人気ブログランキング |


ご訪問ありがとうございます。月刊むし誌上で「近縁種識別」の記事を年に3回ぐらい掲載しています。PC訪問者数577,200-2019.2.7時点


by yoda-1

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

最新の記事

3月9日・10日は講演会のは..
at 2019-02-13 06:00
2019年2-3月の行事
at 2019-02-07 05:49
キタテハ♂雄の前脚撮影成功と..
at 2018-10-05 06:58
2018年春の探蝶活動
at 2018-06-21 06:22
「蝶の飛翔」ついに発刊
at 2018-04-07 19:52
蝶類科学学会の公開講演会の案..
at 2018-03-07 05:20
近縁種(16)と春のつどいの案内
at 2018-02-24 08:36
祝図鑑掲載と保全協会の展示会案内
at 2017-12-04 05:19
セセリチョウの触角雌雄差研究..
at 2017-10-28 14:05
活動近況と鱗翅学会関東支部・..
at 2017-09-29 02:51

以前の記事

2019年 02月
2018年 10月
2018年 06月
more...

記事ランキング

検索

ファン

外部リンク

虫のしわざ観察ガイド

虫のしわざ観察ガイド
著者:新開孝
価格:1,944円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


世界のタテハチョウ図鑑

世界のタテハチョウ図鑑
著者:手代木求
価格:32,400円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


ずかんさなぎ

ずかんさなぎ
著者:鈴木知之
価格:2,894円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


◆訪問者カウンター
(設置2011.2.17)
無料


無料

無料

i2i管理
MyRSS
▼ブログ村ランキング参加中▼
/
↑たくさんの昆虫ブログをご覧になれます
にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ
↑たくさんの野鳥ブログをご覧になれます

◆蝶関係団体
a0146869_13204580.jpg
a0146869_311626.jpg
山口むしの会
群馬の蝶を語る会

◆外部ブログ
青森の蝶たち
てふのネイチャー写心
自然散策雑記帳
デジカメ私流
stroll
北信に舞う蝶たち
Hirokou's Field Notes
虫むしクラブ、蝶、トンボ図鑑
LOVE-BIRDS.NET
Kaze's Photo Blog
受け身の園芸
Akakkoko's自然大好き
暖蝶寒鳥
美撮りに夢中!
四季おりおり
蝶の観察記録-十勝蝶の覚書new
ごん太のブログ
「鳥撮りおやじ」の日記
月夜のくろねこ
Soceer-Boyの写真館
母袋の駱駝山
浅間山麓の蝶
My Favorite Butterflies of Japan
my蝶あるばむ
北の安曇野PHOTO DIARY
a piece of photo work
naoggio写真日記
自然からのたより
あぜみちのチョウチョ日記
Field Notebook
ホタルの独り言
markeeのシマフクブログ2nd
江田慧子の研究ブログ
アキノ隊員の鱗翅体験
そうだ沖縄に行こう!
案山子
Papilio Paradise
里山の蝶と花

フォロー中のブログ

一寸の虫にも五分の魂
シニアネットとともに
登山道の管理日記
てくてく写日記
蝶の観察記録その2
自然大好き
SHORE BIRDS ...
蝶・チョウ・ゆっくり歩き...
鳥蝶ビデスコ
TSUCHIYA BLOG
フィールドノート
RICKPHOTO Blog
四季彩散歩
葛西臨海公園・鳥類園Ⅱ
生きもの写真家 安田 守...
おてんとうの ちょっとええ感じ
MU's Diary
夫婦でバードウォッチング
小畔川日記
やんばるの風
探蝶逍遥記
蝶&鳥日記 2
Life with Bi...
My Berkeley ++
ヘムレン の Natur...
蝶の玉手箱
 写道
安曇野の蝶と自然
NATURE DIARY
タイの自然と風景
八重山の自然誌
Yamyam町一丁目
テトだもん!
嗚呼っっ 今日も証拠画像...
鳥平の自然だより(動物編)
N_BIRDERの野鳥b...
ORIXA's BIRD !
Birding in ...
蝶・旅の友
くわがた散歩道
Lycaenidaeの蝶...
麻呂犬写真館  *mam...
Sippo☆のネイチャー...
花蝶風月
蝶と蜻蛉の撮影日記
北海道の野鳥探索/mar...
風任せ自由人
蝶狂人@蝶と里山の浪漫紀行
ヒメオオの寄り道
仲良し夫婦de蝶ブログ
タヒチ ランギロア島暮ら...
ぶらり探蝶記
ひらひら探検隊
Shinne`s pho...
ごっちの鳥日記
蝶・花・山~自然の色使い
くま次郎の”やんばる日記”
NPO法人 日本チョウ類...
自然の中に出かけて・・・
蝶撮日記
たかがヤマト、されどヤマト
花鳥撮三昧
ケンケン&ミントの鳥撮り...
蝶超天国
ぽん太の昆虫ブログ 1
ポータルぢゃないチョウの...
蝶散歩
ぷんたのかあさん Pho...
秩父の蝶
庭日和
超蝶
徒然なるままに  
みき♂の虫撮り友人帖
三鷹の狸のてふてふ交遊録
華蝶の夢
不思議の森の迷い人
世に倦む日日
チョウ!お気に入り
Butterfly & ...
farfalle e u...
ねこきちの自然散策雑記帳

カテゴリ

全体
☆識別検討室☆
図鑑・図書
香港の蝶
香港の野鳥【工事中断中】
☆台湾の蝶
☆探蝶記一般
蝶リスト
☆探鳥記一般
☆蛾
☆トンボ
☆ハチ・アブ
☆セミ・カメムシなど(半翅目)
☆カマキリ・バッタなど
☆甲虫
☆祝☆
☆旅ブログへのリンク
☆展示会等
☆腹部形状差
☆卵・タマゴ・eggs
☆幼虫・イモムシ・蛹
★ゼフ飼育
☆山野草
アイノミドリシジミ
アオタテハモドキ
アオスジアゲハ
アオバセセリ
アカシジミ
アカセセリ
アカタテハ
アカボシゴマダラ
アカマダラ
アゲハ
アサギマダラ
アサヒヒョウモン
アサマイチモンジ
アサマシジミ
アマミウラナミシジミ
イシガケチョウ
イチモンジセセリ
イチモンジチョウ
ウスイロオナガシジミ
ウスイロコノマチョウ
ウスイロヒョウモンモドキ
ウスキシロチョウ
ウスバキチョウ
ウスバシロショウ
ウラキンシジミ
ウラギンスジヒョウモン
ウラギンヒョウモン
ウラギンシジミ
ウラクロシジミ
ウラゴマダラシジミ
ウラジロミドリシジミ
ウラジャノメ
ウラナミアカシジミ
ウラナミシジミ
ウラナミジャノメ
ウラミスジシジミ
エゾシロチョウ
エゾスジグロシロチョウ
エゾミドリシジミ
エゾヒメシロチョウ
エルタテハ
オオイチモンジ
オオウラギンスジヒョウモン
オオウラギンヒョウモン
オオゴマシジミ
オオゴマダラ
オオシロモンセセリ
オオチャバネセセリ
オオヒカゲ
オオミスジ
オオミドリシジミ
オオムラサキ
オオモンシロチョウ
オオルリシジミ
オキナワビロードセセリ
オナガアゲハ
オナガシジミ
カバイロシジミ
カバマダラ
カラスアゲハ
カラスシジミ
カラフトセセリ
カラフトタカネキマダラセセリ
カラフトヒョウモン
カラフトルリシジミ
キアゲハ
キタアカシジミ
キタキチョウ
キタテハ
キバネセセリ
ギフチョウ
キベリタテハ
キマダラセセリ
キマダラモドキ
キマダラルリツバメ
キリシマミドリシジミ
ギンイチモンジセセリ
ギンボシヒョウモン
クジャクチョウ
クモガタヒョウモン
クモマツマキチョウ
クモマベニヒカゲ
未分類
クロアゲハ
クロコノマチョウ
クロシジミ
クロセセリ
クロツバメシジミ
クロヒカゲモドキ
クロマダラソテツシジミ
クロミドリシジミ
ゴイシシジミ
コキマダラセセリ
コジャノメ
コチャバネセセリ
コツバメ
コノハチョウ
コヒオドシ
コヒョウモン
コヒョウモンモドキ
ゴマシジミ
ゴマダラチョウ
コムラサキ
サカハチチョウ
サトキマダラヒカゲ
シータテハ
ジャコウアゲハ
ジャノメチョウ
ジョウザンシジミ
ジョウザンミドリシジミ
シルビアシジミ
シロオビアゲハ
シロオビヒメヒカゲ
スギタニルリシジミ
スジグロシロチョウ
スジグロチャバネセセリ
スジボソヤマキチョウ
スミナガシ
タカネキマダラセセリ
タカネヒカゲ
ダイセツタカネヒカゲ
ダイミョウセセリ
チャバネセセリ
チャマダラセセリ
チョウセンアカシジミ
ツバメシジミ
ツマキチョウ
ツマグロキチョウ
ツマジロウラジャノメ
ツマベニチョウ
ツマムラサキマダラ
テングチョウ
トラフシジミ
ナガサキアゲハ
ナミエシロチョウ
バナナセセリ
ハヤシミドリシジミ
ヒオドシチョウ
ヒカゲチョウ
ヒサマツミドリシジミ
ヒメアカタテハ
ヒメイチモンジセセリ
ヒメウスバシロチョウ
ヒメウラナミジャノメ
ヒメキマダラヒカゲ
ヒメギフチョウ
ヒメキマダラセセリ
ヒメシジミ
ヒメシロチョウ
ヒメジャノメ
ヒメチャマダラセセリ
ヒメヒカゲ
ヒョウモンチョウ
ヒロオビミドリシジミ
フタオチョウ
フタスジチョウ
フジミドリシジミ
ベニシジミ
ベニモンカラスシジミ
ヘリグロチャバネセセリ
ホシチャバネセセリ
ホシミスジ
ホソオチョウ
ホソバセセリ
ミズイロオナガシジミ
ミスジチョウ
ミドリシジミ
ミドリヒョウモン
ミナミキチョウ
ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスシジミ
ミヤマシジミ
ミヤマシロチョウ
ミヤマセセリ
ミヤマモンキチョウ
ムモンアカシジミ
ムラサキシジミ
ムラサキツバメ
メスアカミドリシジミ
メスグロヒョウモン
モンキアゲハ
モンキチョウ
モンシロチョウ
ヤマキチョウ
ヤマキマダラヒカゲ
ヤマトシジミ
ヤマトスジグロシロチョウ
リュウキュウアサギマダラ
リュウキュウウラボシシジミ
リュウキュウウラナミジャノメ
リュウキュウヒメジャノメ
リュウキュウミスジ
リュウキュウムラサキ
リンゴシジミ
ルーミスシジミ
ルリシジミ
ルリタテハ
コゲラ
トモエガモ
ライチョウ
★ヒメウタイムシクイ
★チャキンチョウ
★マヒワ
★エゾビタキ
★タゲリ
★サバクヒタキ
★オオマシコ
★ハギマシコ
★オジロビタキ
★コミミズク
★キガシラシトド
★ベニマシコ
★ヤマシギ
★トラツグミ
★クロジ
★アカハシハジロ
★カヤクグリ
★キレンジャク
★ギンムクドリ
★ウソ
★タゲリ
★カラフトムシクイ
★ハチジョウツグミ
★ヒレンジャク
★コクマルガラス
★ルリビタキ
★アオジ
★エナガ
☆コサメビタキ
★ジョウビタキ
★ヤマガラ
☆セキレイ科
☆カモ科
☆ツル科
☆ムクドリ科
☆ムナグロ科
☆シギ科
☆カラス科
☆カイツブリ科
☆カモメ科
☆ヒタキ科
☆ツグミ科
☆キツツキ科
☆アトリ科
☆シジュウカラ科
☆ホオジロ科
☆ウグイス科
☆タカ科
☆レンジャク科
☆ハヤブサ科
☆モズ科
☆チドリ科
☆コウノトリ科
☆ハト科
☆トキ科
☆サギ科
☆ヒヨドリ科

タグ

(48)
(38)
(37)
(34)
(26)
(25)
(25)
(25)
(23)
(23)
(21)
(21)
(21)
(20)
(20)
(19)
(19)
(19)
(19)
(18)

最新のトラックバック

ウラジロミドリシジミ
from ホタルの独り言
白馬のゼフィルス
from ホタルの独り言
越冬クロコノマチョウ
from Field Notebook.
「フィールドガイド 日本..
from Field Notebook.
多摩動物公園-昆虫生態園
from Field Notebook.
花はなぜ美しいのか?
from 哲学はなぜ間違うのか?

ライフログ

その他のジャンル

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ブログジャンル

自然・生物

画像一覧

<   2009年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

香港の蝶 その6☆シジミチョウ科(3) 画像紹介・後編

撮影できたシジミチョウの後編です。


21★Acytolepis puspa Common Hedge Blue ヤクシマルリシジミ 香港C
21-1・Nov.23-'09@龍鼓灘13:00  ♀・半開翅
  (E-510 425mm 1/400sec.F7.9 -0.3EV ISO400)
a0146869_512557.jpg

 この蝶は、半開翅状態の画像しかなくて、最初は尾状突起もないのに、アマミウラナミシジミと間違えておりました。今回香港のシジミチョウもよく勉強したので、次回はじっくり翅裏画像も撮影したいです。

22★Euchrysops cnejus Gram Blue Cupid オジロシジミ 香港C
22-1・Nov.22-'09@鳳園11:16  ♂・開翅
  (E-510 126mm 1/1250sec.F5.7 -0.3EV ISO400)
a0146869_6103631.jpg

 日本でも奄美諸島以南にいるシジミチョウ。表面の感じもウラナミシジミによく似ていますが、尾錠突起が短くて、♂の場合さらに尾の付け根近辺が白い感じが顕著です。

23★Jamides bochus Dark Cerulean ルリウラナミシジミ 香港C
23-1・Nov.20-'09@米埔12:46   ♀・閉翅・・・後翅すりすり中
  (E-510 425mm 1/800sec.F7.9 0.0EV ISO800)
a0146869_6131872.jpg
      
23-2・Nov.20-'09@米埔12:46   同上♀・飛翔
  (DMC-GH1 105mm Motion Jpeg VGA-640*480)・・・クリップ画像
a0146869_6141386.jpg

23-3・Nov.22-'09@鳳園10:17  閉翅・・・雌雄判りません。
  (DMC-GH1 105mm 1/100sec.F8.0 0.0EV ISO100)
a0146869_6305886.jpg

 実は香港探蝶で最初に遇ったのが、この蝶でした。
日本では八重山諸島にいるそうですが、この♂の飛翔時のルリ色は他のブルー系シジミ蝶の中でダントツです。これぞメタリックブルーでしょう。次回はこの♂の飛翔時・翅表画像に挑戦したいです。
(23-3の閉翅画像も、その後の飛翔で雌雄判断できたでしょうね。次回の課題です)

24★Lampides boeticus Long-tailed Blue ウラナミシジミ 香港C
24-1・Nov.22-'09@鳳園9:54  ♂・半開翅 斜め後方
  (DMC-GH1 105mm 1/500sec.F8.0 0.0EV ISO100)
a0146869_6535060.jpg

24-2・Nov.22-'09@鳳園14:11 ♂・半開翅 側方
  (E-510 239mm 1/800sec.F6.6 0.0EV ISO400)
a0146869_6541063.jpg

 香港まで来て、この蝶に遇えるとは思いませんでしたが、この蝶の棲息範囲は南欧・アフリカ・アジア南部・豪州・ハワイとかなり広いそうです。あの日本国内での北上の逞しさをみると頷けます。
それにしてもこの蝶は、翅表の繊毛が目立ちます。

25★Neopithecops zalmora Quaker ヒメウラボシシジミ 香港UC-C
25-1・Nov.22-'09@鳳園14:11   閉翅・吸水・・・雌雄判りません。
  (E-510 372mm 1/250sec.F7.9 0.0EV ISO400)
a0146869_740308.jpg

 ブルックの奥の暗がりにいました。この翅形の丸っこさといいかわいいシジミチョウですが、警戒心が強いのか、じっくり撮影できませんでした。

26★Pseudozizeeria maha Pale Grass Blue ヤマトシジミ 香港VC
26-1・Nov.22-'09@鳳園9:58  ♂・半開翅 斜め前方
  (DMC-GH1 105mm 1/200sec.F8.0 0.0EV ISO100)
a0146869_744959.jpg

 後で図鑑をみると、香港にはヒメシルビアもハマヤマトもいるとのことでした。日本国内ではどちらも未見なので、しっかり探せばよかったです。

27★Rapala manea Slate Flash マネアトラフシジミ 香港C
27-1・Nov.22-'09@鳳園10:44  ♂・閉翅 斜め後方
  (E-510 425mm 1/800sec.F7.9 -0.3EV ISO400)
a0146869_8413487.jpg

27-2・Nov.22-'09@鳳園11:01  ♂・半開翅 側面
  (E-510 170mm 1/500sec.F6.0 +0.3EV ISO400)
a0146869_8425865.jpg

27-3・Nov.22-'09@鳳園11:03  ♀・閉翅
  (DMC-GH1 105mm 1/160sec.F11.0 0.0EV ISO125)
a0146869_8433154.jpg

27-4・Nov.23-'09@龍鼓灘12:35  ♀・開翅
   (E-510 224mm 1/800sec.F6.5 +0.3EV ISO400)
a0146869_8435925.jpg
 
 この蝶は、Very Commonにしてよいぐらい、普通にいました。
画像27-1にあるように、翅裏画像だけでも雌雄の判断が簡単にできる希なシジミ蝶です。より判りやすい画像をリンクしますが、このように後翅裏でも短状紋の上に膨らんだような跡が♂には生じます。
それ以上に、後翅肛角部に横方向に張り出す眼状紋があり、これでさらに捕食者を欺く狙いのようなのが観察していて楽しいです。
和名のマネアトラフシジミですが、翅裏のトラフ模様は弱いですが、トラフシジミ(R.arata)と同じRapala属であることを意識するにはよいかもです。

28★Remelana jangala Chocolate Royal ウラキンルリツバメ 香港UC-C
28-1・Nov.22-'09@鳳園11:30  ♂・半開翅  片翅表・・・後翅後部の破損あり。
   (E-510 286mm 1/640sec.F7.1 -0.3EV ISO400)
a0146869_8543217.jpg

 シジミチョウ最後の画像紹介が、破損体で申し訳ありません。
前翅中室の下方の翅脈ラインが独特というか、1bの中央を走る翅脈のようなスジが目立つので、同定には余り苦労しませんでした。
二本の尾のある画像及び翅裏の金色具合は、fanseabさんの撮影をご覧ください。

以上で、シジミチョウ科撮影14種の紹介を終わります。
キマダラルイツバメの仲間(タイワンフタオツバメかミツボシフタオツバメ)も尾の破損した個体を一瞬見ただけで、撮影できあなくて残念でした。

以下余談ですが、今回和名は、アジア産蝶類生活史図鑑(1997、2000)を優先することにしました。
そこでも、Spindasis lohita にはタイワンフタオツバメの名称が割り当てられていますが、その蝶はもう台湾にはいないというか、台湾のキマダラルリは、図鑑によるとS.kuyanianus(ヒメフタオツバメ)となっています。でも古い図鑑で投稿されている方もいるようです。
これもウラフチベニシジミと同じ運命をたどったようですが、タイワンにいない種類をずっと「タイワン・・・」と呼称するのもどうなのでしょうか。と言った感じで、先達者の方々はロヒタキマダラルリツバメを使用されているのでしょう。(名称が長くなるので、ロヒタフタオツバメでもよいような気もします・・・・)
★★訂正 2010年1月13日
 「青森の蝶」のze_ph さんより御指摘をいただき、台湾には3種類(香港にいる2種+ヒメフタオツバメ)ものキマダラルリツバメの仲間がいることを教わりました。YODAが香港で購入した台湾の蝶の図鑑「台湾蝴蝶図鑑・二版2008.1猫頭鷹出版」には280種類の掲載があるだけで、ヒメフタオツバメが普通種での掲載だったようです。
先の古い図鑑で投稿とした蝶もこれは間違いなくロヒタで正解でした。台湾にはミツボシもいて、これはcactussさんがしっかり撮影されていました。でも、肝心のヒメフタオツバメ(台湾固有種だそうです)のフィールド画像が見つかりません。次回、台湾訪問時の課題です。



次回は、マダラチョウ科(タテハチョウ科マダラチョウ亜科)の紹介です。

使用カメラ:
・望遠系 Olympus E-510+ZD70-300mmF4-5.6+EC-14
・マクロ系 Panasonoic DMC-GH1+Sigma 105mmF2.8DGMacro
by yoda-1 | 2009-12-31 09:11 | 香港の蝶

香港の蝶 その5☆シジミチョウ科(2) 画像紹介・前編

その4でホリイコシジミを紹介しましたが、それ以外は新しい方の図鑑「郊野情報・蝴蝶篇」の基準では残りはほとんどが普通種になっています。訪問地は、鳳園が林縁といった感じの場所で標高30m、米埔は海縁の湿地、龍鼓灘も海岸線近くの標高10m前後の場所なので、仕方ないことなのでしょう。

16★Arhopala bazalus Powdered Oak Blue ムラサキツバメ 香港UC-C
16-1・Nov.22-'09@鳳園10:43  閉翅
   (E-510 425mm 1/250sec.F7.9 -0.3EV ISO400) 
a0146869_10562441.jpg

16-2・Nov.22-'09@鳳園12:17  ♂・半開翅・・・16-1と同一個体の可能性あり。
   (E-510 126mm 1/640sec.F5.7 +0.3EV ISO400) 
a0146869_5594634.jpg

16-3・Nov.23-'09@龍鼓灘12:43  閉翅
   (E-510 224mm 1/500sec.F6.5 0.0EV ISO400) 
a0146869_10564483.jpg

 日本でもおなじみの蝶ですが、現地ではよく似ているなとう感想でした。英名の粉を吹いたというのが面白く、確かに白い粉がふいた感じの翅裏です。この蝶の場合、閉翅状態だとYODAの実力では雌雄判断できません。画像16-1は♂の可能性大ですが、画像16-3の雌雄はどうなのでしょう?なかなかこの蝶だけのために開翅するまでじっくり観察できない状況もありました。(近づき過ぎて逃げられたことも大きいですが)

17★Curetis acuta Toothed Sunbeam ウラギンシジミ 香港C
17-1・Nov.22-'09@鳳園11:27   ♂開翅
  (E-510 269mm 1/800sec.F6.9 0.0EV ISO400)  
a0146869_7372352.jpg

17-2・Nov.22-'09@鳳園11:53   同一個体♂閉翅・・・被りの多い画像ですが。
  (E-510 392mm 1/200sec.F7.9 0.0EV ISO400)
a0146869_7394610.jpg

17-3・Nov.22-'09@鳳園12:19   同一個体♂開翅・透過翅・・・日本でもこの構図は初めて。 (E-510 304mm 1/500sec.F7.3 0.0EV ISO400)
a0146869_7474874.jpg

 香港へはどのような蝶がいるのか、特に詳しく調べていった訳でもなく、このウラギンをみると、おぉお、ここにもいるのかという感想でした。
 たぶん香港にも、日本の夏型・秋型に対応した雨季型・乾季型がこのウラギンシジミにあるのでしょう。でもこの♂は、後翅の尖り具合も半端ではありません。台湾産は橙色斑内部の翅脈が黒くなるそうですが、香港に来るとそうでもないようです。しかし後翅の橙色斑の大きさが印象的です。

18★Heliophorus epicles Purple Sapphire ウラフチベニシジミ 香港C
18-1・Nov.22-'09@鳳園10:01  ♂・開翅
  (DMC-GH1 105mm 1/200sec. 0.0EV ISO100)
a0146869_8325474.jpg

18-2・Nov.23-'09@龍鼓灘14:29   たぶん♀・閉翅・・・少しピンボケ失礼します。
  (E-510 392mm 1/320sec.F7.9 0.0EV ISO400)
a0146869_8331074.jpg

 香港に行ったら、この綺麗なベニシジミの仲間に遇わなくていけません。鳳園訪問時も、管理舎の方にまずはこの蝶に遇いたいと意向を伝えると、外の庭にいる個体を紹介してくれました。日本のベニシジミのように、いる場所では群れているという印象はなかったですが、ごく普通種には間違いありません。
 台湾には、よく似たH. ilaがいて、これもネット上などでウラフチベニシジミと呼ばれることが多いようです。たぶん昔は同種とされていたのでしょうね。(H. ilaの方は、シナウラフチベニシジミの新呼称があるようです)
 ♂開翅の画像のように、前後翅の紫色に輝く斑紋がありますが、コムラサキ並に撮影角度に敏感であり、構造色なのでしょう。

19★Horaga onyx Common Onyx ミツオシジミ 香港UC
19-1・Nov.22-'09@鳳園14:31  ♀・閉翅・・・左右翅のスリスリ中 
  (E-510 425mm 1/125sec.F7.9 0.0EV ISO400)・・・遠い画像切り出し。
a0146869_9201384.jpg

 鳳園の保護区での撮影ですが、遠い樹上にて、望遠端での撮影で手ぶれしております。
でも、新基準の出現頻度では、これがホリイコ以外では唯一Commonでない種類です。
英名のonyxはメノウのことだそうで、メノウ模様のシジミ蝶ということでなかなかのネーミングです。オニックスも日本語になっている気がするので、オニックスシジミの和名もありうる感じです。中国名は「斑灰蝶」(灰の字は少し違いますが)で、この白い斑紋が強烈に目立つことに依るようです。和名・ミツオシジミの三尾状態が今一不鮮明なので、次回訪問時にリベンジが必要です。

20★Iraota timoleon Silver Streak Blue イチジクシジミ 香港UC-C
20-1・Nov.22-'09@鳳園11:09  ♂・開翅 吸水
  (E-510 253mm 1/1600sec.F6.8 -0.3EV ISO400)
a0146869_959577.jpg

20-2・Nov.22-'09@鳳園11:09  同一個体♂・閉翅 吸水
  (E-510 253mm 1/2000sec.F6.8 -0.3EV ISO400)
a0146869_1014075.jpg

20-3・Nov.23-'09@龍鼓灘13:44  ♂・半開翅
  (E-510 425mm 1/800sec.F7.3 +0.3EV ISO400)
a0146869_10145876.jpg

20-4・Nov.23-'09@龍鼓灘13:45  同一個体♂・閉翅 吸水・・・口吻が黄色ですね。
  (E-510 304mm 1/250sec.F8.0 +0.3EV ISO400)
a0146869_10151218.jpg

 これは翅裏の模様が強烈で、今まで見てきたムラサキシジミ類とは少し違うなと思いました。しかも、連日遇えて、どちらも明るいブルック沿いにいました。
 和名は、当初北大の多田さんリストにあった「チモールウラニシキシジミ」の採用を思いましたが、fanseabさんのHPの解説で、こちらの方にしました。次回は早めに訪問して翅の傷んでいない個体を撮影したいです。

(以下、次号に続く)

使用カメラ:
・望遠系 Olympus E-510+ZD70-300mmF4-5.6+EC-14
・マクロ系 Panasonoic DMC-GH1+Sigma 105mmF2.8DGMacro
by yoda-1 | 2009-12-30 10:34 | 香港の蝶

香港の蝶 その4☆シジミチョウ科(1) リストとホリイコシジミ発見

三つ目の科はシジミチョウ科ですが、数回に分けてご報告します。

リストは、香港の蝶の2つの図鑑掲載種を合体させると下記のようになりますが、今回図鑑にないホリイコシジミに遇うことができたので、それを含めると52種類です。
出現頻度のVR、R、UC、C、VC は、「香江蝶影2002.7」のものですが、「郊野情報・蝴蝶篇2005.7」の記載を参照し、昔VRでも今は棲息場所が数カ所あるような場合には、UCの標記をつなげています。
つまり、「郊野情報」における分布標記とVR、R、UC、Cの対応を下記のようにしました。
  ・VR  Uncertain
  ・R   分布地名(country parks) が1,2箇所
  ・UC  分布地名が3箇所以上
  ・C   Most country parks (VCは、「香江蝶影」をそのまま継承)

出現頻度の文字の後の★が今回撮影種です。
★香港の蝶  シジミチョウ科 52種  (★今回撮影=14種)
     順に、学名、英語名、和名、香港での出現頻度。
-----List of Lycaenidae, Hong Kong----
Acytolepis puspa Common Hedge Blue ヤクシマルリシジミ 香港C★
Ancema ctesia Bi-spot Royal クロボシルリシジミ 香港VR-R
Arhopala bazalus Powdered Oak Blue ムラサキツバメ 香港UC-C★
Arhopala birmana Burmese Bush Blue アサクラシジミ 香港UC-R
Arhopala paramuta Hooked Oak Blue ホリシャムラサキシジミ 香港VR
Arhopala pseudocentaurus Centaur Oak Blue オオムラサキツバメ 香港R-UC
Arhopala rama Dark Himalayan Oak Blue ラマムラサキシジミ 香港VR
Artipe eryx Green Flash イワカワシジミ 香港C
Castalius rosimon Common Pierrot ナツメシジミ 香港VR
Catochrysops panormus Silver Forget-me-not ウスアオオナガウラナミシジミ 香港VR
Catochrysops strabo Forget-me-not ムラサキオナガウラナミシジミ 香港VR
Celastrina lavendularis Plain Hedge Blue ホリシャルリシジミ 香港R-C
Chilades lajus Lime Blue コウシュンルリシジミ 香港VC
Chilades pandava Plains Cupid クロマダラソテツシジミ 香港UC
Chilades(Freyeria) putli Grass Jewel タイワンヒメシジミ 香港VR
Creon cleobis Broadtail Royal スソナミチャシジミ  香港R-UC
Cupido (Everes) lacturnus Tailed Cupid タイワンツバメシジミ 香港C
Curetis acuta Toothed Sunbeam ウラギンシジミ 香港C★
Deudorix epijarbas Cornelian ヒイロシジミ 香港UC-C
Euchrysops cnejus Gram Blue Cupid オジロシジミ 香港C★
Famegana alsulus Small Grass Blue クロホシヒメシジミ 香港C-UC
Flos asoka Spangled Plush Blue アソカニセムラサキツバメ 香港VR
Heliophorus epicles Purple Sapphire ウラフチベニシジミ 香港C★
Horaga albimacula Violet Onyx ヒメミツオシジミ 香港VR
Horaga onyx Common Onyx ミツオシジミ 香港UC★
Iraota timoleon Silver Streak Blue イチジクシジミ 香港UC-C★
Jamides alecto Metallic Cerulean シロウラナミシジミ 香港VR
Jamides bochus Dark Cerulean ルリウラナミシジミ 香港C★
Jamides celeno Common Cerulean コシロウラナミシジミ 香港UC-C
Lampides boeticus Long-tailed Blue ウラナミシジミ 香港C★
Leptotes plinius Oriental Striped Blue カクモンシジミ 香港VR
Mahathala ameria Falcate Oak Blue エグリシジミ 香港UC
Megisba malaya Malayan タイワンクロホシシジミ 香港R
Miletus chinensis Common Brownie キネンシスカニアシシジミ 香港R-UC
Nacaduba kurava Transparent Six-line Blue アマミウラナミシジミ香港C
Neopithecops zalmora Quaker ヒメウラボシシジミ 香港UC-C★
Pithecops corvus Forest Quaker リュウキュウウラボシシジミ 香港VR-UC
Pratapa deva White Royal ヒメヤドリギツバメ 香港UC
Pseudozizeeria maha Pale Grass Blue ヤマトシジミ 香港VC★
Rapala manea Slate Flash マネアトラフシジミ 香港C★
Remelana jangala Chocolate Royal ウラキンルリツバメ 香港UC-C★
Sinthusa chandrana Broad Spark クヤニヤシジミ 香港UC-C
Spindasis lohita Long-banded Silverline タイワンフタオツバメ 香港UC-C
Spindasis syama Club Silverline ミツボシフタオツバメ 香港UC
Tajuria cippus Peacock Royal ヤドリギツバメ 香港UC-C
Tajuria maculata Spotted Royal クロボシツバメ 香港VR-UC
Taraka hamada Lesser Forest Blue ゴイシシジミ 香港R-UC
Udara albocaeruleus Albocaerulean サツマシジミ 香港UC
Udara dilecta Pale Hedge Blue タッパンルリシジミ 香港VR-UC
Zizeeria karsandra Dark Grass Blue ハマヤマトシジミ 香港UC-C
Zizina otis Lesser Grass Blue ヒメシルビアシジミ 香港C
Zizula hylax Tiny Grass Blue ホリイコシジミ 香港R★

15★Zizula hylax Tiny Grass Blue ホリイコシジミ 香港R
15-1・Nov.23-'09@龍鼓灘13:07  たぶん♀
  (E-510 392mm 1/640sec.F7.9 0.0EV ISO400)
a0146869_65855.jpg

15-2・Nov.23-'09@龍鼓灘13:57  ♂・吸蜜 閉翅
  (E-510 338mm 1/640sec.F7.6 +0.3EV ISO400)・・・明度調整あり。
a0146869_6582469.jpg

 実は今回香港の蝶の画像整理をするまでは、ホリイコシジミとか知りませんでした。香港の図鑑をみて、複眼が褐色のヤマトシジミ系の蝶は、ヤマト、ハマヤマト、ヒメシルビアしかいないのですが、どれもしっくりこないのですよね。ヒメシルビアは後翅斑紋の並びが違うし、ハマヤマトとも翅形や斑紋が微妙に違っていたのです。ホリイコの特徴である前翅裏中室前の斑点は、まあそのような個体もたまにはあるだろうと思っていたのですが、学研・標準図鑑のp.137の比較表にホイイコも掲載されており、これだとなりました。
 ただ、標準図鑑で言う後翅亜外縁のチュウリップの葉が帯状になるとういのは、この香港の個体ではそれほどでもないとは思いました。
 ホリイコは、触角の棍棒部分の垂れ下がり具合がかわいいですが、屋外では大きさとこの触角の感じで見分けできるようになる気がしました。

 香港の図鑑に掲載がないので、これは大発見かと思いきや、「Hong Kong Zizula hylax」で検索すると、2009年7月撮影の個体が紹介済みでした。大陸続きなので、新種が土着していくケースは今後もあるのでしょう。

以降、シジミチョウ科(その2)で撮影個体を紹介していきます。
by yoda-1 | 2009-12-29 07:17 | 香港の蝶

香港の蝶 その3☆シロチョウ科  他のカザリシロチョウに遇いたい

香港の科別紹介の第二弾は、シロチョウ科です。
香港の図鑑で、シロチョウの仲間が、「粉蝶」とあるのは、なかなか味わい深いです。
小さい頃の採集とかで、手づかみすると、蝶の鱗粉で手が粉まみれになるのですが、
そのような思いが、この中国名称に繋がっているんでしょうか?
(たぶん、鱗粉のとれやすさは科別に大差ないのかも??言われてみればマダラチョウの仲間は少しとれにくいような???)

さて、例によって香港の蝶の2つの図鑑掲載種を合体させると下記のようになります。
出現頻度のVR、R、UC、C、VC は、「香江蝶影2002.7」のものですが、「郊野情報・蝴蝶篇2005.7」にだけ掲載のある種は、その解説文から判断しています。
その文字の後の★が今回撮影種で、☆が目撃種です。

★香港の蝶  シロチョウ科 22種  (★今回撮影=8種、☆目撃のみ)
     順に、学名、英語名(香港での)、和名、香港での出現頻度。
-----List of Pieridae, Hong Kong----
Appias albina Common Albatross カワカミシロチョウ 香港R
Appias lyncida Chocolate Albatross タイワンシロチョウ 香港VR
Catopsilia pomona Lemon Emigtant ウスキシロチョウ 香港C★
Catopsilia pyranthe Mottled Emigrant ウラナミシロチョウ 香港C
Cepora nerissa Common Gull タイワンスジグロシロチョウ香港C★
Delias acalis Red-breast Jezebel シロモンアカネシロチョウ 香港UC
Delias belladonna Hill Jezebel クロカザリシロチョウ 香港VR
Delias hyparete Painted Jezebel ベニモンシロチョウ 香港UC
Delias pasithoe Red-base Jezebel アカネシロチョウ 香港VC★
Dercas verhuelli Tailed Sulphur タイリクトガリキチョウ 香港UC
Eurema blanda Tree-spot Grass Yellow タイワンキチョウ 香港UC★
Eurema brigitta Small Grass Yellow ホシボシキチョウ 香港UC
Eurema hecabe Common Grass Yellow キチョウ 香港VC★
Eurema laeta Spotless Grass Yellow ツマグロキチョウ 香港UC
Hebomoia glaucippe Great Orange Tip ツマベニチョウ 香港C☆
Ixias pyrene Yellow Orange Tip メスジロキチョウ 香港UC★
Leptosia nina Psyche クロテンシロチョウ 香港VR
Pieris canidia Indian Cabbage White タイワンモンシロチョウ 香港VC★
Pieris rapae Small Cabbage White モンシロチョウ 香港UC★
Prioneris philonome Red-spot Sawtooth スジグロマダラシロチョウ 香港R
Prioneris thestylis Spotted Sawtooth マダラシロチョウ 香港UC
Talbotia naganum Naga White カルミモンシロチョウ 香港VR

それでは撮影できた種類を学名順にご紹介します。
(★前の数字は、今回の香港撮影種の通し番号です)
使用カメラ:
・望遠系 Olympus E-510+ZD70-300mmF4-5.6+EC-14
・マクロ系 Panasonoic DMC-GH1+Sigma 105mmF2.8DGMacro

7★Catopsilia pomona Lemon Emigtant ウスキシロチョウ 香港C
7-1・Nov.20-'09@米埔14:05  ♂・無紋型 吸蜜 
  (E-510 320mm 1/3200sec.F7.4 -0.3EV ISO800)
a0146869_6173191.jpg

7-2・Nov.22-'09@鳳園12:41  ♂・銀紋型 休止・・・反対側の後翅が部分破損あり  (DMC-GH1 105mm 1/160sec.F10.0 0.0EV ISO320)
a0146869_6254115.jpg

7-3・Nov.23-'09@龍鼓灘12:17  ♂・無紋型 吸蜜・半開翅
  (E-510 253mm 1/2000sec.F6.8 0.0EV ISO400)
a0146869_631509.jpg

7-4・Nov.23-'09@龍鼓灘13:20  ♂・無紋型 吸蜜・透過翅
  (E-510 338mm 1/400sec.F7.6 -0.3EV ISO400)
a0146869_634396.jpg

 英名のemigrantは、移民とか移入種の意味ですが、香港ではこのウシキシロチョウとウラナミシロチョウは移入種だそうです。どのような契機でいつ頃かは未調査です。日本では南西諸島にいるのですが、YODAはもちろん初見で、その力強い羽ばたきに感動しました。
この種は訪問先ごとにいた訳ですが、どれも♂ばかりだったのはどうしてでしょうか。また同じくCommonとなっているウラナミシロチョウには遇えずじまいでした。(YODAの経験不足で、周囲にいたのを見逃しているだけかも知れません。「遇えなかった」→「撮影できなかった」という解釈で以下同様に御願いします)

8★Cepora nerissa Common Gull タイワンスジグロシロチョウ 香港C
8-1・Nov.22-'09@鳳園10:12  ♀開翅 ・・・左翅の破損多し
  (E-510 320mm 1/1250sec.F7.4 -0.3EV ISO400)
a0146869_12563868.jpg

8-2・Nov.22-'09@鳳園10:04  ♀閉翅   ・・・上と同一個体(ピンぼけで失礼します)  (DMC-GH1 105mm 1/100sec.F8.0 0.0EV ISO100)
a0146869_1312899.jpg

8-3・Nov.23-'09@龍鼓灘12:58  ♂開翅(吸蜜中)
  (DMC-GH1 105mm 1/500sec.F5.6 0.0EV ISO160)・明度調整あり
a0146869_1353885.jpg

  台湾の図鑑では、学名 Cepora coronis cibyra が今でも使用されているようです。
Wikipediaでは「C.coronis」は「C.nerissa」の一亜種と扱っています。亜種なのか、独立種なのかは永遠の課題なのでしょう。国ごとにこだわりのある学者・識者が図鑑を編集して、個性が出てくる事例でしょうか。
  香港には、スジグロ系模様の蝶はこれしかないので、識別は容易な方だと思いますが、♂の前翅縁の黒斑は、タイワンモシロチョウ♂に少し似ているので、翅表からの遠目の識別は難しいのでは想像します。

9★Delias pasithoe Red-base Jezebel アカネシロチョウ 香港VC
9-1・Nov.20-'09@米埔13:17  ♂半開翅表・吸蜜・・・側面画像は「概要編」に掲載しました。  (E-510 286mm 1/1250sec.F7.1 0.0EV ISO800)
a0146869_168978.jpg

9-2・Nov.22-'09@鳳園10:24  ♂半開透過翅側面・吸蜜・・・旅行ブログにも掲載しました。  (E-510 304mm 1/320sec.F7.3 0.0EV ISO400)
a0146869_16131634.jpg

9-3・Nov.23-'09@龍鼓灘12:50  ♂閉翅・吸蜜・・・英名のノゴギリハとフェンスの金網がマッチします。  (E-510 239mm 1/400sec.F6.6 0.0EV ISO400)
a0146869_1620378.jpg

9-4・Nov.23-'09@龍鼓灘13:16  ♀半開翅・翅表・・・運良く♀も撮影していました。  (E-510 269mm 1/500sec.F6.9 +0.3EV ISO400) 明度調整あり。
a0146869_16275277.jpg
 
9-5・Nov.23-'09@龍鼓灘13:16  同一♀半開翅・翅表+チラ翅裏・・・YODAの好きなアングルの一つです。  (E-510 304mm 1/640sec.F7.3 0.0EV ISO400) 
a0146869_16324447.jpg
 
 アカネシロチョウは5枚も掲載です。画像9-1~3が♂で、画像9-4.5が♀ですが、黒の地色が薄いのが♀で、白い斑紋も少しぼけた感じになるようです。また画像9-1と9-4の後翅表肛角上部の比較で、黄色味が顕著な方が♂です。
 英名のJezebelは、聖書に出てくる放埒な王妃の名称。そのまま、妖婦とか放埒な女の意味をもつとか。確かに厚化粧の蝶のイメージで、YODAなどはすぐに誘惑に乗ってしまそうです。
 Delias属(カザリシロチョウ属)は、北大・多田光宏さんのリストによると、255種類もカウントされています。
Fanseabさんが撮影されているベニモンシロチョウにも遇いたかったですが、時期的に少なくなっていたのでしょう。

10★Eurema blanda Tree-spot Grass Yellow タイワンキチョウ 香港UC
10-1・Nov.20-'09@鳳園11:38  交尾・・・左が♀で、右が♂のよう。
  (E-510 199mm 1/500sec.F7.1 +0.3EV ISO400) かなり切り出し。
a0146869_20202274.jpg

 保護区の場所が判らないで、山の方へ登った際に撮影。あとから画像を検証すると、タイワンキチョウはこの交尾シーンしかありません。翅面に正対して撮るとか、しておけばよかったです。
 キチョウとの識別点を画像に記入していますので、拡大してご覧ください。

11★Eurema hecabe Common Grass Yellow (ミナミ)キチョウ 香港VC
11-1・Nov.20-'09@鳳園13:38  交尾・・・上が♂で下が♀のよう。
  (E-510 392mm 1/800sec.F7.9 -0.3EV ISO400) 
a0146869_202887.jpg

11-2・Nov.20-'09@鳳園10:43  地面吸水・・・たぶん♂
  (E-510 425mm 1/800sec.F7.9 -0.3EV ISO400) 望遠端です。
a0146869_20324568.jpg

11-3・Nov.20-'09@鳳園14:47 閉透過翅・吸蜜・・・たぶん♂。最初タイワンキチョウかと思いました。(E-510 425mm 1/800sec.F7.9 -0.3EV ISO400) 望遠端です。
a0146869_2036174.jpg
 
  (ミナミ)キチョウの特徴は画像11-1に記載したので、拡大してご覧ください。
タイワンキチョウとの識別は結構大変でした。図鑑にある縁毛の色はフィールド画像ではよく判りません。決定的なのは前翅裏中室の小斑点の個数ですが、タイワンキチョウの第三点は後翅に隠れやすいのです。後翅外縁の尖り具合も簡便な識別点ですが、画像11-3のように撮影角度によっては紛らわしいです。
 個体差はあるでしょうが、香港の図鑑をみる限り、外縁の波打つ感じがタイワンの方が顕著であり、ここも留意するとよさそうです。

12★Ixias pyrene Yellow Orange Tip メスジロキチョウ 香港UC
12-1・Nov.20-'09@鳳園13:57  ♀・乾季型・吸蜜・半開翅の片翅表正対
  (E-510 425mm 1/800sec.F7.9 -0.3EV ISO400) 
a0146869_21455856.jpg

12-2・Nov.23-'09@龍鼓灘13:08  ♂・雨季型・吸蜜・半開翅の両翅表正対
  (E-510 269mm 1/1250sec.F6.9 -0.3EV ISO400)
a0146869_21573380.jpg

12-3・Nov.23-'09@龍鼓灘13:21  ♂・乾季型・吸蜜・半開翅の片翅表正対
  (E-510 338mm 1/800sec.F7.6 0.0EV ISO400)
a0146869_222436.jpg

 日本にいないシロチョウの仲間では、なかなかの美種ではないでしょうか。
しかし、メスジロキチョウとはなんとも芸がない和名です。ツマキチョウもメスジロではないかと不満を述べたくなります(笑) と記載しながらも、♂の地色が黄色だとすると、確かに♀の地色の白さは歴然としています。しかしこれもモンキチョウの♀の大半は白いし・・・・。ヒメツマベニチョウを提案しようと思ったら、ヒメツマベニシロチョウという和名の蝶が同じIxias属にいました。この英名がWhite Yellow Tipなので、このYellow Orange Tipは、「ヒメツマベニキチョウ」がベストのネーミングではないでしょうか。 
 雨季型と乾季型があり、画像12-2のように、♂♀とも雨季型では後翅表外縁の暗色ボーダーが顕著になります。

13★Pieris canidia Indian Cabbage White タイワンモンシロチョウ 香港VC
13-1・Nov.22-'09@鳳園11:23  ♂・吸蜜・半開翅・片翅表正対
  (E-510 357mm 1/1000sec.F7.8 0.0EV ISO400)
a0146869_22314243.jpg

 前翅褄部分の暗色紋様の違いで、モンシロチョウと紛れることはないですね。しかし、どちらの種も♀の方の撮影漏れがあるので、次回しっかり収めたいです。

14★Pieris rapae Small Cabbage White モンシロチョウ 香港UC
14-1・Nov.20-'09@米埔13:02   ♂・吸蜜・小開翅側面・・・ピンぼけ失礼します。
  (E-510 239mm 1/4000sec.F6.6 -0.3EV ISO800)
a0146869_22263669.jpg

 掲載は最後になりましたが、香港で見た最初のシロチョウ科がこのモンシロチョウでした。ここまで来てモンシロかと思いましたが、香港ではタイワンモンシロチョウの方が多いようです。ランタナが雑草のように生えている香港の環境は、蝶見・蝶撮にいい感じです。

(文中、間違いや不正確な部分がある場合は、是非御指摘ください)
by yoda-1 | 2009-12-26 07:47 | 香港の蝶

香港の蝶 その2☆アゲハチョウ科  日本との共通種も多く

さて、香港での二日半の探蝶による成果を科別に記載します。

 そもそも日本にいない蝶に和名が必要かという議論もあるでしょうが、ある場合は、北大の方がまとめたリストを参考にして、過去の世界の蝶図鑑の類で和名が与えられたものを優先し、できるだけ学名のカタカナ名でないものを使用しています。(最初から学名を採用している和名しかない場合も多々あるようですが)
 科名の分類は、タテハチョウ科への統合が主流ですが、中国が従来のままだそうで、それに従います。
従来、ジョノメチョウ科であったものを、タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科と表現するのは、誠に面倒です。
「これら複数の科は、前脚が退化しており、近縁種である」という認識(もちろんもっと別の共通特徴があるようですが)で十分ではないでしょうか?
(とえらそうに言っても、その内方針変更するかもしれません。)
しかし、たぶんインドの方々が中心に記載していると思われるwikipediaでは、タテハチョウ科への統合スタイルになっているので、その辺は柔軟にこだわらないということで・・・・。


まずは、アゲハチョウ科からです。
地元の図鑑によると、下記の蝶が記録されています。
香港の後のアルファベットは、どの程度の普通種か希少種かの指標で、図鑑「香江蝶影2002.7」で種別に記載のあるものを転記しています。
 VR=very rare, R=rare, UC=uncommon, C=common, VC=very common
となっています。特に、VRは迷蝶で記録も乏しいものにあてがっている感じです。

★香港の蝶  アゲハチョウ科 21種  (★今回撮影=6種、☆目撃のみ)
     順に、学名、英語名(香港での)、和名、香港での出現頻度。
-----List of Papilionidae, Hong Kong----
Byasa alcinous Chinese Windmill ジャコウアゲハ 香港VR
Chilasa agestor Chocolate Mime カバシタマネシアゲハ 香港VR
Chilasa clytia Common Mime マネシアゲハ 香港C
Graphium agamemnon Tailed Jay コモンタイマイ 香港VC★
Graphium antiphates Five-bar Swordtail オナガタイマイ 香港C
 (注:香港の図鑑では、Pathysa antiphates となっていますが、このpathysaはサブ属名だそうです)
Graphium cloanthus Glassy Bluebottle タイワンタイマイ 香港R
Graphium doson Common Jay ミカドアゲハ 香港UC
Graphium sarpedon Common Bluebottle アオスジアゲハ 香港VC★
Lamproptera curius White Dragontail シロスソビキアゲハ 香港UC★
Pachliopta aristolochiae Common Rose ベニモンアゲハ 香港UC
Papilio bianor Chinese Peacock カラスアゲハ 香港C
Papilio demoleus Lime Butterfly オナシアゲハ 香港C
Papilio dialis Southern Chinese Peacock タイワンカラスアゲハ 香港VR
Papilio helenus Red Helen モンキアゲハ 香港VC★
Papilio memnon Great Mormon ナガサキアゲハ 香港VC☆
Papilio paris Paris Peacock ルリモンアゲハ 香港VC★
Papilio polytes Common Mormon シロオビアゲハ 香港VC★
Papilio protenor Spangle クロアゲハ  香港VC
Papilio xuthus Swallowtail アゲハ  香港UC
Troides aesacus Golden Birdwing キシタアゲハ 香港UC
Troides helena Common Birdwing ヘレナキシタアゲハ 香港UC

それでは順に撮影できた種類をご紹介します。

1☆Graphium agamemnon Tailed Jay コモンタイマイ 香港VC
・Nov.22-'09@鳳園・保護区(2枚同一個体)    この一度しか観れませんでした。
a0146869_206289.jpg

a0146869_2074042.jpg

 和名のコモンタイマイのコモンはどのような意味なのでしょうか? 小紋、それも並。
アオスジアゲハの仲間(Graphium)ですが、なかなか綺麗ですよね。

2☆Graphium sarpedon Common Bluebottle アオスジアゲハ 香港VC
・Nov.24-'09@龍鼓灘にて。   鳳園にも米埔にもいました。
a0146869_20151854.jpg

 同行した家内は、この蝶はかなり綺麗だと言っておりました。日本にもごく普通にいると必死に説明しました。

3☆Lamproptera curius White Dragontail シロスソビキアゲハ 香港UC
・Nov.22-'09@鳳園でのみ観察。    概要編でもご紹介しました。
a0146869_20203333.jpg

 和名は古い図鑑には、シロオビスソビキアゲハとあります。東南アジアに多い Green Dragontail(L.meges) はスソビキアゲハですが、こちらをアオスソビキアゲハと呼び、本種と対で呼ぶことが最近は多いようです。
簡単な動画を掲載します。

翅が小さくて、胴体が大きい分、翅の動きはオオスカシバ並なのでしょうか?
鳳園保護区に2匹いましたが、観察できた個体はこの1匹のみで、残念ながら片方の尾状突起がとれています。12月・1月にはいないようで、この時期の個体は、突起のとれていることが多いと、管理棟スタッフの方が言っておりました。

4☆Papilio helenus Red Helen モンキアゲハ 香港VC
・Nov.23-'09@龍鼓灘。 ♀・吸蜜飛翔中 鳳園でも米埔でも目撃しました。
a0146869_20344981.jpg

日本のと同じくらい大きかったです。
タイワンモンキアゲハ(シロオビモンキアゲハ)は、香港にはいないようです。

5☆Papilio paris Paris Peacock ルリモンアゲハ 香港VC
・Nov.22-'09@鳳園(2枚・同一個体)   ごく普通種でも、他では目撃できずでした。
a0146869_2371025.jpg

a0146869_2304148.jpg

 これは、広く東南アジアにもいるそうですが、綺麗なカラスアゲハの仲間ですね。

6☆Papilio polytes Common Mormon シロオビアゲハ 香港VC
・Nov.22-'09@鳳園  ♀・白帯型を追尾する♂
a0146869_21173541.jpg

・Nov.23-'09@龍鼓灘  ♀・白帯型 吸蜜中
a0146869_2120354.jpg

・Nov.23-'09@龍鼓灘  ♀・白斑型   (遠い飛翔画像を切り出し)
a0146869_21254864.jpg

 これも沖縄探蝶経験ないYODAは初見ですが、図鑑のように確かに小さいです。
♀の白斑型は、香港の図鑑の表現です。「学研・標準図鑑2006.8」によると、日本ではベニモン型と呼ぶそうですね。今回遇えなかったベニモンアゲハに擬態しているから、そのベニモンを採用した名称のようです。しかし、標準図鑑にはこの白紋がほとんど赤い個体も掲載されていてビックリです。

図鑑でCommon、Very Commonとなっているマネシアゲハ、オナガタイマイ、カラスアゲハ、オナシアゲハ、クロアゲハに遇えなかったのは残念でした。特に、尾のあるナガサキアゲハ、尾のないクロアゲハがいるそうで、次回訪問時は必見です。
またトリバネアゲハの仲間であるキシタアゲハ、ヘレナキシタアゲハは、鳳園でもこの時期ぎりぎりでヘレナの方は観れるそうですが、これも遇えなくて残念です。Kadoorie Farm and Botanic Gardenに多いそうですが、4月~10月の訪問がよさそうです。

(内容に、間違いや偏見がある場合は、御指摘いただけるとうれしいです)
by yoda-1 | 2009-12-23 22:10 | 香港の蝶

香港の蝶 その1☆蝶撮旅行の概要  091120-24 

年末は仕事も多忙でなかなか画像整理が進みません。

この11月の勤労感謝の日の連休に、香港行きを計画し四日間楽しんできました。
  旅行ブログをご覧ください。
野鳥や蝶の写真は、2年前の2008年より開始したので、23年前にも建築現場勤務で、この香港に半年いましたが、当時はそのような趣味は一切なかったのが残念です。
で、今回は初の海外での鳥見・蝶撮であったので、ワクワクしながら行ってきました。

訪問前の情報収集では、ネットで「香港 蝶 撮影」で検索すると、fanseabさんのブログが出てくるので、この「鳳園Fung Yuen」に行けばよさそうと判断し、検索すると、鳳園蝴蝶保育区のサイトがありました。
中国語はよく判らないのでこのページにあるメールアドレスに、行き方などを事前に聞きました。

丸4日の旅行でしたが、蝶撮日となったのは、2日半といった感じでしょうか。

★米埔 Mai Po Nature Reserve   2009年11月20日
a0146869_11541864.jpg

・初日11月20日(金) 鳥見で有名な「米埔 Mai Po Nature Reserve」を訪問し、鳥見の傍らに蝶撮。
 ここでは探鳥が主体でしたが、ときどき蝶も飛んできました。

☆ヒョウシャクガ
a0146869_1263579.jpg

 はじめて外国の蝶に遇ったと思ったら、皆さんのブログでもよく紹介されている鮮やかなシャクガでした。
蛾らしい飛翔でしたが、昼間よく目立ちます。

☆メスアカムラサキ♂
a0146869_12113592.jpg

 蝶撮を始めて、まだ沖縄とかに行っていないので、もちろん初見です。これも子供時代に図鑑でいやというほど眺めていたので感激でした。

☆アカネシロチョウ♂
a0146869_12132678.jpg

 カザリシロチョウも憧れの蝶の一つ。図鑑によると本種はごく普通種ですが、その後の訪問地にもたくさんいました。

☆マルバヒトツメジャノメ 乾季型
a0146869_1216563.jpg

 いろいろ事前に海外の蝶の画像をみていたお陰で、この乾季型には驚かずに済みました。眼状紋のはっきりした雨季型もまだまだたくさんいました。

☆米埔の風景
a0146869_12175574.jpg

 肝心の野鳥の方の画像アップが進んでおりません。

★市内観光   2009年11月21日
  先の旅行ブログをご覧ください。
・二日目11月21(土) 市内観光で蝶に遭遇せず。書店で「香江蝶影 Butterfly Watching in Hong Kong 2002.7」を購入。香港の蝶の蝶撮画像集と観察時期・場所の記載があって便利です。

★鳳園 Fung Yuen   2009年11月22日
a0146869_12213516.jpg
  
・三日目11月22日(日) 「鳳園Fung Yuen」訪問を実行。
 管理舎で、挨拶をすると、元富士通にいたという方もいました。朝冷えすぎたので、蝶の出具合は芳しくないのではないかといいます。YODAが20種類以上は見たいといううと、どうかなという感じでした。ここは保護区以外でもいい場所のように感じました。肝心の保護区へは有料で20元(240円)とられますが、案内マップが模式図をなので、その入り口がよく判らなくて、丘の上まで登ってへとへとになりました。見つからなくて仕方なく地元の蝶撮している若者に質問して、連れていってもらった始末です。
ここでは、fanseabさんのブログにあったキマダラツバメは一種を尾ナシ状態で目視できただけでしたが、シロスソビキアゲハにはなんとか遇えました。
 
☆アオタテハモドキ♀
a0146869_1244647.jpg

 これもおなじく沖縄での蝶見経験のほとんどないYODAは、この塗り絵したような蝶柄にビックリです。

☆ツマアカイチモンジ♂
a0146869_12442690.jpg

 ミスジチョウも仲間も豊富なようでした。

☆シロスソビキアゲハ
a0146869_12444466.jpg

 小さいアゲハで、飛来してきたときは、よく判りませんでした。これは保護区にいましたが、当地には地元の中学生らしき団体が蝶のチェックリストをかかえて訪園していました。その彼はも指摘されるまでは気がつきません。ホウジャク類の飛び方に似ています。

☆同好の趣味の方々
a0146869_12512773.jpg

 蝶の聖地だけあって、蝶撮趣味の方々が集まっておりました。このときまだ本ブログを立ち上げていませんが、強引に名刺を作って交換すればよかったです。近づくと、お前も撮影しろという感じで交替で場所を空けてくれます。蝶撮影者に悪い人はいないのです。

 さて、この鳳園で何種類撮影できたかは、本連載ブログの最終回までの楽しみにして、管理舎で2つ目の図鑑を購入しました。「郊野情報 蝴蝶篇 HONG KONG BUTTERFLIES 第二版 2005.7」です。こちらはほとんどの場合に、雌雄・季節型の標本画像が翅表・翅裏のセットで掲載されているので、種名の同定に便利です。
管理舎の方にタクシーを御願いして、Tai Po Market駅まで乗車し、ホテルへの帰路に着きました。

★龍鼓灘 Lung Kwu Tan   2009年11月23日・勤労感謝の日(香港にはありません)
a0146869_1246055.jpg

・四日目11月23日(月) 「龍鼓灘 Lung Kwu Tan 」を訪問。
 最終日は、Wet Landで野鳥を見ることにするか迷いましたが、先の蝶画像図鑑で、ハレギチョウが紹介さており、その撮影地がここなので、行ってみることに。路線バス初利用でしたが、なんとかなるものですね。子供のときによだれ混じりに眺めていたハレギチョウの仲間に遇うことができてよかったです。

☆メスジロキチョウ♂
a0146869_1305882.jpg

 シロチョウの仲間が白くてもおかしくないので、たぶん、ヒメツマベニチョウと呼ぶべきなのでしょう。肝心の本家ツマベニチョウは、飛翔を見るだけで撮影できずでした。(画像は黄色い感じではありますが、英名Yellow Orange Tip が示すように少し朱色が入る感じ。ツマシュチョウとかどうですかね。シュは昆虫名に余り使われていないのかな~)

☆イチジクシジミ♂
a0146869_1344150.jpg

 シジミチョウの仲間も楽しめました。

☆オジロイナズマ(アオヘリイナズマ)♂
a0146869_1311716.jpg

 イナズマチョウの仲間も初見で感激です。

☆ハレギチョウ♂
a0146869_1313632.jpg

 目的の蝶にも遇えて、訪問大成功でした。

☆龍鼓灘の風景
a0146869_132524.jpg

 山に岩がごろごろしていて、なかなかの景勝地だと思いました。この後はバスで屯門駅に戻り、MTRでホテルのある旺角駅まで戻り、深夜便で羽田でした。

以降、科別に香港の蝶をご紹介していく予定です。是非ご覧ください。
by yoda-1 | 2009-12-20 13:05 | 香港の蝶

香港の野鳥  091120 Mai Po訪問時 その1

11月の連休は、香港に野鳥・蝶をみにいきました。
といっても、家内と一緒なので、フルにはその活動はできませんが、まずまず満喫できました。

一日会社を休みにして、11月20日(金)~23日(月)を羽田深夜便の活用で、丸四日コースでした。
初日は、事前申請の必要な Mai Po Nature Reserve へ。
 http://www.wwf.org.hk/eng/maipo/publicvisit/overseasvisitor.php
申請は、このページに基づいて行えばよく、申請書をFAXすると、メールでOKの返事がきます。
しかるべき保護団体のメンバーであることの条件があるので、これを機に、日本野鳥の会に入会しました。(これもネットで可能です)

当日いざ、家内と訪問してみると、申請があるので、野鳥の会の会員証を見せろということもなく、入園許可証がもらえました。

このMai Po(米埔)は、香港の北西にあり、MTRのEast Rail LineのSheung Shui(上水)駅で下車して、バスかタクシーで西行します。
a0146869_0125948.jpg

夕方には、香港島にある会社の営業所を表敬訪問することになっているので、余りゆっくりもできず、また当日早朝1時のホテル着で、そんなに早く訪問できた訳でもありませんでした。
一人120H$=1500円もかかるので、初日に行くのではなく、中間日に設定し、早朝から門限の17時までフルにいれるような段取りがよいのでしょう。

WWFの事務所の近くに野鳥が溢れているので、順次撮影しました。

☆シキチョウ Copsychus saularis  Oriental Magpie-Robin
a0146869_5485319.jpg

2008年1月より鳥見の趣味を始めてから始めて、海外で初めて観た野鳥です。
(旺角にあるホテルからMTRの駅へ移動中に、鳩の仲間はいましたが)
シキチョウは、ツグミ科でインド・東南アジアに広くいるそうですが、この香港にも後に紹介するコウラウンと双璧をなす普通種に思えました。飛翔すると、翼に白帯がくっきりと入ってなかなか見事です。香港にはカササギもいたので、小型カササギのような印象を受けました。

☆オナガ Cyanopica cyana Azure-winged Magpie
a0146869_64724.jpg

 次に観たのが、東日本にもいるオナガでした。香港では最近、このMai Poに導入されたと、図鑑に記載がありました。近づくと逃げる具合は、日本と同じ感じでした。

☆スズメ Passer montanus Eurasian Tree Sparrow
a0146869_6844.jpg

 日本でもなじみのスズメが香港でも市街地を中心に我が者顔です。

☆シロガシラ Pycnonotus sinensis  Light-vented Bulbul
a0146869_6162070.jpg

 これもごく普通種。日本でも沖縄で観れるそうです。この個体は、シロガシラの特徴の眼の後ろの広い白帯が不鮮明です。今年生まれの個体なのかも?

☆シマキンバラ Lonchura punctulata  Scaly-breasted Munia
a0146869_6212622.jpg

 これも事務所の裏にいた個体ですが、強烈なクチバシは、文鳥の仲間(カエデチョウ科)だそうです。
お腹の網模様がまだらなのは、これも今年生まれで、第一回冬羽に衣替え中なのでしょうか?

☆アオショウビン Halcyon smyrnensis  White-throated Kingfisher
a0146869_626552.jpg

 家内が早々に発見して、YODA家は大騒ぎに。このMai Poでは、カワセミ、アオショウビン、ヤマショウビン、ヒメヤマセミの4種が普通にいるそうなのですが、カワセミはよくいましたが、他の2種はよく確認できませんでした。(未見種なので、見逃している可能性も大です)

以上撮影は、E-510+ZD70-300mmF4-5.6+EC-14 ISO800 手持ち
  (ほとんどが、テレ端解放状態での撮影です)

他の目撃種は次号へ。Moreでは、案内図や鳥見データ看板を紹介しています。

More
by yoda-1 | 2009-12-03 00:18 | 香港の野鳥【工事中断中】

類似☆ アキアカネ♂とナツアカネ♂

皆さんはじめまして♪
mixiの画像サイズに不満があったりして、飛び出してきました。
蝶、野鳥ともごく新米ですが、よろしく御願いします。

最初の話題は、蝶でも野鳥でもなく、身近によくみるアカトンボの代表種であるアキアカネとナツアカネの識別(同定、区別、違い、比較)です。
秋になるとこの2種が混生するようになりますが、ナツ♂は胸部や前額が赤くなるので、アキアカネと紛れることは少ないのですが、胸部側面の中央黒条の入り方以外にどのような違いがあるのかまとめてみました。

☆アキアカネ♂(上)とナツアカネ♂(下)の比較
a0146869_5475456.jpg

 この内、③の胸部側面の中央黒条の上方に向かっての切れ具合が、♂♀・未熟成熟にかかわらず、アキアカネとナツアカネの違いに用いられるのはご存じの通りです。
(是非、ダブルクリックで拡大してみてください)

背面の比較☆アキアカネ
a0146869_613775.jpg

背面の比較☆ナツアカネ♂
a0146869_682116.jpg

 ナツアカネの背面は、某投稿サイトのalpsさん撮影の画像を拝借しました。
側面の黒条が写っていなくても、♂成熟体の場合は、背面中央の明るさで一発判定できそうです。


★ギャラリー
・アキアカネ♂成熟  複眼マクロ    081122(08年11月22日) 埼玉県さいたま市
a0146869_6153968.jpg


・ナツアカネ♂成熟 複眼マクロ   090919 栃木県さくら市
a0146869_6165961.jpg

 ♂成熟では前額も赤くなりますが、ナツ全般に前額基部の黒条(額基条)は、アキアカネより細目です。

・アキアカネ♀   080927  埼玉県蓮田市
a0146869_6242178.jpg


・ナツアカネ♀   081101  埼玉県蓮田市
a0146869_6272865.jpg

by yoda-1 | 2009-12-01 06:40 | ☆識別検討室☆