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カテゴリ:アカボシゴマダラ( 2 )

アカボシゴマダラ  春型は白いな~。 2013.5.19埼玉県②

5/19(日)の二つ目は最近めっきり出没場所が増えてきたアカボシゴマダラ・外来種です。
確か、1995年にさいたま市の秋ヶ瀬公園でこの放蝶種が最初に発見されたとのことですが、日本土着の奄美亜種とは、夏型になってもその文様が別種にしたくなるほど、違っております。

アカシジミ初見の場所にもいて、その後転戦したサトキマランドにもいました。
アカシジミの名所は、ウラナミアカシジミの多産地でもあるので、「埼玉アカ林」と勝手に呼称します。
それは埼玉県の各地に両種を産する林は多いのでしょうが、ここは観察しやすい場所ナンバーワンのようです。

◇埼玉アカ林
#1-3・ アカボシゴマダラ♂雄・春型  ・・・7D+望遠ズーム 
a0146869_3292792.jpg
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 この白さはある意味綺麗ですが、要注意外来種に指定されるとは少しかわいそうでもあります。
その昔、くだんの秋ヶ瀬公園で昆虫撮影が趣味のような方から、アカボシ春型の画像をみせられて、図鑑にないのだがこの蝶は何ですか?と質問を受けたことがあります。
野鳥の図鑑に例えば、ジョウビタキの♂雄しか掲載していないようだと、ジョウビタキの♀雌を初見すると、なんという野鳥なのか判らなくなります(僕がそうでした)
同様に、蝶の図鑑も春型・夏型とか網羅的でないと、本当に役に立たない感じです。スジグロシロチョウの春型夏型を雌雄で掲載している図鑑のいかに少ないことか。図鑑に紙面の制約でとかの言い訳は通用しません。他の滅多に見ない種類のページを減らしてでも、普通種は充実させるべきであるというのがYODAの持論です。

#3-6・ 同上 ・・・ZR1000 
a0146869_3362911.jpg
a0146869_336418.jpg
a0146869_3371340.jpg
 逃げないのであれば、中望遠マクロよりもコンデジでの近接撮影が気軽でいいですね。
しかも背景も少し様子が分かる感じになるので、生態画像としてはコンデジの方なのかもです。

たまに春に見る個体も夏型になることがあるようですが、奄美亜種を関東に連れてきた場合に、春型はどのようになるのか非常に興味津々です。亜種は亜種同士で容易に交配するから亜種だと思いますが、奄美亜種とこの放蝶亜種(大陸の基亜種らしいですが)との交雑実験とかもあれているのかな??
まあ生きている蝶たちにとってはこの辺の人間側の興味ははた迷惑でしかないのかもですが。

◇サトキマランド
ここで家内とランチにしていると、駐車場に戻ってくるたまさんを発見です。駆け寄って様子を聞くと、親切にもヤナギの樹液場所とイチモンジチョウの卵場所を教えてくれました。
サトキマダラヒカゲの発生はまだのようですいたが、たまさんは午前中、コムラサキの姿もあったと言っておりました。この場所にアカシジミ・ウラナミアカシジミが居着いてくれると、移動手間がなくて助かるのですが・・・。

#7-9・ アカボシゴマダラ・春型 (2個体かな) 
a0146869_3484889.jpg
a0146869_3491345.jpg
a0146869_3492125.jpg
 最初の個体には翅裏模様にかすかに紅斑が載っています。
しかし、アカボシもゴマダラも、スミナガシ、さらにオオムラサキ・コムラサキもかたくなに樹液が主食ですよね。
獣糞とかにたかっているのは♂雄がミネラルやアンモニア化合物を摂取するためでしょう。
その点、タテハチョウ亜科でもアカタテハ・ヒメアカタテハなどが花の蜜を吸うようになったのは大きな進化だったのかもです。(逆にアカタテハの樹液は見たことありますが、ヒメアカタテハではありません)

この場所にはゴマダラチョウも来ていました。
#10-11・ ゴマダラチョウ(別個体)  ・・・内蔵ストロボ使用。 
a0146869_3535623.jpg
a0146869_3535022.jpg
 ゴマダラチョウも春型・夏型の年2化で、春型はかように淡いのです。
この翅表画像をしっかり撮影できるのはいつになることやらですが、そのときは主役紹介できる日でもあります。

イチモンジチョウ・アサマイチモンジに続く。
by yoda-1 | 2013-05-24 03:56 | アカボシゴマダラ

晩夏の里山探蝶記その2 アカボシゴマダラは柿を独占しているのかな?  2010.8.29狭山丘陵

狭山丘陵の第二弾は、これまた外来種のアカボシゴマダラです。
これまで、秋ヶ瀬公園などで春型の飛翔を見たことがあり、8月の初旬頃に都心の歩道橋上空を飛んでいるのを見たりしていましたが、撮影は初体験でした。
しかも、狭山丘陵の4つ目の訪問地(Dポイント)で、ジャコウアゲハの撮影をしているときに、「Hirokou's Field Notes」のHirokouさん、さいたま緑の森博物館のNさんにお会いでき、Hirokouさんにアカボシの幼虫や蛹の場所に案内をいただきました。

写真1☆ アカボシゴマダラ♀ 産卵場所物色@???11:40
(EOS7D+70-200F4+×1.4 246mm 1/250 F10-0.3EV 強制発光ISO400)
a0146869_22421723.jpg
 ホソオチョウを見た後に、トトロの出てきそうな林に到着しました。このBポイントでは数回アカボシを見るもYODAは撮影できなかったものを、ここを離れる間際にヒメオオさんが発見しました。

合成写真2☆ 同上アカボシゴマダラ♀ 産卵時飛翔11:40 7D 135mm 1/2000 F8-0.3EV ISO3200飛翔本体切り取り合成
   ・・・画像クリックで拡大画像に・・・
a0146869_22423995.jpg
 少し暗い場所でしたが、バックが暗くてごちゃごちゃしていないのもいいですね。

写真3☆ 同上アカボシゴマダラ♀ 閉翅・産卵場所物色@???11:42 7D 280mm 1/500 F8-0.3EV ISO3200
a0146869_22445330.jpg
 この木から離れようとしません。たまに産卵のような姿勢をとりました。

写真4☆ 同上アカボシゴマダラ♀ 開翅・産卵場所物色@???11:43 7D 280mm 1/500 F8-0.3EV ISO1600
a0146869_2245102.jpg
 まずまずの開翅もしてくれました。

写真5☆ 同上アカボシゴマダラ♀の卵 @???11:51 
(DMC-GH1+Sigma105mmマクロF2.8 1/100 F9.0-0.0EV ISO800切り取り)
a0146869_22453063.jpg
 そのうち、下の方の葉で産卵したので、近寄って見ると綺麗な緑色の卵を確認できました。
しかし、この樹木の名称は何なのでしょうか?

この後、当日の第三=Cポイントにいくと、ヒメオオさん所有の情報どおり、柿の木で吸汁している個体がいました。柿はまだ熟していないのですが、せっかちなカナブンが傷つけて、柿も傷んだものが生じるのでしょうか?

写真6☆ アカボシゴマダラ♂ 吸汁@柿13:12 7D 161mm 1/320 F8-0.3EV ISO640
a0146869_2246219.jpg
 同じ場所の樹液の出るクヌギには、2匹のルリタテハ、多数のキタテハが集まっていたのですが、このアカボシはいませんでした。
柿だったら、他のタテハ類も好きなはずですが、アカボシが独占してしまったのかそうなのか??

この後、当日の第四=Dポイントに向かいました。カラスアゲハ♀と遭遇するもいい画像にならず。ジャコウアゲハの飛ぶ方向に行くと、ウマノスズグサがあってそこにいる幼虫を撮影していると、HirokouさんとNさんがこられて、しばらく談笑した後に、アカボシの幼虫・蛹の場所に案内していただけることになりました。
すると、その場所はCポイントでした。

写真7☆ アカボシゴマダラの幼虫① @エノキ14:08 GH1-105mm 1/160 F8.0-0.0EV ISO800
a0146869_22463428.jpg
 これは小さくでかわいいですが、卵から出てきたときのこの頭部の突起はどこまで立派なのでしょうか。

写真8☆ アカボシゴマダラの幼虫② @エノキ14:08 GH1-105mm 1/160 F8.0-0.0EV ISO640
a0146869_22465930.jpg
 これは中くらいの大きさ。

写真9☆ アカボシゴマダラの幼虫③ @エノキ14:09 GH1-105mm 1/160 F8.0-0.0EV ISO640
a0146869_22471760.jpg
 これは立派な大きさになっています。
この後、蛹を見るために少し高所へ移動です。

写真10☆ アカボシゴマダラの蛹 @エノキ14:22 GH1-105mm 1/30 F14.0-0.0EV 強制発光ISO400
a0146869_22473520.jpg
 少し暗い場所でしたが、蛹がいっぱい着いていました。

この場所の近傍では、飛翔する本家「ゴマダラチョウ」も目撃です。
エノキにはゴマダラチョウの他、ヒオドシチョウ、デングチョウ、さらに種々の蛾が着くそうですが、そこに大陸産の原亜種のアカボシが参加しても大きな影響はないように想像します。でも、将来どうなるかはあくまでも未知なので、不可逆的なことを故意にしてはいけなのでしょう。

この後、Hirokouさんがスミナガシの幼虫が見れる場所(Eポイント)にいきました。
写真11☆ アカボシゴマダラ♂ 半開翅・休止@葉上14:44 7D 161mm 1/320 F8-0.3EV 強制発光ISO640
a0146869_2248431.jpg
 スミナガシのいるアワブキの木にたどり着く前に、足元のかわいい花にしゃがんだヒメオオさんが、あそこいると発見です。

写真12☆ 同上アカボシゴマダラ♂ 半開翅・休止@葉上14:45 7D 208mm 1/250 F6.3-0.0EV 強制発光ISO640
a0146869_2249150.jpg
 撮影角度で、このように翅表が藍色状態になるのは、写真1のケースと同じでした。写真10も同じようにフラッシュ撮影なので、フラッシュの影響ではないように思いますが、この藍色現象はフラッシュが必要条件なのかもしれません。

写真13☆ スミナガシの蛹@アワブキ14:54  GH1-105mm 1/30 F10.0-0.0EV 強制発光ISO200
a0146869_22493024.jpg
 3人で丹念に探すも、幼虫は見あたらず、蛹はこの一つでした。
でも、スミナガシの蛹をフィールドで見るのは初めてで感激しました。
(当時もどうも様子が変と言い合っていましたが、画像をみると寄生されたような黒い部分がみれます)

Hirokouさん、いろいろご案内いただきありがとうございました。
by yoda-1 | 2010-08-31 22:49 | アカボシゴマダラ