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ヤマトスジグロシロチョウ  道南産はエゾスジグロシロチョウに似る。 2013.7.14-15北海道39

次に紹介するものは、ヤマトスジグロシロチョウとエゾスジグロシロチョウの混生地になので、どちらのかなのかしばし勉強しておりました。
結果、撮影していたものは、たぶんヤマトの方であると判断しました。

定山渓で撮影したヤマトスジグロシロチョウを紹介します。

#1-6・ ヤマトスジグロシロチョウ・♀雌 複数個体  定山渓 
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 2枚ずつ、3個体を撮影した模様です。

#7-8・ ヤマトスジグロシロチョウ・♂雄 2個体 定山渓 
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 ♂雄はしっかり翅表を撮影できておりませんでした。


そもそもヤマトスジグロシロチョウ、エゾスジグロシロチョウという前に、並スジグロシロチョウとよく識別しないといけません。
今回、保全協会で、藤森信一「発香鱗」2012.5.5を借りてみると、北海道産スジグロの例示も多く、エゾスジグロ系との違いもだいぶ判るようになってきました。
先に訂正すると、北海道#14でスジグロと思っていた個体はエゾスジグロの方でした。
よって今回の遠征でスジグロシロチョウは観察しておらず、9/1の北大キャンパスではしっかり撮影しています。
藤森さんの著書は、日本国内のシロチョウ類のたくさんの標本とともに、♂雄にある発香鱗の形状も克明に紹介されており、いろいろと種類間・亜種間の違いを考察されています。これぞライフワークと言えるものなのでしょうが、残念なことに増刷されていないようで、入手不能状態です。

ヤマトスジグロシロチョウは容易にエゾスジグロシロチョウと交雑することが知られており、その意味で、(白水2002 月刊むし#375)で提唱され、学研・標準図鑑2006に反映された、北海道道南産のエゾスジグロをヤマトスジグロにするということに、かなり抵抗感を持っている人が多いようです。
今回、「発香鱗」で勉強したところ、道南産は本州のヤマトスジグロと道東のエゾスジグロの両方の特徴を持っており、遠い昔北海道と本州が陸続きだった?ときに、両種の交雑・交流があり、今の状況になったものと推察されます。
容易に交雑するから同種とすべし、ということもないような気がします。野鳥のカモの世界でも頻繁に雑種が発生しております。
すると、何故石狩低地が両種の境目のようになっていて、ほぼ安定して別れるのかの議論になりますが、これも例えば150年前とか最近ヤマトが函館に移入し、拡散していったと考えれば特に問題がないように思いますが、どうなのでしょうか?

著者の藤森さんご自身は、「しかし、北海道産のヤマトスジグロシロチョウとエゾスジグロシロチョウとは斑紋に絶対的な差がなく、また種的特徴を明確に現す発香鱗の形態にも違いが見られない。絶対的な差のないチョウがDNA分析によって別種とされることに戸惑いを感じる」と述べています。
この発香鱗に違いがないことも、容易に交雑する原因でしょうか、でも、著書に例示されている両種の♀雌・夏型を比較すると、前翅1b室の斑紋形状に違いを感じます。

詳しくは別の機会で発表します。

この辺の熱い議論は、「昆虫と自然#602」2010.11月号:特集/エゾスジグロシロチョウ群をめぐる諸問題 に詳しいです。 
by yoda-1 | 2013-12-12 07:48 | ヤマトスジグロシロチョウ

ホソバセセリ  今期2回目の主役紹介、 2013.8.3山梨県②

この少し富士山に近い山梨県の場所は3回目の訪問ですが、ようやくホソバセセリがしっかりいることを実感できました。
今期は兵庫県遠征でも複数個体観察しているので、なにかよく観ている種類になります。

主役紹介としっても、これといった生態上の知見がある訳でもないのはご容赦ください。
しかも♀雌は見つかっていない状況でした。

#1-3・ ホソバセセリ♂雄
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 途中の道路の湿地部分で吸水していた個体です。

#4・ ホソバセセリ♂雄 
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 草原の方で吸蜜していた個体です。

#5-6・ ホソバセセリ♂雄 
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 これは当地を引き上げる際の個体で、夕陽を浴びての開翅がありました。

他の蝶の紹介です。
#7-8・ ホシチャバネセセリ♂雄 
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 これも道路の湿地で吸水していたお仲間です。
草原の方にもいましたが、期待した新鮮♀雌は見つかりませんでした。

#9-11・ ヤマトスジグロシロチョウ♂雄 
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 最初の2枚はキタキチョウに関心を持たれているシーンです。
3つは再三言及している道路上の湿地です。

#12・ ヤマトスジグロシロチョウ♀雌 
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 これは先に紹介した群がるオオウラギンスジヒョウモンの場所の林縁にいました。
今から思うと、じっくり観察して卵撮影を狙うべきでした。

#13・ ヤマトスジグロシロチョウ♂雄 
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 帰り際でも同じ湿地で吸水に忙しい♂雄たちであります。
この場所は安定してヤマトスジグロが観れるので、まだ観ていない方々はここで初見するのがよい場所かもしれません。

#14・ ルリタテハ♂雄 
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 これまた帰り際のT字路部分で夕方のテリ張り状態でした。
♂雄夏型のサンプリングで撮影しました。

富士山麓・キマダラモドキに続く。
by yoda-1 | 2013-08-10 08:58 | ホソバセセリ

カバイロシジミ  下北半島も見るのは難しい。 2013.6.30青森県⑦

紹介する6月末の青森遠征もこれで最終回です。

恐山・宇曽利湖をあとにして、次は下北半島でのカバイロシジミの探索です。
これも蝶の大先輩にそのポイントをご教示いただきました。
ありがとうございました。

そのポイントに向かう途中で、なにか小さめのシロチョウがいました。
たぶんヤマトスジグロシロチョウではないかと・・・。

#1-3・ ヤマトスジグロシロチョウ♂雄・春型 
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 ヤマトは今期初見になります。
北海道でも札幌市から西がヤマトで、東側の広いエリアではエゾシロチョウになるので、両種を撮影できればうれしいです。

ポイントに着くと、スカリユリの自生が綺麗でした。
#4-5・ スカシユリ 
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 もう2種ぐらい野草名を言えるとかっこよいのですが・・・。

食草のヒロハノクサフジが群生で見つかりますが、カバイロの姿なしでした。
仕方ないので、ここでも卵探しです。
#6-9・ ヒロハノクサフジ、 カバイロシジミ・ふ化後卵(3枚) 
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 前日の津軽半島に続き、ここでもふ化後の抜け殻ばかりであります。

落胆しているとようやく一個体が飛来してきました。
#10-11・ カバイロシジミ♂雄 
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a0146869_345551.jpg
 口吻の出ている絵ではないですが、吸蜜もこの食草で行うことが多いのでしょうか。
その後、二つ目の姿なし。
諦めきれない卵探しを再開すると、ようやく見つかりましたです。

#12・ カバイロシジミ・卵 ・・・画像クリックで1600×1200ピクセルへ。 
a0146869_3483391.jpg
 シジミチョウの卵はどれもこれもそっくりでありますね。

#13・ カメムシの仲間 →ツマジロカメムシ(みき♂さんのご教示)
a0146869_3512633.jpg
 卵探しのときに発見ですが、なかなかの美種ではないですか? ピントがよく合っていないのが残念でした。

カバイロの成虫・卵と一応撮影したので、海辺の野鳥へ関心が移ります。
ウミネコが多いのですが、他も少しいました。

#14・ (オオ)セグロカモメの若齢個体 
a0146869_3544846.jpg
 この辺がズバリ言えないといっぱしのバーダーではないのでしょうが、なかなか覚えられません。

#15-17・ ビロードキンクロ たぶん♀雌・夏羽  ・・・生涯初見。 
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 これは初見種でうれしい出会いです。
本来この時季は大陸の繁殖地に渡っているはずが、この場所に滞在する羽目になった模様。
図鑑では冬羽の紹介なので、この模様とぴったり合致する絵がないのですが、このクチバシ形状はもうビロードキンクロで決まりと思いました。

#18・ カルガモ 
a0146869_405354.jpg
 海で観るのは初めてのような気がしました。

#19・ 海で洗いものをする主婦と、まぶれつくウミネコ達 
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 なにか餌をくれるのではないかと集まってきますが、なかなかもらえない状況です。
これは毎日の洗いもの作業が楽しそうであります。

最近、上野・不忍池(隣接するビルの屋上)で繁殖しているウミネコ群が、数が増えて近傍の街へその繁殖場所を拡張していき、早朝から鳴き声で近所迷惑になっているとの報道番組がありました。
ついにウミネコも都会のハシブトガラスのようになってくるのでしょうか?
この流れを止めるのは結構難しいのかもです。(まずは野鳥捕獲の許可を受ける必要があったり、人がアクセスできない場所での繁殖もあるでしょうから)

この後は、折角なので本州最北端の大間崎を訪問することにしました。
#20-21・ 大間崎 
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 龍飛崎とは違ってこんな平地だったとは驚きでした。

#22・ 弁天島とウミネコの繁殖 
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 これは大間崎からよく見える無人島ですが、ウミネコ繁殖の具合もよく分かります。
お土産屋さんが天気がよいと北海道側もよく見えると言っておりましたが、訪問した際は霧がかかりそこまでの眺望はありませんでした。
マグロ弁当を購入して、帰路途中での夕飯にしました。

那須塩原市の赴任地まで確か660kmでしたが、ここを15時に出発して、途中の休憩もあり、到着は翌日の午前1:45ぐらいになりました。

#23-24・ エゾシモフリスズメ   宮城県? 
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 途中の休憩したPAで。なんというPAだったのか、今となっては思い出せません(笑)
なにかポケモンのキャラにいたようないないような風貌です。

今回の三日間の青森遠征は、一応の成果もあがり、この片660kmも余り苦痛に感じませんでした。
めでたし。めでたしです。

再度、情報をいただきました諸先輩に感謝申し上げます。
by yoda-1 | 2013-07-09 04:21 | カバイロシジミ

クモマツマキチョウ  異種への誤認求愛  2013.5.26長野県③

クモツキの最終回は、ヤマトスジグロシロチョウへの誤認求愛シーンです。
どうも蝶はまずは視覚で自分のメイト探しをしているらしく、♀雌ではと思うと♂雄の強烈な求愛追尾が始まります。

#1-2・ クモマツマキチョウ♂雄のヤマトスジグロシロチョウ♀雌への接近   
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 これはもうお互いがもつれることは自明のことでありました。
このときに接近する異種♂雄を無視する選択肢はないようで、とにかく相手から飛んで逃げるしかありません。
ヤマトスジグロはナミスジグロよりも幾分小柄ですが、クモツキがいかに小さいシロチョウ科であるか、この画像からもお分かりいただけると思います。(厳密には同性での比較が望ましいですが)
飛翔の仕方も、クモツキは平地でのツマキチョウと同様に、羽ばたきの振動数がスジグロ類の1.5倍は多いような印象を受けます。
でも観察当初は、遠くにいるスジグロ類を、もしやクモツキ♀雌かと、追ってしまうことが多いでしょうか(笑)


#3-6・ 両種のもつれい飛翔 
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a0146869_3493697.jpg
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 ヤマト♀雌は異種の干渉を避けるために遠くまで逃げればよいものを、貴重な吸蜜場所を失いたくないためか、近傍でクモツキ♂雄からの絡みを受けながら、彼があきらめてくれるのを待つ感じです。

#7-8・ ヤマトスジグロシロチョウ♀雌
a0146869_355639.jpg
 
a0146869_3541598.jpg
 同じハタザオ類が主要な食草であるので、クモツキの観察場所でみるスジグロは、まずはヤマトであることが多いです。
翅裏画像だけから、ナミスジグロとヤマトスジグロを識別するのは容易ではありませんが、このように♀雌個体では翅表模様が分かると、なるほどヤマトと判別できます。

ここにいたモンキチョウです。
#9-11・モンキチョウ ♀雌・飛翔、♀雌、♂雄 
a0146869_452819.jpg
a0146869_454930.jpg
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  前回のクモツキ休止画像にも写っているように、食草のシロツメグサはもうどこでも生える雑草なので、モンキチョウも海岸から高山蝶のいる高所まで棲息しているようです。
僕は寒いところはいやだと、平地に移住することはしないと思いますが、高所にいるからといって、特に平地で観察する個体と紋様の違いが生じる訳でもありません。(そんなに詳しくチェックした訳でもないのですが)
結構、低地~高所間の移動・交流はあるのかもですね。

#12・ キベリタテハ  
a0146869_417296.jpg
 これは、次の目的地への移動中に、路上で舞っていた個体です。
クモツキの場所にも数個体観察できました。
またクジャクチョウもいました。

南信・ミヤマシジミに続く。
by yoda-1 | 2013-05-31 04:18 | クモマツマキチョウ

ヤマトスジグロシロチョウ  年に一度は主役紹介。  2012.9.8長野県④

余りきっちり撮影できなかったのですが、年に一度は主役登場させたい蝶です。

#1-2・ヤマトスジグロシロチョウ♂雄、♀雌 
a0146869_26880.jpg
a0146869_263436.jpg
 夏型では翅表が見えるときに、スジグロシロチョウとの識別はさほど難しくありません。

#3・ヤマトスジグロシロチョウ♂雄 吸蜜飛翔・・・4枚組 
a0146869_27512.jpg
 ヤマトの吸蜜シーンをアザミで見るのも初めてでありました。
なにかシロチョウ+アザミは少し違和感があります。(単に見慣れていないからか)

#4・ヤマトスジグロシロチョウ♂雄・・・ピンぼけです。 
a0146869_2125648.jpg
 このような側面画像が提示されたときに、「これはヤマトスジグロに決まっているじゃん」と言えるようになるが目標です。

#5-6・アサギマダラ♂雄、♀雌 
a0146869_218511.jpg
a0146869_2181461.jpg
 ところどころにいますが、今年は群れを見る機会はとれそうにないのが残念です。

#7・ヒメキマダラヒカゲ♀雌 
a0146869_2195517.jpg
 破損しているものの、♀雌翅表サンプル用に撮影しました。

#8・イカリモンガ 
a0146869_2144947.jpg
おおここにもムモンアカシジミがいると追ってみると、イカリモンガでした。
怒りが頂点に達した瞬間です。
でも蝶の仲間に加えたいトップ10に入る蛾でしょうか。

◆トンボの仲間
#9・ムツアカネ♂雄 
a0146869_2223625.jpg
 今回は下の方の大きめの沼で撮影です。ムツアカネ・アキアカネがたくさんで、ノシメトンボも少しいました。
クロスジギンヤンマの交尾飛翔がありましたが、紹介できるものになりませんでした。

#10・アオイトトンボ♂雄・成熟 
a0146869_2245954.jpg
 アオイトトンボは腹部をこのようにだらりとさせない印象があったのですが・・・。
高所特有なのか、平地でも成熟するとこのような腹部だらりの個体もいるのでしょうか??

#11・ドクターヘリ 
a0146869_227428.jpg
 昆虫の飛翔よりははるかに撮影しやすい印象です。
航空ショーでのエアクラフト撮影のために高級レンズ揃える趣味の人も多いのでしょうね。

◆野鳥
#12・ルリビタキ 幼鳥 
a0146869_2293085.jpg
 今回も山中ハイキングに少し時間をさきました。
今年生まれの幼鳥ですが、ピントをしっかり合わせる前に飛び去り、大きく紹介できないのが残念です。

#13・ウグイス 
a0146869_2311593.jpg
 まあチッチッ、チッチッと低い茂みの中とかでいろいろ物色しておりますよね。
コマドリの鳴き声もありましたが、姿は確認できずでした。

この高所を後にして、ムモンアカシジミの卵撮影に移動しました。
by yoda-1 | 2012-09-13 18:00 | ヤマトスジグロシロチョウ

スジグロシロチョウ × ヤマトスジグロシロチョウ夏型の翅裏比較図Ver.2

蝶撮影シーズンは間近ですが、今期どの辺の画像を充実させる必要があるのか、近似種の比較図を作成する過程で不足画像を自覚できていいですね。

#1・スジグロシロチョウ × ヤマトスジグロシロチョウ夏型の翅裏比較図、比較説明図・・・画像クリックで拡大へ。
a0146869_5123973.jpg
a0146869_5132382.jpg
 両種の夏型翅裏では模様も乏しいので、もう翅形で判別するしかありません。
しかし、つくづく両種は別種だと痛感する翅形差を感じますが、それをどう客観的に説明するかが大変ではあります。
 後翅長さの印象は、ヤマト♂雄<ヤマト♀雌、スジグロ♂雄<スジグロ♀雌の順に長くなり、特にヤマト♀雌とスジグロ♂雄では同じような長さになるので、前翅の尖り具合か前翅表後縁側の黒条が翅裏画像でもわずかに透けて確認できることを利用して、まずは雌雄判断を先にすることが肝要になるのでしょう。
 実際のフィールドではなかなかこの差を見極めることは困難なので、その辺にいる個体の翅表模様の判る画像をできるだけ多く撮影しておくのが、どちらの種類と出会ったのか確認する際に大切なことになることでしょう。
翅裏画像だけですと、真横から撮影できることは希で、その際に上記の比較点の判別はごく難しいものになるのは容易に想像できるからです。

今回の比較図作成・検証で思ったのが、ヤマト♂雄、スジグロ♀雌の翅裏画像が余りなく、特に採用しているスジグロ♀雌は真横でないのが不満です。春型の翅裏画像も全般的に不足しているので、今期意識して撮集したいです。

比較図採用からもれたものを掲載します。
#2-3・スジグロシロチョウ 夏型・♂雄 
a0146869_526124.jpg
a0146869_5554925.jpg
 スジグロは♂雄でも結構細長い後翅形状になるごとが多いようです。
#3のスジグロ♂雄は、スジグロにしては第4翅脈端が正方形に接しておらず、外縁部のアールが綺麗に出ていますが、L2、L6ラインのなす角度も小さく、ヤマト♂雄より細長い翅形となっています。

#4-5・ヤマトスジグロシロチョウ 夏型・♀雌 
a0146869_5275311.jpg
a0146869_5282764.jpg
 ヤマト♀雌はなんと言っても前翅の丸みでしょうか。前翅端の角度の尖りが一番弱いです。
つまり、比較図で後翅の丸みを第2、6翅脈端までの距離で比較したように、前翅で同様な比較を行うと、ヤマト♀雌が前翅L6と前翅L2の差が少ないはずです。翅裏画像では前翅L2部分が隠れてしまって比較できないのが残念です。
#5は白馬村での周囲がヤマトだらけの場所での撮影なので、ヤマトには違いないと思っていますが、第4翅脈端が正方形に接し気味であったり、前後翅の丸み度が弱い個体となっています。

一応図鑑の標本個体もチェックしていますが、傾向を述べているので、例外的個体もあるのでしょう。サンプル集めを続けてみたいです。
by yoda-1 | 2012-03-16 05:47 | ☆識別検討室☆

スジグロシロチョウ × ヤマトスジグロシロチョウ 翅表比較図Ver.2.0

本識別課題は、識別検討室の当初に展開済みですが、最近自分自身の中でも少し進歩したような気がするので、Ver.Ⅱとして紹介です。(あくまでも関東地方での比較ですが、全国共通部分も多いかと)

#1・スジグロシロチョウ × ヤマトスジグロシロチョウ 春型翅表比較図・・・画像クリックで拡大へ。
a0146869_5392424.jpg
 前回からの変更部分は下記になります。
識別点①:YODAの主張を図解しました。もちろんスジグロでも底辺のしっかりした直角三角形に見える微妙な個体も皆無ではないでしょう。
識別点②:例外も多いので削除。
識別点④:ヤマトの方が前翅肛角部の白地が広く見えることを追加。
識別点⑥:この部分の斑点はヤマトで丸くなるというよりは、中央で外側に尖ることかと。
     もちろん尖りの弱い個体もいます。 
以下、追加部分です。
識別点⑥:♀雌の場合にここのチェックポイントはかなり有効だと思います。
     ただ、図鑑で北海道産のヤマトを見るとこの辺の白地が残っていない感じです。
識別点⑦:これはそのような個体がかなりの率で観察できるということで、追認用の特徴でしょうか。

#2・・スジグロシロチョウ × ヤマトスジグロシロチョウ 夏型型翅表比較図
a0146869_5521148.jpg
 同様に前回からの変化のあった部分の説明です。
識別点①:春型での説明と同様です。
識別点②:例外も多いので削除。
識別点⑥:春型♀雌と同様に、前翅後角部の白地がヤマトで広く見えることを追記しました。
以下、今回追加部分です。
識別点⑦:見慣れてくるとここの濃さの違いで♀雌夏型は一発判定できそうではあります。
     ただ、スジグロにも余り濃くない個体も皆無ではないでしょう。
識別点⑧:春型⑥と同じ内容です。夏型も春型も前翅後縁部分のこの⑧と④下の後角部分の白地の余裕度を見れば、ほぼ確実に両種の判別は可能かと思います。

この両種の場合には、絶対的な識別点はなくて、例外もあるのでしょうが、総合的に判断して前翅表が観察できる場合には、ほぼ識別可能と思われます。
(春型♂雄は難しい場合が残るのかもです。例えば、学研・標準図鑑の個体22-27など、春型①の識別ポイントはかなり微妙です。後翅の外縁もかなり扁平なので、この画像だけでの判断だと、YODAの場合ヤマトスジグロになってしまいます)

お礼:今回ヤマト夏型♀雌の画像を保全協会の中村さんよりお借りしました。
昨年も意識はしていたのですが、ヤマト夏型♀雌の表画像が撮れなかったので、今期の課題の一つです。
YODAの過去画像で、ヤマト♀雌夏型はこれ以上のものがありません。

#3・ヤマトスジグロシロチョウ夏型・♀雌 上高地 2010.7.18
a0146869_6161264.jpg
 

次回は翅裏画像での判別方法になりますが・・・。これは難しい。
 
by yoda-1 | 2012-02-17 06:17 | ☆識別検討室☆

ヤマトスジグロシロチョウ  ここにもいたのか。  2011.8.28群馬県

探蝶を始めた頃は、図鑑にあるスジグロシロチョウに似たヤマトスジグロシロチョウは一体どこにいるのだと思いました。
食草の関係で、特殊なケースを除いて平地にいることは希なようで、これまでに
 栃木県・・・1ヶ所。
 長野県・・・5ヶ所。(市町村単位でカウント)
 山梨県・・・1ヶ所。
 広島県・・・1ヶ所。
で、ああここにいるなと確認できています。
それがこの晩夏の群馬県の高所訪問で、ああここにもヤマトスジグロシロチョウがいると分かって、うれしい出会いでした。

しかし、よく考えるとYODAのストック画像にヤマト♀雌夏型の翅表画像が全くなかったのに、それにトライすることをすっかり忘れておりました。これまでのヤマト棲息発見地ではYODAの居所である蓮田市から最も近いポイントの一つなので、さっそく再訪したいのですが、この週末はのろのろ大型台風の影響で、どこも天気が悪くて気が塞ぎます。

◆ヤマトスジグロシロチョウ
#1-3・ヤマトスジグロシロチョウ♂雄 吸蜜@シソ科? 
a0146869_5232926.jpg
a0146869_524176.jpg
a0146869_5242360.jpg
 くっきりした翅表のツマ部黒斑などからヤマトですね。
#3はトリミングなし(原画)ですが、いつものようにまぐれでも、このような画像があると気分がいいですね。(たまたまピントプレーンに飛び出した好運の結果です)

#4・ヤマトスジグロシロチョウ♀雌 吸蜜@シソ科 
a0146869_5295082.jpg
 これはツマ部の感じもありますが、後で述べる前翅裏の中室模様がヤマトであることの決め手でしょうか。

この場所ではなんとスジグロシロチョウも混生しておりました。
◆スジグロシロチョウ
#5-6・スジグロシロチョウ♂雄 飛翔中 
a0146869_5245119.jpg
a0146869_5251487.jpg
 #1と比較して分かりますが、スジグロ♂雄では翅表ツマ部の黒斑がヤマトほど濃くなく、境界のボケ具合も強いです。
前翅表・第三室の黒斑も矩形状になりヤマトより大きくなります。

#7・スジグロシロチョウ♀雌 吸蜜@シソ科 
a0146869_5304764.jpg
 スジグロ♀雌夏型の翅表はそれはけばく濃くなりますが、これがヤマトでないと思うのは、下記の比較図をご参照ください。
翅裏側面画像だけみると、♀雌夏型は全体としては結構丸く感じて、ヤマトの方に誤認してしまいそうです。

◆両種の比較
#8★スジグロシロチョウ×ヤマトスジグロシロチョウ夏型の翅裏比較図・・・画像クリックで拡大へ。
a0146869_531719.jpg
 ①の中室の暗化対称性とか、後翅のプロポーションなどがかなり有効でしょうか。
(学研標準図鑑p.62に記載のある、後翅肩脈の発達度はフィールド画像では使いづらい気がします) 

これまでの比較図は、当初作成分と、その部分改良版をご覧ください。
ヤマト♀雌夏型の翅表画像を今期なんとか撮影して、夏型翅表比較の図鑑画像差し替えができたら、当初作成分を改訂する予定です。

白いシロチョウだけでは寂しいので、当地にいたモンキチョウも掲載です。
#9・モンキチョウ♀雌  吸蜜@あざみ 
a0146869_5345646.jpg
 これはこれで普通種ですが、ごく綺麗な小蝶ですよね。

◆追記2011.9.3
モンシロチョウ夏型の画像を掲載します。
#10・モンシロチョウ♂雄 2008.11.2さいたま市 
a0146869_672844.jpg
 モンシロはスジグロ類以上に後翅裏の黄色味が強いです。(夏型同士の比較では)
また前翅裏の二つの黒斑が非常にくっきりしていることも特徴で、この濃さを覚えるもの同定の助けになります。

#11・モンシロチョウ♀雌 2008.10.25蓮田市 
a0146869_6749100.jpg
 モンシロ♀雌・夏型ではこのように後翅の白さが目立つ個体も多いですが、後翅前縁の黄色部分がしっかり入り、これはスジグロ類にはない特徴です。
前翅裏にある二つの黒斑が透けて見えます。

#12・モンシロチョウ♂雄 2011.6.25熊谷市 
a0146869_68927.jpg
 後翅の黄色さはこれまでの指摘通りですが、前翅裏に一切の翅脈上黒色鱗がなく、ほぼ純白の生地に黒斑がくっきり目立つのがモンシロチョウ(黒紋のある白蝶)の本領発揮でしょうか。  
by yoda-1 | 2011-09-02 05:35 | ヤマトスジグロシロチョウ

ヤマキマダラヒカゲ  日当たり大好き!!  2011.6.11長野県

先週土曜日の長野県北部でのクモマツマキチョウ狙いは、またまた見事に駄目でしたが、
この山道ではこの時期必ず、ヤマキマダラヒカゲ、サカハチチョウ、ヤマトスジグロシロチョウが観察できるのがいいです。
この日もわずかな晴れ間しかなかったですが、しっかり出てきてくれました。

◆ヤマキマダラヒカゲ
#1・ヤマキマダラヒカゲ♂ 飛翔合成-7D・280mm・・・画像クリックで拡大へ
a0146869_5124365.jpg
 サトキマダラヒカゲと違って、明るい場所を飛翔するので、撮影しがいがあります。

#2・ヤマキマダラヒカゲ♂ 休止@葉上-7D・280mm
a0146869_513288.jpg
 背景の紅い部分は、山道で満開になっているタニウツギだったような。

#3・ヤマキマダラヒカゲ♂ 飛翔-CX5原画
a0146869_5134686.jpg
山道の明るい場所をスイスイ飛翔です。

◆サカハチチョウ
#4・サカハチチョウ♂ 吸蜜@??-GH1-105mm原画
a0146869_5135845.jpg
 この辺の山野草名はすぐに出てきて欲しいものですが。

#5・サカハチチョウ♂ 休止@葉上-7D/280mm原画
a0146869_5141548.jpg
 7Dはこのように主役以外は淡い色になります。
天気がいいとサカハチチョウは溢れる感じなのでしょうが、個体数は少なめでした。

◆ヤマトスジグロシロチョウ
#6・ヤマトスジグロシロチョウ♂ 吸水@擁壁-7D・280mm
a0146869_5144075.jpg
スジグロ含めて地面吸水も余り観察した覚えがありません。

#7・ヤマトスジグロシロチョウ♂ 飛翔・2枚組-7D・280mm
a0146869_515029.jpg
 ぎりぎり画面に残っていました。

#8・ヤマトスギグロシロチョウ♀ 吸蜜@たんぽぽ-7D・280mm
a0146869_5151262.jpg
クモツキポイントでは、全くの曇りでクモマツマキチョウの出現はありませんでしたが、ヤマトスジグロだけは天候に関係なく、元気に活動しておりました。

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by yoda-1 | 2011-06-18 05:15 | ヤマキマダラヒカゲ

ヤマトスジグロシロチョウ  スジグロとどこが違う?? 2011.6.4長野県

初夏まじかの上高地探蝶記その3では、ヤマトスジグロシロチョウの紹介です。
後半で、スジグロシロチョウ・春型の比較検証を行います。

#1・ヤマトスジグロシロチョウ♀ 吸蜜@ヤマハタザオ11:31-7D・280mm
a0146869_21493157.jpg
 ヒメオオさんがヤマキマダラヒカゲを見つけて、探していると替わりにこのヤマトさんでした。

#2・同上・ヤマトスジグロシロチョウ♀ 吸蜜@ヤマハタザオ11:32-CX5
a0146869_21495320.jpg
 こんな場所というか、梓川そのものです。

#3-4・ヤマトスジグロシロチョウ♂ 吸蜜@すみれ12:20-7D・280mm
a0146869_2150888.jpg
a0146869_21501948.jpg
 クモツキ舞うガレ場に来るヤマトです。
確かに遠目にはクモツキ♀と紛らわしいようですが、大きさの違い、飛翔の羽ばたき頻度の違いで、慣れるとそう難しくないのかもしれません。
この個体は、右の前翅外縁の形状が不自然で、羽化不全の一種なのかもしれません。
ピントも甘いですが、♂の翅裏画像サンプルに使用できなくて残念です。

#5・ヤマトスジグロシロチョウ♂ 吸蜜@すみれ12:27-7D・280mm
a0146869_21503947.jpg
これは♂の開翅画像になりました。

#6-7・ヤマトスジグロシロチョウ♂ 休止@石上12:46-7D・280mm
a0146869_2151861.jpg
a0146869_21511999.jpg
石の上のポニョではなく、ヤマト。
翅裏を撮りたくても、これ以上閉じてくれませんでした。

#8・ヤマトスジグロシロチョウ♂ 休止@倒木上 14:08-7D・280mm
a0146869_21513995.jpg
この背景は、なかなか撮れないのではないでしょうか。

上高地のヤマト♂春型は、前翅の黒斑が少し目立つ個体が多いと感じました。 

さて、#1で♀の翅表画像もうまく撮影できたので、識別検討の更新が可能になりました。
ヤマト♀の翅裏はうまく撮れず、これまでのストックもいいのがないので、この翌日に「蝶超天国」のkontyさんが、北アルプスの別の場所で撮影された画像を拝借しました。

◆スジグロシロチョウvsヤマトスジグロシロチョウ 春型の比較検討図
#9・翅表の比較図

a0146869_735417.jpg
下段の♀画像を両種とも更新しました。
比較している項目は従来とほぼ同一ですが、このヤマト♀はかなり典型かと思います。

#10・翅裏の比較図
a0146869_74976.jpg
これはkontyさんからお借りして、ようやく♀同士の比較ができましたが、♂の翅裏とスジグロも♀の順光・上下の翅の開きのある画像を揃えたいものです。
この比較点のうち、③が特に有効と感じますが、何事にも例外はあるようなので、まだまだサンプル数を増やしていきたいです。

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by yoda-1 | 2011-06-08 07:05 | ヤマトスジグロシロチョウ