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ナガサキアゲハ  付け根の紅斑とヒガンバナ  2012.9.29栃木県①

ヒガンバナの季節なので、栃木県にいってきました。
ほぼ満開の場所、これからの場所といろいろでしたが、クロアゲハやモンキアゲハの姿は確認できませんでした。

#1-5・ナガサキアゲハ♂雄 
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 後翅に少し欠損があるのが残念でしたが、今年もクロ系アゲハとヒガンバナの競演を楽しめました。
しかし、ナガサキアゲハの基部の紅斑の紅さも、ヒガンバナに負けておりません。
他の国内にいるアゲハ類ではこのような模様はないので、この紅斑に何の意味があるのか、興味深いです。

上は田んぼの畦での観察ですが、河川沿いの名所も訪問してみました。
早々に、ナガサキアゲハの♀雌が飛来してきました。

#6-7・ナガサキアゲハ♀雌 
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 やはり北方で生まれた個体の♀雌後翅の白斑は小さめでありました。

#8ー12・ヒガンバナ 
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 ヒガンバナ目的で撮影に来ている方々もまずまずいらっしゃいました。
なんともオリエンタルな紅色ですよね。

帰り際にややボロボロのカラスアゲハも飛来してきました。
#13-15・カラスアゲハ♂雄 
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 この時期♀雌の方を観察することが多いと思いますが、この個体は♂雄のようです。
♂雄もとにかく命のあるうちは、懸命に生きているのですね。もう交尾する機会もないだろうから・・・とかは、余計な邪推でしかないのでしょう。

アカトンボが里に帰ってきておりました。
#16-17・ナツアカネ♂雄・・・2枚目の右にはアキアカネ♀雌(後方に飛翔中の♂雄) 
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 この迷いのない赤さがいいですね。
二枚目は近くにいたアキアカネと体格比較用に撮影しました。
ナツアカネは少し小さめという認識でよいのでしょうか?

しかし、山でみるのはもうアキアカネばかりですが、ナツアカネはどこで夏を過ごしているのか?
たまに夏でも観察できる場所がありますが、アキアカネに比較するとごく少ないような・・・。

この日は、ツマグロキチョウ、ヒョウモン類なども観察したのですが、次回紹介します。
by yoda-1 | 2012-09-30 08:13 | ナガサキアゲハ

ヒメウラナミジャノメ  地域差・季節差はある??

ヒメウラナミジャノメは初めての主役登場です。

学研・標準図鑑の[変異]の欄には、
「季節的な変異は少なく、春型(第一化)は夏型に比べてやや大型であるほか色彩斑紋にはほとんど変異がみられない。翅表および翅裏の眼状紋の数およびその大きさは変異にとみ、・・・」とあります。

YODAはずっと第三化は春型に比較して、前翅端(翅頂)の丸みが強くなる。

と思っておりました。
といいながら、この9月の個体を近所で撮影する努力もせずに、少し手抜きではありますが、傾向としてはほぼ正しいかもしれないという気もしてきたので、画像紹介します。

◆第一化・♂雄  (4月~6月撮影)
#1ー7・ヒメウラナミジャノメ♂雄
・北海道 道東2012.6.22
a0146869_6485245.jpg

・栃木県 2011.5.28 
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・埼玉県 2010.4.17、2011.4.17、2010.4.25、2008.4.29
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a0146869_22353118.jpg
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 以上、主にトラフシジミの名所で撮影したものです。  
・長野県・南信 2012.6.2 
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 ベニモンカラスシジミの場所で。少し標高がある分、初化の発生もやや遅いのかも。

◆第一化・♀雌
#8・ヒメウラナミシジミ♀雌・・・長野県・南信 2012.6.2 
a0146869_2241865.jpg
#7と同じ場所ですが、♀雌であるだろうの個体でやや自信なしです。

こうやって確認すると、初化の♀雌個体をしっかり撮影していないことが露見しました。
来期の宿題として、よく反省しないといけません。(第一化雌♀の丸み具合を検証できず)

しかし、#1の北海道・道東の個体は後翅表の明るさ具合など、なにか違う感じではあります。

◆第二化 (7~8月撮影)
#9・ヒメウラナミシジミ♀雌 ・長野県 2012.8.18 
a0146869_23113264.jpg

#10-11・ヒメウラナミシジミ♀雌、♂雄・・・ 山口県下関市2010.7.10、2009.8.13 
a0146869_2257850.jpg
a0146869_2311237.jpg

 第二化で、一気に丸みが出てきました。

◆第三化・♂雄 (9~11月撮影)
#12ー17 ヒメウラナミジャノメ♂雄
・栃木県 2009.09.5(2)
a0146869_23123218.jpg

a0146869_2305747.jpg

・埼玉県 2111.10.15(2)、2011.11.05(2)
a0146869_2363577.jpg
a0146869_2364363.jpg
a0146869_2365482.jpg
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・愛知県 2012.9.15 
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・山口県 2011.9.17 
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a0146869_23181198.jpg
 遅くまで観察できてありがたい蝶ではあります。

◆第三化・♀雌
#18-19  ヒメウラナミジャノメ♀雌
・栃木県 2012.9.9、2011.9.25 
a0146869_23141993.jpg

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#20・同上 埼玉県 2009.9.6 
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#21・同上 ・神奈川県 2011.9.24 
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#22 同上 ・愛知県 2012.9.15 
a0146869_2314466.jpg

#23ー29・山口県 2011.9.17(7) 
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a0146869_23185152.jpg
a0146869_2319125.jpg
 少し並べ過ぎですが、第三化では♀雌の撮影機会が多くなります。


以上の不十分なサンプルで、
 ・遅化になるほど、前翅端は丸くなる。
 ・南方にいくほど、前翅端は丸くなる。
という傾向がいえるのか、いえなのか???
by yoda-1 | 2012-09-25 23:26 | ヒメウラナミジャノメ

類似☆表 サトキマダラヒカゲ×ヤマキマダラヒカゲ 翅表雌雄比較図

続けて標題両種の翅表比較図です。

サトキマダラヒカゲでは、2♂雄+1♀雌使用、ヤマキマダラヒカゲでは1♂雄+2♀雌使用です。
ご覧のように、未だにサトキマ♀雌表がよく撮影できていません。

#1-2・サトキマダラヒカゲ×ヤマキマダラヒカゲ 翅表比較図・表・・・画像クリックで拡大へ。
a0146869_197385.jpg
a0146869_2013353.jpg
 中央の掴んでいる個体は、山の公設トイレの中で外に出れなくなっていった個体を救出した際に撮影しました。
これまでに何度かトレイ内の蝶を窓を開けたり、つかんで外に出したりしていますが、翅表を撮影することまで頭が回りませんでした。

補足:識別点に特に目新しいものはありません。
ただ、①のサト・ヤマ比較ですが、従来この基部側白目部分の先端位置と前縁側にある明色部分との相対位置で表現されていますが、もうこの「寄り目具合」判断で十分なように感じます。

②は♀雌同士の比較において重要でありますが、よくこの部分が安定して形状差になるものだと感心します。

③はいろいろ個体差があるようで、例えばフィールドガイド図鑑にあるサト♀雌画像では見事に明色化しておりません。

④の翅脈上の黄条の太さは、特に♀雌同士の比較では微妙で、ヤマキマ♂雄にも太く感じる個体群がいて、標本を多数並べると傾向として分かるものでしょうか。
例えば、2010年の富山県で撮影したヤマキマ個体群は、けっこうヤマキマにしては太い感じです。
    過去のヤマキマ記事は →こちら

⑤もかなり強い傾向ですが、例外もあるのでここで断定はできません。
翅裏でのサト・ヤマ識別と同様に、翅表での判断も複数の識別点を総合的に判断する必要があるとは、これまでにもよく言われていることです。


しかし、実際のフィールドでは翅表をじっくり見る機会はないので、このような違いを示してもなんの役にも立ちません。
でもやがて飛翔画像もごく普通に撮影できるようにカメラも進歩するでしょうから・・・。

◆フィールドで休止時・食餌時に翅表を見せない蝶
・サトキマダラヒカゲ
・ヤマキマダラヒカゲ

・キタキチョウ・・・羽化直はけっこうパタパタすることあり。
・ツマグロキチョウ・・・これも同様と思われる。
・モンキチョウ・・・求愛飛翔がゆったりしているので、そこが狙い目。
 以上3種は、♀雌の交尾拒否行動があるので、翅表撮影は比較的容易な方かも。

・カラスシジミの仲間・・・みんな硬く閉じている。

・ウラナミアカシジミ・・・少し開けているポーズは多い。
・アカシジミ・・・これも少しは開けるみたい。ねらい目はやはり羽化直か?
  今年幼虫~羽化まで観察したが、羽化時は睡眠中で、翅をパタパタするかどうか観察できず。
  全くしない可能性も大いにあります。

・その他のゼフィルス・・・基本的に体を温めたいときには開翅する傾向にあり。
  特にウラクロシジミなどは開翅画像の撮影に困難を極める感じであり、撮影に成功したら麻雀の国士無双を積もったような気分になるらしい。

・クロコノマチョウ・・・羽化直が狙い目らしい。
・オオヒカゲ・・・気温の低い朝にいく必要あり。YODAはまだ休止時開翅の経験なし。

その他、フィールドガイド図鑑で、翅表画像を飛翔画像にしているのが、大きくはそうでしょうか。 
by yoda-1 | 2012-09-23 19:57 | ☆識別検討室☆

類似☆ サトキマダラヒカゲ×ヤマキマダラヒカゲ 翅裏雌雄比較図Ⅲ

この比較図検討ももう三回目になりますが、
2012年の撮影ストックもたまってきたので、今回は雌雄を入れて翅裏比較図を作成しました。
いろいろ地域差もあるようなので、関東甲信越地方(ヤマキマ房総亜種域を除く)での比較検討図ととらえてください。

#1ー2・サトキマダラヒカゲ×ヤマキマダラヒカゲ 翅裏雌雄比較図・表・・・画像クリックで拡大へ 
a0146869_16102674.jpg
a0146869_1717301.jpg
 ああ、なかなかヤマキマダラヒカゲの♀雌にフィールドで逢うことができません!!(画像はどちらも公衆トイレ内の個体です。飛翔画像はたまたま北海道遠征で撮影できましたが)

以下比較表の補足ですが、雌雄差は前翅の尖り具合や比較表の①、②を観ます。
ヤマの方でこの①の部分の雌雄差は明解ですが、サトキマは少し熟練を要する感じでしょうか。この幅を観る際は、前翅の長さにおける比率で判断するようにします。

サト・ヤマキマ識別点の⑤⑦はクラシカルなものです。
各種図鑑で定番になっている⑤は例外も多いので注意の意味で、例示画像のサト♂雄1は、そのようになっていない個体です。一般に指摘されているように、サト夏型(例示の♂雄2、♀雌2)ではこの斑紋も大きくなってくっつき合う感じが強くなります。

⑦の方は重要な違いですが、これも実際にはどちらなのか判定に迷う個体もあるようです。
サト♂雄2の事例のように、サトの眼状紋黒点が第4.5室部分でいつも小さい訳でもないことに留意する必要があります。

前回提案している識別点③は、特に関東では有効だと思いますが、ヤマでも大きくなっている例示のヤマ♀雌2の個体はもう明色部分が他のエリアも大きく広がっているようです。
同じ前回提案でも、識別点⑥や⑧も例外が多々ある感じなので、あくまでも傾向差でしょうか。

識別点⑨⑩が今回の新提案ですが、⑨の方は一般にサトキマの方(特に夏型)が斑紋の暗色輪郭が細いことの影響がこの部分でよく観察できるといったものでしょうか。

⑩の方は、これまでのどの識別点よりも有効に活用できる気がしており、かなり強い傾向だと思います。ただ撮影画像がこの部分を判断できるように大きく撮影できてないといけないことはありますね。
しかし、今回fanseabさんが精力的に公表された、ヤマキマダラヒカゲの房総半島亜種と近傍のサトキマとの比較紹介記事でも、この⑩の差は明解なのがうれしいです。

過去の比較図のリンクを作成しました。だんだん分かってくるのも楽しいものですね。
・初回比較図2010.11.2作成は →こちら
・比較図Ⅱ2012.1.24は  →こちら

次は、翅表比較を行いますが、あまりよいストックになっていない状況でした。
・翅表比較図は →こちら

本翅裏比較図をより大きく観たい方は、下記のmoreをクリックして、画像部分をクリックしてみてください。

More★ 比較図Ⅲ-横2000ピクセル
by yoda-1 | 2012-09-22 16:47 | ☆識別検討室☆

祝★ 雄蝶の糞尿摂食行為の目的が解明される!!

少し古い話題ですが、広島大の本田計一名誉教授を中心とする研究グループが、♂雄が交尾前にアンモニアを摂取することの意味を解明されました。(2012.7.28公表)
「本田 シロオビアゲハ」の検索でたさくんの記事が出てきますが、「チョウ」ではなく、日頃「蝶」で検索をかけているためか、この記事を見落としていました。
そこにSippo☆さん発信2012.9.16で、保全協会ML内を当ニュースが駆けめぐり、原論文のPDFまで入手できるというありがたい状況になったのです。
そのような学術論文のいいのは、論文の冒頭にこれまで解明されていることの概要が参照文献とともに掲載されることでしょうか。

その論文概要や記事例は下端の★moreに掲載しました。

蝶の♂雄が、ナトリウム分(ミネラルの一種)も必要だし、アンモニアも必要だとは、すべて精子をうまく製造するのと、探雌飛翔や占有行動の体力をつけるためなのですね。

地面吸水する♀雌が多い種類もありますが、♀雌は基本的には水分補給が主目的なのでしょうか。
とにかく、獣糞や乾いたコンクリート面や土の露出した崖などでの吸水活動(正確には口吻活動)は、これはもう♂雄しかないように思われます。

吸水活動は英語で、puddling になりますが、puddleに(雨のあとなどの濁った)水たまり;(一般に)液体のたまり.の意味があることから来ているのでしょう。

ただYODAはこれまでもしつこく、糞などにたかっていたり、乾いた道路でいろいろ口吻を伸ばして活動している行為は、口吻活動という表現を使用してきました。
糞やコンクリートにたかって、どうして吸水できましょうか!!
吸水しているという表現には抵抗があるので、なにかいい日本語を(専門の学者の方々は)考案して欲しいものです。(笑)

水たまりで腹端から水滴を出しながら、吸水しているアゲハチョウ類の♂雄は、これは吸水行為で問題ありません。吸水しながら必要成分を濾し取っているのでしょうか。
タテハチョウ類に多い、乾いた場所での口吻活動は、口吻先端で有用物質を感知し、その物質があった場合に、口吻先に体液を送って、成分を溶かして吸い戻していると想像します。
獣糞などもその液体部分を吸汁していることはまずないと想像します。この辺は吸水と違って適度な濃度になって、自分の体内に取りこんでいる可能性大です。
ただ♂雄も♀雌も成虫時の食餌となる樹液は、直接取り込んでいるのでしょうね。
腐りかけの果実なども、樹液と同じように直接吸引していることもあるのでしょうか。

いろいろ想像している部分もありますが、つまりは、雌雄にある樹液の吸汁と♂雄だけにある獣糞での口吻活動は大きく違っていて、「獣糞で吸汁しているシーンを撮影しました」というのは不正確ではないでしょうか、という主張であります。

繰り返しになりますが、(「そのままでは」を挿入:2012.9.21.21:30)
  乾いた糞や小動物の干涸らびた死骸には、汁はないのですから。吸汁・吸水はそのままでは不可能です!!!!

More★にも掲載している新聞記事における「吸水」という文字の使用に違和感があるのです。まあ他に適切な一般用語がないので仕方ないのかもですが。

・吸水活動:水たまりや水分の多い場所、葉上の朝露などで水分を摂取する行為で、♀雌でも観察される。♀雌では水分摂取が主目的であるが、♂雄は水分に微量含まれるナトリウム・アンモニア成分の摂取が主目的。
・口吻活動:乾いた部分に付着しているナトリウムやアンモニアの成分を口吻先で感知し、体液で溶かして摂取する行為で、♂雄のみに観察される。


アマチュア自然観察者の主張はこれぐらいにして、過去にも紹介しましたが、ヒカゲチョウ♂雄。クロヒカゲ♂雄のアンモニア摂取行為の画像を掲載します。(すべて、2012.7.28奥日光で撮影)

#1-3・ヒカゲチョウ♂雄、クロヒカゲ♂雄、(ヤマキマダラヒカゲ♂雄)・・・アンモニア摂取行為 
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 これだけ集まっていると気持ちよいものですね。
基本交尾活動の前に、ナトリウム・アンモニアの摂取が必要だとすると、この辺の集団ではおのずと新鮮♂雄の率も高いのかもですね。

#4・クロヒカゲ♂雄・・・日光浴@日光市 
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 これは獣糞での陣取り合戦に疲れた個体が、日光浴して出直しを計っているシーンです。

#5・ヒカゲチョウ♂雄・・・口吻活動@自動車 
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 これは獣糞は不清潔であると、車のボディでなにかよい成分はないかと口吻でチェックしているシーンです。

よく体臭に惹かれるのでか、人体にも蝶が飛んできますよね。YODAの経験では、ヤマキマダラヒカゲ、ルリタテハなどで経験があります。
汗に含まれる塩分とアンモニア分と、同時摂取できるよい機会みたいです。次回そのような機会ではもっとじっくり観察してみたいです。(チェックするだけで飛び去ることも多かったような・・・)

★more参照は下記をクリックしてください。

More★ 広大チームによるふん尿吸水の解明
by yoda-1 | 2012-09-21 05:12 | ☆祝☆

コムラサキ  受難のクロコムラサキ  2012.9.15静岡県

9/15(土)の愛知県でのウラナミジャノメ観察のあとは隣県でクロコムラサキ探しになりました。

ここで「ウラナミジャノメ」と記載して、思わずナミを付けたらより明解かと思いましたが・・・
この話題については下段のmore★に続きを記載しました。

さて9/15は河川沿いのコムラサキの場所ではいく先々で、長い伸縮柄を持った主に老齢の採集者で溢れておりました。個体数の少ないクロコムラサキの採集にやってきております。
すでに獲られまくっているようで、なかなか撮影したいクロコムラサキが見つかりませんでした。
あれだけクロコムラサキを集中採集していると、だんだんクロコムラサキの発生率も低下していくのではないかと心配であります。

まずは昨年まで低い位置で樹液酒場のあったというご神木をチェックしたら、その上方でゴマダラチョウを発見です。

#1・ゴマダラチョウ 
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 単にいるという画像ですが、二化個体は今期初見なので掲載です。
この後に、コムラサキも数匹集まってきました。

#2-4・コムラサキ 吸樹液@???(分かる人には樹木名もすぐなのでしょうが・・・) 
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 この中では最初の#2の画像がなんとなく面白いと感じています。(奥の個体が手前の個体の水面反映のようになっている)

場所を移動して、河川敷に広範囲にヤナギの点在する原野ちっくな場所でクロコムラサキを探しました。ところどころで♂雄のテリ張りがありますが、コムラサキの普通型ばかりです。
樹液ポイントをkontyさん、諏訪Hさん、YODAの3人で探していきました。

#5-6・ゴマダラチョウ、コムラサキ @ヤナギ 
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 樹液ポイントは数カ所で見つかるも、クロコムラサキの姿なしでした。
実はクロコムラサキはこれまでに二回しか観る機会がなかったので、どれがクロコムラサキなのか、頭の中が混乱しておりました。
翅裏模様から普通型とクロコムラサキ型を識別するにはかなり熟練を要するみたいです。
黒基調の下地に白色ラインが入るのがクロコムラサキですが、#6のように条紋が白っぽく見えるとクロコムラサキかと思うこともありました。(#6は♀雌の通常型)
自宅でじっくり比較してみると、とにかく前翅外縁部に黄色のボーダー模様があるのは普通型になり、この黄色ボーダー部分が不明瞭になるのがクロコムラサキでありました。(よく覚えないと)

仕方ないので、普通型も少し真面目に撮影しました。
#7-9・コムラサキ♂雄・別個体 テリ張り中 
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 ライバルが近傍に来たときのスクランブル発進の姿は精悍であります。

#10・コムラサキ♀雌 
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 これは♂雄からひっそりと隠れていた感じの♀雌でした。
♀雌の産卵シーンもありましたが、うまく撮影できずでした。もちろん交尾体は見つかりません。

いろいろ灼熱の河川敷原野を歩き回って、Hさんがテリ張りしているクロコムラサキを発見しました。
#11-12★クロコムラサキ♂雄 テリ張り 
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 Hさんに呼ばれて撮影するも、開翅状態の撮影機会のないまま別の場所に飛んでいってしまいました。
後から聞いたことですが、Hさんが発見の一声をあげるときにkontyさんはツバメシジミの交尾体を撮影中とのことでありました。
恥ずかしながらYODAはツバメシジミ交尾が未見なのですが、撮影機会を惜しくも逃しました。
 本個体は特に新鮮でないのですが、図鑑で各所のクロコムラサキを観ても、静岡産は後翅亜外縁に黄色斑が入って特に綺麗に感じます。

とにかく暑いし、クロコムラサキよりも遙かに多い採集者が一心不乱に網を振っているし、なんとか一個体は確認できたということで、探蝶切り上げムードになりました。

#13・コムラサキ @ヤナギ 
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 その帰路開始早々に今回最大個数の樹液場所が見つかるも、残念ながらクロの姿なしでした。

ここは原野なので、道無き道をヤブ漕ぎで河川沿いの道路に戻る必要がありました。
いつのまにか、一番長身であるYODAが先陣をとることになり、適当に帰路を開拓していくと、道路に近くなった場所で交尾体を発見です。

#14-15・ヒメウラナミジャノメ・交尾・・・・YODA初見 
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 kontyさんは毎年一回は観察するとか。諏訪Hさんは過去に2回観察とか述べていました。
右の方が♀雌個体みたいです。
あとは、♀雌の産卵シーンとあの龍の卵のように青い卵を撮影するのが本蝶における課題です。

車に戻って、Hさん持参の小袋一杯のたくさんのミニトマトも3人でたいらげました。
このトマトがないと本当に熱中症で倒れかねない猛暑であったので、すごく美味しく感じました。
kontyさん、諏訪Hさん、楽しい一日ありがとうございました。

この三連休は初日に精力を使い切ったこともないのですが、残り二日は所用もあって探蝶活動はなしになりました。今から思うと暑くても所用の合間に近所をいろいろ探索すべきであったと、蝶友の方々の活発なブログを拝見して、大いに反省しております。

◆追記2012.9.20 22:00
kontyさん、ごまさんより斑紋異常のように見えるという指摘があったので、#10の♀雌のアップ画像を掲載します。

#10-partial 
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 とても普通の♀雌の模様とはえらく明色部分の帯の幅が広い感じです。学研・標準図鑑とかでは紹介ないですが、藤岡・大図鑑には近い個体の標本画像が載っています。
実は二年前にも、同様な♀雌を撮影していたので、撮影時もあまり驚きませんでした。

#11・コムラサキ♀雌・・ヒロオビ型、通常型 2010.9.26浜松市 
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 この♀雌のヒロオビ型も劣性遺伝なのでしょうね。


More ★ は下記をクリックしてください。

More★ 和名ナミ表示からクロヒカゲの分布検証の話題
by yoda-1 | 2012-09-20 04:51 | コムラサキ

類似☆ ウラギンヒョウモン(サト×ヤマ)×ギンボシヒョウモン 翅表比較図

屋久島以南を除く全国に分布するウラギンヒョウモンと違って、ギンボシヒョウモンは北海道及び本州では高標高地・寒冷地にのみに棲息する種類です。

今期、ギンボシの翅表のみ撮影して、ウラギンヒョウモンとの識別に困っている方のために、比較表を撮影しました。
同時に、ウラギンヒョウモン2種であるサトウラギンヒョウモンとヤマウラギンヒョウモンの比較も改めて掲載しました。  (前回の比較図は →こちら です。)
このウラギンヒョウモン2種はまだ正式に鱗翅学会で認められていないらしいのですが、宮崎県の担当者は早々にレッドデータに組み入れているようです。そのことを示すページは →こちら です。

#1-2・サトウラギン×ヤマウラギン×ギンボシヒョウモン 翅表比較図、比較表
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 ウラギンヒョウモンとギンボシヒョウモンの識別は、要領を得るとさほど困難ではない感じではあります。
♂雄ではその性標の太さが決定的であり、♀雌では前翅頂の黒斑の感じが全然違います。
ただ前翅外縁の直線度などもフィールドで一発判定する際に有効でしょう。
もちろん、後翅裏の模様が撮影できればそれが一番確実であるのはご存じの通りです。

サトウラギンとヤマウラギンでは前翅形状の大まかな翅形が違っていて、より翅頂が突出するのがサトですが、その先の丸みは強くなっています。
さらにサトの♂雄では比較点⑨で示し、前回も強調したように外縁部後半が直線的であるのですが、サトの♀雌になると、♀雌が故にその部分も丸みをおびてくるので、両種の♀雌同士の識別は困難を極めまることがあります。
この2種を区別したそもそもの報文である、「新川勉・石川純 昆虫と自然40(13)、2005 pp.4-7+巻頭カラーページp.1。」にも、♀雌画像の例示掲載がないのです。


今年撮影のウラギンヒョウモンで、サトかヤマかで一番悩んだのが、群馬県のアサマシジミ生息地で撮影した個体群です。

#3-9・ヤマウラギンヒョウモン♂雄 群馬県 
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 同じ場所で撮影した個体を撮影時間順に掲載していますが、特に最初の#3,4つ目の#6、及び後ろから二つ目の#8の個体の翅形はかなりサトに近いと感じます。
濃いめの色合いなどから全て「ヤマウラ」であると判断しましたが、ひょっとしたらサトウラギンヒョウモンが紛れているのかもしれません。

両種は交雑はしないのですかね??
誰か交配実験とかして下さると、さらに関心が高まってまいります。
by yoda-1 | 2012-09-19 06:02 | ☆識別検討室☆

ミヤマシジミ  各地で少しずつ紋様も違っているよう。

土曜日のウラナミジャノメの次は、ミヤマシジミのポイントに立ち寄った。
その静岡県のポイントも専門誌で紹介されて以来、個体数が減ったようだとのことです。

ミヤマシジミはその食草がコマツナギで河川敷きに生えることが多いので、これまでの河川工事で多くの生息地がダメになったそうです。
群馬県ではこのミヤマシジミの産地が残り一箇所になって保護されているとのこと。
埼玉県では北部に産地があったようですが、たぶんもう絶滅したかもです。
神奈川県での産地も残りわずかになっているらしい。
東京・千葉・茨城にも昔は記録があったようですが、今はもう難しいのでしょうか。

#1-2・ミヤマシジミ♀雌・別個体 2012.9.15静岡県 
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 今回♂雄の方は飛び交っているだけで撮影できませんでしたが、ここの♀雌は栃木県で観察している個体に比較すると、前翅の赤斑が翅端部までしっかりデザインされている感じです。

#3・ミヤマシジミ♀雌 2010.9.19中信地区・長野県 
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 中信地区のこの個体は、前翅亜外縁の斑紋がくっきりしているだけでなく、黒斑も三角形に尖っています。

ミヤマシジミは、2009年に栃木県での観察が初めてでしたが、その場所の♀雌の前翅はこれら静岡県産・長野県産ほどには前翅裏の翅端側の斑紋がクッキリしていません。

#4・ミヤマシジミ♀雌 2009.9.13栃木県
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 やや古い個体でしたが、初見時の感動が蘇ります。

先週の訪問では、スーパマクロ画像にもトライしました。
これは♀雌・♂雄の紹介です。

#5-6・ミヤマシジミ♀雌、♂雄、2012.9.9栃木県・・・画像クリックで1500×1000に。
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  前玉外しの撮影なので、全身が写っていませんが、♂雄の前翅頂付近の斑紋が♀雌よりもぼやけるのは各地共通のようです。

産地で微妙に違ってくる本種の紋様の微妙な違いも、ずっと長く楽しみたいものです。
by yoda-1 | 2012-09-17 20:56 | ミヤマシジミ

ウラナミジャノメ  初見に感動!!  2012.9.15愛知県

この連休初日は、「蝶超天国」のkontyさんに御願いして、ウラナミジャノメとクロコムラサキの撮影となりました。当地では諏訪市のHさんも合流され、お二人方と一緒に探蝶できる貴重な機会になりました。

kontyさんの話しによると、昨年は中旬では激減していたとのことですが、今年はまずまずの個体数のようでした。実際に翅裏を撮影するだけでは特に問題なしであります。
翅表の撮影ではさすがに新鮮個体ではないのが露呈しました。
でも、昨年の連休は山口県で本種を狙って空振りだったので、今回一年越しのリベンジができた感じでよかったです。

最初に撮影した♀雌個体がいきなりの全開翅で、次の♂雄個体も短い開翅時間をなんとか撮影できました。

#1-3・ウラナミジャノメ♀雌 
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 おお、後翅に3つしか眼状紋がありません。
図鑑の蝶を生きて見るのはいつもうれしいものですね。
#3は、♀雌の腹部形状の特徴を示すために掲載です。

#4-5・ウラナミジャノメ♂雄 
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 ♂雄は開翅画像では、前後翅の眼状紋が小さめで、前翅眼状紋周囲の淡いエリアがなく、基色が単調になります。
翅裏画像かたの雌雄判別は、前翅の形状が尖り気味なのが♂雄で、前後翅の外縁部の丸みが強くなるのが♀雌でしょうか。
前翅の尖り具合は、前翅後角部の角度にも出てきて、開翅画像の雌雄確認ではここがえらく鈍角になるのが♂雄の方みたいです。

その判断基準で、他の個体を雌雄別に掲載します。

#6ー11・ウラナミジャノメ♀雌・・・#8-9、#11-12はそれぞれ同一個体。 
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 腹端もちょこっと露出していると雌雄判断の助けになります。
#10,11の個体は、前翅表眼状紋の周囲の淡色が弱いですが、その目立ち具合は♀雌の方と判断します。

#12-14・ウラナミジャノメ♂雄
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 尖り気味の前翅、丸みの少ない後翅肛角部の具合、ちらっと見える細い感じの腹部が♂雄判定の手がかりでしょうか。

吸蜜は雌雄とも、ツルボで観察できました。

#15-16.ウラナミジャノメ♀雌・・・吸蜜、休止 
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 後翅前縁側の眼状紋の黄色リングにわずかに黒点ありです。
今回3人で目を懲らして探すも、斑紋異常個体は眼状紋の個数が3→5ヶとなっているものだけでした(笑)

#17-18・ウラナミジャノメ♂雄・・・吸蜜@ツルボ 
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 やはり次回は、もう一週間は早く訪問してみたいです。
それ以前に、翅表部分に陽光が当たっていないので、えらく黒い翅表色になりました。

眼状紋の多い個体の紹介です。
#19-21・ヒメウラナミジャノメ♂雄、♀雌、♂雄のよう。 
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 一般に、ヒメでは後翅表の眼状紋が二つでウラナミジャノメの一つより多く、後翅裏の眼状紋の数は肛角部を一つとすれば、全部で5つあるのが基本で、これで識別できるとのことです。
#19-20で雌雄の濃さが違いますが、これは鮮度による影響の方が大きいです。

ウラナミジャノメは関東甲信越にはまずはいないようなので、この関東甲信越でいくら観察しても、ヒメウラナミジャノメの中に、ウラナミジャノメが紛れていることはないでしょう。

◆その他
#22-23・メスグロヒョウモン♂雄、♀雌 
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 ♂雄が各所でテリ張りしておりました。

#24・オオチャバネセセリ 
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 結構な個体数で観察できました。

#25-27・オニヤンマ♀雌 
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 途中の暗い山道の湿地部分で人間の接近に無関心で産卵に頑張っていました。
池でない部分で産卵して、確かオニヤンマは幼虫時代が5年近くもあるそうで、自然の逞しさを感じます。

駐車場の方に戻ると、「蝶・旅の友」のMさんが撮影されていました。
画像の綺麗なブログによくコメントされている方ですが、お会いできて光栄でした。

Hさんが用意されていた、自家製ミニトマトをいただき、灼熱のクロコムラサキの場所へ転戦となりました。

kontyさん、Hさん この日は大変御世話になりました。

◆Moreに補足を記載しました。

◆More★ 関東型???
by yoda-1 | 2012-09-16 16:01 | ウラナミジャノメ

ツマグロキチョウ  夏型・交尾拒否  2012.9.9栃木県②

9/9の栃木県でのシルビアシジミの続きです。

交尾拒否のシーンがありました。

#1-5・ツマグロキチョウ 夏型・交尾拒否 
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 これを見ると、雌雄での腹部形状の差をしっかり認識するのも、なかなか大変であると実感できます。
翅の色合いは濃い方が♂雄なのは、比較するとよく分かりますが、単独で見るときは迷うときがしばしばです。

#6-7・ツマグロキチョウ・夏型交尾・・同一カップル 
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 残念ながら秋型カップルではありません。
不思議なことに、この日は周囲でも秋型個体を見かけませんでした。
この時期羽化した個体は、新天地を求めて拡散するのですかね??

キタキチョウももうその辺で、6組ぐらいは交尾しておりました。
#8ー10・キタキチョウ交尾・別カップル 
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 キタキチョウもこの夏型からの子孫は秋型で誕生してくるのでしょう。
by yoda-1 | 2012-09-15 18:00 | ツマグロキチョウ