蝶鳥ウォッチング:クジャクチョウ
2012-08-27T21:25:55+09:00
yoda-1
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クジャクチョウ 高原に紅い彩り。 2012.8.25長野県②
http://yoda1.exblog.jp/16044905/
2012-08-27T21:25:59+09:00
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yoda-1
クジャクチョウ
個体数が多く、一度撮影しているとなかなか撮影意欲が再燃しないものですが、やはり年に一回は主役紹介しないといけない蝶でしょうか。
まずは当日立ち寄った高原野菜フィールドの蕎麦畑で。
#1-2・クジャクチョウ、キタテハ・夏型 他にアカタテハもいましたが、蕎麦畑の白い絨毯での撮影も蝶が際だって楽しいですよね。
さすがに、ヤマキチョウの姿はありませんでした。
#3-5・クジャクチョウ 真ん中の#4の画像には右端にアカセセリ♀雌が写っております。
ここにもいるのかと、じっくり撮影する気持ちになると同時に、どこかに飛んでいきました。
#6-7・クジャクチョウ・・・この白いオカトラノオよりも長い感じの花は?? 夏の空はいいものですね。
あと何回見れることかと少し思い始めるとは老化の兆しが・・・・。
#8・クジャクチョウ 吸蜜@オオハンゴウソウ オオハンゴウソウは北米原産の帰化植物だそうですが、北米にはクジャクチョウの仲間もいません。
#9・ツバメ 一箇所に集結して、そろそろ南に帰っていくのですかね。
昨年の東北の津波被災地に戻っていったツバメもどうしたのでしょうね。
わざわざ民家に営巣して、猛禽類の襲来を防いでいろとは、利口者たちです。]]>
クジャクチョウ 晩夏でも新鮮です。 2011.8.28群馬県
http://yoda1.exblog.jp/13416518/
2011-08-30T22:51:00+09:00
2011-08-31T05:12:00+09:00
2011-08-30T22:51:55+09:00
yoda-1
クジャクチョウ
◆♀雌個体
#1-4・クジャクチョウ♀雌 吸蜜@ブタナ #1は7D-202mmF8.0ですが、背景がここまでぼけると気持ちいいものですね。
#4は翅裏全体へのピントは全く合っていませんが、♀雌の腹端の例示で掲載です。
◆♂雄個体
#5-8・クジャクチョウ♂雄 吸蜜@マツムシソウ こちらは開いてばかりで、翅裏や腹端画像が撮れませんでした。
マツムシソウの淡い紫はこの時期の蝶と共演していいですね。
・その他
#9・クジャクチョウ たぶん♀雌 吸蜜@??? この植物名は何なのでしょうか?
#10・クジャクチョウ♂雄 休止@枯れ葉 これは♂雄でよさそう。
手許の図鑑の標本画像として比較して、これらの4個体は、後翅の黒い眼状紋の楕円度が強い感じです。
地域差なのかもです。
・クジャクチョウ Inachis io geisha Stichel, 1908
・分布 中部以北の冷涼地
・食草 イラクサ科
・成虫発生 通常年2回(6月下旬~7月・8月下旬~10月)、高標高地・寒冷地では年1回8月に多い。
当地は高標高であるし、7月には余り観た記憶がないので、年一回の発生なのかも。
これら個体が、このまま成虫越冬して来春産卵するとは頑張って生き延びるのですね。
よくブログでの本種の紹介で、日本にいる個体は芸者の亜種名が付いていると紹介されます。
(学名・種名のInachisもioもギリシャ神話のイナーコスの娘の意味だそうですが)
本種には、基亜種(I. io. io)、アゼルバイジャン産(I. io caucasica)とこの芸者(ロシア極東、日本産)の3亜種あるとのことですが、手許にある欧州の蝶図鑑でみると、欧州産の基亜種とこの芸者とどこに違いがあるのかよく判りませんでした。
本来亜種区分する必要がないものを、geishaの名称をなくすのも惜しいから残しているのかもと思ってしまいましたが、違いを説明している文献を見たいです。
(前翅眼状紋における黒円の外周にある青色斑が、geishaではくっきり2点なのが、基亜種ではぼにゃりとしているようです。・・・次回紹介予定)
この場所には、クジャクチョウの所属するタテハチョウ科タテハチョウ亜科タテハチョウ族と同じ仲間であるなじみのアカタテハも来ていました。
#11-12・アカタテハ♂雄 吸蜜@マツムシソウ アカタテハも多化性なので、まだまだ新鮮個体のチャンスありなのでしょう。
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クジャクチョウ 森の姫の着物裏地は渋いです。 2010.9.4群馬県
http://yoda1.exblog.jp/11265526/
2010-09-11T19:03:00+09:00
2011-08-30T23:06:39+09:00
2010-09-11T19:03:53+09:00
yoda-1
クジャクチョウ
変わりばえしない感じですが、翅裏の様子がうまく撮影できました。
写真1☆ クジャクチョウ 開翅・吸蜜@マツムシソウ09:31
(EOS7D+70-200F4+×1.4 185mm 1/320 F9-0.3EV ISO250) 2年前の初夏に、コルリを見に行った八ヶ岳系の場所で、はじめて越冬個体を見て、これは日本にもいるのだと感激したものです。
食草が、イラクサの仲間で高所では多いのでしょうか。この蝶もそれなりの標高にいけば、個体数が多い感じです。
写真2☆ 同上クジャクチョウ 開翅・吸蜜@マツムシソウ09:31 7D 161mm 1/320 F8-0.3EV ISO250切り出し 雌雄はよく分かりません。(2011.8.30追記:♀雌のようです。)
学研の標準図鑑にも、クジャクチョウ、コヒオドシ、ヒオドシチョウ、キベリタテハ、アカタテハ、ヒメアカタテハなどは紋様はもちろんのこと、翅形も腹部形状も似ているので、雌雄の判別は外見からは難しいとか。
来期、このクジャクチョウに溢れた場所で、雌雄の腹部形状の微妙な差を研究してみたいです。
写真3☆ 同上クジャクチョウ 小開翅・吸蜜@マツムシソウ09:31 7D 250mm 1/320 F8-0.3EV ISO400 翅裏が光線の加減で、青光りする部位が生じています。
写真4☆ 同上クジャクチョウ 小開翅・吸蜜@マツムシソウ09:31 7D 250mm 1/320 F8-0.3EV ISO320 今回の翅裏撮影ではベストショットでしょうか。
しかし、この辺の成虫越冬する蝶は、翅裏真っ黒で閉翅時の保護色を狙っているのですかね。
組写真5☆ 同上クジャクチョウ 写真3.4を含み6枚組
***画像クリックで、少し大きな画像が開きます*** 青光りする部位が、前翅前縁から後翅外縁に移っていく様がごらんになれると思います。
写真6☆ 同上クジャクチョウ 開翅・吸蜜@マツムシソウ09:31 7D 161mm 1/320 F8-0.3EV ISO250切り出し 背景が明るい緑もいいですね。
今回、複数一緒の画像とかもありましたが、背景がうるさいので掲載見送り。飛翔画像などと合わせて来期の課題になりました。
写真7☆ この日の浅間山系の風景
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