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ウスイロオナガシジミ  ♂雄の全開翅。 2014.6.8兵庫県01

◇トップ画像 ウスイロオナガシジミ♂雄 
a0146869_3164549.jpg


先の週末は、保全協会からの広島でのヒョウモンモドキ観察会の案内があり、兵庫県北部でのフジミドリシジミも発生する可能性があると認識していたので、意を決して急遽遠征することにしました。
広島でレンタカーを借りると、兵庫乗り捨てで高額になってくるので、中間の岡山駅で金曜日夜にレンタカーを調達しました。
土曜日の広島県三原市での観察会では、肝心のヒョウモンモドキの姿なしでした。これまで何度か開催してきて、成虫観察ができなかったのは初めてとのことで、開催者側のヒョウモンモドキ保護の会・三原市の方々も50人以上集めての行事が、不満足に終わったことに落胆されておりました。
いろいろこだわりがあるでしょうが、このような事態に備えて、別途飼育した個体の放蝶会も併せて実施すると、よいのかも知れません。個人的には、引率・解説の広島市昆虫館の坂本充さんの熱のこもったお話が聞けて、地域地域で自然保全に精力的な方がいるものだと感心しました。
土曜日の後半はその広島から兵庫県のフジミドリのポイントまでレンタカーで移動でした。
日曜日の早朝に、ポイントで降下お願いをしても、一向に発生している様子がありません。そのうち地元のToさんが、いらっしゃり一緒に確認しても未発生の状況でした。その後Toさんについていくと、昨年当地でお世話になったTaさんと合流できました。
Toさんによると、この合流場所ではすでにヒロロビミドリシジミ・ウラジロミドリシジミを撮影されたとのことでしたが、ヒロオビの姿はあれど、もう気温も高くなり、一向に降りてきてくれませんでした。

そのうちウスイロオナガシジミが降りてきたので、撮影開始です。
#1-2・ ウスイロオナガシジミ♂雄 
a0146869_3311755.jpg
a0146869_3313570.jpg
 これは当地では♀雌だ♀雌だと言っていたYODAですが、写真をよく観ると、前脚の具合から、♂雄の方ではないですか!!
相変わらず、フィールドではいいかげんなことが多いことを反省します。

さっそくライト攻撃で開翅を試みますが、ToさんもYODAも早々に諦めて、他の降下願いをしていたところ、Taさんがその個体をじっと観察しており、どうも開きそうだととうので、3人で囲むと、待っていたかのように開翅ショーになりました。

#3-8・ 同上ウスイロオナガシジミ♂雄 
a0146869_3355289.jpg
a0146869_3362249.jpg
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a0146869_338189.jpg
a0146869_4204324.jpg
 最初の#3の画像ですが、前脚を上げております。かようにゼフ♂雄の進化種は、4本脚での体保持が基本となり、タテハチョウ科(あるはいは、シジミタテハ科)に近くなるようです。

トップ画像のように全開翅をしばらくしているので、Taさんはザックから広角系のレンズを出して撮影です。YODAは折角重たい広角兼マクロのレンズを遠征先に持ってきていながら、車にあり持ってくる気力・体力がありませんで、最後の#8画像はコンデジで撮影でした。Toさんはこれは久々に魚眼を使用したいうことで、車に戻っていきました。
ところがToさんが戻る前に、近くのヒメウラナミジャノメがちょっかいを出して飛んでしまいました。

#9・ 同上ウスイロオナガシジミ♂雄 
a0146869_3433464.jpg
 葉裏に留まったので、腹端撮影チャンスでしたが、このように余り鮮明には撮影できませんでした。
この後葉上に止ることも有りましたが、開翅もなく活性も出てきて、樹上に戻っていきました。

開翅はその個体のコンディションと、そのときの天候と、いろいろな要素があってのドラマなのでしょう。
特にウスイロやダイセン(ウラミスジ)は、なかなか開く機会がありません。
連戦連敗のYODAも、この開翅には蝶の神様に感謝したい気持ちになりました。

この場所での、他の蝶です。
#10・ ヒメウラナミジャノメ♂雄 
a0146869_3494422.jpg
 こやつが絡んできた個体かどうかよく覚えていませんが、ヒメウラナミは各所にいるので、許す限り画像サンプリングをしました。
西日本では翅形が丸いという傾向を立証するためです。

#11・ ヒカゲチョウ♀雌 
a0146869_3532293.jpg
 ゼフ観察が早朝になるので、ヒカゲチョウの朝の開翅日光浴によく巡り会います。

#12・ ウラギンヒョウモン♂雄 
a0146869_3521620.jpg
 広島でも発生していましたが、サトの方だと思います。

#13・ ミズイロオナガシジミ♂雄 
a0146869_3542795.jpg
 ウスイロの前に降りてきたものですが、地元埼玉でも撮影済みだったので、撮影に気合いが入らずでした(笑)
しかし、ミズイロはよくあると言われる斑紋異常個体が未見で、課題を残しております。

◆高等ゼフィルス類の前脚による雌雄識別
#14・ ウスイロオナガシジミ 雌雄脚部比較図 
a0146869_4333684.jpg
 ♂雄の前脚は着地していても先が曲がりません。
♀雌が必ず6本脚状態なのかは、たぶんそうだと推測しますが、前脚は着地時に先端が曲がります。

これは、原始的な部類のウラゴマダラシジミ、ウラキンシジミ、チョウセンアカシジミ、アカシジミ、キタアカシジミ、ウラナミアカシジミの6種以外では有効な雌雄識別法になりますので、撮影時に注意してみてください。
(原始6種では、♂雄の前脚ふ節先端も関節を持ち、♀雌と同様に着地時に曲がります)

Toさんはお孫さんの写真撮影があるとかで、その場でお別れして、YODAはTaさんについて、別のポイントに行くことになりました。偶然Toさんに出会えたことで、懐かしのTaさんにも会えて、連戦連敗のズタズタの気持ちが随分癒されました。ありがとうございました。
by yoda-1 | 2014-06-12 04:05 | ★ウスイロオナガシジミ

アゲハ  紅ボケへの吸蜜  2013.4.7埼玉県その3

春型のアゲハ♂雄、キアゲハ♂雄に遇えました。

sさんの見っけという掛け声で、撮影大会になりました。
このアゲハ♂雄は、思い出したように各所の紅ボケに飛来してきて、よい被写体になってくれました。
撮影順に紹介し、途中で白いイチゴ系の花にもきました。

#1-2・ アゲハ♂雄 12:53 
a0146869_614444.jpg
a0146869_6145124.jpg
 この子は後翅肛角部の朱色斑の高さでよくわかりますが右後翅の方が短くなっています。
このような不揃いは結構あるのかもしれませんが、アゲハ類では初めて観たような気がします。

#3-9・ 同上アゲハ♂雄 15:21~15:55
a0146869_615932.jpg
a0146869_6151573.jpg
a0146869_6152669.jpg
a0146869_6153817.jpg
a0146869_616088.jpg
a0146869_6161221.jpg
 アゲハ類と紅い花は絵になりますね。
よくモンシロチョウは紫外線が見えて、それで♀雌を探しているとか絵本に記述され、さらに赤系の波長は認識できないとか言われております。スジグロシロチョウも同様らしいので、この辺のシロチョウが赤い花で吸蜜していたら大ニュースなのかも。
問題はモンシロチョウのことなのに、絵本ではもうチョウ全体のはなしにすり替わることがたまにあることでしょうか。

#10-11・ キアゲハ♂雄 15:58 
a0146869_6261792.jpg
a0146869_6262577.jpg
 キアゲハも夕方に数回飛来してきました。
ギフチョウではないかと思えるほど小柄で綺麗でした(笑)

◇アゲハ春型の雌雄比較図 ・・・・画像クリックで別窓拡大画像でご覧ください。 
a0146869_6293470.jpg
 今回♂雄の画像が得られたので、早速作成です。
♂雄はやや斜め後方からの画像ですが、まあ許容範囲ということで掲載です。(独り探蝶ではないので、飛ばしてしまうリスクは冒せない)

識別点④の黒色部の濃淡で一発判定できますが、他の違いも掲載しました。
夏型も同様でありますが、夏型は大きくなり、♂雄では後翅前縁に黒斑(フィールドでは見えないことが多い)が生じ、後翅亜外縁黒条内の輝青色斑紋列もごく弱くなります。
by yoda-1 | 2013-04-10 06:33 | アゲハ

雌雄☆ キタテハ  ヤナギの樹液が美味しい。  2012.10月中旬-栃木県

キタテハは北海道では最近確認できないらしいですが、当然那須塩原市にはいます。

那須塩原市は那須高原のある那須町を北東に隣接して、塩原温泉から那須岳の西山麓部分まで、
日光市及び福島県の南会津町と境界を持っている町です。
南側から東側は、シャープの撤退騒ぎで大変な矢板市、大田原市に囲まれています。
その盆地部分でも、標高300mぐらいになっています。
YODAの自宅のある蓮田市は、なんと標高11mしかありません。

それでは赴任先にいるキタテハの紹介ですが、紹介したキタキチョウのいる河川敷にあるヤナギの樹液を吸っているのが新鮮でした。

#1・キタテハ 吸樹液@ヤナギの一種 
a0146869_11474566.jpg
 ヤナギの樹液にたかっているシーンは、コムラサキやゴマダラチョウではあるものの、キタテハでは新鮮に思えました。
キタテハ、アカタテハと花での吸蜜が多いのでしょうが、この辺の食餌の多様性が、ごく普通種たる本懐なのでしょ。

この近傍にいたキタテハを雌雄で紹介です。

#2-4・キタテハ♂雄・・・#4は別個体 
a0146869_1152945.jpg
a0146869_11522210.jpg
a0146869_1153376.jpg
 キタテハは開翅画像の撮影しやすい蝶の最右翼でしょうか。
今回、明るい状態での翅裏撮影ができませんでした。

#5-7・キタテハ♀雌・・・#5は別個体 
a0146869_1156243.jpg
a0146869_11564432.jpg
a0146869_11571899.jpg
 思い切り接写しても、翅表の模様による雌雄判別は不可能のような感じです。

折角なので、#2と#5の個体を使用して、翅表比較図Ⅱを作成しました。
#8・キタキチョウ秋型 翅表雌雄比較図Ⅱ 
a0146869_1203182.jpg
 前回作成している秋型比較図は →こちら です。
今回、新規なのは識別点④で、前後翅のプロポーションを概観するものです。
要は、蝶もお尻側が大きくなるということで、人間の女性の腰部分が大きくなるのと同じ傾向になっております。

この翅形での雌雄判別はいつも正面で撮影できたらよいですが、そうでもありません。
そこで、翅裏模様・頭部の雌雄差は非常に有効なものになっています。

#9-10・キタキチョウ秋型 翅裏雌雄比較図Ⅱ、頭部雌雄比較図 
a0146869_12114516.jpg
a0146869_1212255.jpg
 翅裏比較図は昨年作成のものに加筆しました。
翅裏の模様で、♂雄の方が明暗はっきりしている状況は、近縁のシータテハやエルタテハなどでも同様なのが面白いですね。
キタテハでも、♂雄の方が大きな複眼になる傾向はあるようで、この影響で、下唇鬚(かしんしゅ、labial palpus)は♀雌の方が長くみえるようです。
by yoda-1 | 2012-10-16 18:14 | ★キタテハ

アオスジアゲハ  雌雄識別は難しい?  2012.5.19埼玉県⑥

再び、5/19の観察に戻ります。
本来、平地性ゼフの出現を紹介すべき季節ですが、撮りに行っていないのです。

トチノキランドの草原では、アオスジアゲハが数匹、ハルジオンで吸蜜しておりました。


#1-4・ アオスジアゲハ♂雄① 11:05 7D-185mm、147mm、118mm、5557mmすべて切り出し
a0146869_021470.jpg
 
a0146869_084387.jpg
a0146869_09998.jpg
a0146869_092789.jpg
  まずは中望遠で狙いました。
忙しく動くだけに、いろいろなポーズが撮影できることも確かです。

次に、別の個体を広角系でも狙ってみました。

#5-9・ アオスジアゲハ♂雄② 11:11-13 60D-21mm(#5)、17mm すべて切り出し 
a0146869_0102755.jpg
a0146869_0104489.jpg
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a0146869_0112954.jpg
a0146869_0121425.jpg
 あま広角な分、接近しての撮影になりますが、背景のボケが弱いのがよく分かりますね。
ただアオスジアゲハは、黒い縁取りでなんとか背景に埋もれずに済んでいます。
こうやって、ざっくりと7Dと60Dの画像を比較すると、60Dの方が青色も弱くえらくあっさりしております。カメラ本体の基本設定が違っているのでしょう。(60Dはこの3月の購入で、まだよくいじっておりません)

なかなか♀雌に遇えないのですが、♀雌は過去画像を引き出して雌雄比較図です。

#10・ アオスジアゲハ 雌雄比較図 ・・・画像クリックで拡大へ。
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 全く雌雄同色なので、翅形差・腹部形状差にたよるしかありません。
標本図鑑にある識別点①の後翅内縁のめくれですが、図鑑が余りに♂雄ではめくれ部分の内部に白色長毛があることを強調するので、白色毛があると♂雄かと勘違いしてしまい、少し混乱してしまいます。(フィールドの自然状態ではその内蔵毛毛は見えないもよう)
♂雄では内縁のめくれで、めくれ部分の輪郭がほんのり白くなり、♀雌では少しめくれかかるもののめくれ返っておらず、その部分に白い毛毛があり、遠目にはめくれているかのように見えます。

その♀雌の後翅内縁部分を鮮明に撮影することが今後の課題です。
(フィールドガイドの画像もなんとももの足りません)

このように雌雄差は微妙であるので、飛んでいる個体の雌雄差が分かるまでには時間を要するのか、むしろ不可能に近いことなのでしょう。
by yoda-1 | 2012-05-30 00:26 | アオスジアゲハ

ルリタテハ  あれこれ

この春、越冬個体(秋型)も多く観察できるルリタテハのあれこれ紹介です。

◆スバル斑紋と流星斑紋
 埼玉県某所は、スバル型の名所であり、YODAも2年前に報告しております。
ただこの名称、私はごまさんらが使用するので、知ったようなもので、あまりポピュラーなものではないようです。(ネット検索で出てこない)

#1・ルリタテハ♂雄 スバル斑紋付き個体 2012.4.8埼玉県
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 前翅後縁中央部に青色斑紋があります。
少し弱めの個体でしょうか。

#2・ルリタテハ♂雄 流星斑紋付き個体 2012.4.8埼玉県 
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 この個体は、スバル斑がない代わりにその位置まで青色鱗粉が流れ星のように散布されています。
誠に僭越ながら、「流星斑」と命名です(笑)

#3ー4・ルリタテハ♀雌 ほぼ通常 2012.4.15埼玉県 
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 これは後翅外縁の尖り具合などから♀雌と判定されますが、かすかに流星があります。

#5・ルリタテハ♂雄 通常斑紋 2012.4.8埼玉県 
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 通常はこのように前翅後縁中央部は地色のままであり、青色鱗粉はまず認識できません。

ここに斑紋があるかどうか、観察時の楽しみ方の一つでしょうか。

◆秋型(越冬個体)と夏型の翅裏模様差
 今皆さんがご覧のルリタテハは秋型になるのですが、やがて秋型がサルトリイバラなどのユリ科植物に産卵して、それが成長して羽化すると初夏より夏型が発生します。

#6・ルリタテハ秋型♂雄・翅裏 2009.4.18長野県 
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 秋型の翅裏はこのように地味であります。越冬時により枯れ葉とかに似せるためでしょうか?
ルリタテハは東南アジアにもいるので、たぶん次に紹介する夏型の翅裏模様に近いのでしょう。

#7・ルリタテハ夏型♂雄・翅裏 2008.7.19長野県 
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 夏型の翅裏模様は一気に錦織のように豪華になってきます。

#8-9・ルリタテハ夏型♂雄・翅裏 人体吸水 2009.8.14広島県 
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 これは庄原市吾妻山の高原訪問時のものですが、新鮮な夏型♂雄がぴったり寄り添ってきました。

◆雌雄差
#10・ルリタテハ 翅表雌雄比較図 
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 アカタテハなどの雌雄差とごく似通ってきます。

やがて他の蝶が出てくると軽視されてきますが、夏型の♀雌個体をよく撮影していないことも、今後の課題です。
by yoda-1 | 2012-04-21 09:12 | ルリタテハ

ベニシジミ 珍しい孔開き個体  2012.4.15埼玉県⑤ 

4/15はたまさんがベニシジミの卵を見つけて、ねこきちさんが幼虫を見つけてくれました。
この際、過去に作っていた雌雄比較図をバージョンアップして紹介します。
蝶の翅形雌雄差の基本はこの身近な蝶にあるので、ああそうだったのかと認識できるようになる人もまずはこの小蝶の観察から始まるようです。

#1・ベニシジミ♀雌←♂雄 10:58・・・・♀雌の右前翅頂に孔が開いています。
 
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よく観察できる♀雌のお尻を追っかけている♂雄の光景です。
交尾拒否の一形態なのでしょうが、他の蝶と違って地面を逃げ回る光景は(人間社会の縮図のようでもあるし)本当に滑稽です。

#2・ベニシジミ♀雌 13:25 @ギシギシ
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 これがタデ科のギシギシでベニシジミの食草でいいのでしょうか。
その昔、「たで食う虫も好きずき」と言われたのはベニシジミのことだったのですね(?)

#3・ベニシジミ・卵 @ギシギシ 
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 これまた構造力学的に丈夫な半球形になっている感じです。

#4-5・ベニシジミ・幼虫 @ギシギシ 
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 これは腕に這っていてもかわいい感じです。山蛭とは大違いですね(笑)

#6・ベニシジミ 雌雄比較図 
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 今回⑤の識別点はなかなか面白い傾向だと思っています。

さて、「フィールドガイド・日本に蝶」にも採用されました。
#7・ベニシジミ♂雄 夏型 2011.6.25熊谷市 
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 夏型は翅表が暗化する事例として小さく載っています。
この辺の本画像は、Sippo☆さんの画像が独占状態です。
早く図鑑を見てみたいですね。来週が待ち遠しい~。
by yoda-1 | 2012-04-20 07:14 | ★ベニシジミ

アカタテハ 雌雄比較図Ver.1

そういえば、今年はアカタテハの求愛飛翔を見ておりましたので、雌雄比較の実施です。

アカタテハの雌雄識別は、学研・標準図鑑にも「確実な性の判定には腹端あるいは前脚の形態の調査が望ましい」とあるように、近縁のヒメアカタテハと同様に、斑紋上は全くの雌雄同色なので、翅形での雌雄判別には相当の熟練が必要です。

でも、YODA自身が非常に難しいと思うキベリタテハに比較したら、雌雄の翅形差は顕著な傾向があると感じます。

#1・アカタテハ 雌雄比較図・・・画像クリックで拡大へ(画像クリックでウインドウを出し、説明文を本体部分の比較画像の横に配置すると画面上で見やすくなります)
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  説明文にもありますが、下記の2点が翅形での大きな違いで、他の識別点はその影響を受けている部分が多いです。
 ・前翅の後縁部が♀雌では長い。
 ・後翅の外縁部の丸みが♀雌で強くなる。
この2点は、他の種類の蝶の雌雄差の共通事項です。
これまでの説明の繰り返しですが、♀雌は腹部に卵を持ち重くなる分、飛翔のために翅の面積を増やす必要が生じてきた際、上記2点で翅面拡張対策をとったというわけです。

上記の2点をどこを見て判断するかで、比較図の識別点①、⑥が有効であり、その他の識別点は傍証として活用します。
特に、④の前翅端の突出具合というか、前翅外縁のくびれ具合での判断は、♂雄翅表例示個体もそうですが、結構♂雄でもくびれの弱い個体もいるので、即断は避けた方がよさそうです。
by yoda-1 | 2012-03-30 06:27 | ☆識別検討室☆

コツバメ  雌雄比較図Ver.1

今年は発生が始まり撮影できた種類から、可能な限り雌雄比較図を作成したいと思っています。

コツバメCallophrys ferrea もその辺の低い位置の植物上でテリ張りしている個体は♂雄なわけで、♀雌の方はアセビ、ヤマツツジなどの食樹やマメザクラなどでの吸蜜シーンで、その存在を確認するしかありません。
吸蜜シーンでは雌雄が混在するので、どちらかを外見で判断することが必要になります。

#1・コツバメ 雌雄比較図・・・画像クリックで拡大へ。
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 どちらも鮮度が少し落ちている個体です。
 性差としてカラスシジミ類に見られる♂雄の性標が、コツバメにもあることが独自ですが、他の特徴はもう蝶全般に共通することの多い雌雄差でしょうか。翅表のブルー部分の大きく違っていてむしろ♀雌の方が綺麗であるのは、日頃翅表は閉じていて見れないことが大きいのかも。
カラスシジミ類ではこの翅表がカラスのように真っ黒ですが、コツバメは鮮やかなブルーなので飛翔時もブルーの点滅でワクワクします。

 さて複眼の大きさ、触角長さは翅長との相対比較でなくても、絶対値としても♀雌の方が小さめ・短めになる傾向があるように思います。
この4月下旬に日本チョウ類保全協会からフィールド図鑑が発刊される予定ですが、そこでは雌雄の画像が翅裏・翅表別に並ぶので、この複眼の大きさ・触角の長さの性差を実感されたらよいと思います。(もちろん既存の標本図鑑でも確認はできます)

コツバメは、カラスシジミ類と同様にけっして静止時に開翅することがないことで有名です。
あまり開翅しないクロコノマチョウ、ミズイロオナガシジミなども羽化直個体は飛翔開始前に開翅チェックを行うので、そこが撮影チャンスです。(といいながらYODAは両種とも開翅画像未撮影)
しかしコツバメはたぶん羽化直でも開翅チェックしないのではないかと想像します。
いつか飼育して確認してみたいです。

YODAのコツバメ初撮影を紹介します。

#2・コツバメ♀雌 @ツツジ 2008.5.18蓼科高原
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コルリを撮影して、帰路のそば屋さんのお庭にある赤いツツジに来ていました。
当時野鳥撮影趣味の駆け出し活動だったので、蝶のことに余り詳しくなく、撮影時はムラサキシジミを撮影したつもりでありました。
確か半年後の見直しで、コツバメを撮影していることに気付きました。たぶんツツジの花への産卵行為もあったのかもしれません。
よってコツバメは初見時の感動が得られなかったのが残念であります(笑)

しかし、晩春に蛹になった後は、翌年まで羽化を待つ年一化とは、よく蛹が寄生されたり小鳥に捕食されずに生き延びるものですね。みんな奇跡的に羽化できた連中でしょうから、おめでとうと声掛けしたくなります。
by yoda-1 | 2012-03-28 05:28 | ☆識別検討室☆

テングチョウ 雌雄比較図 Ver.1.1

皆さんのブログで頻繁に登場するようになったテングチョウの雌雄識別法です。

テングチョウは日本産を含むインドから東アジアの個体は、長らく欧州から分布しているLibythea celtis (European Beak)と同一種別亜種とされていものが、Kawahara2006で、種に格上げされて、Libythea lepita(Common Beak)になっております。
2006.8月発行の学研大図鑑もタイミングよく変更していて、たぶんインドの学者が旺盛に記述している英文Wikiでもそのようになっています。
ただ和文wikiはまだ未対応で、YODAのよく参照するFUNETも亜種扱いのままであります。
先の、Kawahara2006の標本画像を見ると、European Beakの方は前翅の大斑紋がえらく矩形であるのが微妙に違っている印象を受けました。

テングチョウは基本年1化とされますが、結構2化の記録も出てきているのが面白いですね。
もともと年一化の遺伝子が、ちょっとした刺激で信号がかわって越冬するはずの蛹が年内に羽化信号を受けたりするのでしょうか??
これも論文検索すると、なんと福島県のキマダラルイツバメで御世話になる角田さんの報文がでてきました。

この春、観察しやすいのは同じ場所でテリ張りしていう♂雄個体ですが、吸蜜シーンでは当然♀雌個体も観察できるのでしょう。

#1・テングチョウ 雌雄比較図・・・・画像クリックで拡大へ。
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 基本は「♀雌の方は翅が長い」ということでしょうか。その影響もあり、前翅では明色斑が♀雌で横長になり、後翅では細長い翅形に外縁の丸みが出てきています。
だいたい①の前翅端の角度と、後翅外縁の直線部の長さが大きな識別点になるようです。
④では横長になる明色斑で外縁部のマージンが♀雌で狭くなる様子を補助線で図式化しましたが、南西諸島産では♂雄でも明色斑が大きくなって、このマージンも狭くなるので要注意です。

いつもながら、全体の翅形から受ける印象を含めて、複数の識別点を総合的に判断することを要求される紛らわしい個体もあるようです。

(追記2012.4.1)昨日、4月末に発行される保全協会編集のチョウ類フィールド図鑑をチェックしているうちに気がついたのですが、⑥の前脚は、♂雄では毛毛がるのですが、♀雌では積極的に活用していて、吸蜜時などは6本脚状態になっているようです。
タテハチョウ科は英語では brush-footed butterflies で前翅は毛毛が多くて日頃からだを支える機能がなく、4本脚に見えることに特徴づけられますが、テングチョウ亜科ではその♀雌は前脚が頻繁に使用されているようで驚きであります。
ちょうどシジミタテハチョウ科が確か♂雄は4本脚で、♀雌が6本脚で活動するので、そちらに近い感じにねっているようです。

後翅裏の中室下端の翅脈が♀雌では例示のようによく濃くなっていますが、この部分は♂雄個体でも目立つものがいるので、注意が必要です。
参考 →ごまさん撮影の♂雄個体
by yoda-1 | 2012-03-26 23:34 | ☆識別検討室☆

モンシロチョウ 雌雄翅表比較図Ver.1 + 類似種比較図

翅裏比較図に続けて、翅表比較図ですが、こちらは前翅中室さえしっかり写っていればさほど難しくありません。
なので、おまけにシロチョウ科3種の夏型翅裏の比較も行いました。

#1・モンシロチョウ 雌雄翅表比較図・・・画像クリックで拡大へ。
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 夏型では♀雌は基部全体が濃くなるので、明解に♂雄と違ってくるのですが、春型では中室部分を注意深く観察する必要がありそうです。
基本的に白の地色が違うように見えますが、なかなかフィールドでこの違いがまだ認識できません。(そんなに頻繁に観察していないこともありますが)

#2・モンシロチョウ夏型×スジグロ系夏型 翅裏比較図 
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 モンシロチョウは結構人里離れても野生化?しているようなので、翅裏しか見えない場合などにスジグロ系と迷うことがあるようです。
しかし、昨年高山蝶のいる場所でモンシロチョウを見たときはしばらく目を疑いました。

今日はいい天気になりそうですが、気温がいまいちですね。
どこにいくべきか・・・。
by yoda-1 | 2012-03-20 00:02 | ☆識別検討室☆