOTO DIARY
a piece of photo work
naoggio写真日記
自然からのたより
あぜみちのチョウチョ日記
Field Notebook
ホタルの独り言
markeeのシマフクブログ2nd
江田慧子の研究ブログ
アキノ隊員の鱗翅体験
そうだ沖縄に行こう!
案山子
Papilio Paradise
里山の蝶と花

フォロー中のブログ

一寸の虫にも五分の魂
シニアネットとともに
登山道の管理日記
てくてく写日記
蝶の観察記録その2
自然大好き
SHORE BIRDS ...
蝶・チョウ・ゆっくり歩き...
鳥蝶ビデスコ
TSUCHIYA BLOG
フィールドノート
RICKPHOTO Blog
四季彩散歩
葛西臨海公園・鳥類園Ⅱ
生きもの写真家 安田 守...
おてんとうの ちょっとええ感じ
MU's Diary
夫婦でバードウォッチング
小畔川日記
やんばるの風
探蝶逍遥記
蝶&鳥日記 2
Life with Bi...
My Berkeley ++
ヘムレン の Natur...
蝶の玉手箱
 写道
安曇野の蝶と自然
NATURE DIARY
タイの自然と風景
八重山の自然誌
Yamyam町一丁目
テトだもん!
嗚呼っっ 今日も証拠画像...
鳥平の自然だより(動物編)
N_BIRDERの野鳥b...
ORIXA's BIRD !
Birding in ...
蝶・旅の友
くわがた散歩道
Lycaenidaeの蝶...
麻呂犬写真館  *mam...
Sippo☆のネイチャー...
花蝶風月
蝶と蜻蛉の撮影日記
北海道の野鳥探索/mar...
風任せ自由人
蝶狂人@蝶と里山の浪漫紀行
ヒメオオの寄り道
仲良し夫婦de蝶ブログ
タヒチ ランギロア島暮ら...
ぶらり探蝶記
ひらひら探検隊
Shinne`s pho...
ごっちの鳥日記
蝶・花・山~自然の色使い
くま次郎の”やんばる日記”
NPO法人 日本チョウ類...
自然の中に出かけて・・・
蝶撮日記
たかがヤマト、されどヤマト
花鳥撮三昧
ケンケン&ミントの鳥撮り...
蝶超天国
ぽん太の昆虫ブログ 1
ポータルぢゃないチョウの...
蝶散歩
ぷんたのかあさん Pho...
秩父の蝶
庭日和
超蝶
徒然なるままに  
みき♂の虫撮り友人帖
三鷹の狸のてふてふ交遊録
華蝶の夢
不思議の森の迷い人
世に倦む日日
チョウ!お気に入り
Butterfly & ...
farfalle e u...
ねこきちの自然散策雑記帳

カテゴリ

全体
☆識別検討室☆
図鑑・図書
香港の蝶
香港の野鳥【工事中断中】
☆台湾の蝶
☆探蝶記一般
蝶リスト
☆探鳥記一般
☆蛾
☆トンボ
☆ハチ・アブ
☆セミ・カメムシなど(半翅目)
☆カマキリ・バッタなど
☆甲虫
☆祝☆
☆旅ブログへのリンク
☆展示会等
☆腹部形状差
☆卵・タマゴ・eggs
☆幼虫・イモムシ・蛹
★ゼフ飼育
☆山野草
アイノミドリシジミ
アオタテハモドキ
アオスジアゲハ
アオバセセリ
アカシジミ
アカセセリ
アカタテハ
アカボシゴマダラ
アカマダラ
アゲハ
アサギマダラ
アサヒヒョウモン
アサマイチモンジ
アサマシジミ
アマミウラナミシジミ
イシガケチョウ
イチモンジセセリ
イチモンジチョウ
ウスイロオナガシジミ
ウスイロコノマチョウ
ウスイロヒョウモンモドキ
ウスキシロチョウ
ウスバキチョウ
ウスバシロショウ
ウラキンシジミ
ウラギンスジヒョウモン
ウラギンヒョウモン
ウラギンシジミ
ウラクロシジミ
ウラゴマダラシジミ
ウラジロミドリシジミ
ウラジャノメ
ウラナミアカシジミ
ウラナミシジミ
ウラナミジャノメ
ウラミスジシジミ
エゾシロチョウ
エゾスジグロシロチョウ
エゾミドリシジミ
エゾヒメシロチョウ
エルタテハ
オオイチモンジ
オオウラギンスジヒョウモン
オオウラギンヒョウモン
オオゴマシジミ
オオゴマダラ
オオシロモンセセリ
オオチャバネセセリ
オオヒカゲ
オオミスジ
オオミドリシジミ
オオムラサキ
オオモンシロチョウ
オオルリシジミ
オキナワビロードセセリ
オナガアゲハ
オナガシジミ
カバイロシジミ
カバマダラ
カラスアゲハ
カラスシジミ
カラフトセセリ
カラフトタカネキマダラセセリ
カラフトヒョウモン
カラフトルリシジミ
キアゲハ
キタアカシジミ
キタキチョウ
キタテハ
キバネセセリ
ギフチョウ
キベリタテハ
キマダラセセリ
キマダラモドキ
キマダラルリツバメ
キリシマミドリシジミ
ギンイチモンジセセリ
ギンボシヒョウモン
クジャクチョウ
クモガタヒョウモン
クモマツマキチョウ
クモマベニヒカゲ
未分類
クロアゲハ
クロコノマチョウ
クロシジミ
クロセセリ
クロツバメシジミ
クロヒカゲモドキ
クロマダラソテツシジミ
クロミドリシジミ
ゴイシシジミ
コキマダラセセリ
コジャノメ
コチャバネセセリ
コツバメ
コノハチョウ
コヒオドシ
コヒョウモン
コヒョウモンモドキ
ゴマシジミ
ゴマダラチョウ
コムラサキ
サカハチチョウ
サトキマダラヒカゲ
シータテハ
ジャコウアゲハ
ジャノメチョウ
ジョウザンシジミ
ジョウザンミドリシジミ
シルビアシジミ
シロオビアゲハ
シロオビヒメヒカゲ
スギタニルリシジミ
スジグロシロチョウ
スジグロチャバネセセリ
スジボソヤマキチョウ
スミナガシ
タカネキマダラセセリ
タカネヒカゲ
ダイセツタカネヒカゲ
ダイミョウセセリ
チャバネセセリ
チャマダラセセリ
チョウセンアカシジミ
ツバメシジミ
ツマキチョウ
ツマグロキチョウ
ツマジロウラジャノメ
ツマベニチョウ
ツマムラサキマダラ
テングチョウ
トラフシジミ
ナガサキアゲハ
ナミエシロチョウ
バナナセセリ
ハヤシミドリシジミ
ヒオドシチョウ
ヒカゲチョウ
ヒサマツミドリシジミ
ヒメアカタテハ
ヒメイチモンジセセリ
ヒメウスバシロチョウ
ヒメウラナミジャノメ
ヒメキマダラヒカゲ
ヒメギフチョウ
ヒメキマダラセセリ
ヒメシジミ
ヒメシロチョウ
ヒメジャノメ
ヒメチャマダラセセリ
ヒメヒカゲ
ヒョウモンチョウ
ヒロオビミドリシジミ
フタオチョウ
フタスジチョウ
フジミドリシジミ
ベニシジミ
ベニモンカラスシジミ
ヘリグロチャバネセセリ
ホシチャバネセセリ
ホシミスジ
ホソオチョウ
ホソバセセリ
ミズイロオナガシジミ
ミスジチョウ
ミドリシジミ
ミドリヒョウモン
ミナミキチョウ
ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスシジミ
ミヤマシジミ
ミヤマシロチョウ
ミヤマセセリ
ミヤマモンキチョウ
ムモンアカシジミ
ムラサキシジミ
ムラサキツバメ
メスアカミドリシジミ
メスグロヒョウモン
モンキアゲハ
モンキチョウ
モンシロチョウ
ヤマキチョウ
ヤマキマダラヒカゲ
ヤマトシジミ
ヤマトスジグロシロチョウ
リュウキュウアサギマダラ
リュウキュウウラボシシジミ
リュウキュウウラナミジャノメ
リュウキュウヒメジャノメ
リュウキュウミスジ
リュウキュウムラサキ
リンゴシジミ
ルーミスシジミ
ルリシジミ
ルリタテハ
コゲラ
トモエガモ
ライチョウ
★ヒメウタイムシクイ
★チャキンチョウ
★マヒワ
★エゾビタキ
★タゲリ
★サバクヒタキ
★オオマシコ
★ハギマシコ
★オジロビタキ
★コミミズク
★キガシラシトド
★ベニマシコ
★ヤマシギ
★トラツグミ
★クロジ
★アカハシハジロ
★カヤクグリ
★キレンジャク
★ギンムクドリ
★ウソ
★タゲリ
★カラフトムシクイ
★ハチジョウツグミ
★ヒレンジャク
★コクマルガラス
★ルリビタキ
★アオジ
★エナガ
☆コサメビタキ
★ジョウビタキ
★ヤマガラ
☆セキレイ科
☆カモ科
☆ツル科
☆ムクドリ科
☆ムナグロ科
☆シギ科
☆カラス科
☆カイツブリ科
☆カモメ科
☆ヒタキ科
☆ツグミ科
☆キツツキ科
☆アトリ科
☆シジュウカラ科
☆ホオジロ科
☆ウグイス科
☆タカ科
☆レンジャク科
☆ハヤブサ科
☆モズ科
☆チドリ科
☆コウノトリ科
☆ハト科
☆トキ科
☆サギ科
☆ヒヨドリ科

タグ

(48)
(38)
(37)
(34)
(26)
(25)
(25)
(25)
(23)
(23)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(19)
(19)
(18)

最新のトラックバック

ウラジロミドリシジミ
from ホタルの独り言
白馬のゼフィルス
from ホタルの独り言
越冬クロコノマチョウ
from Field Notebook.
「フィールドガイド 日本..
from Field Notebook.
多摩動物公園-昆虫生態園
from Field Notebook.
花はなぜ美しいのか?
from 哲学はなぜ間違うのか?

ライフログ

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ブログジャンル

自然・生物

画像一覧

タグ:図書 ( 8 ) タグの人気記事

2016年7月の推薦図書(7月2-3日の探蝶記付)

この先週末2016年7月2日~3日は、平地は猛暑でしたが、やや高所での蝶観察でした。
土曜日は、新潟県南部でスジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの混棲地再訪。
日曜日は、天候不順ながらも、長野県北部の高原でアカセセリの発生チェック。未発生のようで、いたのはコキマダラセセリ雌雄1匹ずつ。ヒョウモンチョウ♂雄が発生ピークのよう。あれだけ探雌飛翔しているとどこかに交尾があってよさそうだか、♀雌の姿もなし。その後、群馬県北部のキマダラモドキ+ヘリグロチャバネセセリの産地へ。どちらも未発生のよう。代わりに、ヒメキマダラセセリの探雌飛翔があちこちで賑やかこと。コヒョウモン雌雄で発生。葉上休止中のギンボシヒョウモンには少しビックリ。オオミスジの発生場所も確認。昼には切り上げて、東へ帰路をとり、噂の八ッ場ダムの横・榛名山麓の西側を南下して埼玉県に戻りました。
榛名山の高所は別にして、この辺の群馬県の経路にも何かよい探蝶地はないものかとよく思います。
平地は猛暑の週末でしたが、連日ヤマキマダラヒカゲの♀雌を撮影できたのは収穫でした。
そのくらい出遭いがこれまでになく、私の月刊むしでの連載初回の「サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲ」(月刊むし2014年11月号)でも、ヤマキマの♀雌画像はなんと山のトイレにトラップされていた画像を使用しておりました。
主目的のウラギンヒョウモンは、初日に♀雌の交通事故体に出遭っただけでした。

2014年7月12日の新潟県南部の訪問では、サトウラギンもヤマウラギンも混棲していて数個体観察できたのですが、今回の新潟県南部でのヒョウモン類ははミドリヒョウモンなどのウラギンヒョウモン以外を数個体確認できただけでした。なかなか同じ光景にはならないものですが、スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの混棲具合、スジボソヤマキチョウがたまにいること。ルリシジミが多いことは2年前と同じでした。翌日のヒメシジミも各所に多かったですが、この新潟県南部でも局所的ですがヒメシジミは多く、プチ斑紋異常を撮影して楽しみました。

さて、本題の図書紹介です。

趣味からはじめる昆虫学 [ 熊澤辰徳 ]
価格:2808円(税込、送料無料)



これは若手の在野?の研究者が編者で本文を書いていますが、昆虫研究の初歩の大切なことが網羅されている感じで、文章表現も好感が持てる印象だったので、少し値が張るものの書店で実物を見てすぐに購入決断でした。撮影術の紹介も本文だけでなく、他著者によるコラムでもあり、いろいろ勉強になります。
撮影趣味の人はもちろんのこと、何か昆虫観察でそのうち報文を作成したいう方々には持って損はない感じの図書です。何度めくられてもよいように、厚手のA4紙で製本されています。



若手研究者のホープである小松貴さんの著書。各トピック、読み物として丁寧に記述されています。
チョウも、アワブキでのスミナガシとアオバセセリの話題があり楽しめます。
この小松さんは、今九大・熱帯農学研究センターの博士研究員とのことですが、小さい頃は埼玉談話会に参加されていたとのことで、なにかと応援したくなります。

びっくり昆虫大図鑑 [ 須田研司 ]
価格:1080円(税込、送料無料)



これは価格もまずまずで、電車の中でちょい見するのによい感じでしょうか。
監修者がいますが、誰がこのようなネタを原稿にしたのか気になりますね。
海外の昆虫の話題が大半ですが、こんなのがいるのかと「ビックリ」します。

少しかしこくなれる昆虫の話 [ 矢島稔 ]
価格:637円(税込、送料無料)



これはたまたま上記の本の横に積んであったので、一年前の発刊ですが価格も安いし買ったものです。
上記の類書ですが、より安いのは少ないページ数と全ページモノクロだからでしょうか。扱う昆虫マメ知識の範囲は、国内産に限っております。
こちらはしっかり誰が編集したのか明記されていて、監修者は矢島稔さんですが、モンシロが紫外線で♀雌探ししているとか、アサギマダラが南の島で生まれて本州に渡るとか、例によって不正確な記述が気になるところです。
先の「びっくり昆虫」が子供読者も意識して、すべての漢字にフリガナがあるのに対して、こちらはそれがないものお爺さんの孫へのお土産から外れてしまうのが勿体ないですね。
by yoda-1 | 2016-07-06 05:17 | 図鑑・図書

2016年4-6月の推薦図書

皆様

ようやく、月刊むし8月号・ゼフィルス特集用の原稿を脱稿でき、少し余裕が出て来たところです。
8月号の発刊は7月20日以降になりますが、今回は「アカシジミとキタアカシジミ」です。
2回に分けてとかありましたが、今回は普通にまとめて一回にしました。
産卵時の生態・キタアカシジミの地域変異などの話題は、別途機会を改めて、別のジャーナルへの発表になるかと思います。

さて前回のブログから全くフィールドに出なかった訳ではないのですが、特筆すべきこともないので、別の機会に。今回また推薦図書を紹介します。

カブトムシゆかりの虫活!

カブトムシゆかりの虫活!
著者:カブトムシゆかり
価格:1,728円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


これは読んでいて楽しいです。日頃、蝶のことしか関心を持っていない自分が少し恥ずかしくなりました。ご自分では無理なようなことを述べているが、是非どこかの学芸員や研究者を目指して欲しいものです。

昆虫顔面図鑑

昆虫顔面図鑑
著者:海野和男
価格:864円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


海野さんの昔の著作が文庫版になって、求めやすくなりました。通勤時や車移動時にちょこっと覗くのによい感じでしょうか。
海野さんの著作全般に言えることですが、どこでいつ撮影したのかの情報があると、もっと有意義な図書になるのに惜しいことです。もちろん詳しい分布とかは,専門の図鑑に任せればよいのですが、いつ頃出会う可能があるのかなど、いつかは自分も観てみたいと思う読者も多いはず。

完本北海道蝶類図鑑

完本北海道蝶類図鑑
著者:永盛俊行
価格:14,040円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


ややお値段が張るものの、その価値は十分にあるものでしょうか。
掲載されている生態画像が、その蝶のブログで競い合っているような秀作ばかり。卵・幼虫・蛹・食草・観察方法と至れり尽くせりであります。
これと同じスタンスで、東北地方蝶類図鑑,関東信越地方蝶類図鑑,近畿東海地方蝶類図鑑,中国四国地方蝶類図鑑,九州蝶類図鑑,沖縄蝶類図鑑が続々と発刊されることを希望します(笑)

◆ギフチョウの里 ギフチョウ・ヒメギフチョウ その混棲と生活史
栗田 貞多男 (編著), 小田 高平・阿部 泰文 ・ギフチョウの里刊行委員会    
クリエイティブセンター (2016/4/30)    本体9800円+消費税
a0146869_6485995.jpg


これは、なんと楽天ブックスで扱っておりませんでした。
値段が張るので実物を拝見してからと思っていまいましたが、書店になく、月刊むしの谷角さんの
書評を読んで購入を決意でした。
確かに混棲地での生態が緻密に紹介されていて、その他の全国のギフチョウ類の生態も紹介されており,素晴らしいものでした。特に栗田さんのプロカメラマンとしての白馬の情景など、写真集としても楽しめます。
ざっと拝読しただけですが、少しコメントします。

イエローバンドが俗称とはしらなかったが、今さら「ホワイトカラー」への復帰は難しいかと。「ホワイトカラー」が使用されてこなかっただから仕方ないのでは。

当時ブログでもにぎわった雑交画像ですが、その雑交シーンでどうも付属器生成後に別の♂雄と交尾したのではとの考察があります。これはその通りでしょうか。赤城山ではヒメギフチョウで付属器のある♀雌と♂雄との交尾シーンが観察されています。

欲を言えばですが、全国各地のギフチョウ・ヒメギフチョウの標本画像で8ページの例示があるものの、どうちがうのかの説明が一切ないのが寂しい。飯田市の黒いのとかの別記事での説明はありますが。

ヤマトスジグロシロチョウをエゾスジグロシロチョウで紹介しているのは著者の特権でしょうか。
p.82で、アサマシジミをL. subsolanus とし、ヒメシジミをP.argus で紹介しているのですが、初出では学名をフルスペルするのが親切です。

学術書とする場合、本文においては写真に連番をふり、筆頭著者以外の撮影の場合は、巻末に誰が撮影したものかを明記すべきであると思われます。(ダンダラさん撮影のハイブリッド画像では写真説明にお名前が入っておりますが)

p.154参考文献 珠玉の標本箱:浜井祥明⇒浜 祥明. 月刊むし記事での、むし社は不要か。あったりなかったりして統一されていません。
by yoda-1 | 2016-06-22 06:44 | 図鑑・図書

月刊むし4月号発売中(クイズの答え)

当方の比較記事が4月号に載っております。
是非ご一読ください。

近縁種識別(8)スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウ(春型)
a0146869_623286.jpg

http://homepage2.nifty.com/mushi-sha/gekkanmushi-new.htm

いろいろ事例画像を集めていくと、分量も多くなったので、夏型の比較記事は、
6月号に載せてもらうことにしました。(5月号は、2015蝶界の振り返りなどで余地なしです)
7月号は今年もゼフィルス特集号なので、これも当方は頑張って「アカシジミとキタアカシジミ」を載せてもらう予定になっています。

春のチョウが続々発生しているのに、なかなかフィールドに出れない状況がありますが、
今年は土日のうち、片方は必ず屋外活動にしたいです。
それぐらいの運動をしないと、体力がどんどん失われていく感じです。
この春は、今回の掲載記事で苦労したヤマトスジグロシロチョウの春型♂雄裏の撮影を第一目標にしたいです。
マイクロフォーサーズでいいカメラ・レンズが発売されていますが、毎年のように新型機を購入していると、それはそれで少し無謀であります。

鱗翅学会関東支部・春のつどいでの発表もおわりました。
20分というのは本当に短い感じですが、仕方ありません。
今回、タテハチョウ亜科の雌雄識別という演題で、シータテハ・キタテハ・キベリタテハ・ヒオドシチョウ・ルリタテハを対象に、どのように雌雄差があるかの報告です。
それぞれ独自の雌雄差傾向があるのですが、20分の中でそれぞれを詳述するのは不可能でありました。

画像は自分の分だけでは不十分なので、今回もごまさん・杉並Mさんのお世話になりました。
ありがとうございました。
キベリタテハの雌雄差は非常に難解ですが、そもそも♀雌の画像がありません。ごまさんは1♀雌を撮影されていましたが、YODAは♀雌は翅裏画像しかありません。フィールドガイドに掲載されている♀雌画像はどうも表も裏も♂雄のようです。(訂正2016.3.31、表画像は♀雌でOKでした)

キベリが出てくるまでまだまだ先のことですが、今年はシラカンバの山に入って♀雌の表を撮影するのが目標です。その辺の山道で地面や岩・露出した切土で口吻を伸ばしている個体はすべて♂雄のようです。
皆さんも、フィールドガイドの図鑑写真に採用されるように、是非トライしてみてください。

もう一つよく分かったのが、キタテハ夏型を翅裏画像から雌雄識別するのも結構難解な場合があるということでした。これも先のことになりますが、今年はキタテハ夏型もしっかり観察したいです。

◆キタテハ秋型の雌雄判別クイズ
a0146869_724885.jpg


このうち、♀雌は何匹いますか? で春のつどいの演題が始まりました。
秋型は模様に違いが出て、コツを得ると簡単です。(答えは、Moreに記載しました)

More☆キタテハの♀雌の数
by yoda-1 | 2016-03-24 07:04 | 図鑑・図書

2016年1-3月の推薦図書+講演会

皆様

更新が滞っていて恐縮です。
いろいろ所用が入ってなかなか余裕が出てきませんでした。
3月末には、尿路結石の破砕手術で入院することになりました。
その前にやることをたやっていないと、春からの週末を屋外活動にいけない感じになります。
論文や記事投稿活動で週末の運動がなくなり、本当に体の筋肉が衰えた感じです。

◆2016年1-3月の推薦図書
虫のしわざ観察ガイド

虫のしわざ観察ガイド
著者:新開孝
価格:1,944円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


これは新開さんの新作で、これまでフィールドで気になっていた昆虫の食痕の犯人を楽しく教えてくれます。チョウも多くカバーされており、フィールド観察者必携の感じです。
よく観たような感じの食痕も多く、おおこんな虫かと驚くことも多いです。

世界のタテハチョウ図鑑

世界のタテハチョウ図鑑
著者:手代木求
価格:32,400円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


これは手代木さんのライフワークとして、価値の高いものでしょうか。
タテハチョウ科のチョウの亜科・属を網羅し、多くの種類で幼虫の形態を含めて特質がどこにあるのか、深く研究したものになっています。個々の種類に対しての分類学的知見・成虫・卵・幼虫の形態の描写・食草の紹介も充実しており、アフリカ産ではしばしば、卵・幼虫・食草が未解明とかなっているのが、なんともロマンを感じます。
少しお値段が張りますが、コストパフォーマンスは抜群です。
私もいつかは、生きたミイロタテハ・モジタテハを実見したい夢が刺激されてきました。

奄美群島の自然史学

奄美群島の自然史学
著者:水田拓
価格:4,860円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


何故、在来亜種のアカボシゴマダラは、奄美大島だけにいるのかの記事を期待しましたが、その話題はありませんでした(笑)しかし、甲虫を含む他の生き物で、その系統分析と奄美群島を含む南西諸島の形成史のような系統地理学の読み物として、すごく勉強になるように思いました。
野猫やマングースなどの外来生物の影響など、地域固有種を守ることの大変さも実感できます。

◆月刊むし掲載記事の予告
屋外に出ることの少ないときに、一気にまとめたいものですが、それぞれに時間のかかるものですね。多くの蝶友の方々に画像の借用をお願いしないといけないし。
・2016年4月号・・・近縁種(8):スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウ前編(春型)
これは校正も終わり、3月20日前後に発行されます。
どの程度紛らわしいかの例示のために、12ページ半もの記事になりましたが、ご期待ください。

・2016年6月号・・・近縁種(9):同上後編(夏型)
・2016年7月号(ゼフィルス特集号)・・・近縁種(10):アカシジミとキタアカシジミ

◆行事
・2016.3.12(土) 蝶類科学学会 総会と講演会@田町駅
   http://butterflysociety-jp.org/
この講演会で、北原さんの「日本のウラギンヒョウモンは2種いる」を楽しみにしています。

・2016.3.19(土) 鱗翅学会関東支部・春のつどい@モンベルクラブ渋谷店
  http://lepi-jp.org/event3/fr_event.htm
 私もタテハチョウ亜科の雌雄差で講演します。
限られた講演時間なので、余り多くのことは説明できませんが、キタテハを撮影して雌雄どちらか悩んでいる人は是非ご参加ください。

・2016.3.21(月・祭日)第6回 関西・中国地区のチョウ類の保全を考える集い@大阪市立自然史博物館
http://japan-inter.net/butterfly-conservation/
 シカ害で全滅した可能性のあるウスイロヒョウモンモドキをいかに復活させるか。

・2016.3.29(火)昆虫4団体共催公開シンポジウム 「昆虫類をめぐる外来生物問題と対策」@大阪府立大学
http://www.entsoc.jp/

by yoda-1 | 2016-03-10 06:17 | 図鑑・図書

2015秋の推薦図書+保全協会・写真展の案内

この金曜日(11/20)にようやく、月刊むし用の原稿を投稿でき、ひと段落です。
2016年の1月号に掲載予定で、「イチモンジチョウとアサマイチモンジ」になりますが、
なかなか面白い部分もあって、たぶん12ページぐらいの長物になりました。
今回は4名の方々の画像をお借りして、いいものにできました。ありがたいことです。

さて、次は12月12日にある日本蝶類学会での短時間発表です。
時間割が来て、私は朝10:15~10:30とか。ひょっとしてトップバッター?ですかね。
確か場所は、東大理学部2号館・大講堂です。
これのための森一弘さんにお借りした北海道道央地区のエゾスジグロシロチョウ・ヤマトスジグロシロチョウの標本分析にしばし集中する必要があります。
これで,発表準備ができてから、鱗翅学会論文の大幅修正作業に入ります。

そんなわけで、過去のチョウ撮影画像の整理する余裕もなく、今回は推薦図書の紹介です。

チョウの斑紋形成の生物学

チョウの斑紋形成の生物学
著者:八木孝司・二橋 亭・関村利朗・石原道博・伊奈 紘・小野克己・寺 章夫
価格:4,860円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


これは、職業研究者4名によるチョウの斑紋形成での最新の知見の紹介と
アマチュア研究者3名によるオオムラサキ,ウスバシロチョウの斑紋多様性についての研究成果を収めています。日頃斑紋比較を行っている私には大変勉強になることばかりです。

だましのテクニックの進化

だましのテクニックの進化
著者:藤原晴彦
価格:1,944円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

これは、日頃擬態を研究され,シロオビアゲハの擬態の遺伝子レベルので解明に貢献された藤原晴彦教授による擬態一般から鈴木誉保博士によるコノハチョウの段階的進化の証明論文の話題まで、庶民で理解できる平易な記述で説明しているものです。

量子力学で生命の謎を解く

量子力学で生命の謎を解く
著者:ジム・アル=カリーリ
価格:2,592円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

これは、まだよく読んでいないものの、オオカバマダラの話題も出てきて、量子力学がどこまで生命科学でなくてなはならい道具になっているのか、また哲学的な話題にも多岐に言及しており、勉強になるような気がして思わず購入してしまいました。

◆保全協会の年末行事 案内
11/23に案内メールがきたので転記します。
12/12の方のミニ講演会の井上A尚さんのお話も面白そうですが、蝶類学会・大会とバッティングしているので行けないのが残念です。

1.企画展 「チョウが消えてゆく」 12813日 新宿御苑

 毎年恒例として行ってきました、新宿御苑(東京都新宿区)での企画展を、今年度も下記の日程で開催します。

会員による見応えある生態写真や絵などの展示のほか、チョウ類の現状と保全に関するパネル展示、

チョウに関連した展示物や、ミニ講演会なども行います。

新宿駅のすぐ近くですので、ぜひご来場ください。

○日時:2015128日~13日(火~日) 9:00 16:30(最終日は15:00まで)

○会場:新宿御苑インフォメーションセンター1F(新宿門左側)・アートギャラリー

      https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/

      https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/3_event/201512.html

    入場無料/JR・京王・小田急線:新宿駅南口 より徒歩10

○ミニ講演会:12 13 日(土・日)に開催

 12 日(土) 1 回目 11:00 11:30 2 回目 13:00 13:30 3 回目 15:00 15:30

 13 日(日) 1 回目 11:00 11:30 2 回目 13:30 14:00

 

 ミニ講演会の内容:

12日(土)

1回目 11:00 11:30

 「絶滅の危機にあるチョウを守る」 中村康弘(日本チョウ類保全協会)

2回目 13:00 13:30

 「日本の里山の原風景を見る~極東ロシアの自然と動植物~」 

                             永幡嘉之(自然写真家)

3回目 15:00 15:30

 「チョウの知識 ウソ・ホント」 井上A.尚(農業生物資源研究所研究員)

13日(日)

1回目 11:00 11:30

 「絶滅の危機にあるチョウを守る」 中村康弘(日本チョウ類保全協会)

2回目 13:30 14:00

 「日本の里山の原風景を見る~極東ロシアの自然と動植物~」

                             永幡嘉之(自然写真家)

2.日本チョウ類保全協会、忘年会のご案内

    新宿御苑企画展の最終日(13日)に、恒例の忘年懇親会を開催します。

    今年1年を振り返って、チョウの話題、写真のお披露目など、会員同士の

    コミュニケーションの場になればと思っています。

    時間もたっぷりとってありますので、是非ご参加ください。

     日時:1213日(日)17:0021:00(途中、中締めあり)

     会場:張記東北餃子房 新宿御苑前店

        http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13173979/

     会費:4000円(飲み放題・食べ放題)

     申込み:メールにて、事務局井上晴子までご連絡ください

         アドレス:jbutterflyconservation@gmail.com




by yoda-1 | 2015-11-23 01:53 | 図鑑・図書

2015年春の推薦図書

最近なかなか、大型書店で昆虫・生物関係の図書をチェックする機会がありませんが、
実物を見ずに、通販で買った3冊はどれもいいものでした。

昆虫科学読本

昆虫科学読本
著者:日本昆虫科学連合
価格:3,132円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



YODA☆昆虫における日頃疑問に思っている話題の最新の知見が披露されます。
 個人的に、1.トンボの色いろいろ、7.植物毒を利用するマダラチョウ などが興味を惹きますが、他の話題も読んでためになるものばかりです。

なぜ蝶は美しいのか

なぜ蝶は美しいのか
著者:フィリップ・ハウス
価格:2,052円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



YODA☆ 価格以上に写真やチョウの生態の解説が充実して満足な一冊です。
 日本語版の監修が、あの加藤義臣先生なので、安心して読めます。

今森光彦の心地いい里山暮らし12か月

今森光彦の心地いい里山暮らし12か月
著者:今森光彦
価格:2,160円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



YODA☆自分の老後もこれにちかいものにできないもかと、思いながら読んでしまいます。作者の滋賀県の住まいにおける風景に生き物に食卓に四季豊かな写真・エッセー集でしょうか。
当然ながら写真のセンスがよく、奥様(娘さん?)が撮影したのであろう今森氏の入る画像も決まっています。
by yoda-1 | 2015-06-14 00:04 | 図鑑・図書

アサギマダラ・マルハナバチの新刊+高柳芳恵さんの著作

みなさんにお奨めできる図書の紹介です。
これは余り面白くなかったというのも列記したいですが、それはやめておきます。

◆謎の蝶 アサギマダラはなぜ海を渡るのか?  栗田昌裕 2013.9.20 PHP研究所

NHKの番組にも登場されていた栗田さんの著作で、年間1万匹以上を福島県のグランデコ高原でマーキングしていて、その生態や全国各地での再捕獲の事例紹介を中心にした著作。
2010年10月の鱗翅学会大会での講演で説明されていた飛翔形式とかも紹介されています。
本の最終局面では「移動を支える能力が謎」でえらく哲学的になってきますが、それほどにアサギマダラの渡りの能力は未知に溢れているということなのでしょうか。
渡りの説明部分ではいろいろな地名が出てくるものの、よく場所がわかないので、マップなどでの挿絵が欲しかった感じです。欲を言えば、飛翔形式も文字説明ではなく、イラスト付きであればうれしかったのですが、著作を出すというのは相当なエネルギーのいることで、どこかで踏ん切りを付ける必要もあるのでしょうね。

個人的に秋の南下個体のすべてが海を渡るのかどうか、疑問に思っていますが、本書でも「すべてのアサギマダが長距離を移動するかどうかは議論の余地がありますが、・・・」p.31 と述べています。
どの程度の率で九州・本州から南西諸島などに「海を」渡るのか、著者マーキングのグランデコ高原からの個体ではざっと見積もり事例もあったりしますが、そのほかの渡り途中のどこで力尽きる個体群が実際どこなのかはこれからのようです。しかし「議論の余地」とういう表現では、少なくとも大半は海を渡っているとの確信のようなものを感じます。実際には数割かもしれないとなにかと懐疑的なYODAは思います。
渡り開始時はほぼすべて処女であるのが、本州南部以南では産卵もしているのですが、奄美や喜界島での再捕獲個体が交尾済みなのか記載がありません。(♀雌の再捕獲・再マーキングでは、♀雌の交尾有無の記録を必須にして欲しい)
私の疑問は、例えば本州の温暖地で産卵している♀雌は、その場での産卵を途中で止めて、海を渡りさらに広範囲に自分の卵を産み付けるような行為をするのだろうかということです。本州南部で産卵している♀雌をマーキングして、その移動を追跡するとか、やや気が遠くなるような話しになるのかもしれません。将来は、蝶の腹部に埋め込むタイプの移動センサーが開発されてくるのを待ちたいです(笑)

謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?

謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?
著者:栗田昌裕
価格:1,575円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る





















◆ 日本産マルハナバチ図鑑  木野田君公・高見澤今朝雄・伊藤誠夫 2013.7.25北海道大学出版会

フィールドでマルハナバチに出会っても完璧な図鑑を持っていなかったので、撮っても種名紹介できないので仕方ないかと思っていたら、いい本が出版されました。(某出版社のハンドブックは全く再販してくれないし)
日本全国で16種・6亜種しかおらず、しかも本州と北海道では共通する種類も少ないので、じっくり勉強すれば関東で観るものを覚えることができそうです。
しかしこの種数で一冊の本となるともうそれはどこが違うかの詳説になり、生態や生活史も記述され、さらに北方領土の固有種までも記載され、これぞ「マルハナバチのすべて」をコンパクトにしたものですが、これであきたらない方々は、以下も楽しい著作なのでしょうか。
 ・日本の真社会性ハチ 全種・全亜種生態図鑑-2005.11.3 高見澤今朝雄
 ・マルハナバチ 愛嬌者の知られざる生態-2007.9.25 片山栄助

日本産マルハナバチ図鑑

日本産マルハナバチ図鑑
著者:木野田君公
価格:1,890円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



日本の真社会性ハチ

日本の真社会性ハチ
著者:高見沢今朝雄
価格:6,300円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



マルハナバチ

マルハナバチ
著者:片山栄助
価格:5,250円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る




◆ 葉の裏で冬を生き抜くチョウ ウラギンシジミ10年の観察 高柳芳恵 1999.9-1刷 2002.10-2刷

この本は、ダンダラさん・ヒメオオさんが話題にされていたので、YODAも初めてその存在を知ったのですが、この長年の緻密で、客観的な観察及び、考察力には感銘を受けました。
YODAもこの本にならって、今年はウラギンシジミの飼育に挑戦してみたいです。
やがて蝶が少なくなってくるとともに、この蝶の越冬姿がブログをにぎわすようになりますが、本書の一読をおすすめします。
この高柳さんの著作に、「どんぐりの穴のひみつ」2006.9が姉妹書であるのですが、こちらも素晴らしい著作です。高柳さんは一般の主婦の方のようですが、科学者となっていてもおかしくない知性を感じます。

葉の裏で冬を生きぬくチョウ

葉の裏で冬を生きぬくチョウ
著者:高柳芳恵
価格:1,260円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



どんぐりの穴のひみつ

どんぐりの穴のひみつ
著者:高柳芳恵
価格:1,260円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

 


紹介3冊は、しばらくリンクを左欄に掲載しておきます。
by yoda-1 | 2013-09-22 03:36 | 図鑑・図書

この春発行されたチョウ図鑑

今年の春はチョウ・昆虫のポケット図鑑の発刊ラッシュだったような感じもします。

ちょうど、左の外部リンクにもしばらくは、下記の3冊を掲載しておきます。

◆日本のチョウ成虫・幼虫図鑑
 著者:蛭川憲男  発行者:メイツ出版
 価格:2,100円
 2013年5月10日 第1版・第1刷。
 2013年6月11日 第1版・第2刷。

蛭川さんには、「北アルプス蝶相の研究 100年間の上高地から槍ヶ岳の蝶」の大著をはじめ、45年もの観察経験で蝶の幼虫も組み入れたフィールド画像による図鑑を発行されました。
日本産のチョウをほぼ網羅し、幼虫画像もかなりの率で掲載されております。
ご自身の1041枚の画像に、15人の蝶友から129枚の画像を借りて、この図鑑を作っています。
このような図鑑がこれまで国内にないので、今後とも抜けている幼虫や種類を充実させていけば、成虫画像とともに、幼虫の姿を概観できる図鑑として重宝するのではないでしょうか。
日本のチョウ成虫・幼虫図鑑

日本のチョウ成虫・幼虫図鑑
著者:蛭川憲男
価格:2,100円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



















◆フィールドガイド身近な昆虫識別図鑑
 著者:海野和男   発行者:誠文堂新光社
 価格:2,100円
 2013年5月31日 発行

昆虫写真の先導者である海野さんの著作欲もすさまじいものがありますが、今回 保全協会編・「
フィールドガイド・日本のチョウ」と類似の体裁で、これが刊行されています。
私はてっきりチョウ以外の昆虫なのかと思って手に取ると、チョウもしっかり掲載されています。
そのチョウ部分正誤表をご自身のデジタル昆虫日記で公開しています。
他の昆虫もたくさんなので、見るだけでも楽しいです。
フィールドガイド身近な昆虫識別図鑑

フィールドガイド身近な昆虫識別図鑑
著者:海野和男
価格:2,100円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



















◆日本のチョウ
 著者:久保田修   発行者:学研教育出版
 価格:1,050円
 2013年6月11日 初版第1刷発行

この著者である久保田さんをYODAは個人的に存じ上げないのですが、もう野鳥も花も同様な本を出版しているとはある意味超人であります。
これは学研教育出版だからなのか、フィールド画像と標本画像、さらにイラストで構成されたやや薄い図鑑です。
その混成で約200種をコンパクトに掲載し、一度は見たい蝶18種のポイント地図を掲載しています。
長野県のヒメヒカゲなどを載っけると問題多いと危惧しましたが、まずまず無難なものを選択しているように感じました。
日本のチョウ

日本のチョウ
著者:久保田修
価格:1,050円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


by yoda-1 | 2013-06-22 03:30 | 図鑑・図書