蝶鳥ウォッチング:チャマダラセセリ
2014-05-03T04:32:20+09:00
yoda-1
ご訪問ありがとうございます。月刊むし誌上で「近縁種識別」の記事を年に3回ぐらい掲載しています。PC訪問者数577,200-2019.2.7時点
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チャマダラセセリ 消滅寸前★情報求む!! 開田高原2014.4.27
http://yoda1.exblog.jp/19754482/
2014-05-03T00:59:00+09:00
2014-05-03T04:32:20+09:00
2014-05-03T00:59:25+09:00
yoda-1
★チャマダラセセリ
大嶽山を望む位置で車を止めての撮影です。
このブルーのヴィッツは今年一杯使用して引退の予定です。
4/27日曜日は2年ぶりに開田高原を訪問し、チャマダラセセリを探すことにしました。
天気もよく気温もまずまずなのに、なかなか姿が見えません。
朝の10時過ぎには、総勢6名での探蝶になっておりましたが、ようやく一匹発見されました。
#1-5・ チャマダラセセリ♀雌 10:28-40 結局♀雌一個体のみの観察でした。
当初これはてっきり出始めの♂雄だろうと思っていましたが、よく観ると♀雌ではないですか。
これまで茨城チャマを含めて毎年観察してきているのに、周囲に♂雄だとまき散らし、なんとも恥ずかしい次第でした。
前日に開田高原のチャマを撮影されてブログに出されておりましたが、これはその個体と斑紋が一致して同一個体です。
当日のあの陽気で♂雄や他の個体が一切観察できなかったのは、この開田高原でのチャマは昨年から非常に少なくなってきた印象を持ちます。
この♀雌の観察中に、産卵行為もなく、前日に♂雄と出会うこともなかったように想像します。
最悪この♀雌が最後のイブとなるやも知れません。
長野県ではチャマダラセセリのこの急激な減少を鑑みて、行政として捕獲・累代飼育していく方針に切り替えたとか。実際に当日そのミッションを受けて信州大学の中村教授・江田博士が来所され、成虫捕獲を試みておりました。そのときには先の♀雌はもう行方不明状態ではありました。
江田さんによると、その後開田高原での成虫情報は入ってきていないとのこと。
このGW後半にチャマ探索にいかれる方は、当地またはその周辺で是非ともチャマを発見していただき、江田さんまで情報を入れてください。
◆開田チャマ情報連絡先
信州大学農学部 山岳科学研究所 助教 江田慧子 Keiko Koda
TEL:0265-77-1656
Mail:kkeiko12@shinshu-u.ac.jp
江田さんは、オオルリシジミの繁殖において、野焼きによる寄生天敵駆除の効率性を解明したことで有名な方ですが、お名前を検索してもいろいろ出てくるかと思います。
ブログも開設されています。 →江田慧子の研究ブログ(チャマの飼育実験)
チャマダラセセリは草原性の蝶で、林業の衰退による伐採地の減少、牧場の減少、山道の舗装による背丈の低い野草生息場所の減少などで、食草のミツバツチグリなどの減少とともに急速にその生息地を減らしていっている蝶で有名です。
その辺に関しては、下記の論文が参考になります。
→二次遷移に伴うチャマダラセセリ個体数の減少(田下1989 蝶と蛾)
たぶん千万年のオーダーで継承された開田チャマ独自の形質が自然界から永久に失われるのはごく残念なことなので、今期なんとか信州大学で累代飼育による地域固有種保存がうまくスタートできるようになりたいものです。
皆様のご協力をよろしくお願いします。
その日の他の蝶は次回紹介するとして、その後YODAは信州に来るブッポソウを探す旅になりました。
この時季はまだ山頂の方で相手探しの最中で、営巣に入っておらず、とても初見できる状況ではありませんでした。
でも替わりに、コサメビタキに遇えてよかったです。
#6ー9・ コサメビタキ 長野県南部 最初の画像は小虫をフライキャッチして枝に留まっているシーンです。
多くの夏鳥の場合、♂雄が先行して東南アジアなどから日本列島に飛来してきて、♀雌待ちのテリ張りをして、♀雌の飛来を待つのだとか。
ツバメは確か生涯同一伴侶によるつがいなので、渡りも一緒の行動なのですが、オオルリ・キビタキとか、さらにブッポウソウでは基本毎年繁殖相手は違っているのでしょうか。
同じ♀雌と巡り会って、今年もよろしくねとか言うシーンもあるのかないのか・・・。
♂雄も♀雌も同じ場所・育った場所に戻ってくるのでしょうから、その確率は高いはずですが、君とはもう3年連続だねという意識があるのかないのか気になります(笑)
開田高原でご一緒だった皆様、お世話になりました。
スジボソヤマキチョウ・産卵に続く。]]>
チャマダラセセリ 茨城チャマは今年も健在!! 2013.4.27
http://yoda1.exblog.jp/17695123/
2013-04-28T05:08:00+09:00
2013-04-29T21:55:34+09:00
2013-04-28T05:08:50+09:00
yoda-1
★チャマダラセセリ
現地に着くと、気温の寒さと風があるためかなかなか飛び出しましません。
採集目的の早めに到着組の中に、TTさんご夫婦がいらしゃっていたので、中国での武勇伝などを聞いて蝶の出てこない時間を過ごします。
そのうち神奈川組・埼玉組の撮影部隊がやってくるではないですか。
横浜Iさん、naoggioさん、midoriさん、春日部Sさん、たまさんの5名です。これで採集者と撮影者の数が拮抗し、観察しやすい環境が整えられました(笑)
チャマの登場時間順に紹介です。
#1-5・ チャマダラセセリ♂雄 9:06-19 最初に登場してこの♂雄が余りに新鮮で、この場所は本州の他所が一週間前後春の蝶の出現が例年より早いことを無視して、ようやく発生になっているのかと勘違いしました。(前日の発生状況もしっかりあったようですが)
#6-8・ チャマダラセセリ♀雌 10:10-19 これは♀雌みたいとnaoggioさんが撮影を始めたものですが、ようやく徳望の♀雌が出てくるようになりました。
体が大きい分、体温上昇が遅くなり、♂雄の後に活動開始になるのかもです。
♀雌はこのように前翅前縁付け根側の肩部分が丸く前に跳ね出す感じになります。以前のチャマ記事で雌雄比較図を作成しておりますが、 このときはすっかり忘れておりました(@@;)
#9-10・ チャマダラセセリ♀雌 10:40前後 ・・・今観ると#6-8個体と同一です。 産卵したり、空中留まりとかで、みんなのよい被写体になりました。
#11-12・ チャマダラセセリ♀雌 11:30前後 YODA個人はなかなか翅裏撮影のチャンスなしでした。
#12は、今期課題の「セセリチョウの正面顔」です。そういえば、ミヤマセセリがまだでありましたでがんす。
#13-14・ チャマダラセセリ♀雌 吸蜜@スミレ、 産卵@ミツバツチグリ 11:37 今回はタンポポ以外での吸蜜シーンがなかなか撮影できませんでした。
チャマの産卵シーンは数度観察ですが、葉裏の付け根側に産卵するので、なかなか腹端から卵が出るような感じのアングルにできません。
確かこのときに、maedaさんもお見えになりました。
#15・ ミヤマセセリ♂雄 大きめのチャマと思いきや、ミヤマンでした。
今年は交尾シーンが見つからない状況ですが、ここを昼前に切り上げて、YODAは茨城県の蝶図鑑にあったヒメシロチョウの場所へ行ってみることにしました。結果それらしき場所は見つからず、またすでに絶滅している可能性も大でしょうか。
気分を持ち直すために、日本三大瀑布の「袋田の滝」の春の増水時として行ってみることにしました。
#16-18・ 袋田の滝 #16・ZR1000パノラマ #17-18・60D:EF24-70mmF4L+ND400 う~ん。早くフルサイズを揃えて、もっと広角になるようにしたいです。
#19-20・ マスコットガールとゆるキャラ「たき丸」 GW初日でしたが、さほどは混んでおりませんでした。観光地アピールも懸命ですが、景気がよくなって、いろいろな方面で活況を呈するとよいですね。
(袋田の滝は、¥500で有料駐車場がありますが、滝へのトンネル(入場料300円)入り口近くまでお店の駐車場があり、そこで数百円の買い物をして停めるのが断然お得です)
その他、茨城チャマとセットでは、ひたちなか海浜公園のネモフィラの大群生を観に行くのもお勧めです。
◇チャマ待ち時間の野鳥
#21-23・ ホオジロ♂雄(2枚)、ノスリ 朝はやや寒かったものの、この天気はよかったです。
この場所を離れて、オオタカを観るも上空通過で撮影できず、袋田の滝ではなにか大型種のつがいが空中で交歓しているシーンがあったものの、望遠カメラを所持せずなどで、昨年の「マミジロ初見」のようなドラマになりませんでした。
◇カメラ比較 ・・・移動途中の情景 60D v.s. ZR1000. まあ画素数の違いはあるのですが、コンデジでは遠景でのつぶれが避けようのないことでしょうか。
チャマの場所での皆さん、お世話になりました。
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チャマダラセセリ 交尾シーン二連発 2012.5.5.茨城県
http://yoda1.exblog.jp/15224529/
2012-05-06T08:25:00+09:00
2012-05-07T03:14:03+09:00
2012-05-06T08:24:39+09:00
yoda-1
★チャマダラセセリ
ちょうど前日にサトキマランドでお会いした、春日部市のSさん、たまさんがチャマを見に行く予定だというので、渡りに船で便乗させてもらうことにしました。
昨年と比較して、まだ新鮮な感じの♂雄も多く、数日は遅れて進行している印象を持ちました。
でも個体数が3倍はいた感じで、楽しい観察会になりました。
◆雌雄表裏
#1-2・チャマダラセセリ♀雌 8:36 訪問早々に羽化直らしくまだあまり活発でない♀雌個体を3人で激写しました。
今年も逢えてひとまず安心。
#3-4・チャマダラセセリ♂雄 11:03 昨年は♂雄を探すのも大変でしたが、今年はまずまず綺麗な個体も多く観察できました。
◆吸蜜シーン
#5・チャマダラセセリ♀雌 吸蜜@たんぽぽ08:43 朝早くから活動開始しておりましたが、気温も十分なので日当たりがよければそうなのでしょう。
#6-7・チャマダラセセリ♂雄(別個体) 08:49、09:01吸蜜@すみれ 当然、吸蜜しないときは休止・日光浴しています。
#8・チャマダラセセリ♂雄 吸蜜@すみれ12:00 ほぼすみれに対してはこのように逆さま状態で吸蜜しています。
◆産卵シーン
#9ー11・チャマダラセセリ♀雌 産卵@ミツバツチグリ11:37、卵、食草:ミツバツチグリ 卵の方は、10時半ごろに産卵されたものを、Sさんがしっかり目撃しておりました。
自然光で撮影しようとして,被写体が風で揺れるので、手ぶれ量産でありました。やはり、ストロボ+低ISOでの撮影がよりよいみたいです(ナチュラルな陰影は失われる感じもありますが)
母蝶は画像のような大株の食草でなくて、#9のように今から育つ感じの新芽に産むことが多いように感じました。
◆交尾シーン
#12・チャマダラセセリ・交尾その1 10:48 これは別途車2台に来られた横浜軍団のごまさんが発見したものです。
この軍団にはヒメオオさん、Akakokkoさん、midoriさん、daronさん、shinさんといった豪華顔ぶれでしたが、保全協会すじで場所情報を入手されたとのことでした。
(保全協会に入っているといいこも多いのでしょう)
#13・チャマダラセセリ♀雌 11:39 何人かでこの個体はいい場所に留まっていると撮影しておりましたら、飛び出していきました。
それを見逃さない♂雄個体がいて、衆目監視の中で一気に交尾成立となりました。
#14ー16・チャマダラセセリ交尾その2(♀雌は#13の個体) 11:43-57 これは♂雄も新鮮ではないですか。少なくとも30分は交尾継続時間があるようです。
先のその1を含めて、すべて♀雌の方が上に位置しています。
しかし同じ日に何組も交尾シーンが観察できるとは、この日を期待した人の数に比例しているのかもしれません。
春日部・蓮田市の3人は正午過ぎにはこの地を離れて、時間もあるので栃木のウラミスジランドに寄ることにしました。
#17-18・カラスアゲハ♂雄(別個体)16:15、 16:48 いよいよアゲハチョウの季節も到来でした。
皆さん、大変御世話になりました。]]>
チャマダラセセリ 夏はこんなに閉じるものかな。 2011.8.14長野県
http://yoda1.exblog.jp/13292562/
2011-08-16T02:35:00+09:00
2011-08-16T02:49:09+09:00
2011-08-16T02:35:22+09:00
yoda-1
★チャマダラセセリ
春に探した場所はもう草の丈もあって、こりゃ、探すのも一苦労という感じで、結果2♀雌だけの観察となりました。
#1・チャマダラセセリ♀雌 日光浴07:35-7D・280mm 当地訪問早々に目の前に来ました。
しばらく撮影した後に、水田の方へ飛び去りました。
#2・同上チャマダラセセリ♀雌 休止@稲07:49-7D・280mm 水田の中の個体をkontyさんが逃しませんでした。
絵になっているのか微妙ですが、夏型の撮影としては季節感OKでしょうか。
なんとか5.4mの連絡棒で届く距離なので、合図するとこちらの方へ飛来してきてまたたっぷりのモデル撮影タイムとなりました。
#3・同上チャマダラセセリ♀雌 休止-GH1-105mm 閉翅するようになったので、じっくり撮影です。
#4・同上チャマダラセセリ♀雌 休止-CX5 余りよい感じの背景ではないのですが、コンデジ広角でも撮影。
他の種類をいろいろ撮影して、なかなか2匹目が見つからないところを、kontyさんが探し出しました。
#5-6・チャマダラセセリ♀雌 吸蜜@シロツメグサ10:33-7D・215mm これがようやくの2匹目でした。
春では閉翅画像の撮影に苦労しましたが、夏はこの時刻ではもう暑くて、蝶も閉翅の方が通常モードになるような感じでした。
開翅の撮影においては、kontyさんの発案で、わざと影をつくって開翅してもらいました。
確かに春型に比較して、翅表の白斑は弱いし、翅裏も模様も地味になる感じです。
♂雄個体の観察には、もう一週間早く来るべきだったのかもです。
ここでは念願のスジグロチャバネセセリの♀雌にも遇えました。(次回紹介予定)
さらに、セセリチョウ希少種であるホシチャバネセセリもいるではないですか。
これもkontyさんがいたよというので、その目でみると確かにたまに目撃できました。
#7・ホシチャバネセセリ たぶん♀雌 休止09:02-7D・280mm この後、青色の小花で吸蜜シーンがあるも、少しせわしくてピントが合わずに残念でした。
#8・ホシチャバネセセリ♂雄 休止09:57-CX5 この後、ビュ~ンと飛んでいって、その早さにどこにいったのか皆目検討がつきません。
撮影困難種であることを再確認でした。
この場所にはセセリチョウの三大希種が揃っているとは素晴らしい環境ではないでしょうか。
他とどの部分が優れているのか、水田周囲の定期的な雑草刈り込みもあるのでしょうが、誰か解明して欲しいものです。
この場でのシジミチョウ科の紹介です。
#9-10・ウラナミシジミ♂雄 07:50-59-7D・202mm、161mm・・・今期初見 何故か畦部分でいろいろ遊んでいました。
なんでもかんでもストローを伸ばして、交尾のためのミネラル探しだったのでしょうか。
#11・ベニシジミ♂雄・夏型 開翅・休止@穂先08:34-7D・280mm 何かただ黒いだけの夏型でない感じだったので撮影です。
ピントが縁毛側で甘いのですが、それが色合い上はよかったのかも・・・。
この日は4,5回に分けての紹介になる見込みですが、久々にご一緒したkontyさんの鋭気を分けてもらって、充実した日となりました。
kontyさん、大変御世話になりました。 ]]>
チャマダラセセリ ♂の翅裏画像は叶わず。 2011.5.6長野県
http://yoda1.exblog.jp/12561515/
2011-05-12T06:25:00+09:00
2011-05-12T06:52:46+09:00
2011-05-12T06:25:28+09:00
yoda-1
★チャマダラセセリ
概要編で述べたように、当地では京都市のFさんが早くから来ており、また途中から蝶の好きな好青年も加わり、3人で探したので、まずまずの個体数観察でよかったです。
前々日に茨城県で観察したばかりですが、♂の翅裏画像が撮影できなかったので、それが第一課題ではあったのですが、それは叶いませんでした。
雌雄別に紹介し、最後に雌雄の識別ポイント画像を掲載します。
◆チャマダラセセリ♀ (7個体)
#1・チャマダラセセリ♀ 吸蜜@たんぽぽ11:54-GH1-105mm 当地訪問早々、Fさんに挨拶する前に撮影できました。
#2・チャマダラセセリ♀ 産卵@ミツバツチグリ12:30-7D・280mm 二匹目がなかなか見つかりませんでした。
#3・チャマダラセセリ♀ 吸蜜@ミツバツチグリ12:40-7D・208mm 三個体目も♀でしたが、食草での吸蜜は絵になりますね。
この後に、ようやく♂個体出現ですが、♀個体の紹介を続けます。
#4ー5・チャマダラセセリ♀ 産卵@ミツバツチグリ13:10-7D・208mm これまで見た個体よりは、新鮮です。
#6・チャマダラセセリ♀ 閉翅・休止@枯れ草13:16-7D・280mm 茨城での撮影個体ではなかった後翅裏基部の褐色斑紋の中に小さい白斑があります。
#7・チャマダラセセリ♀ 閉翅・休止@枯れ草13:36-GH1-105mm YODAの撮影目的がお二人にも浸透し、個体がいる度に、声掛けしていただけました。これも好青年が閉翅しそうですと呼んでくれました。
しかし、残念ながら♀でした。先の小さい白斑形状の違いで、#6とは別個体と分かります。
#8・チャマダラセセリの卵 @ミツバツチグリ13:43-7D-280mm お二人が卵を見たいというので、Fさんに♀産卵後にマークしてもらい、そこにあるはずだからと探していただきました。
お二人が産卵はこのように若い食草に行うのかと質問するので、たまたまでしょうと、二日前に産卵を観察したYODAは自信たっぷりに返答しました。
#9・チャマダラセセリ♀ 開翅・休止@枯れ草14:13-7D・280mm この場をお二人より先に離れる際に撮影です。
以上、斑紋比較を努めて行い、♀個体は7つ撮影できたようです。
◆チャマダラセセリ♂ (2個体)
#10-11・チャマダラセセリ♂ 吸水@湿地 12:51-7D・280mm 湿地の方でキアゲハを撮影していると、突如新鮮な♂個体が飛来してきて、ビックリです。
#12-13・同上チャマダラセセリ♂ 吸水@苔 12:54-7D・280mm、-GH1-105mm 近くの苔のある場所でも吸水しています。
いいミネラルは見つかったのでしょうか。
この新鮮個体で翅裏画像を目指すも、3人で追いながらも見失ってしまいます。
#14・同上チャマダラセセリ♂ 開翅・休止@枯れ草13:17-7D・280mm この新鮮さは先の個体だろうと当地でも撮影仲間でささやきましたが、自宅パソコンでの斑紋比較で同一個体と検証できました。
翅裏画像のチャンスはなかったのですが、♂固有の後脚脛節に「長毛束」がよく確認できる画像になりました。
#15・チャマダラセセリ♂ 開翅・休止@枯れ草13:22-7D・280mm これは少し老体で、結局♂は2個体の観察で、標題のように「♂翅裏画像」は次回の課題になりました。
また、♂探しや翅裏撮影に注視し、個体もじっとしていないことも多く、広角生態画像やパスト連写飛翔を全く撮影しておらず、個体紹介の羅列になってしまいましたが、同じ場所で撮影されているtheclaさん、banyanさんのブログで、綺麗な画像をご覧ください。
◆チャマダラセセリの雌雄識別点・・・・ご参考に。画像クリックで拡大します。 ♂は#10の画像を採用。光り過ぎているが惜しい画像ですが、他にないので。
♀は5月4日に茨城県で撮影した個体を採用。翅表模様には地域差はないように感じました。
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チャマダラセセリ 初見なのに産卵シーンまで。 2011.5.4茨城県
http://yoda1.exblog.jp/12520337/
2011-05-04T23:34:00+09:00
2011-05-05T00:00:53+09:00
2011-05-04T23:34:28+09:00
yoda-1
★チャマダラセセリ
◆♀個体
#1・チャマダラセセリ♀ 10:33-GH1-105mm・原画 いそうな場所を上っていくと、新鮮な♀が出迎えてくれました。
#2・チャマダラセセリ♀ 11:06-7D・280mm 二匹目がなかなかみつかりませんが、これも♀でした。
#3・チャマダラセセリ♀ 11:46-GH1-105mm しばらく閉翅してくれる個体がいました。(確か下の#12と同一個体です)
◆♂個体
#4・チャマダラセセリ♂ 11:18-7D・280mm ♂は高い場所が好きです(?)
#5-#6・チャマダラセセリ♂(別個体)11:53、12:17-7D・280mm ♂は前翅が細長く尖り、腹部は細く雌よりも長く、後翅の外に伸びるように見えます。
さらに、前翅前縁基部当たりが白っぽくなるので、見慣れるとその違いが分かるような気がしてきます。
発生時期のズレで、♂の方が古い個体が多いにように感じましたが、
翅表の色が♀に比較して淡く感じるのは、この経時の影響と共にそもそも色合いは淡いのかもしれません。
◆吸蜜シーン
#7-#10・チャマダラセセリ♀ 吸蜜@すみれ11:24-26-7D・241-280mm この背面吸蜜がなんともアクロバティック。#8(原画)は小休止したところです。
#11・チャマダラセセリ♂ 吸蜜@たんぽぽ11:28-7D・280mm 数あるたんぽぽの中で、この花にはたくさん止まりました。
目立つのがあるようです。
#12・チャマダラセセリ♀ 吸蜜@ミツバツチグリ11:40-7D・280mm これは幼虫の食草です。
◆飛翔と棲息環境
あまりヒントになりませんが・・・。
#13ー14・チャマダラセセリ 11:38,40-FH100 なんと広角レンズでの飛翔は、レンズを車まで取りに戻るのが面倒で実施しませんでした。
(しばらく探したので、車まで遠かったのです)
◆産卵シーンと卵
#15ー#18・チャマダラセセリ♀ 産卵@ミツバツチグリ #16は吸蜜ではなくて、花につかまって産卵した模様。#17は食草と♀の腹部が一緒に写っている記念に。
#15の画像をモニターで再確認して、探すと蕾付近に卵がありました。
画像にしてみると二個ありました。
初見にして、産卵まで観察できて、恵まれた体験となりました。
蝿のように飛ぶという酷評もありますが、翅の模様はごく綺麗だし、
取り組み甲斐のある小蝶だと思いました。
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