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プロも間違えるコヒョウモン

蝶の話題が止まっているので、またまた図鑑ミスの話題を。

キタアカシジミの研究で古い文献を集めているうちに、先輩方の名著とともに、古い図鑑もできるだけ揃えたくなってくるのです。
古い図鑑は当時の生態などの解明程度が分かって、読んでいて楽しいです。

でも掲載されている画像に同定ミスがあれば、指摘せずにおれません(笑)

今回の図鑑は横山光夫さんの保育社・原色日本蝶類図鑑です。
まずは、昭和29年6月初版の昭和35年8月・11刷発行のものを入手しました。
掲載されているコヒョウモンの画像は見るからにヒョウモンチョウです。
解説の部分を観ると、両種の違いの説明がないでの、江崎悌三(ていそ)博士の校閲となっているものの、著者である横山さんは当時よく識別方法を知らないのであろうと推測しました。

次に、昭和40年に若林守男さんによって増補された「増補改訂版」を入手しました。
さすがにこの間に誰かの指摘で、標本画像は差し替えてあると思いましたが、原著のままの画像が継承されておりました。正直ビックリであります。

#1-3・横山図鑑における同定ミス(コヒョウモン♂雄→ヒョウモンチョウ♂雄) 図鑑から転載、翅表における指摘事項、翅裏における指摘事項 
プロも間違えるコヒョウモン_a0146869_6102521.jpg
プロも間違えるコヒョウモン_a0146869_6112361.jpg
プロも間違えるコヒョウモン_a0146869_6113165.jpg
 図鑑における画像は初版のものを使用しており、改訂増補版ではコヒョウモンの通し番号は111になっています。
上のヒョウモンチョウ♀雌の画像は異議なしです。
しかし、下段のコヒョウモンの欄はちょうど、ヒョウモンチョウ♂雄を紹介しております。

詳しくは、YODAの過去の比較図をご参照ください。
・ヒョウモンチョウ×コヒョウモン 翅表比較図2  Ver.1.0  →こちら
・ヒョウモンチョウ×コヒョウモン 翅裏比較図2  Ver.1.0  →こちら

下記は比較図1(最初に作ったもの)に該当するものですが、フィールド画像が掲載されています。
・蝶の識別検討室☆ ヒョウモンチョウ × コヒョウモン Ver.3.1 2011.5.16改訂  →こちら

参考のため、下のMore部分に、図鑑における解説内容も転載しました。


◆アサキマダラの渡りについて
たまたま最近録画していた番組で、間違った解説がされておりましたので、報告します。

・2013年2/14日(日)午後1:00放映 NHK BSプレミアム ハイビジョン特集 「奇跡の山 富士山」
における富士山麓で観察できるアサギマダラの紹介で、
「アサギマダラです。
春になると、一千キロ以上離れた南西諸島から渡って来る蝶です」
とナレーションが入っておりました。
そのような個体は皆無ではないでしょうが、しかし通常に観察できるものでもなく、
まずは「大間違い」の解説でしょう。

アサギマダラは未だに謎だらけのようですが、春から初夏に関東各地で観るアサギマダラの大部分は近傍または本州で発生したものが大半ではと想像します。
詳しくは、下記の図書を参照してください。多くの謎が謎のまま記載されています。
しかしこの本の表題も、すべての個体が海を渡ることが立証されているかのような表現で、誤解を与えるものかもしれませんね。でも、購入者の気を引く題名としては仕方ないものでしょうか。

ちょうど、国内産のモンシロチョウやスジグロシチョウのしかも夏型だけにある♀雌の翅の近紫外線反射による♂雄の探♀雌行動で、「蝶の♂雄は紫外線が見えてそれで♀雌を探している」ということが蝶全体の共通事項に誤解されて世間に流布していることに近いご認識でしょうか。

NHKの番組もそれはしかるべき脚本の監修者がいるのでしょうけど・・・・。


アサギマダラ海を渡る蝶の謎

アサギマダラ海を渡る蝶の謎
著者:佐藤英治
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・原色日本蝶類図鑑 保育社 昭和29年6月初版の昭和35年8月・11刷発行 
プロも間違えるコヒョウモン_a0146869_6212147.jpg


・原色日本蝶類図鑑・増補改訂版 保育社 昭和40年12月第二刷発行 
プロも間違えるコヒョウモン_a0146869_6225925.jpg

66ページの写真掲載は割愛しますが、こちらは間違いのない紹介でした。
この解説における両種の違いは、若林さんにより記載されたものでしょうが、掲載画像の差し替えが必要であると気がつかなかったことが不思議であります。
by yoda-1 | 2013-02-28 06:26 | 図鑑・図書