蝶鳥ウォッチング:ヒメイチモンジセセリ
2014-07-17T06:27:11+09:00
yoda-1
ご訪問ありがとうございます。月刊むし誌上で「近縁種識別」の記事を年に3回ぐらい掲載しています。PC訪問者数577,200-2019.2.7時点
Excite Blog
ヒメイチモンジセセリ 珍品セセリ。 2014.6.21-23沖縄12
http://yoda1.exblog.jp/20006245/
2014-07-17T06:11:00+09:00
2014-07-17T06:27:11+09:00
2014-07-17T06:11:11+09:00
yoda-1
★ヒメイチモンジセセリ
今回の沖縄遠征では本当に茶系セセリに遇うことが稀でした。
年によって微妙にずれるのかもですが、まさに端境期だったのでしょう。
◇二日目
#1・チャバネセセリ♂雄 ・・・フタオチョウの丘。 後翅裏がよく見えませんが、これはチャバネです。
初日は全く見れず、二日間でこの一匹だけでした。
◇三日目
#2・ユウレイセセリ ・・・リュウキュウウラボシシジミ観察の場所で。(ピンボケ失礼) いたいたと皆で囲っての撮影ですが、この個体もしっかりと翅裏模様が撮れません。
私もこのときは何を撮影したのかよく分かっておりませんでした。
(雌雄判別はこの画像からはリスクがあって控えます)
ユウレイは過去に香港・台湾で撮影済みですが、これが国内初見となりました。
#3・チャバネセセリ♀雌 ・・・ミカドアゲハを探した場所で。 こぐたまにいても、このようにごく普通種のチャバネセセリでした。
◇四日目(最終日)
この日は、U氏が過去に撮影していたというヒメイチモンジセセリのポイントへ、それを主目的に行きました。
しかしセセリチョウ端境期で、セセリチョウそのものがほとんど見当たりません。出てきたのはチャバネセセリ一匹のみです。あきらめかけて車に戻る際に、後翅裏の白斑が黒いのがいました。
私は、思わず「ようやくクロボシセセリに遇えた」とつぶやきます。
すると周囲から、「これがヒメイチモンジセセリだよ」と合唱されました(笑)
#4-7・ヒメイチモンジセセリ♀雌 ・・・トップ画像の個体です。 いろいろ場所変えしますが、遠くに飛び去ることなしでした。なんともフレンドリーな個体です。
でもなかなか十分に開翅してくれないので、飛翔時の撮影にトライしますが、いまいちの結果でした。
#8-9・同上ヒメイチモンジセセリ♀雌・飛翔 次回リベンジですが、かなりの珍品なので、うまく遇える保証はありません。
#10・ユウレイセセリ♂雄 ・・・・N公園で。 ツマムラサキマダラが多く、アマミウラナミシジミに溢れるN公園でも、ほとんど茶系セセリチョウがいなくて、撮影できたのはこの個体のみでした。
結果、ごく容易に観ると思っていたクロボシセセリにはこの4日間で全くその姿なしで遇えずでした。
今回、よく似ているイチモンジセセリ、ヒメイチモンジセセリ、ユウレイセセリの違い、前翅表しかないときのチャバネセセリとの差異もよく勉強できたので、もっと撮影できたときに比較図を作成してみたいです。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/