蝶鳥ウォッチング:ダイミョウセセリ
2011-11-19T04:54:56+09:00
yoda-1
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ダイミョウセセリ めずらしい蛹化 2011.10.23埼玉県
http://yoda1.exblog.jp/13888281/
2011-10-27T07:23:00+09:00
2011-11-19T04:54:56+09:00
2011-10-27T07:23:25+09:00
yoda-1
ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリの成虫の発生は、関東平地では最終の第3化は8月末までが通常で、越冬は終齢幼虫が地表の表層に潜り込み、春は摂食せずにそのまま蛹化し、第一化が5月に出現するというサイクルを持っているそうです。
なので、この時期の蛹化はめずらしく、この状態で越冬なのか、成虫に近々羽化するのか、みんなの関心を集めています。
#1ー2・ダイミョウセセリ 幼虫 これは蛹の隣にいた終齢と思われる丸々した幼虫でした。
ちょうど牙も出して、Sさんが言うところの妖怪人間ベム・ベロにそっくりであります。
#3-4・ダイミョウセセリ 蛹 これも幼虫の丸々さを反映して、丸々した蛹ですが、少し洒落たデザインですね。
◆追記(2011.11.19)
この蛹はその後しっかり羽化したようです。
追加画像・同上ダイミョウセセリ 蛹抜け殻 2011.11.5 殻の乾き具合からも、結構前に羽化した感じです。
この時期に羽化する事例として、ぽん太さんが2011.10.28に投稿されている新鮮個体がありました。
今年撮影した成虫で、関東型・関西型の説明です。
◆関東型
#5・ダイミョウセセリ ♂雄 2011.5.8蓮田市 自宅から数百mの場所で。
#6・ダイミョウセセリ ♀雌 2011.6.5秋ヶ瀬 ♀雌は♂雄に比較して腹部の幅が違ってきますね。
#5の個体とも、新鮮個体はこのように後翅の縁毛も白くて綺麗です。
◆関西型
#7-8・ダイミョウセセリ ♂雄 2011.9.17下関市 関西型ではこのように後翅に白帯が鮮明になります。
#8は裏のデザインも同じです。
#9・ダイミョウセセリ ♀雌 2011.9.17下関市 この個体は♀雌特有の出っ張り部分が前後翅で顕著な例でしょうか。
関西型の中でも後翅白帯はやや弱いのかも。
この#9の個体はそれほぞ損傷していませんが、#7は老体の感じなので、やはり最終化は8月末前後の発生となっていると推察されます。
関東型・関西型にそれぞれ白帯の強弱があり、東から西に連続的に変化する感じなので、亜種としての分別はしない(できない?)そうです。
過去#10・ダイミョウセセリ 小開翅 2009.5.23群馬県藤岡市 ダイミョウセセリは滅多に閉翅しなくて、この種類のセセリチョウは英語名ではFlatになっています。
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ダイミョウセセリ 翅裏撮影に挑戦。 2010.6.12東京都
http://yoda1.exblog.jp/10906298/
2010-07-01T22:09:25+09:00
2010-07-01T22:09:22+09:00
2010-07-01T22:09:22+09:00
yoda-1
ダイミョウセセリ
この時期、どこにでもいる感じのフラットタイプのセセリチョウなので、
閉翅状態になった希なシーンを撮影したときに主役で登場が相応しいのでしょう。
でも、カテゴリーで個々の種名を置きたいYODAとしては、機会をみて増やしたいのです。
写真1☆ ダイミョウセセリ♂ テリ張り@葉上13:45
(EOS7D+70-200F4+×1.4 280mm 1/400 F10-0.3EV ISO1600 切り出し) すでに紹介済みですが、縦切りにしました。
写真2☆ ダイミョウセセリ♂ テリ張り@葉上15:49 7D 280mm 1/2000 F9-0.0EV ISO3200 子供時代は、テリ張り=ダイミョウセセリの印象がありました。侵入者を追尾するシーンを撮影してみたいです。
写真3☆ 同上ダイミョウセセリ♂ 開翅・翅裏 テリ張り@葉上15:49 7D 280mm 1/2000 F9-0.0EV ISO3200 写真2の個体を下から撮影し、翅裏もほぼ翅表模様であることを確認です。
写真4☆ ゾウムシ?? 交尾
(DMC-GH1+Sigma105mmマクロF2.8 1/60 F13-0.3EV ISO800) 手許の図鑑を見るも、よく分かりませんでした。ハナウドゾウムシかとも思いましたが・・・・。
写真5☆ ノビル GH1-105mm ニラに似たノビルはこのムカゴで増えることが多いそうです。
写真6☆ ユウゲショウ GH1-105mm なんとも優雅な名称でしょうか。
写真7☆ カノコガ GH1-105mm 日が当たり、いい色合いになりました。これで蜂に擬態しているらしいとのことですが、飛び方が全く蛾なのですよね。
写真8☆ ムラサキカタバミ GH1-105mm その辺の野草にしておくには勿体ない綺麗さ。これもヤマトシジミの食草となるのでしょうか?
写真9☆ ノコギリクワガタ♂ GH1-105mm このバルタン星人は、最初は人影に用心深く自ら下草に落下しました。
(都内研修編・おわり)
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