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海野和男さんの著作

YODAの尊敬する海野さんは紛れもなく、蝶撮影愛好者にとっては指導者に当たる人であります。日頃よく言っておられる「日本の蝶の採集はもういいのでは」にも多々共感しております。
海野さんの最新の昆虫撮影の指南本(海野和男の昆虫撮影テクニック 誠文堂新光社2012.2.20)が発刊されたせいか、旧バージョンの「昆虫撮影マニュアル 東海大学出版1989.4.20初版発行」も古書市場に出てきて購入できるようになったようで、ようやく昨年末に入手しました。

YODAは2008年から野鳥・蝶を撮影するようになったのですが、仲間や先輩に刺激されて徐々になんとかブログに掲載できる画像をたまに撮れるようになったものの、最初からこの著者本人が言明するところの昆虫撮影のバイブル書をよく読みながら撮影していけばよかったと少し後悔してしまうぐらい、いい内容になっていました。新バージョンの出版の前にも後にも当時fanseabさんがこの旧バージョンを絶賛しておりましたが、納得であります。
両者のつなぎ的に出版された、「デジカメ自然観のすすめ 岩波書店2004.6.18」も読んでいて楽しいものです。特に、羽化直のウスバキチョウが残雪の山背景に写っており奇跡的です。(下記の「蝶の道」にも掲載されていますが)

さて、その撮影術を駆使しての作品集と生態系図書を合計3冊選ぶとしたら、次の3点でしょうか。

「蝶の飛ぶ風景 Butterflies」 平凡社1994.6.4
「蛾蝶記」  福音館書店 1998.6.30初版 1999.6.10第2刷
「蝶の道 Butterflies」  東京農工大学出版会 2009.1.30初版 2009.2.18第2刷

それぞれ出版日は、YODA所有のもので、最終第何刷まで発行されているのかは知りません。
「蝶の飛ぶ風景」では、銀塩カメラ使用のためか、フラッシュを併用したやや暗い背景が多いものの、「蝶の道」ではデジタルカメラの威力なのか、フラッシュ使用も少なく鮮やかに明るい画像が増えているが時代の流れを感じます。いずれもため息の出るような素晴らしいショットの連続です。
海野さんのこれらの著作で不満があるとすると、詳しい撮影日時・場所の記載がないことがあることでしょうか。「蝶の飛ぶ風景」では自治体名称までの場所と撮影時も年月までありOK。
「蝶の道」では場所はOKですが、撮影時は年までしか表記なし。 「蛾蝶記」では生態例示の面が強いですが、写真の撮影日時・場所のデータは一切なしです。
どこにいつ頃いけばこのような蝶に遇えるかもしれないという情報は、蝶撮影趣味のものにとっては必須情報です。(もちろんピンポイントでの場所情報を記載することはないので、最終的にはいろいろ想像するしかありませんが)

これで書評的に終わりにすべきかもですが、「蛾蝶記」におけるミスと思われる箇所を指摘しておきます。

#1-4・p.31「カップリング」例示画像、ダイミョウセセリ、ヒカゲチョウ、ウラジャノメ、シロオビヒメヒカゲ(切り出しで、右がオスの記載あり)
海野和男さんの著作_a0146869_21515158.jpg
海野和男さんの著作_a0146869_2152114.jpg
海野和男さんの著作_a0146869_21524444.jpg
海野和男さんの著作_a0146869_2153521.jpg


交尾飛翔形式として、ダイミョウセセリは先導個体は雌雄両方のケースがあるとされますが、画像の前翅外縁の丸み具合で上が♀雌に見えます。
残りの3画像はジャノメチョウ亜科ですが、これらは♀雌先導の交尾飛翔となり、止まる際も、♀雌が上になるケースがほとんでしょう。
その意味で画像を見ると、ヒカゲチョウは前翅の尖り具合で右が♂雄でよさそう。
ウラジャノメは下の個体が大きくて間違いそうですが、複眼の大きさなどから、やはり下の方が♂雄でよい感じ。
シロオビヒメヒカゲは難解で自信がないのですが、左の方が古くて♂雄と観るのが自然かもしれません。
上の3つはたぶん指摘どおりだと思います。


#5・p.117  ヤマキマダラヒカゲ→サトキマダラヒカゲ
海野和男さんの著作_a0146869_21532751.jpg
 この後翅眼状紋の黄色リングの太さ、基部3斑点の繋がりかけている大きさなど、サトキマダラヒカゲの特徴を示しています。

#6・p.129 スジグロチャバネセセリ→ヘリグロチャバネセセリ
海野和男さんの著作_a0146869_21535656.jpg
 スジの入り具合、縁毛の白さなどヘリグロの方ですね。
YODAは獣糞にたかる蝶はすべて♂雄と確信していますが、これらのヘリグロもすべて♂雄のようです。

そのほか、p.185に「クロセセリ(九州までいる)」と記載されていますが、クロセセリは1980年以降下関市で観察されております。

海野さんの著作は多岐にわたっておりますが、次のButterflies シリーズが待ち遠しいですね。

◆いつのまにか新刊が・・・。これも早く中身を拝見したいです。
海野和男灯りに集まる昆虫たち

海野和男灯りに集まる昆虫たち
著者:海野和男  発売日: 2013年02月22日
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by yoda-1 | 2013-03-05 21:54 | 図鑑・図書