ご訪問ありがとうございます。月刊むし誌上で「近縁種識別」の記事を年に3回ぐらい掲載しています。PC訪問者数577,200-2019.2.7時点
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クロアゲハ ♂の白いマークは何のため? 2011.6.19山梨県
山梨県編をこれを含めてあと三回、おつき合いください。
今回は、オオミスジの交尾・孵化発見につながったモンキアゲハが主役のはずですが、YODA個人はモンキ♀の吸蜜シーンは撮影済みで、クロアゲハ♂の吸蜜シーンの方が初めてだったので、そちらを主役扱いすることにしました。
◆モンキアゲハ♀
#1~5・モンキアゲハ♀ 吸蜜・吸蜜飛翔@ムシトリナデシコ10:34-7D・280mm~98mm
このようなシーンでは、複眼へのピントに注意して連写あるのみですね。
#3は横画像を縦に切り出したものですが、それ意外はトリミングなし(=原画)ですが、私の場合300mmの単焦点での撮影よりは、ズームレンズ使用の方が、いろいろな状況に即応できて楽しいです。
#5は、まだ吸蜜したいのに、見えない糸で無理矢理花から引き離されているようですね。
◆クロアゲハ♂
#6~8・クロアゲハ♂ 吸蜜・吸蜜飛翔@ムシトリナデシコ10:36-7D・280mm~98mm
しばらくしてクロアゲハも吸蜜に参加です。
特に小さく感じた個体で、モンキと一緒に写る画像があればよかったのですが。
クロアゲハはモンキアゲハ同様、関東では西日本ほど個体数が多くない感じです。
子供時代は田舎が下関市だったもので、モンキアゲハやクロアゲハがなじみのアゲハチョウで、カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハがいると、胸が高鳴ったものですが、こちら関東では立場が逆転するので、面白いものですね。
クロアゲハとオナガアゲハの♂の後翅前縁には、#7のように目立つ横白斑があるので、雌雄の識別も容易になっていいですね。
モンキアゲハの場合、その黄色くない白紋は雌雄共通で、前後翅をずらすことで外敵を威嚇する効果があるかもしれませんが、このクロアゲハ♂の横白斑がこのような機能を持つとは想像できません。
たぶん求愛シーンとかで、雄は雌の前方に来て、この白い部分を誇示しているのかもしれません。
(おなじ仲間であることを♀に視覚的にも伝達できる??)
オナガアゲハでの求愛飛翔の例はこちらです。
#9・クロアゲハ♀ 飛翔14:58
これはウラクロシジミ観察時に、みんなの前に飛んできた後翅の紅斑の発達の顕著な♀個体でした。
留まっているシーンをじっくり撮影してみたいものです。
◆その他
#10・ナガサキアゲハ♂ 吸蜜@ウツギ11:16原画
オオミスジの交尾を見に戻ったときのもの。
このナガサキは前2種よりもさらに関東では個体数が少なく、YODAはまだまともに撮影できておりません。(まともな撮影=破損がほとんどない個体の撮影)
#11-#12・ジャコウアゲハ♂(別個体のよう) 吸蜜@ウツギ13:18原画,16:03
翅形はオナガアゲハに似るので、YODAの場合近づいて腹部の毒々しい赤色を見るまではよく識別できないのです。
これはウラクロシジミの舞う渓流沿いですが、ジャコウは人里に多い種類ですよね。
使用カメラ:
・望遠系 Canon EOS7D+EF70-200mmF4-IS-USM+1.4×使用=98~280mm
今回は、オオミスジの交尾・孵化発見につながったモンキアゲハが主役のはずですが、YODA個人はモンキ♀の吸蜜シーンは撮影済みで、クロアゲハ♂の吸蜜シーンの方が初めてだったので、そちらを主役扱いすることにしました。
◆モンキアゲハ♀
#1~5・モンキアゲハ♀ 吸蜜・吸蜜飛翔@ムシトリナデシコ10:34-7D・280mm~98mm
このようなシーンでは、複眼へのピントに注意して連写あるのみですね。
#3は横画像を縦に切り出したものですが、それ意外はトリミングなし(=原画)ですが、私の場合300mmの単焦点での撮影よりは、ズームレンズ使用の方が、いろいろな状況に即応できて楽しいです。
#5は、まだ吸蜜したいのに、見えない糸で無理矢理花から引き離されているようですね。
◆クロアゲハ♂
#6~8・クロアゲハ♂ 吸蜜・吸蜜飛翔@ムシトリナデシコ10:36-7D・280mm~98mm
しばらくしてクロアゲハも吸蜜に参加です。
特に小さく感じた個体で、モンキと一緒に写る画像があればよかったのですが。
クロアゲハはモンキアゲハ同様、関東では西日本ほど個体数が多くない感じです。
子供時代は田舎が下関市だったもので、モンキアゲハやクロアゲハがなじみのアゲハチョウで、カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハがいると、胸が高鳴ったものですが、こちら関東では立場が逆転するので、面白いものですね。
クロアゲハとオナガアゲハの♂の後翅前縁には、#7のように目立つ横白斑があるので、雌雄の識別も容易になっていいですね。
モンキアゲハの場合、その黄色くない白紋は雌雄共通で、前後翅をずらすことで外敵を威嚇する効果があるかもしれませんが、このクロアゲハ♂の横白斑がこのような機能を持つとは想像できません。
たぶん求愛シーンとかで、雄は雌の前方に来て、この白い部分を誇示しているのかもしれません。
(おなじ仲間であることを♀に視覚的にも伝達できる??)
オナガアゲハでの求愛飛翔の例はこちらです。
#9・クロアゲハ♀ 飛翔14:58
これはウラクロシジミ観察時に、みんなの前に飛んできた後翅の紅斑の発達の顕著な♀個体でした。
留まっているシーンをじっくり撮影してみたいものです。
◆その他
#10・ナガサキアゲハ♂ 吸蜜@ウツギ11:16原画
オオミスジの交尾を見に戻ったときのもの。
このナガサキは前2種よりもさらに関東では個体数が少なく、YODAはまだまともに撮影できておりません。(まともな撮影=破損がほとんどない個体の撮影)
#11-#12・ジャコウアゲハ♂(別個体のよう) 吸蜜@ウツギ13:18原画,16:03
翅形はオナガアゲハに似るので、YODAの場合近づいて腹部の毒々しい赤色を見るまではよく識別できないのです。
これはウラクロシジミの舞う渓流沿いですが、ジャコウは人里に多い種類ですよね。
使用カメラ:
・望遠系 Canon EOS7D+EF70-200mmF4-IS-USM+1.4×使用=98~280mm
by yoda-1
| 2011-06-29 06:32
| クロアゲハ