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2016.10月22日・23日 鱗翅学会・湘南大会の案内

皆様
大変間隔が開いてしまい失礼しております。
ようやく、昨年投稿した「北海道産Pieris属3種の形態差」の論文が、鱗翅学会の論文集に載ることになり、その発行を待ってからと思っていましたが、もう少しかかるようなので、来週末にある鱗翅学会の湘南大会の紹介を優先します。

☆2016年10月22日(土)・23日(日)鱗翅学会・湘南大会@日大湘南キャンパス
   プログラムは →こちら
 このプログラムで「公開」とあるのは、会員でない方々が無料で聴講できるものです。
鱗翅学会の会員は、とにかく参加費を負担し、大会運営費に協力することになります。
たぶん、このときに学会への新規会員の申し込みをしても、大会参加費までの徴収はないと思われます。

私もアカシジミ類の産卵行為についてポスター発表を行います。
卵の画像では、多くの蝶友のお世話になりました。
このポスター発表で、一気にA0サイズのポスターを作成するとなると、圧縮する前の画像を編集ソフトに貼りつけて、A0サイズでPDFにして、街の大型インクジェットの印刷サービスに出す必要があります。(人によっては、A3用紙でのものを何枚もボードに張り出すことも行うようですが)
すると、なんと自宅のPCではビデオカードの容量不足で、編集作業が行き詰まることが判明です。急遽容量2Gのカードを通販で取り寄せていますが、どうなることか。

以下、これに絡めての今年の活動を少し紹介します。
このアカシジミ類の産卵では、うまいことに私はアカシジミもウラナミアカシジミもその産卵シーンに出くわしてきたのですが、キタアカシジミだけはそのような機会がありませんでした。
そこで、今年の7月の海の日連休では通算で6回目となる北海道遠征を家内同伴で行いました。開通した新幹線で新函館北斗駅で降りる体験もありましたが、二日目に中富良野町での花火大会観賞の予定で現地に乗り込むも、当日の道北での宿が夜10時には入浴サービスが終わることもあり、花火観賞の後では間に合わないことが判明して、富田ファームから花火観賞をあきらめて移動となりました。(旭川を含めて、直前の宿探しではいい宿泊先が見つからなかったもので,この富良野花火観賞には早目のブッキングが必要でした)
家内にブーブー言われながら、遠い道北で泊まる羽目になりましたが、翌朝そこにはこれまで道内で撮影していないと思われるヒョウモンチョウがいるではないですか。

#1-2・ヒョウモンチョウ♂雄・♀雌 2016.7.17道北
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 朝陽を受けて気持ちよさそうに開翅しておりました。北海道でのヒョウモンチョウ・コヒョウモンは場所によって非常に似通ってきますが、これはヒョウモンチョウと断言して問題なさそうです。
 この後、南下して銭函海岸のカシワ林で、キタアカシジミとその産卵を期待しますが、なんとキタアカシジミの姿が皆無でした。念のため銭函に宿泊して翌朝も訪問するも、いるのは過去訪問時と同じハヤシミドリシジミ・ウラジロミドリシジミ・ダイセンシジミのみで、こちらの個体数は例年並みに感じました。札幌市のMさんに様子を伺っても今年は銭函のキタアカシジミは皆無だったそうで、2013年7月の訪問ではあれだけ無数に飛び交っていたのに、誠に不思議なことです。

今年は海の日に対抗して、山の日(8月11日)が始まりました。会社は8/15の週がまるまる夏期休暇なので、長い連休となりましたが、埼玉の自宅から自家用車で山口県下関市の田舎に里帰りすることにしました。いろいろ都合があって、初日に埼玉県から四国まで一気に走行することにしました。
#3-4・一日820kmの走行 2016.8.11埼玉県→四国
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 同じ日に走行した証拠画像です。往路は途中で渋滞もありましたが、なんとかその日のうちに四国に入れました。往路は家内の同乗もなく寂しいものでしたが、翌日の四国での探蝶に期待を膨らませてのドライブでした。

その四国の探蝶では、目立った成果はないもの、アイノミドリシジミ♂雄とアオバセセリの幼虫に出遭ったことでしょうか。
#5-6・アイノミドリシジミ♂雄 2016.8.12四国 
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 たぶん2週間前ぐらいの発生と思いますが、♀雌との出会いを求めて頑張ってテリ張りしておりました。

#7-9・アオバセセリ幼虫 2016.8.12四国 
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 アワブキの幼木が2本あり、何か見たような葉の形が#7のように多数ありました。どれどれと一か所はぐってみるとお馴染みの幼虫の姿がありました。これまでは群馬昆虫の森で、当地の観察補助員の方に案内してもらって観たことがあるぐらいだったので、自力発見は楽しいものでした。

このあとは広島県で宿泊し、翌日は冠高原でミナミアカシジミ(キタアカシジミ冠高原亜種)の産卵シーンを期待します。杉並Sさんに詳しいポイントを教えていただき、いろいろ探しますが、成虫の姿はさすがにありません。
手に届く範囲でのカシワの枝に卵を探しますがこれも皆無でした。しかしこの場所はカシワの高木がよく残っていて、貴重な場所であることはよく実感できました。

このように、キタアカシジミの卵の実見ができないことで今年も終わりました。
この9月の週末天気もよくなく、キベリタテハ♀雌の観察・シータテハ秋型♀雌の撮影などの課題もクリアできず、翌年への課題も累積していってしまいました。最近あまり山歩きがないので、運動機能の衰えも感じてくるしで、再度気を引き締める必要がありそうです。

長くなりましたが、是非湘南大会に来てください。
by yoda-1 | 2016-10-16 06:44 | ☆展示会等

コヒョウモン  北海道産の位置づけ。 2013.7.15北海道31

定山渓でのコヒョウモン類は、コヒョウモンしか撮影できておりませんでした。

#1-3・ コヒョウモン♂雄・別個体  ・・・#1のみ前日の撮影(2013.7.14) 
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 本州中央部産に比較して、確かに赤味が強い印象です。
こちらの翅表の見える個体は、コヒョウモンらしい太目の斑紋で、ヒョウモンチョウと紛れることはない感じです。

7/15に集中観察した橋の上ではちょうど雌雄の2個体がいました。
この2個体では、特に前翅亜外縁の後角側の2つの斑紋の大小差も小さく、ちょっと見にヒョウモンチョウの方に感じることがしばしばでありました。

#4-6・ コヒョウモン♀雌 
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 ♀雌は♂雄よりも大き目で色合いはやや鮮やかさが後退する印象です。

#7-9・ コヒョウモン♂雄
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 ♂雄は見事に赤味が強い個体で、本州中央部にはここまで赤い個体はいないと思われます。
確かに、標本で実物を並べての比較ができない状況はやや物足りない感じですが、仕方ありません。
#8では遠方にキバネセセリが見えて、コヒョウモンがタテハチョウ科では小さ目の蝶と分かります。

ここで北海道産のコヒョウモンがいかにヒョウモンチョウに近いか観ていただくために、ヒョウモンチョウ(本州中央部産)、コヒョウモン(北海道産)、コヒョウモン(長野県産)で比較図を作成してみました。

#10-11・ ヒョウモンチョウ((本州中央部産)、コヒョウモン(北海道産)、コヒョウモン(長野県産)比較図、比較表 ・・・・画像クリックで拡大します。 
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 本州中央部では、コヒョウモン・ヒョウモンチョウの識別では前翅外縁の直線度が重要なポイントになりますが、北海道産のコヒョウモンでは前翅外縁がヒョウモンチョウ並に直線的になってきます。

北海道では種分化の早い段階で、両種の交雑が生じて、北海道コヒョウモンの中には、ヒョウモンチョウに酷似するものが多くなっているような感じを受けます。

こうやって比較図を作成してみると、前回紹介の#10の個体は、ヒョウモンチョウの方が正しいような気がしてきました。

◆追記 2013.12.07 定山渓での他のヒョウモンチョウ類です。
#12・ ミドリヒョウモン♂雄 
a0146869_5391630.jpg
 ごく新鮮な個体でした。

#13・ メスグロヒョウモン交尾 
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 交尾飛翔して、高い場所を移動していったので、♀雌の頭部の見えないショットしかなく、一同やや残念な思いで撮影でした。
個人的に、本種の交尾は2回目でした。

今回の北海道訪問で観れなかった大型ヒョウモン類は、クモガタヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンの3種ですが、このうちオオウラギンスジは図鑑によると7月中旬から発生するとのことで、これからの発生だったのかもです。
by yoda-1 | 2013-11-27 06:35 | コヒョウモン

コヒョウモン  斑紋が小さいとヒョウモンチョウにそっくり。 2013.7.11-13北海道21

今回の北海道遠征の個人的な目標に、北海道産のヒョウモンチョウ・コヒョウモンを撮影するというのがありました。
最初にチェックしたのは遠征後半での定山渓での撮影個体でしたが、これは全部コヒョウモンであることは概要編作成時に認識しておりました。前半の紋別郡での探蝶では、オオイチモンジの旧沢で、両種を観た気持ちになっていましたが、精査してみると、どうも全部コヒョウモンに見えてきました。
北海道にはオホーツク沿岸にヒョウモンチョウの産地があるようですが、今でもしっかり個体数があるのでしょうか。 この辺また7月の北海道遠征を組み立てる必要がありそうです。

道東でのコヒョウモンを時系列で紹介します。
(変わり映えしない蝶の羅列になりますが、個人的にこだわりのある蝶なのでご容赦を)

◇2013.7.11 紋別郡・イシダシジミを探した場所
#1-4・ コヒョウモン♂雄  
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 斑紋が太く、余りの斑紋のけばさに、これは現地初見時はホソバヒョウモンでないかと思いましたが、立派にコヒョウモンです。
このように前翅内縁側の中央斑紋が極端に基部側に寄るのは、本種では上高地当たりに多いでしょうか。

学研・標準図鑑のコヒョウモン・ヒョウモンチョウの分布図はよくできていると先人の労苦に感謝するものですが、この場所はコヒョウモンのいない場所に落ちるので、分布図の見直しも必要なのかもです。(この分布図がどのような経緯で作成されたのかも興味ありますが)

◇2013.7.11 紋別郡・オオイチモンジの旧沢
#5-9・ コヒョウモン♂雄・3個体 
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 ヒョウモンチョウとの大きな違いは、前翅形状にあり、特に前翅後角部の曲がり具合がなだらかなのが、コヒョウモンの方です。
一個体でもヒョウモンチョウ=並ヒョウモンが撮れていれば比較図が作成できてよかったのですが。

(余談:YODAは、ナミアゲハ、ナミヒカゲ等を口頭で使用するのは異議ありませんが、正式な和名ではないとつくづく思うので、文章で便宜的に使用する際は、ナミに漢字を使用したいと思います。
ナミヒョウモンという名称も一部で使用されていますが、どこが並(=普通に観察できる)だと痛感します。
ヒョウモン類ではもっと他に普通に見られる種が多いです。
そこで、文章中では正式な和名ではないという意味で、ナミを漢字表示したいと存じます。しかしこの方が並にいることを強調しているようでもあり、なにか歯がゆいことも確かです。
そもそもがタテハやタテハチョウ、またはセセリやセセリチョウという和名の種がいないように、和名を決めるときに、アゲハとかジャノメチョウチョウとか、ヒカゲチョウとか、亜科名、科名になるようなものに命名してはいけなかったのでしょう。今さらどうしようもないですが)

#10・ コヒョウモン♂雄 
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 この個体は撮影時はヒョウモンチョウと思っていました。
斑紋の小ささや前翅外縁の直線度の高さなどからそう感じたのですが、北海道産では前翅外縁の直線度が高いことはしばしのようであり、これもコヒョウモンの方であると最終判定です。
前翅後角部曲がり具合や、前翅中央外方にある大き目の黒斑2つの大小具合(並ヒョウモンでは、この大きさがほぼ揃う)などが決めてでしょうか。

◆追記2013.11.27 これは前翅形状の再確認などで、(当初判断したように)ヒョウモンチョウの方みたいです。

#11-14・ コヒョウモン♀雌・2個体 
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 ♀雌では翅表の色合いが♂雄と比較してやや淡くなります。
本州中部産のような♀雌では色合いがかなりくすむ感じ(鮮やかさが乏しい)は弱いような印象を受けます。
この中では、前半の#11-12の個体の前翅後角部の曲がり具合が並ヒョウモンに近いように感じて、並ヒョウモンの可能性はないかとしばし検討しました。
かように北海道産の両種の識別は困難を極めます。

◇2013.7.13 紋別郡・オオイチモンジの新沢 
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 ここの個体は、斑紋もコヒョウモンらしい大きさで、紛らわしくないですが、前翅外縁の直線度は高く、コヒョウモンの北海道亜種であることを実感させます。

遠征後半での定山渓でのコヒョウモンも機会をみて紹介し、
それと合わせて、コヒョウモンの本州中部産亜種と北海道産亜種の比較図も作成したみたいです。
by yoda-1 | 2013-11-12 05:51 | コヒョウモン

ヒョウモンチョウとホシミスジの卵  2013.7.21群馬県・後編

後編ではタテハチョウ科他の紹介です。

#1ー2・ ウラジャノメ 
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 二つめは♀雌のようです。
本種がいる場所は他の蝶も豊富であるような気がします。

#3-4・ ウラギンスジヒョウモン♂雄  
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 ちょうど♂雄の出始めでした。♀雌は見つからず。

これよりも少し小さいのがヒョウモンチョウですが、現地ではしばし混同しました。

#5ー8・ ヒョウモンチョウ♀雌・複数個体  
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 どれもこれも♀雌ばかりです。

#9・ ヒョウモンチョウ♂雄 
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 ようやく見つけた♂雄はボロボロでした。

#10・ ヒョウモンチョウ・卵 
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 産卵シーンも撮れればよかったですが、それに集中するとどこに産んだのか探すのが大変なことも多いので、産卵場所凝視を優先でした。
これはシダ類に産んでおりましたが、食草に産まないのは他のヒョウモン類と同じですね。(ツマグロヒョウモンは直接スミレ類に生み付けるのかな)

#11・ ウラギンヒョウモン♀雌 
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 色合いなどからこれはヤマウラギンヒョウモンの方みたいです。♀雌の画像は少ないので、もっとしつこく撮影すべきでした。

#12-13・ サカハチチョウ♂雄・夏型 
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 今期関東で初の撮影になるのかも。

#14ー15・ クロヒカゲ♀雌 
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 午前中は雨が降り出しそうな天気だったので、この辺のジャノメチョウ亜科もよく開きました。

#16-18・ ホシミスジ♀雌・複数個体 
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 本当、開翅ばかりなので、翅裏画像の撮影が大変です。

#19・ ホシミスジ・卵 @シモツケ類 
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 これはちゃんと食草に生み付けたもようです。
イチモンジチョウの卵に近い形状でしょうか。
次回の訪問ではしっかり産卵シーンも撮影したいです。

#20-21・ ヤマトスジグロシロチョウ♂雄 
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 ヤマト夏型♂雄は並スジグロシロチョウとの差異も顕著でいいですね。

この日のうれしい初見はエゾゼミでした。
#22-23・ エゾゼミ 抜け殻、成虫 
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 生涯初見で、なかなかこの蝉に逢えませんでした。
やはり自然の中での生きている画像は、図鑑の標本画像とは大違いです。

いろいろ反省はあるものの、この高原は素晴らしい場所ですね。
by yoda-1 | 2013-08-06 21:19

プロも間違えるコヒョウモンⅡ

最近ようやく蝶関係の古書集めもほぼ収束しましたが、高価なものは別にしてだいぶ揃った気分ですが、中身をまだ読んでいないのがなんとも悲しいところです。

今の蝶関係の大型図鑑には、学研の標準図鑑と、北隆館の大図鑑・・・原色昆虫大図鑑Ⅰ蝶蛾編 ・・・がありますが、北隆館の方は標本画像も旧版からの継承も多く、高価であるので購入しておりません。
でも北隆館の新大図鑑はそれはそれで、新鋭の蝶関係者が解説部分を新規に記述しているので、いつかは揃えたいと思っています。

今回その旧版1981.5.30-第14版(初版-1963.6.30)の方でまたまたヒョウモンチョウ・コヒョウモンの混同事例があったので紹介します。

#1・ 旧北隆館大図鑑 PLate30 1d♀裏(本州中部産)  コヒョウモン →ヒョウモンチョウ
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 この図鑑では蝶の部分は、永らく蝶界の権威・指導者であった故・白水隆博士(1917-2004)です。
先の白水隆監修の「カラーハンドブック 地球博物館1 蝶 PHP研究社」におけるサトキマダラヒカゲ・ヤマキマダラヒカゲ誤認があったように、権威といえども、この辺の近似種の違いには余り明るくなかったと推察されます。
このヒョウモン画像は、そのまま新版の大図鑑も継承されていて、PLate44の168dの番号をもらっています。ここでのタテハチョウ亜科の担当者もこれをコヒョウモンでよしとしたのですから、この両種の識別は難しいのかもしれません。
「プロも間違えるコヒョウモンⅠ」は →こちら です。



◆追記 2013.5.13
「回答を求めます」のコメントが入ったので、これまでに説明したことが多いのですが、なぜ#1の個体がコヒョウモンでないのか説明します。
基本的に藤岡大図鑑・学研標準図鑑などでこれらの識別点の特徴を確認しています。
これで判断できるのであれば、特に統計処理とか、ましてや飼育しなくては判らないということまでいきません。ごく明らかであり、他の議論の余地がありません。
#3-5・ #1の標本画像に識別点を記入、識別点別の両種の比較(本州中部産に限る)、コヒョウモン♀雌(上高地産)で対応する識別点
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 もう識別点①だけで一発判定ですが、他の点も網羅しました。
(識別点⑤⑥はブログ先輩のご教示です)

また、他人の画像を勝手にの指摘がありましたが、合法の範囲内です。
  「引用」の Wikipediaをご覧ください。  ⇒こちら 
ここの「批判・研究」のための引用であると考えています。
もちろん法律違反でなければなにをしてもよいというものでもなく、事前に了解をとるのがなんとも礼儀正しい印象を与えまますが、間違いですよという批判・研究内容に、OKを出す人も希でしょうか。
つまり、その本を購入している読者の利益の方を優先しています。

高所に構えた感覚的な批判ではなくて、具体的な指摘での議論を希望します。
by yoda-1 | 2013-03-29 07:23 | 図鑑・図書

オオウラギンスジヒョウモン  近頃減少気味では?  2012.7.28栃木県②

◆トップ画像 オオウラギンスジヒョウモン♀雌 
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栃木県高所訪問の二つ目の目標は、栃木県では未見のヒョウモンチョウ(ナミヒョウモン)に逢うことでした。

おおこんな場所にいたのかという感じでありましたが、他のヒョウモンチョウ類と一緒に紹介します。ヒョウモンチョウが目的でありながら、今まで本ブログで主題紹介となっていない「オオウラギンギンスジヒョウモン」の雌雄が撮影できたので、そちらをカテゴリ新設しての紹介にしています。

このカテゴリ、ずっとexcite blog 事務局に編集が容易になるように要望をしてきたのですが、一向にその気配なしであります。まあ、そんなにたくさんのカテゴリを作る方が普通ではないのでしょうが、矢印で一つ一つ動かす操作はなんとも原始的ではありませんか。

当地で撮影できたヒョウモン類を紹介しますが、実は早朝はアイノミドリシジミのバトル飛翔を探していろいろ探索しておりましたが、そのシーンを発見できずでした。
その探し回った山道では、ヒカゲチョウ、クロヒカゲの獣糞たかりがありました。

#1・ヒカゲチョウ♂雄、クロヒカゲ♂雄 吸汁@獣糞 
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 だいたいクロヒカゲのいる場所では、ヒカゲチョウの方はそれに圧倒されて個体数も少なめになると思うのですが、ここではかなりの割合でヒカゲチョウが頑張っている感じで頼もしいです。
(そういえば、クロヒカゲもまだ主題紹介しておりません)

#2-3・ウラジャノメ♀雌 
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 これはカラスシジミ探索中に遭遇したものですが、たしか栃木県では初見です。
ヒメキマダラヒカゲはこれから発生するように思われましたが、YODAがただ見ていないだけだったのかも。

ジャノメチョウ科では他にサトキマダラヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲが混生しているのが確認できました。トイレでヤマキ♀雌を見つけてうれしかったのですが、画像紹介はまたの機会に。
それでは主題に入ります。

#4-5・オオウラギンスジヒョウモン♂雄 
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 前翅の第6室に明色部のあるお洒落な個体でした。

#6-10・オオウラギンスジヒョウモン♀雌 
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 この個体は他のヒョウモン類よりも大きいこともあって、その場の主のように振る舞っておりました。
真ん中の#8のみGH1-105mmのマクロ撮影で、色合いを調整しましたが、少し毒々しい色になりました。
終わり2枚は、#9:7D-208mm、#10:60D-420mmの切り出しですが、光線具合もあってえらく表情が違ってみえます。

#11・オオウラギンスジヒョウモン♀雌・・・羽化直のように新鮮
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 近づいて接写したくても、結構敏感に逃げました。

#12ー13・ウラギンヒョウモン♀雌、♂雄 
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 ここにいるのは、どうもヤマウラギンヒョウモンの方みたいです。
サトウラギンヒョウモンの方は、これまで各所で観察してきましたが、ヤマの方はなかなかいないので、もっとたくさん撮影しておくべきでした。

 ウラギンヒョウモンのヤマ・サトの分化の話題は →こちら をクリックしてご覧ください。
当時、フィールド図鑑も編集中だったので、この分化2種で掲載するように御願いしたら、まだ正式な論文発表がないので、対応できないとの返事でした。

#14-16・ヒョウモンチョウ♀雌 
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 おお目的のヒョウモンチョウもいて、一安心でありました。
全国的にヒョウモンチョウは希少種で減少傾向にあるとか。決して個人的な欲望でそれに拍車をかけてはいけません。

#17・ヒョウモンチョウ♂雄 
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 ♂雄も数匹確認できましたが、もう♀雌探しなのか飛びまくってばかりで、まともに撮影できたのはこの破損個体のみでした。
しかし、えらく小さな個体で翅裏面積で♀雌の半分くらいの印象です。食草が十分でなかったのかな??

#18ー19・クモガタヒョウモン♂雄 
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 クモガタは発生も早い分、他の種類よりも色あせが進行しているような印象でした。
♀雌には遇えずでした。

#20-21・ミドリヒョウモン♂雄 
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 里山では主役になるのですが、高所にも多いですよね。

この日は、オオゴマシジミ・エゾミドリシジミ狙いで群馬県まで足を伸ばしましたが、午後過ぎに訪問する場所でなかった感じでした。
以下はそこでのヒョウモン類です。

#22・ミドリヒョウモン♀雌 群馬県15:05
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 かなり暗化した個体でしたが、翅表はうまく撮影できませんでした。

#23-25・ギンボシヒョウモン♀雌・・・斑紋異常 
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 左後翅裏基部に斑紋流れのある個体です。最後の画像では右側翅裏が写りますが、こちらは正常です。
片方だけの斑紋異常とは、珍しくないですか?
でもこの程度の斑紋異常では、なかなか専門誌に投稿できません(笑)

しかし、これまで数回ある栃木県高所訪問では、「オオ」の付かない「ウラギンスジヒョウモン」には遇えませんでした。翌日の群馬県・高所訪問に期待を繋ぎます。
 
by yoda-1 | 2012-08-01 06:38 | ★オオウラギンスジヒョウモン

メスアカミドリシジミ  念願の♀雌開翅  2012.7.14群馬県1/2

◆トップ画像 メスアカミドリシジミ♀雌 
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昨日は、群馬県の高所を訪問しました。

ずっと念願だったメスアカミドリシジミの♀雌開翅が撮影できて、興奮しました。

#1ー2・メスアカミドリシジミ♀雌 07:22 
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 最初に目撃したときは、翅裏も翅表もうまく撮影できませんでした。
他の蝶の撮影でぐるっと回って戻るとまだいたので、今度は間近で開翅してくれました。

#3-5・同上メスアカミドリシジミ♀雌 08:19 
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 こんなにオレンジの鮮明なゼフ♀雌は他におりません。

少し違う場所に移動してここには♂雄がテリ張り中でした。
#6-7・メスアカミドリシジミ♂雄(別個体) 09:21、09:37
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 コンデジ・インターバル撮影とは言え、メスアカ♂雄のここまでの開翅画像も初めてだったのでご満悦です。
実はエゾミドリシジミを狙って来たので、また来週来ないといけません。

・その他のゼフ
#8・アカシジミ♀雌 07:31 
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 高所のアカシジミはまだ新鮮でありました。

#9・ウラゴマダラシジミ♂雄? 08:46 
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 こちらはさすがに少し古い感じです。

◆その他の蝶
#10・ヒメシジミ♂雄 
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 少し発生が経過しておりました。

#11・ホシミスジ♂雄 
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 これは発生ラッシュのようでした。

#12・ヒョウモンチョウ♂雄 
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 これは破損もいて、このようにごく新鮮な個体もいました。

#13-14・ツマグロヒョウモン♂雄、♀雌 
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 ヒョウモンチョウを見た後だからなのか、えらくでかく感じました。
南方系の蝶なので、余り高所にまできて他のヒョウモン類のスミレを食い荒らして欲しくないようにも思いますが、自然の成り行きを止めることはできません。

#15-16・ウラジャノメ♂雄(別個体) 
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 平原では散見できる感じでした。
この眼の多さにいつもぎょっとします。

#17-18・ヤマキマダラヒカゲ、サトキマダラヒカゲ 
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 どちらも第一化がこのように古くなっている感じでしょうか。
ここは両種が混在していますが、同様にスジグロシロチョウ、ヤマトスジグロシロチョウも混在しておりました。

#19・ヒメツバメエダシャク♀雌 
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 この蝶のように綺麗なツバメエダシャクの仲間も多く発生していました。

自然豊かなこの地が、ずっと維持保全されることを願ってやみません。
by yoda-1 | 2012-07-15 06:12 | メスアカミドリシジミ

ヒョウモンチョウ×コヒョウモン 翅表比較図2  Ver.1.0

両種の翅裏比較は前回行っているので、今回は翅表の方の比較です。
(注・これまでもそうですが、本州中部産及び周辺における両種の比較です)


#1・ヒョウモンチョウ×コヒョウモン 翅表比較図・・画像クリックで拡大へ 
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 いろいろ模様にバリエーションがあるので、それぞれ4個体ずつ例示しています。
それぞれ斑紋の淡い個体から濃い個体へと上下に並べています。
補足説明をします。
★翅表の形状:そもそもヒョウモンの方に高さがあり、広い翅面となるに対して、コヒョウモンのほうが細長くなります。

1・前翅前縁ライン ヒョウモンには翅裏比較でも示しましたが、基部側に折れ点があります。
 ただし、例示BD-4fのように折れ点が強くない個体もいるようです。
コヒョウモンではごく滑らかですが、見方によっては例示BI-3fのように、より基部側にごく近い場所にあるように見える個体もいます。
折れ点から基部側への前縁ラインはごく直線的に感じます。
この折れ点と連携した感じで、前翅前縁沿いの第9室の幅は、ヒョウモンの方が広く感じます。

2・前翅外縁ラインの丸さ・・・従来から指摘されていることです。
 撮影角度や、ヒョウモンの♀雌では丸みが出てきて少し混乱する場合もあります。

3・前翅後角の角度・・・標本図鑑を見ると両種の違いは顕著です。

4.後翅外縁の前縁側の滑らかさ・・・個体差があるものの、ヒョウモンの方が滑らかで直線的で、コヒョウモンは少し翅脈端のごつごつさが残ります。

★斑紋比較
5.6.前後翅の外縁-亜外縁-基部側斑紋列の配置間隔・・・ヒョウモンが基部側斑紋列が基部側に離れる傾向になり、コヒョウモンではこの3つの列がほぼ等間隔になる傾向があります。
等間隔で斑紋も大きくなる傾向を持つコヒョウモンでは、後翅の外縁列・亜外縁列の斑紋の融合度合いが強い個体も多くなります。

個々の斑紋サイズの傾向差は顕著ですが、ヒョウモン例示BD-4fのように、コヒョウモンに近い個体も存在するようです。(この個体は②2③3④4の特徴からヒョウモンと断定です)

これまでの図鑑でよく示される⑦7⑧8の差異は、参考にとどめないと例外が多くて間違えてしまいます。しかも⑦の中点は中間に位置する両種も多く、決め手にはなりません。
⑧8もここの2点が離れ気味だったらヒョウモンにしてよさそうですが、コヒョウモン例示BI-1fのように紛らわしい個体もいます。(このBI-1fは、②2の丸みは弱いものの、①1の折れ点のなさ、前翅形の細長さ、③3の角度など、さらには個々の斑紋が大きいことなどからコヒョウモンに断定です)

こうやって並べると、改めてそもそも個々の斑紋の大きさが違うのに気がつきます(これはこれまでに指摘されていることですが)
縁毛色もコヒョウモンの方がヒョウモンよりは白っぽくなる傾向があるようです。

◆図鑑掲載画像の「引用」
 実は所有しているフィールド図鑑で「コヒョウモン」で紹介されている画像が、そのおとなしい斑紋から「ヒョウモンチョウ」の方だろうと思ったことが始まりで、いろいろな画像やその他の図鑑をみて、違いを研究しておりました。

#2・図鑑掲載画像(長野県南牧村)・・・新装版山渓フィールドブックス5・蝶 初版(2006.6.10)p.188から引用(切り出し回転あり、引き出し線はYODAが追加)
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 確かに、コヒョウモンのような細長い翅形で前翅外縁も少し丸い感じがしなくもありません。
しかしこの辺は撮影角度とかの影響だろうと思い、出版社を通して図鑑監修者にヒョウモンチョウの方ではないかとの疑念を伝えましたが、「ヒョウモンチョウでないと断言できないが、コヒョウモンの方の可能性が高い」とのご回答でした。
どうも旧式の⑦7⑧8の識別点でどちらの可能性が高いか判断されているようでした。

本画像は、この斑紋の小ささの第一印象でまずはヒョウモンチョウだと感じましたが、①1の折れ点、④4の直線性などの詳細検討ではヒョウモンチョウにぶがあると思います(縁毛もかなり黄色ですね。#1の比較画像での例示BD-2fの個体に酷似しています)
いずれにしても、汎用性があるべき図鑑なので、コヒョウモンと断定できる画像を掲載すべきだったでしょう。
でも本図鑑のフィールド画像の数々はすごく綺麗であり、目標にしたいクオリティがあります。
(本掲載は、他人の画像の無断転載ではなく、公表著作物の批評行為に該当する引用です)

◆両種の交雑体は存在するのか?
 実際のフィールドに、両種の交雑種がいるのかどうか興味あることですが、下記の論文を拝見すると、それまでに人工交雑も成功しておらず、自然交雑がいるかどうかは立証されていなかったようです。
ヒョウモンチョウとコヒョウモンの種間雑種 ・・・蝶と蛾 59(2), pp.144-148, 2008-03-30 日本鱗翅学会
Interspecific hybrid between Brenthis daphne and B. ino (Lepidoptera, Nymphalidae)
著者 北原 曜
この論文で、特定のコヒョウモン♂雄とヒョウモンチョウ♀雌の交雑実験で、斑紋も翅形もその中間体のような交雑になるそうです。(和文標題のクリックで実際の論文も閲覧できます)
斑紋は特定の個体にバラツキがあるので、交雑体も特定の親の特徴を受け継ぐ傾向となりますが、翅形の方は安定した特徴となるので、論文に示された交雑体が見事に中間の翅形になっているのが実証されています。
過去に交雑体では?と議論された個体がどうのような翅形になているのか、是非観てみたくなっております。北原さんの本論文のおかげで、自然交雑体の可能性議論が現実味を帯びてくることになってきたように思います。(正直にいうと、論文の交雑体の画像だけを拝見すると、ヒョウモンチョウと判定しそうではあります・・前翅形がどの程度細長くなるかが重要になるのでしょう)
by yoda-1 | 2011-09-20 01:54 | ☆識別検討室☆

ヒョウモンチョウ×コヒョウモン 翅裏比較図2  Ver.1.0

標記の比較図を三個体ずつ選定して、作成しました。

#1・ヒョウモンチョウ×コヒョウモン 翅裏比較図 
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 少しコメントしていきます。
まず翅形については従来④4の前翅外縁の丸さは言われてきました。
これが一番強力な識別点であることは変わりないものの、ヒョウモンで丸く感じる個体や撮影角度があり、コヒョウモンでも平坦に近い個体もいて、これだけでは難しいこともあります。

前翅前縁の折れ点①1②2、後翅前縁の折れ点③3は、すごく微妙ではありますが、存在し、両種で違うのが今回の発見でした。
でも、個体によっては弱いのもいて、例えばヒョウモンBD-2の折れ点③3、コヒョウモンBI-2の折れ点②2は少し微妙であります。観るのを慣れてくるとそうかなと思えてきて、各種図鑑でも確認できるようになります。

コヒョウモンもヒョウモンも外縁で翅脈端が出っ張るような感じの外縁ラインになっています。
一般にコヒョウモンの方がそのゴツゴツ度は激しいようです。
⑤5の後翅外縁の前縁側の滑らかさですが、これも個体差があるのですが、一般にヒョウモンの方がこの部分で結構滑らかになっている個体が多いと思います。

次に模様差です。
⑥6も円弧になる度合いはヒョウモンチョウの方が多いという傾向差です。

⑦7は結構しっかりした差異ですが、ヒョウモン個体BD-2のように、コヒョウモンに近い模様の個体もいるのでややこしいです。

⑧8の白帯がコヒョウモンで目立つのは昔から言われていることです。
その周囲で全体として黒化するのはヒョウモンチョウに出てくるようです。

⑨9、かなりしっかりした傾向差ですが、これも両種を並べて観るから言える感じもあります。

翅裏比較では、色合いの差も明確にあるし、まず判定不能な個体はいないような気がしてきます。
でも、翅表だけの画像のときの識別が課題としてあります。
次回以降に議論したいと思います。
by yoda-1 | 2011-09-10 05:59 | ☆識別検討室☆

ヒョウモンチョウ  コヒョウモンとの混生地  2011.7.18群馬県

ヒョウモンチョウとコヒョウモンも昨年は比較図で紹介していて、カテゴリ名を与えての主役紹介がなかったものです。

今年は、ホシミスジの観察できる群馬県の高所、群馬県の浅間山系のホシチャバネセセリのいる場所、北信のアカセセリ溢れる高原で観察できました。
北信ではもう古い個体ばかりだったので、前二ヶ所での撮影個体の紹介ですが、浅間山系の場所ではめずらしくコヒョウモンと混生しておりました。
比較図のページで記載したように、食草の生える環境が違うので、両種はなかなか同じ場所では観察できないそうです。

◆群馬県の高所2011.7.3
#1-2・ヒョウモンチョウ♂雄 
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 発生初期のようで、それは新鮮でありました。

◆群馬県浅間山系2011.7.18
#3-4・ヒョウモンチョウ 
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 本来、ホシチャバネセセリを探しているのですが、YODAはこの場所ではなかなか縁がありません。
ここで目撃した二個体は、地色などから♂雄のように思いますが、ヒョウモンチョウは腹部の形状を確認しないと雌雄識別はかなり難しいように思いました。
次回からは、しっかり腹部を意識して撮影しておきたいです。

#5-6・ヒョウモンチョウ・別個体 
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 #4の個体同様、前翅外縁が直線的でその意味では典型的なヒョウモンチョウです。
しかし、前の個体含めて、前翅の亜外縁の黒斑列基部側(丸い斑紋列)が亜外縁の珠状斑列にぐっと近い印象です。
この点は#1の個体とは歴然と違い、コヒョウモンの特徴に近いものですが、場所によりヒョウモンチョウの模様具合が違っている例でしょうか。(同じ場所でも多様である可能性もあるかもしれませんが)

この場所にいたコヒョウモンの紹介です。
#7・コヒョウモン 
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 片方の前翅が大きく破損しておりました。
この翅裏模様で、なぜヒョウモンチョウではないと識別できるのか、少し悩ましくもありますが、コヒョウモンと判定しました。

#4,#6のヒョウモンチョウでは下記2点の特徴があります。
・翅裏中央に大きく暗色帯がある印象
・後翅裏亜外縁の珠状紋列の基部側と外縁側で色合いの差が顕著でなく、同じ色合いの下地に配置された感じとなる。
この観点でみると#7にはその特徴がないのでコヒョウモンとしたくなりますが、ヒョウモンチョウでも#2の画像のように、上記2点の特徴が弱い個体もいるので、別の決め手も必要になってきます。
ヒョウモンチョウ×コヒョウモンの翅裏比較も、このようにそれぞれにバリエーションがあるので、再度行う予定です。
by yoda-1 | 2011-09-08 06:40 | ★ヒョウモンチョウ