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コヒオドシ 北海道産は淡い。 2013.7.12北海道11 

コヒオドシの新鮮個体は本当に綺麗です。
赤と黒の対比が鮮やかなのでしょうか。

#1-5・ コヒオドシ♂雄 
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 カラフトルリシジッミの生息地に着く前に出会った個体です。
この辺のタテハチョウ亜科(ヒオドシチョウ、キベリタテハ、ルリタテハなど)では、成虫越冬があるためか、翅裏が枯葉模様になり地味なのが面白い感じです。

#6-7・ コヒオドシ たぶん♀雌 
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 これはカラフトルイ棲息地にいた個体です。(左後翅に羽化不全がある模様)
♀雌のように思いますが、確かにコヒオドシの雌雄差は、アカタテハ・ヒメアカタテハの雌雄差以上に難しい印象ですが、前後翅の形状をぐっと睨んでの判定です。

#8・ コヒオドシ たぶん♂雄 
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 これはオオイチモンジの新沢にいた個体です。
軽くストロボを焚くべきでしたが、♂雄のように感じます。

本種の雌雄比較図は、♀雌のよい画像が得られてからの課題として、今回は本州産と北海道産の比較図を作成して観ました。

#9・ コヒオドシ 本州産・北海道産比較図 
a0146869_5254590.jpg
 早いはなしが、北海道産の方が翅表も翅裏も淡いということでしょうか。
北隆館・検索図鑑1990では、本州産亜種と北海道産亜種の比較図まで掲載していますが、指摘している箇所はどちらも傾向差であり、絶対ではないような。
むしろ、本比較図での比較点②の黒斑の濃さは安定した差異のように感じます。
この比較図での北海道産は今回撮影個体ですが、後翅裏・後中央部の色合いがあまり淡くありません。
本州産でもこの比較点③が淡くなる個体もあるようで、学研・標準図鑑の解説にあるように、このような亜種区分を「認めていない人も多い」そうです。
(ここがティピカルに淡い北海道産の撮影。鮮明な♀雌画像の撮影が当面の課題となりました)

このように傾向差がどこまで顕著であれば亜種区分できるのか、人によって見解が異なる事例でしょうか。
個人的には、クジャクチョウInachis ioの国内産を亜種geishaとするのであれば、コヒオドシAglais urticae の本州産(亜種connexa) と北海道産(亜種esakii)も十分にその資格があるようも思います。
クジャクチョウの 欧州産・日本産の比較記事は  →こちら です。

因みに、コヒオドシの基亜種である欧州産(Aglais urticae urticaeを、手持ちのButterflies & Moths in Britain and Europe DAVID CARTER 1982 から転載します。
#10・ ヨーロッパコヒオドシ 
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 これは日本産とは顕著に違いますね。前翅中央部の2小斑点先の空き具合が欧州産は広いでしょうか。
学研・標準図鑑p.126に本種が迷蝶で掲載されています。
石川県金沢市で採集されたものとかで、野鳥と同じで大陸種がごくたまに日本列島に迷い込むことがあるようです。
by yoda-1 | 2013-10-31 05:47 | コヒオドシ

ミヤマカラスアゲハ  北海道産は夏も綺麗だ!! 2013.7.11-13北海道10

7月の北海道遠征に戻ります。

北海道での地域差を感じてよいのは、日本の誇る大型美蝶であるミヤマカラスアゲハが夏型でも明色の帯が顕著に目立ち綺麗であることでしょうか。
昨年では新鮮な♀雌との出会いがあり、今年は概要編で報告済みですが、新鮮な夏型♂雄に遇えました。

その他のアゲハ類を含めて、道東での登場順に紹介します。

#1-3・ ミヤマカラスアゲハ♂雄 
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 初日のオオイチモンジの旧沢で。
肝心のオオイチモンジは老個体が数匹だけだったの、このミヤマンの登場で、初日の探蝶の有終の美となりました。

#4-5・ キアゲハ♂雄 
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 二日目のカラフトルリの棲むお山で。
本州ではごく普通ですが、北海道jはさほど頻繁には出会えないような…。

#6・ カラスアゲハ♀雌 ・・・・3日目のオオイチモンジ新沢で。
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 たぶんカラスアゲハの方にも地域的な特徴があると思うのですが、なかなか♂雄新鮮個体とかに遇えません。

次の個体が、オオイチモンジ♀雌が降臨する代わりに、沢の湿地で長らく吸水や飛翔を繰り返して、我々を十分に楽しまさせてくれました。

#7-9・ ミヤマカラスアゲハ♂雄 
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 なんとクッキリした後翅裏の白帯でしょうか。
たまに吸水をやめて周囲を飛翔しますが、キベリタテハの越冬個体にしつこく追尾されて、そのまま遠くにいくのではないかとやや不安になりました。
でも、ここの吸水をやめる訳にいきませんでした(笑)

#10-13・ 同上ミヤマカラスアゲハ♂雄 ・・・#11.13は少し大き目の画像数にしています。 
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 特に最後の画像は図鑑スタイルになったので、将来自分のものを出版する際には、これを使用できそうです。
(と、野望ばかりが燃え上っております・・・・・(笑))
by yoda-1 | 2013-10-30 07:16 | ミヤマカラスアゲハ

クロアゲハ ようやく覚えた幼虫の特徴。 2013.9.14-10.27埼玉県② 

日曜日のねこきちさんによる幼虫探しレッスンで、これがクロアゲハの幼虫だと示されて、ようやく9月中旬にbanyanさんに教えてもらった場所で撮影した幼虫が2匹ともオナガアゲハではなく、クロアゲハであったことを確認できました。
言われた場所に大小2匹いるので、撮影時にはこれがオナガアゲハの幼虫かと思っておりました。でも自宅でいろいろ見るとどうもオナガよりはクロアゲハの幼虫に似ており、今まで悶々としておりました。
念のためですが、banyanさんはしっかりオナガアゲハの幼虫を撮影されています。
違いとしては眼玉模様を繋ぐハチマキ部分の濃さが違うところなどでしょうか。一旦覚えると顕著に違いを実感できるのですが、今期まではアゲハ類幼虫はもう全部同じに見えたのです。(笑)

全く事前学習もなく現地に乗り込むのはこれを最後に反省しないといけません。
ミカン類に付くくアゲハ系幼虫は、もうそれは多様であり、昨日見たオナガアゲハの幼虫の場所にはクロアゲハがいるかもしれません。

◇比企丘陵 2013.9.14
#1-3・ クロアゲハ・終齢幼虫(大) @カラタチ 
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 当地で最初に見つけた幼虫はかなりデカいものでした。

#4-6・ クロアゲハ・終齢幼虫(小) @カラタチ 
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 先の個体に比べるとかなり小さ目でした。
食草となるカラタチの葉はごまんとあるのに、小さくて終齢になってしまうこともあるのですね。
この辺の遺伝子レベルの多様性でしょうか。

場所は教えてもらったので、オナガアゲハの幼虫はまた来期の楽しみになりました。(苦笑)

◇イモムシランド 2013.10.27
#7-8・ クロアゲハ・終齢幼虫 @ユズ 
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 当地ではねこきちさんにこの木にいると教えてもらってあとは自分で探せるための訓練でしたが、見えたときのアハ体験はいつも刺激になります。

ねこきちさんの案内で、樹高のあるカラスザンショウの個体も観察できました。
#9-10・ クロアゲハ・終齢幼虫 別個体@カラスザンショウ 
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 カラスザンショウでは当然のようにカラスアゲハの幼虫を探しますが、こちらは見当たりませんでした。

先の#7-8個体のいたユズには大きな蛹もありました。
これは帰宅後のねこきちさんの検証で、ナガサキアゲハの蛹と判明です。
#11-12・ ナガサキアゲハ・蛹 @ユズ 
a0146869_4303199.jpg
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 これもお探しレッスンでしたが、なかなか自力発見できずにヒントを要求してようやく見えてきました。
逆光部位での暗い場所だし、なにかユズの葉に紛れていたのでしょうか。本当に確認した後では、これは蛹と分かりますが、見つけるまでは葉の一部でしかありません。
まだまだ修行不足を実感できました。(笑)

成虫の画像が一つもないのも寂しいので、先の比企丘陵でのナガサキアゲハを紹介です。
#13・ ナガサキアゲハ♂雄 2013.9.14 
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 先のサトキマランドでの蛹は越冬しての羽化が確認できれば、ナガサキアゲハの土着例として貴重だったのですが、ねこきちさんによると、寄生された跡があるそうで、なんとも自然界は厳しいものです。

クズの花穂から採幼し、自宅で飼育していたルリシジミ・ウラナミシジミも蛹から寄生バエが出てきて蛹となりました。(涙)
その寄生バエの幼虫の出てくるシーンは目撃できずが、すぐに蛹になり、最近「ハエ」として羽化してきました。
頑張って育てて蝶の代わりにハエが出てくると、なんとも腹立たしい感じもしますが、これも生物多様性の一片なのでしょうね。(苦笑)
by yoda-1 | 2013-10-29 04:45 | クロアゲハ

アゲハ  幼虫は意外と鮮やか。  2013.10.27埼玉県①

この土曜日は台風27号の通過日でもあるし、家内と一緒に映画鑑賞日にしました。
「おしん」を観て、天才子役の演技を堪能しました。
家内は、おしんの父親・谷村 作造役の 稲垣吾郎の手が綺麗すぎるとよく観ておりました(笑)

昨日日曜日は好天が期待されその通りでしたが、朝方なにか疲れていて、遠征は見送りでした。
すると、ねこきちさんからサトキマランド通信が届き、クロアゲハの幼虫・蛹があるとこと。
さっそく合流することにしました。
当地でのクロアゲハの幼虫は次回紹介として、今回はアゲハ幼虫を紹介します。

アゲハの幼虫となると、さすがに蝶観察歴6年目で初めてということはありませんが、蝶観察当初はそれは成虫が主体であり、余り幼虫に関心を持っておりませんでした。
今回まじまじと撮影してみると、これがなんともいろいろな色合いが幼虫模様に入っていて面白いと感じました。

#1-3・ アゲハ・終齢幼虫 @ユズ 
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 これは柚子でしょうか。
我々は蝶の幼虫の食べる植物を、食草とか食樹と呼びますが、鱗翅学会の発表会では見事に「寄主植物」とう用語に統一されておりました。
どうも英語用語である host plant の和訳のようです。気持ちは理解できるものの、二文字で済む「食草」で十分でないかと意見したくなります。

幼虫のディテール撮影になりました。
#4-7・ 同上アゲハ・終齢幼虫 
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 幼虫の胸部と腹部の境目部分のブルーが警戒色になるのか鮮やかなブルーですね。
終齢になって緑色になった緑色頭部の下方も淡くブルーが入っています。
最後の#7の腹部上面模様ですが、ネット上で見る多くのアゲハ幼虫では明色ライン背後の暗色帯が目立ちます。
ここの個体はその暗色帯が余り目立たないタイプのようです。
胸部腹部境目のブルーラインの鮮やかさにも個体差があるのでしょうか。今後の観察の楽しみになりました。

終齢前の幼虫もいました。
#8-9・ アゲハ・4齢幼虫 @ユズ 
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 よく言われるように、アゲハチョウ類の幼虫は、終齢になるまでは野鳥の糞にそっくりです。
この終齢前期間の幼虫の頭部はこのように黒色だとか。でも、下の顎部分が終齢と同様に淡いブルーなのが印象的です。

#10-11・ アゲハ・蛹 @ユズ 
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 多くの終齢幼虫が食樹を降りて水平移動し、しばしば人工物の垂直部で蛹化するのに、食樹でそのまま蛹化することもあるのですね。その際に緑色なる蛹と褐色になる蛹と。どのような条件なのか文献や本も充実しているようです。

このイモムシランドでのその他の蛹・幼虫・成虫です。
#12・ キタキチョウ・蛹 @ネムノキ
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今年も羽化直個体への交尾シーンには出会えず。

#13-14・ コムラサキ・幼虫 @ヤナギ類 
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 まだヤナギの幹で越冬体制になってない模様です。

#15-16・ ウラギンシジミ♀雌、ムラサキシジミ♀雌 
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 ウラギンの蛹は見たことがありますが、ムラサキシジミは未見でがんす。
ムラサキシジミの場合は飼育するのは早道だとかで、これはどこかの幼虫を拉致するしかありませんが、もう遅いのでしょうね。(笑)

#17・ ヒトスジシマカ 
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 藪蚊の数はぐっと減ったものの、まだ出てきます。
これはアゲハの4齢幼虫撮影時でスーパーマクロレンズで撮影中だったので、たまにはいいかと、吸い終わるまで待ったときのものです。
確かに全部吸ってもらうと、かゆみは少ないです。(笑)

これらの成果も芋虫名人・ねこきちさんのお蔭です。
お世話になりました。

クロアゲハ・幼虫に続く。
by yoda-1 | 2013-10-28 05:11 | アゲハ

エゾシロチョウ  交尾拒否の動画 2013.7.11-13北海道09 

エゾシロチョウは昨年の6月下旬の訪問でも観察しておりますが、今年の7月中旬の訪問でもしっかり観察できました。
結構人影を気にせずに吸蜜するし、交尾拒否はあちこちでやっているし、2匹がバタバタさせるので、よく目立ちます。
斑紋変化とかあるわけでもないので、撮影場所・撮影順を意識せずに紹介します。

#1-4 ・ エゾシロチョウ♂雄・別個体 
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 #1ではハナグモが食餌中ですが、吸蜜行為も命がけであります。
#4は概要編で紹介済みですが、今回は画像クリックで1500×1000に。
この純白さに、アンズとかバラ科樹木も害虫と言われても、許してあげたくなります。

#5-7・ エゾシロチョウ♀雌・別個体 
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 ♀雌は、交尾拒否時に♂雄に蹂躙されたことによる薄い鱗粉翅表でそうかなと思いますが、触覚先端の白色部の長さを見れば一発判定です。(昨年のブログで指摘済み)
今までよく認識しませんでしたが、既存の図鑑にある「♀雌前翅基部がやや橙色になる」も確かにその傾向はあります。

#8-10・ エゾシロチョウ 求愛、交尾拒否(2か所で) 
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 折角なので、触覚の雌雄の違いを的確に拡大紹介しております。(カクの韻を4回も踏んでいる素晴らしい文章です)
残念ながら本州のミヤマシロチョウの雌雄にはこの触覚模様差はないようです。

2か所目の交尾拒否現場での動画も撮影しました。
#11-12・ エゾシロチョウ・交尾拒否 
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独自の交尾拒否ポーズですが、遠く離れた近縁種のミヤマシロチョウでも同じ交尾拒否の構図になるのが面白いです。
しかし何度見ても、あきらめの悪い♂雄だと感じます。

#13・ エゾシロチョウ 
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 食樹の関係で、街中にも多いみたいですが、北海道の大自然にもよく似合う白粉蝶でしょうか。
by yoda-1 | 2013-10-27 05:02 | エゾシロチョウ

オオイチモンジ  ♂雄のヒルトッピングと♀雌の吸水。 2013.7.12-13北海道08

北海道ではどこにでもいる普通種ではないとは言え、オオイチモンジが広く分布していて頼もしい感じです。
関東ではかつての産地であった群馬県・栃木県・福島県ではもう幻の蝶になっているようです。
長野県では天然記念物に指定されており、採集規制がある分、
採集者も北海道に向かうことが多いようですが、採集者は獲れるものは全部獲ってしまうことも多いので、
北海道でも部分的にでも保護区を設定した方がよいのかもしれません。

「北海道の蝶」北海道新聞社1986の解説部分にも、「分布も限られ数も少ないので人気の高い蝶で、道東の多産地では採集者があとをたたない」との記述があります。
「あとをたたない」とは批判的な表現だと思いますが、日ごろ節度ある採集をしているであろう地元の著者の方々も、よそ者にごっそり採集されるのはなんとも不愉快な気持ちであったのでしょうか。

◇カラフトルリのお山で
#1-3・ オオイチモンジ♂雄・バトル  ・・・#1-2は露出優先モードで動体ブレがあります。 
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 ピークの樹上では♂雄同士のバトルがありました。ここで♀雌の飛来を待つテリ張りをしているようで、最大で3匹の♂雄を同時に観ました。

オオイチモンジの棲息には河川沿いのドロノキの背後に山岳のある場所に限られると生態図鑑などにありましたが、背後に山があるとそこが雌雄のお見合い場所になるようで、このような蝶が相手を求めて山や丘のピークを目指すことを「ヒルトッピング」と呼びます。
個人的な経験では春には越冬後のヒオドシチョウがあり、その場所へはギフチョウも上がってきます。
キアゲハは常連で、アカタテハもよく来ています。
アワブキが食草のスミナガシとアオバセセリも、ちょっとした小ピークでテリ張りが実施されるようです。
今年行った兵庫県のヒサマツミドリシジミなども、食樹から離れた高所でのテリ張りでした。
一方で、食草付近での♀雌の羽化や処女個体を探しての、食草近辺探♀雌飛翔をするタイプの蝶、または吸蜜場所での出会いを期待している種も多いわけで、蝶の雌雄の出会い方もいろいろあって楽しいです。

ところが日本人の結婚において、見合い結婚の比率が激減しているのはなんとゆゆしきことでしょうか(笑)

#4-5・ オオイチモンジ♂雄 テリ張り(2枚)とバトル飛翔  
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 青い空に大きなタテハチョウは清々しい光景でした。
このときは飛翔モード(SS=1/2000)で撮影も、なかなかピントの合ったバトルシーンは得られませんでした。

◇オオイチモンジの新沢・初日
#6-8・ オオイチモンジ♀雌 ・・・沢で吸水 
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 この日の歓喜の出会いだったわけですが、♀雌の吸水シーンは珍しい方だとか。
かようにイチモンジチョウ亜科ではしばしば♀雌が地面吸水をする習性があるのでしょうね。
アゲハチョウの仲間で♀雌が地面吸水していたら、ビックニュースになるのでしょう。

#9・ オオイチモンジ♂雄 
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 ♂雄は河川敷での吸水もありましたが、このように露出した切土部分での吸水行為も多かったです。こちらは水分目的ではなく、土壌に含まれる塩分などを摂取しているのでしょうか。

#10・ オオイチモンジ♂雄  コンデジ・強制発光 
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 内臓フラッシュで色鮮やかに。

◇オオイチモンジ・新沢 二日目
#11-12・ オオイチモンジ♂雄+シータテハ♂雄+キバネセセリ♂雄+コチャバネセセリ♂雄; オオイチ♂雄@沢 
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 沢は蝶にとっても貴重な棲息環境なのでしょうね。
最初の画像に4種いますが、これでオオイチモンジの体格の良さも分かります。

#13-15・ オオイチモンジ♂雄 
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 肝心の♀雌は来ないのですが、♂雄は新鮮であった場合に、いろいろモデルになってもらいました。
2枚目の前翅端はよく青光りしました。

#16-17・ オオイチモンジ♂雄 
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 車のワイパーにも飛来してきました。
#17はお化けフキに飛来してきて、なにか美味しいものを物色しています(笑) いつみてもオオイチの翅裏は豪華であります。

#18-19・ オオイチモンジ♀雌 
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 ♀雌の方は沢沿いの樹上までは来るものの、ついに沢へ降りることはありませんでした。
長年採集圧にさらされて、用心深くなっているのかもしれません。
(人影を気にするしないの違いが遺伝子レベルであるときに、フレンドリーな傾向のあった群は採集されていなくなったという感じのもの。とにかく乱獲は、遺伝子の多様性を乱す可能性のある行為であるのを自覚してほしいものです)
by yoda-1 | 2013-10-26 09:37 | オオイチモンジ

アサマシジミ 北海道亜種・イシダシジミ 2013.7.13北海道07

アサマシジミLycaeides subsolanusをどのように亜種分類するかについては、いろいろ議論があるそうです。
地域個体群の斑紋や形質に一定の傾向があり、他地域との差異が明確な場合には亜種に昇格するようですが、それぞれの地域でもバリエーションがあり、その特徴の範囲が結構ラップしてしまう場合には亜種としての独立は難しいのだとか。

今年の北海道遠征ではこの北海道亜種L.s.iburiensisを2♂雄・2♀雌の観察でしたが、確かに図鑑に記載のある北海道亜種の傾向にあるようでした。

#1-3・ アサマシジミ・北海道亜種 ♀雌A 
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 #3はLEDライトが当たっている状態で、ナチュラルなものではありません。(笑)
北海道亜種の♀雌はこのように後翅亜外縁の橙色班の発達が貧弱だそうです。

#4-5・ アサマシジミ・北海道亜種 ♀雌B 
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 本州の2亜種(亜種アサマシジミ、亜種ヤリガタケシジミ)よりは♀雌の翅裏が白っぽいとのこと。
確かにより新鮮な先の個体Aと合わせて、♀雌での翅裏の褐色度が高まる傾向が弱いようです。

    本州中部低山帯亜種(亜種アサマシジミ)は  →こちら  で過年度のものをご参照ください。

#6・ アサマシジミ・北海道亜種 ♂雄C 
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 かなりの老個体ですが、前翅裏の翅頂側の朱色班の発達具合が弱く♂雄のようです。(腹端形状も♂雄ですが)

次の♂雄は新鮮ではないものの、♂雄の翅表を楽しめるものでした。
#7-10・ アサマシジミ・北海道亜種 ♂雄D 
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 亜種アサマシジミよりは翅表の青色部分の広がりがあります。
翅裏から、アサマシジミとヒメシジミを識別するのには、経験が必要な感じもありますが、この翅表の具合はなんともアサマファミリーを感じます。(翅表を見ればヒメとの違いは一目瞭然という意味です)

#11-12・ 同上♂雄D・翅裏 
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 北海道亜種では、しばしば後翅前縁の2斑紋が融合するのだとか。

この♂雄C、♂雄Dの後翅裏斑紋を見ると、ヒメシジミ属3種の比較図で示した、斑紋列の平行度の比較項目② における傾向を逸脱するものになっています。

この辺の具合を本州中部低高山帯亜種である亜種アサマシジミL.s.yaginusとの比較図にしました。
#13・ 亜種アサマシジミ×亜種イシダシジミ 翅裏比較図 
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  このうち比較点②での二本の斑紋列の狭さと⑨の斑紋列の離れ具合は表裏一体のもので、片方が狭い分、⑨の離れ具合も広めになるようです。
比較点②に関連しますが、図鑑(学研・標準図鑑)では、「後翅前縁の2斑点はしばしば融合する」の記述になっています。

来期は残りの亜種であるヤリガタケシジミを撮影したいものです。

#14・ 亜種イシダシジミ ♂雄D 
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 この北海道亜種も次回訪問時は、少し早目の観察で新鮮個体の感動を味わいたいものですね。
by yoda-1 | 2013-10-25 05:50 | アサマシジミ

シロオビヒメヒカゲ  ハバチと遊ぶ。  2013.7.12-13北海道06

シロオビヒメヒカゲはそれはジャノメチョウ亜科の仲間では綺麗な種類ですが、棲息地ではたくさんいる感じなので、昨年も撮影済みであったしで、それほどは撮影しておりませんでした。

◇カラフトルリの山で
#1-2・ シロオビヒメヒカゲ♀雌 @ゴゼンタチバナ 
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 飛翔が画面から漏れそうであります。
保全協会・フィールドガイド図鑑での翅表画像が飛翔時であるように、なかなか止まって開翅することはないようです。

#3・ 同上シロオビヒメヒカゲ♀雌 ・・・・お相手はカミキリの仲間 
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 この山は昆虫も豊富な感じで、まさに虫の惑星でした。

#4-7・ 同上シロオビヒメヒカゲ♀雌 ・・・・お相手はハバチの仲間(クロムネアオハバチに似ているかな?) 
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 撮影順に掲載していますが、緑色のハバチにえらく関心を持たれたようです。
最初の#4の画像では、翅に一瞬止まりました。最後の画像は再度突進してきた衝撃で、両種が崩壊系にある姿です。
ハバチは肉食も多いとのことですが、まさかこの青ハバチは蝶を狙っていたのですかね??
(この白い花の名称は?? →イソツツジ ・・・麻呂さんご教示。)

◇オオイチモンジの新沢で。
#8-9・ シロオビヒメヒカゲ たぶん♀雌 
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 本種の翅裏画像からの雌雄判別は難しそうですね。
昨年撮影分を含めて、どうもこれは♂雄でしょう、という画像がありません。(昨年の交尾画像で、♂雄が部分的には写っていますが)

来年、未見のヒメチャマダラセセリ+アカマダラを目指して遠征するにしても、このシロオビの発生期に合わせるのは難しそうです。
by yoda-1 | 2013-10-24 05:03 | シロオビヒメヒカゲ

カラフトセセリ  日本最小のセセリチョウ。 2013.7.11-13北海道05

カラフトセセリは、北米からの輸入牧草に紛れて北海道に入ってきた外来種だそうで、保全協会・フィールドガイドでも最後の方にある4種の外来種(ホソオチョウ、アカボシゴマダラ大陸亜種、バナナセセリ、カラフトセセリ)のページで紹介されています。

前2種が、要注意外来生物として環境省のページに記載されるのと比較して、カラフトセセリはその食草(カモガラ、オオアワガエリ)における在来の鱗翅目が目立っていないためか、そのような記載はないようです。
因みに外来種は、特定外来生物の指定を受けると勝手な移動が禁止されたり法律の規制を受けますが、その一つ手前の要注意外来生物の指定では、注意して欲しい趣旨で掲載され、法律上の規制までの強いものではありません。(競合している在来種への影響がよくわかっていないためでしょうか)
だからと言って、要注意種を飼育して、現状いない場所に放していく行為は、罰則がないとしても、やってはいけないことであるのは常識です。

このカラフトセセリは近年、1999年の滝上町での発見地から徐々に拡散してきているようですが、近場で採集しやすいように、放蝶することもあるとかで、まあ絶句してしまいます。

#1-5・ カラフトセセリ♂雄  
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 誠にシンプルなデザインです。
フィールドガイドによると、最後の画像に示すように♂雄では前翅表にちょっとした性標ラインがあるとのことです。(まあ腹部形状で雌雄識別できる感じが強いですが)

#6-9・ カラフトセセリ♀雌
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 ♀雌は腹部が膨らんできますが、これまたシンプルなデザインです。

#10-11・ カラフトセセリ・求愛 
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 ♀雌は翅が大きく、♂雄は複眼が大きい。

この訪問時季のキバネセセリの数も尋常ではなく、両種を一緒に撮影するのは、時間の問題でした。
#12-16・ カラフトセセリ♂雄+キバネセセリ♂雄 
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 セセリチョウの本州以北での最大種はやはりアオバセセリなのでしょうが、まずは最小種と最大種が並んだ感じです。
最小というと、ホシチャバネセセリがいますが、ホシチャとカラフトはほぼ同じ大きさに感じます。
本州で、アオバセセリ+ホシチャバネセセリのツーショットを撮影するのは、ノーベル賞を受賞することより難しいと思われます。(笑)

#17・ カラフトセセリ 
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 今は外来種でもやがて帰化種になるのでしょうね。
ゆっくりと道内を拡散していくのでしょうか? 自然飛来の可能性が高いと言われるオオモンシロチョウが最近少なくなっているのと比較して、こちらは棲息地拡張に活発な印象です。
by yoda-1 | 2013-10-23 06:09 | カラフトセセリ

カラフトルリシジミ いろいろな色合い。 2013.7.12北海道04

7月の北海道遠征の詳細編・続きになります。

二日目のメインイベントはやはり、この高所の美種でしょうか。
ヒメシジミ属(ヒメシジミ・ミヤマシジミ・アサマシジミ)に近いと思いますが、属名は違っており、翅の輝きも微妙に違っているようです。

#1-8 ・ カラフトルリシジミ♂雄・別個体
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 どれも同じ色合いになることがありません。
もちろん新鮮個体・経時個体の違いも大きいのでしょう。

#9-14 ・ カラフトルリシジミ♀雌・ 複数個体  ・・・最初の3つは同一個体 
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 ♀雌がやや地味で、青色鱗粉が載るのは他のヒメシジミ族と同様でしょうか。
4つめの画像の#12の個体は前翅中室端が白く目立ちます。
後翅の朱色班には、ミヤマシジミのようにブルーが入っております。(雌雄共)

♀雌個体がごまさんの指に乗ったので、撮影となりました。
#15-18・ カラフトルリシジミ♀雌 ・・・#15は画像クリックで1200×1600ピクセルへ。 
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 コンデジ接写で深度をとって撮影できてよかったですが、右目についているダニがなんとも目立ちます(笑)

#19-22・ カラフトルリシジミ  食草・ガンコウランと棲息環境 
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 ちょっとした登山の先に、蝶のユートピアでしたが、根室半島の方の高原湿地にも棲んでいるとか。
そこもいつかは訪問してみたいです。
by yoda-1 | 2013-10-22 07:48 | カラフトルリシジミ