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雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0

蝶の雌雄の翅形には、種類によって傾向があるようですが、一般論の前に具体的に身近なタテハチョウで例示します。
第一弾は、キタテハの雌雄判別(識別、差異、違い、区別)方法の検討です。

・キタテハ Polygonia c-aureum  Linnaeus、1758

比較画像☆ キタテハ秋型の雌雄比較図
***画像クリックで拡大します。
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1454070.jpg
 どちらもこの秋の同じ日に群馬県で撮影した個体です。
色合いの違いは光線加減や個体差と思われます。

一般に♀の方が丸くなると言われていますが、これは卵のある大きな腹部を飛翔時に支えるために、
♀の方が前後翅ともに大きな面積の翅を持つことが宿命づけられたからでしょう。
前翅は♂の方が細長く尖り、♀の方は高さを持って広がり外縁部分を目一杯広げる方向で、♂のような彫りの深さを少し失います。
この辺は①~③に記載する内容ですが、アカタテハ、ヒオドシチョウなどのタテハチョウ科・タテハチョウ亜科・タテハチョウ族に共通してみられる前翅端の尖りとその下に生じる外縁の円弧は、♂の方が綺麗な円弧になります。
後翅の方も、多くの蝶で♀の方が少し外に広がります。その分やや扁平な♂の後翅外縁は、♀の場合に頭で⑤の長さが長くなる感じで、外縁中央がより外側に広がります。
この作用が多くの蝶では♀の丸みを強調し、このタテハチョウ族の場合は、後翅第4翅脈端がより外側に位置して、後翅の外縁のを二辺で近似した場合の二辺の角度が♀の方が幾分尖ってみえます。(比較図⑤・⑥の記載内容)

この傾向は、キタテハのみならず、他のタテハチョウ族にも応用可能ですが、キベリタテハは雌雄差が顕著でなく、これらの翅形比較ではすごく難しいと思われます。

それではキタテハでの例示画像の紹介です。

例示画像1☆ キタテハ♀ 越冬固体 2010.4.25 埼玉県嵐山町
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1462822.jpg
 腹部の膨らみ具合、後翅外縁の二辺角度⑥から、♀のようです。産卵のため頑張って寒い冬を乗り切りました。同じく成虫越冬するアカタテハとかも数の豊富な秋に交尾シーンが少ないのは、越冬後の春に交尾するため、そのときには個体数も減るからでしょうか。

例示画像2☆ キタテハ♀・夏型 2010.6.12 東京都八王子市
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1464295.jpg
 夏型の場合も、上記秋型比較図と類似のものになると思いますが、これは前翅が斜めに撮影されていて難しいですが、腹部の感じからたぶん♀と思われます。
いずれにしても、来期は夏型の画像サンプルを充実させたいです。

例示画像3☆ キタテハ♂・秋型 2010.9.4 長野県佐久市
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_147272.jpg
 前翅の円弧④の綺麗さと、②aの突出度から♂のよう。
この各翅脈端の尖り具合は秋型でよいと思いますが、前後翅とも亜外縁の濃さが夏型特有の強さを残しています。

例示画像4☆ キタテハ♀・夏型 2010.9.12 群馬昆虫の森
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1472658.jpg
 夏型は翅裏がこのように淡いのですが、前後翅の各翅脈端も秋型ほどには尖りません。
夏型は難しいですが、♀と判断しました。

例示画像5☆ キタテハ♀・秋型 2010.9.12 群馬昆虫の森
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_147417.jpg
 画像4との比較で、季節型の違いがよく分かりますね。
前翅先端②の太さ、後翅⑥の角度から♀と判断しました。

例示画像6☆ キタテハ♀?・夏型 2010.9.12 群馬昆虫の森
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_148053.jpg
 これは♀♂どちらでしょうか? 夏型で翅面を斜めに撮影する角度があるともうお手上げ状態ですが、後翅外縁付近の紋様の余裕度から♀の方だと推測します。
夏型はこのように亜外縁部分が黒く縁取られます。9月は夏型・秋型混在の季節でしょうか。

例示画像7☆ キタテハ♂・秋型 2010.10.2 栃木県鹿沼市
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1484195.jpg
 これは前翅先端②の細さ、後翅⑥の角度の無さで♂でいいと思います。
秋型はkのように亜外縁部分の縁取りが弱くなります。

例示画像8☆ キタテハ♂・秋型 2010.10.16 群馬県下仁田町
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1485926.jpg
 これは前翅先端②が太く感じる個体ですが、前翅の全体的な細さ長さと後翅⑥の角度の無さから♂でよい感じ。(腹部もさほど膨らんでいない)

例示画像9☆ キタテハ♀・秋型 2010.10.16 群馬県下仁田町
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1494816.jpg
 この腹部の膨らみは女性で、翅形特徴も比較図の通りでしょうか。
幼虫時代に食べ過ぎたのでしょうか?

例示画像10☆ キタテハ♂・秋型 2010.10.16 群馬県下仁田町
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1503842.jpg
 これは右前翅の端部尖り具合や腹部の感じで、♂でよいようです。左前翅の外縁は滑らかな輪郭ですが、これは脈翅端が垂れ下がっていることによる効果です。
後ろの個体は前翅端部②・後翅⑥の感じから♀。下にいる後ろ姿の個体は判りません。

例示画像11☆ キタテハ♀・秋型 2010.11.13 埼玉県北本市
雌雄☆ キタテハ秋型の雌雄判別法Ver.1.0_a0146869_1505899.jpg
 えらく赤い個体です。前翅先端②の太さ、腹端の尖り具合など♀のようです。

以上の雌雄の比較点も、個々の比較では間際らしい個体がいるかと思います。
また撮影角度がある画像では、慣れが必要になってきますが、不可能なケースも多いかと想像します。
慣れるまで大変かも知れませんが、雌雄同色・同模様のタテハチョウ族では有効な比較点になるかと期待しています。

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by yoda-1 | 2010-11-14 23:55 | ☆識別検討室☆