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カテゴリ:蝶リスト( 11 )

セセリチョウ東日本産22種 系統順での触覚の違い

それでは、日本昆虫目録・第7巻 鱗翅目 日本昆虫学会 2013.9.1 に掲載されている順に沿って紹介ます。

◇セセリチョウ上科・セセリチョウ科(Hesperiidae)
◆アオバセセリ亜科(Coeliadinae)   ・・・・英語名: Awls  
本亜科は、セセリチョウにおける、アゲハチョウ上科でのアゲハチョウ科のようなもので、でかいのが多いです。
  本亜科は、早朝や夕暮れに活動することが多いそうです。
#1・ キバネセセリ属  キバネセセリ(Burara aquilina
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#2・ アオバセセリ属  アオバセセリ(Choaspes benjaminii) 
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本亜科のセセリチョウの触覚はどれも先端が大きく鎌状に曲がっているようです。
この辺の仲間の英語名にはawlが付きますが、これはその形状の突き針の形状から由来しているようです。(西洋の悪魔キャラの触角にも似ているような・・・・??)

◆チャマダラセセリ亜科(Pyrginae)  ・・・・英語名: Spread-winged Skippers
この仲間は、休止時に翅を開いて止まります。
#3・ ダイミョウセセリ属  ダイミョウセセリ(Daimio tethys
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#4・ ミヤマセセリ属 ミヤマセセリ(Erynnis montana
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#5・ チャマダラセセリ属 チャマダラセセリ(Pyrgus maculatus
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 いずれも先端で湾曲する棍棒状の触覚ですが、ダイミョウは平べったいへら状になっています。

◆チョウセンキボシセセリ亜科(Heteropterinae)  ・・・・英語名:Skipperlings 
#6・ ギンイチモンジセセリ属 ギンイチモンジ(Leptalina unicolor
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#7ー8・ タカネキマダラセセリ属 タカネキマダラセセリ(Carterocephalus palaemon)、カラフトタカネキマダラセセリ(C. silvicola
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本亜科では、図鑑によると下唇鬚2節が前方に突出し、多毛、 などと共通の特徴があるとのことですが、ギンイチとタカネキが同じ仲間だったとは・・・。
言われてみると、複眼の前にある下唇鬚(かしんしゅ)が多毛で分厚いのが一緒だわい。
触覚も先端でハチに刺されたように肥大し、やや反り返っています。

◆セセリチョウ亜科(Hesperiinae)  ・・・・英語名:Grass Skippers 
   学研・標準図鑑ではアカセセリ亜科の和名にしております。
  国内種ではこの亜科に属するセセリチョウが多く、残りが全部これに所属します。 
#9・ ホソバセセリ属 ホソバセセリ(Isoteinon lamprospilus
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#10・ ホシチャバネセセリ属 ホシチャバネセセリ(Aeromachus inachus
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#11・ コチャバネセセリ属 コチャバネセセリ(Thoressa varia
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#12-14・ スジグロチャバネセセリ属 スジグロチャバネセセリ(Thymericus leoninus)、ヘリグロチャバネセセリ(T. sylvaticus)、カラフトセセリ(T. lineola
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#15ー16・ コキマダラセセリ属 ヒメキマダラセセリ(Ochlodes ochraceus)、コキマダラセセリ(O. venatus
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#17・ アカセセリ属 アカセセリ(Hesperia florinda
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#18・ キマダラセセリ属 キマダラセセリ(Potanthus flavus
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#19・ オオチャバネセセリ属 オオチャバネセセリ(Polytremis pellucida
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#20-21・ チャバネセセリ属 チャバネセセリ(Pelopidas mathias)、ミヤマチャバネセセリ(P. jansonis
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#22・ イチモンジセセリ属 イチモンジセセリ(Parnara guttata) 
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 触覚の形状として、本亜科の場合に、#9のホソバセセリから#22のイチモンジセセリまで、似たような形状もあれば、属によってすごく個性があるように感じたり、長さも様々で、誠に多様に感じました。
でも先がやや太くなりながらもその先端が尖る傾向は同じに感じました。
(いずれにしても、触覚へのピントを向上させないといけないと、反省しております。)


最後に、紹介した東日本産22種を初見順に並べて、課題のある画像を×や△で表現しました。
#23・ セセリチョウ初見リスト 
a0146869_22101594.jpg
 正面画像は特に真正面でなくてもOKにしました。
田舎が下関市である関係で、クロセセリも見ていますが、これは数年後?の西日本編で紹介したいと思います。
初見撮影地を記載していますが、8割方そのときの情景が思い出すことができて、絵にしていない日記のような感じです。でもやがてだんだんその思い出せる率も減ってくるのでしょうか?
老いは仕方ないのか、若返り細胞にも期待すべきなのか、難しい問題ですが、残りの人生を無駄なく有意義にに楽しくしていきたいのは正直な願いです。
そのためにも種々の蝶・野鳥が生きていける多様性のある自然を残していかないととの思いを再認識します。
by yoda-1 | 2014-02-03 22:20 | 蝶リスト

セセリチョウ東日本産22種 その5

その5では18種目から22種目の紹介です。

#1・S18 ヘリグロチャバネセセリ Thymelicus sylvaticus  ♂雄裏表・新鮮、同・縁毛擦れあり、♀雌裏表、♂雄正面(2枚) 
a0146869_22112044.jpg
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 ヘリグロはスジグロチャバネセセリよりも生息地が多いように思いますが、両種は酷似しており、よく誤認されています。
今回、ヘリグロでは♂雄個体で新鮮個体と、縁毛の擦れている個体を並べてみました。
よく「スジグロチャバネセセリの縁毛は黄色で、ヘリグロでは白色なので、ここで識別すればよい」と信じている人もいますが、その傾向はあるものの、縁毛ほど擦れ具合や撮影角度で色合いが様々になるものはないと注意しましょう。
3枚目の左は、カメラ目線である超レアな画像です。他の蝶でも滅多に撮影できません。
◆訂正 2段目の右は♀雌表画像になります。(2015.1.5早朝)
◆注意 1段目の左はヒメキマダラセセリ♂雄によく似ていますが、ヘリチャです。(2015.1.5夜)


#2・S19 ホシチャバネセセリ Aeromachus inachus ♂雄裏表、♀雌裏表、♂雄正面・触覚 
a0146869_22192100.jpg
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a0146869_22191614.jpg
 この生息地の少ない希少種にはなかなか遇えずに、関東産では最後に観察した種類になります。
活発なときは本当に小さくで敏捷なので、近くにいても気がつきにくいことも多いのかもです。
ホシチャの触覚の先端の色ですが、新鮮個体では黄色なのが、経時すると白くなってくるような個体が例示されています。(シオカラトンボのように塩をふく訳ではないと思いますが)
これはどうしてそうなのか、これも今期機会があれば、触覚先端の様子をスーパーマクロ撮影してみたいですが、だいたい逃げられてしまいます。

#3・S20 ホソバセセリ Isoteinon lamprospilus ♂雄裏表、♀雌裏・正面、♂雄正面(2枚)、幼虫 
a0146869_22321415.jpg
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 ホソバセセリはこれまた数が少ないと思いますが、ヘリグロよりはやや多いのかも。
茶系のセセリチョウの中で、かなりのべっぴんである印象を持ちます。
正面画像でセセリチョウ一般長めの感じですが、本種は特に長く感じます。
これは♀雌の開翅画像がないのが課題なので、今年も富士山麓には行くことになるのかも。

#4・S21 ミヤマセセリ Erynnis montana ♂雄裏表、♀雌裏(交尾中)・表、♂雄正面側(交尾中)・♀雌正面側 
a0146869_22402338.jpg
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 春の出始めの蝶で親しみ深いセセリであります。
交尾はもう5組近く観察しているのに、未だにコナラなどでの産卵シーン・卵が観察できないのがくやしいです。
本種は翅を完全に畳むことはごく希で私はそのような翅裏画像がないのですが、フィールドガイドにはしっかり閉翅画像が雌雄で揃っており、ノックアウトされた気分です(笑)

#5・S22 ミヤマチャバネセセリ Pelopidas jansonis ♂雄裏表、♀雌裏(2枚)、♂雄正面・触角用、幼虫 
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a0146869_22482613.jpg
 出会った回数は5回ぐらいのYODAにとっては希少種な種類なのですが、しかるべき場所にいけば平地にも多いタイプなのでしょうか。
イチモンジセセリなどと同じような後翅白斑列ですが、そこにハート型の白斑があるのがチャーミングですよね。
本種でも♀雌の開翅・表画像がありません。

これで22種の紹介ができました。
次回最終回では、系統別に触角の分かる画像を並べて、簡単な触角形状比較検証をしてみたいです。
by yoda-1 | 2014-01-31 22:53 | 蝶リスト

セセリチョウ東日本産22種 その4

セセリチョウ22種のその4は、タカネキマダラセセリ、チャバネセセリ、チャマダラセセリ、ヒメキマダラセセリの4種です。

#1・S14 タカネキマダラセセリ  ♂雄裏表、♀雌裏表、♂雄♀雌・やや正面側 
a0146869_471641.jpg
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a0146869_472777.jpg
 北アルプス・南アルプスの高所にいる種類なので、過去に2回しか観察しておりません。
さすがに正面画像が全くありませんでした。
南アルプス産の画像を他の方々のブログでも見たことがない気がしますが、今も健在なのでしょうか?
しかし本種は登山しないと観れない種類でもあるので、撮影時のシーンはかなり脳細胞の奥に定着(なかなか忘却しないという意味ですが)しており、思い出深いです。

#2・S15 チャバネセセリ ♂雄裏表、♀雌裏表、正面側+触覚上面 
a0146869_415041.jpg
a0146869_5213994.jpg
a0146869_4152348.jpg
 基本南方系のセセリチョウで、関東へは秋口に増えてくる種類です。
この辺の茶色系セセリでは雌雄同色が多いですが、本種では前翅表の基部側には♂雄では性標ラインがあり、♀雌では内縁側に2つの斑が追加される(たまに小さい方は消失する個体あり)ので、混同も回避されそうです。
本種の産卵シーンを捉えるとか、大変な偉業を達成した蝶友がいます。
私の場合昨年は出会いの機会も少なく、これも正面画像がない状態で、今期の課題です。

#3・S16 チャマダラセセリ ♂雄・春型裏表、♀雌・春型裏表、♀雌・夏型裏表、♂雄♀雌・正面側、幼虫・蛹(飼育) 
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 食草のミツバツチグリなどが繁茂する露出した場所が、山道の舗装化、林業における伐採活動の減少、里山における草刈り行為の減少などで、少なくなってきたのが今日の極端な減少の要因だとか。
2枚目と3枚目で、春型と夏型の比較ができますが、夏型は翅表の斑紋も小さくなって、後翅亜外縁の白斑列も消滅しています。翅裏の模様も春型ほどの鮮やかさを持たないようです。
飼育は茨城県産のものですが、長野県産は天然記念物指定ですので、卵のお持ち帰りも禁止行為なのでご注意ください。
今年のアポイ岳・ヒメチャマダラセセリ遠征では、ついでに近場の北海道産チャマを観察してきたいですが、そううまくいくかどうか、蝶の神様のみご存じです。

#4・S17 ヒメキマダラセセリ  ♂雄裏表・新鮮、同・経時個体、♀雌裏表、♂雄・正面+正面側 
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 関東地方の黄色系のセセリの仲間では、最初に登場してくるようですが、発生初期は鮮やかな黄色が目立ち楽しめます。
並・キマダラセセリとはえらく違う印象で、なんでもかんでも「マダラ」が蝶の和名には使用されている状況を嘆きたい気持ちですが、他に適切なものがないので仕方のないことでしょうか。
1枚目と2枚目で成虫の前後翅外縁部にある縁毛がいかに消耗していくか比較できます。
人間の頭髪と一緒ですね。因みにYODAも2つ目の状態です(笑)
本種も♀雌の正面画像撮影が課題ですし、幼虫撮影も残っています。(食草のチヂミザサとかよく覚えないといけません)

セセリチョウ東日本産22種 その5に続く。
by yoda-1 | 2014-01-30 05:02 | 蝶リスト

セセリチョウ東日本産22種 その3

その3で全5回シリーズの半ばになります。
コキマダラセセリ、コチャバネセセリ、スジグロチャバネセセリ、ダイミョウセセリの4種の紹介です。

#1・S10 コキマダラセセリ Ochlodes venatus  ♂雄裏表、♀雌裏表、♂雄正面(2枚) 
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 アカ系のセセリチョウでは、同属のヒメキマダラセセリほどは棲息密度は高くないものの、新鮮個体のオレンジの鮮やかさは、アカセセリに匹敵するものでしょうか。
昨年は兵庫、、北海道と遠征して新鮮♂雄との出会いがあり、勤務先に近い那須高原でようやく♀雌にも逢えましたが、いい感じの♀雌裏画像は得られずであり、そこは過去ストックの個体鮮度も撮影具合もやや不満足なものになりました。
♀雌裏更新、♀雌正面画像が課題です。

#2・S11 コチャバネセセリ Thoressa varia ♂雄裏表、♀雌裏表 ♀雌正面+♂雄群れ 
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 たぶんイチモンジセセリの次に、日本国内での発生数は多いと思われるぐらい、山地にある産地での数は半端でないと感じることも多いです。
♂雄の正面画像がなかったので、3つ目の右は♀雌の集団吸汁?シーンを掲載しました。
山では獣糞が♂雄の貴重な栄養分になるのですが、カラカラの糞にもたかっており、この「吸汁」という表現はどうも好きになれません。(熟した果実や樹液を吸っているときの表現だと思います)

#3・S12 スジグロチャバネセセリ Thymelicus Leominster ♂雄裏表、♀雌裏表、♂雄正面+♀雌表(斑紋例外パターン) 
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 やはり本種の翅脈の黒さの幅は、国産一の印象です。
ヒメキマダラセセリを本種と誤認するケースがみられますが、実物を観るまではなかなか差異を実感できないものかもしれません。
まともな正面画像がなく、昨年は3つ目右の画像(♀雌にしては、同属のヘリグロチャバネセセリとの重要な識別ポイントである中室端の暗色鱗粉のこぼれがない個体)を撮影した場所に向かうも、カーナビに記録がなく、再訪できない結果となりました。
今期はもっと遠くに遠征して、正面画像を確実にしたいです。
◆訂正2015.1.3
3つ目右の画像は、ヘリグロ♀雌です。
当地には他はスジグロが溢れていたことと、
前翅前縁基部側の第12室の分割具合で均等でない個体で腹端から♀雌なので、スジグロの方
と判断しましたが、自分の発見した識別点に溺れた感じです。(-_-;)

#4・S13 ダイミョウセセリ Daimio Tethys ♂雄裏表、♀雌表+前翅斑紋拡大図、♂雄♀雌(関西型)、♂雄♀雌正面、幼虫・蛹 
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 ヤマノイモという林縁の雑草を食草にしているだけあって、ごくなじみのある種類でしょうか。
関東では後翅の白斑列が消えかかり、関西では明瞭に出てくるもの面白いですよね。
もともと滅多に閉翅しないので、♀雌裏画像がありませんでした。そこで2つ目の右には前翅斑紋部分の拡大図を掲載しました。
下方の内縁側の白斑を除いて、羽化直後に白斑上の白い鱗粉はとれてしまうようで、その羽化直画像を撮るのが最優先課題になっています。
この部分が角度によって白くなったり、半透明になるのはその部分に襞(ひだ)状の突起が残っているために、光線具合や観る角度でそうなるようです。

セセリチョウ22種・その4 につづく。
by yoda-1 | 2014-01-28 06:22 | 蝶リスト

セセリチョウ東日本産22種 その2

セセリチョウその2は、カラフト2種の北海道から始まります。

#1・S05 カラフトセセリ Thymelicus lineola ♂雄裏表、♀雌裏表、♂雄正面・求愛
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 最近紋別郡での生息域も広がっている愛嬌ものです。
スジグロチャバネセセリ(Thymelicus)属に属しますが、翅脈の黒さは全くありません。
♂雄裏、♀雌正面画像が課題ですが、2012年6月下旬の北海道遠征では空振りでしたが、幼虫撮影にはよいタイミングだと後から知って惜しいことをしました。

#2・S06 カラフトタカネキマダラセセリ Carterocepharus silvicola ♂雄裏表、♀雌表・♂雄正面 
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 道東では低標高にもたくさんいるとのことですが、二回の遠征ではさすがに撮影機会不足は歪めません。
こん棒状の短い触覚がユニークです。

#3・S07 キバネセセリ Burara aquilina ♂雄裏表、♀雌裏(2枚)、♂雄正面・正面側 
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 2013年の北海道遠征でその多さにビックリでした。
これも♀雌開翅画像がなく、♀雌に余り遇っていない状況で、♀雌の開翅画像もないのですが、アオバセセリと同様に、これらの大型種では静止時に開翅するのが稀なようです。
♂雄は無数に観察しながら、その正面画像を全く撮影しておりませんでした。3つ目の左は飛び出し画像からとったものです。

#4・S08 キマダラセセリ Pontanthus flavus ♂雄裏表、♀雌裏表、♂雄正面(2枚) 
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 平地の公園にも多い種類でしょうか。
でも余り観察する機会がなくて、♀雌もかろうじて一個体撮影していた感じです。
幼虫も未撮影なので、公園のエノコログサなどのイネ科、アズマネザサなどのササ類を要チェックですね。

#5・S09 ギンイチモンジセセリ Leptalina unicolor ♂雄裏表・春型、♀雌裏表・春型、♂雄♀雌・夏型、♀雌正面・♂雄第三化、幼虫 
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 平地では河川に多い種類で、高標高地にもしばしばいて楽しめるセセリチョウでしょうか。
翅表画像だけだと、結構雌雄識別が難しい感じです。蝶では珍しく♀雌の方の前翅が尖ることも有名ですが、確かにその通りですね。
4枚目の右は9月10日に撮影したので、第三化の秋型と呼ぶべきものでしょうか。
春型で鮮やかなギンスジが、夏には鈍くなって、秋口にはやや戻る傾向があるようです。

セセリチョウ22種・その3 に続く。
by yoda-1 | 2014-01-26 11:41 | 蝶リスト

セセリチョウ東日本産22種 その1

セセリチョウの仲間は東京都小笠原村のオガサワラセセリを東日本産に加えると、北海道アポイ岳のヒメチャバネセセリも含めて、東日本に24種いることになります。
このうちの22種を、和名50音順に、4~5種類ずつリスト化しての紹介を行います。

ゼフィルス25種リスト紹介と違って、幼虫画像もあるものについては一緒に掲載します。
また整理中で雌雄撮影の確認最中なので、一覧表も最後に掲載予定です。
ゼフィルスではZ**の通し番号でしたが、セセリチョウは総称英語であるSkipperのS**で表示します。

#1・S01 アオバセセリ Choaspes benjaminii ♂雄裏表、♂雄正面側・幼虫 
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 なんと最初から♀雌の画像が見当たりません。
アオバセセリは丘での♂雄のテリ張り飛翔をここ数年楽しんでいましたが、♀雌撮影、また夏型も未見で課題の多い状態です。
触覚を映す正面画像も、なかなか撮影機会がないのですが、西洋の悪魔がデザインしたような形状は、この辺の大型セセリ共通でしょうか。

#2・S02 アカセセリ Hesperia florinda ♂雄裏表、♀雌裏表、雄雌正面 
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 アカセセリは数少ない発生地にいけばまずはゆっくり撮影できるタイプであります。
正面画像ではずっと、複眼に触覚が反射して写っていると思っていましたが、どうもまつ毛のように複眼近傍の体毛が被さっているようです。
今期機会があれば、その部分の接写にトライしてみたいです。
(同様なまつ毛は、ギンイチモンジセセリにも観察できる感じです)
まだまだサンプル数が足りない状況ですが、触覚先端での雌雄差は顕著なのかもしれません。

#3・S03 イチモンジセセリ Parnana guttata ♂雄裏表、♀雌裏表、雄雌正面側、幼虫 
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 秋には東日本でもわんさか増える種類ですが、移動性が高いのか、高所でもよく観察できますよね。
次種のオオチャバネとたまに模様面でも紛らわしいことがあるようですが、イチモンジの触覚は短めで円弧度合も高いので、触覚の特徴を覚えても、両種の識別に有用な感じです。
触覚先端の朱色の膨らみ部分も、オオチャバネより目立ちます。

#4・S04 オオチャバネセセリ Polytremis pellucida ♂雄裏表、♀雌裏表、雄雌正面側 
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 昨年多くの出会いがあったものの、正面からの撮影を余りしていなかったようです。3枚目左の♂雄正面は、交尾中に失礼したものです。触覚もイチモンジに比較してかなりスレンダーな印象です。
オオチャバネの食草は、他の近縁種がススキ類主食であるのに、アズマネザサなどのササ類なんだとか。
ササもよく勉強して、今年は幼虫も観察してみたいです。

セセリチョウ東日本産22種 その2 に続く。
by yoda-1 | 2014-01-24 06:08 | 蝶リスト

ゼフィルス25種コンプリート その5-final

いよいよ最後ですが、その5では、余りよく撮れていないフジミドリからのスタートですが、仕方ありません。

#1・Z21 フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus ♂雄♀雌 
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 この遠い画像のピントのよく合っていない画像で我慢できるはずもなく、今年も岐阜県に遠征する可能性大です。
昨年も田舎への帰省がてら産地に寄ったのですが、湿地に来た新鮮個体はカメラを構えると同時に飛び去ってしまいました。(涙)

#2・Z22 ミズイロオナガシジミ Antigius attilia ♂雄♀雌 
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 ゼフで最初に見た種類になりますが、開翅画像をとらえることができたのは、最近です。
本種は異常斑紋個体がよく撮影されていますが、YODAは未見で、今後の課題です。
しかし、何度観ても本種の翅裏からの雌雄識別は難しいです。

#3・Z23 ミドリシジミ Neozephyrus japonicus ♂雄♀雌 
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 地元埼玉の県蝶であるミドリシジミの多産する公園は、3年前からバッタリ少なくなって、寂しい限りです。
掲載の♀雌AB型は、Aの赤さの弱い個体ですが、昨年末の保全協会展示会での♀雌AB型にはぶったまげました。

#4・Z24 ムモンアカシジミ Shirozua jonasi ♂雄♀雌 
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 早い段階で、偶然に産地が見つかり楽しいでいる種類となります。
翅裏からの雌雄判別はやや難しいですが、最近要領を覚えました。
いつかは卵から飼育して、アブラムシを捕食する幼虫を撮影するのが夢です。

#5・Z25 メスアカミドリシジミ Chrysozephyrus smaragdinus ♂雄♀雌 
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 食樹のヤマザクラが近くにあるちょっとした水流・水辺の近くでよく観察できる印象です。
大きな朱紋のある♀雌を観ると、♂雄以上にうれしい気持ちになれます。

これで25種の画像ストックからの代表するものを紹介しました。
まだまだ課題が残っているので、観察しやすい場所の情報をこれからもお願いしたい気持ちです。
もちろん自力で探す努力も怠ってはいけないと痛感します。

これから山地性のゼフィルスを攻める方々も、まずは山にあるミズナラ・コナラなどを叩いて、いない場所にはいないことを実感し、いたときには思い切り感動することから始めるのもいいのかもしれません。
by yoda-1 | 2014-01-04 19:40 | 蝶リスト

ゼフィルス25種コンプリート その4

その4では、ジョウザンミドリシジミからヒロオビミドリシジミまでの5種です。

#1・Z16 ジョウサンミドリシジミ Favonius taxila ♂雄♀雌 
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 山地性では最も普通にいるというか、そのテリ張り活動時間が、午前中なので移動中の山道でバトルしているのによく遭遇します。

#2・Z17 チョウセンアカシジミ Coreana raphaelis ♂雄♀雌 
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 東日本に局所的に棲息し、そのオリジナルの生息地では天然記念物に指定されて保護されています。
トネリコ類が食樹なので、ポイントを教えてもらえば観察もごく容易でしょうか。
この美種をいつまでも楽しみたいものです。

#3・Z18 ハヤシミドリシジミ Favonius ultramarinus ♂雄♀雌 
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 カシワ林の住民。群馬県の榛名山からは絶滅した模様ですが、昨年、兵庫県や北海道にしっかりいることが実感できてよかったです。
小種名は超マリンブルーとなっていますが、本種の♂雄翅表はゼフファン必見です。
(追記★2014.1.4 そのウルトラマリンブルーの翅表画像を追加しました)

#4・Z19 ヒサマツミドリシジミ Chrysozephyrus hisamatsusanus ♂雄 ・・・・♀雌は未見 
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 確か国内で24番目に発見された種類だとか。それでも1935年の記載だから戦前ですね。
♀雌も観たいですが、地元の人でもその開翅を観るのはごく稀とのこと。
♂雄も新鮮個体を見たいものの、有名産地では、自由に撮影できる状況でもないとのこと。

#5・Z20 ヒロオビミドリシジミ Favonius cognatus ♂雄♀雌 
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 食樹がナラガシワで独自であるためか、翅裏の帯が顕著に太いためか、ウラジロを除いて、他のゼフィルスとの混在は少ない印象を持ちました。
しかし、尾状突起の長さが、雌雄でここまで違うゼフは他にはいないような気がします。
フィールドでは、翅裏地色の違いなどありますが、この部分を観るのも雌雄判断に早いのでしょう。


改めて、栗田貞多男さんの「ゼフィルスの森・普及版 1998.5.25」(豪華本は1993.6.25発行)はゼフィルス類への入門書として素晴らしいですね。
ただし、監修者が藤岡和夫氏になっていた関係で、キタアカシジミの学名が、
Japonica adusta で記述されています。
これは当時の藤岡氏が主張していたものですが、今も猪又さんが北隆館の検索図鑑1990.3.10初版で示したJ.onoi が正しいとされています。
他、雌雄の紛らわしい画像や標本にはあえて雌雄を明記していないは慎重にされています。
各種ゼフの交尾画像がたくさんあって、フィールドで割いた観察時間の違いを感じます。
by yoda-1 | 2014-01-03 20:17 | 蝶リスト

ゼフィルス25種コンプリート その3

その3では、オオミドリからクロミドリシジミの5種です。

#1・Z11 オオミドリシジミ Favonius orientalis ♂雄♀雌 
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オオミドリの♀雌表ですが、2009年に埼玉県内のH湖で初見し、この後背後からの開翅上面画像にトライするも、セセリチョウがちょっかい飛翔して飛び去りました。
その辺のくやしい思い出が当時の動画映像とともに脳裏に残っていることはなんとも素晴らしいことではないでしょうか。
♂雄裏の順光画像も次回の課題です。

#2・Z12 オナガシジミ Araragi enthea 交尾(下が♀雌) ・・・いい感じの個別画像・開翅画像なし。 
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 これは初見時=交尾であったという稀な例です。
本種は、なかなか他の場所での観察も少ないので、ほぼ真っ黒ではあるものの、翅表画像とともに今後精力的に取り組むべき蝶です。

#3・Z13 キタアカシジミ Japonica onoi ♂雄♀雌 ・・・別名・カシワアカシジミ 
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 ♂雄の開翅がないので、夕暮れの飛翔画像で代替です。
福島県での生態画像が夢ですが、広島県・山口県の冠高原の亜種ミナミアカシジミにもいつかは遇ってみたいです。
因みにミナミアカシジミは、キタアカシジミとは別種との聞こえもありますが、日本昆虫目録 第7巻・鱗翅目 日本昆虫学会2013.9.1では、亜種のままです。(この図書は、属名の和名があっていいですね)

#4・Z14 キリシマミドリシジミ Thermozephyrus ataxus ♂雄 ・・・紹介できる♀雌画像なし。
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 この♂雄も遠い個体を撮影したものなので、誠に悲惨な状態です。
2013年に、いろいろ遠征したのですが、うまい具合の遭遇になりませんでした。
2014年のリベンジ戦に期待します。

#5・Z15 クロミドリシジミ Favonius yuasai ♂雄♀雌 
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 雌雄でこれだけ濃さの違うゼフも珍しいでしょうか。
♂雄は山梨県の個体で、思い出す蝶友の方々も多いかと。
♀雌は昨年の赴任先の那須塩原市産です。
那須塩原はもともと地盤の下を水が流れるガレ地だったのを明治以降開墾されて農地にされてきた地域です。そこで里山的にクヌギの植林地が宅地開発の波を逃れている場所では健在で、クロミドリシジミを多産するようです。昨年は撮影によい場所を見つけましたが、時季遅く♂雄はうまく撮影できませんでした。


今回、Favonius属(オオミドリシジミ属)で始まり、クロミドリも本属であり、それで終わりました。
昨年の蝶類学会・テングアゲハの大会で、韓国で出版された図書(日本・韓国のゼフィルス30種を紹介するもので、VolumeⅠが、Favonius属9種の紹介です)が展示されており、翌日標本市会場で、高価でしたが、その画像の素晴らしさで、購入してしまいました。
   →こちら  です。
著者は30代と思われる好青年ですが、韓国で、プロの写真スタジオを経営されているようで、もうどのページもぶっ飛ぶような精細な画像(成虫、幼虫、卵など)に溢れております。
英語・日本語・韓国語で解説してあり、日本でもよく売れることを意識しております。
VolumeⅡが3月発売、VolumeⅢが5月発売とのことで、全部そろえると、デジイチボディが購入できます。
ということで、YODAの2014年は、手持ちの機材で我慢する年になりそうです。

その4・ジョウザンミドリシジイ~ヒロオビミドリシジミの5種へ続く。
by yoda-1 | 2014-01-02 20:55 | 蝶リスト

ゼフィルス25種コンプリート その2

皆様

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年は、北海道残り2種の制覇、沖縄方面への遠征開始が主な狙いとなります。
高速道路代も以前ほどは休日割引もないので、他県への遠征も必要最小限になる予定です。

さて、ゼフィルス25種紹介のその2の5種紹介ですが、まずは昨年の雌雄差研究の大きな収穫である
雌雄差を前脚のふ節(先端の方)で識別する手法です。

#1・ エゾミドリシジミにおける前脚ふ節の雌雄差
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 これは別に私が発見したことではなく、ゼフィルスの専門家の間では常識のことであったようです。
シジミチョウ科一般の雌雄で前脚の先端が違っているという記載が各種図鑑に散見され、なにか気にしながら、小岩屋さんの世界のゼフィルス大図鑑を見ると、そこの部分の記載があり、標本でもフィールドでも雌雄判別にごく有効であるとの記載がありました。
ここに例示したファボニウス属などの高等種ではこの差異が明解で、アカシジミなどの下等種では雌雄差は不明解になってくるようです。

それでは25種の50音順紹介の第二弾で、ウラゴマダラシジミからエゾミドリシジミの5種の画像ストックの紹介です。

#2・Z06 ウラゴマダラシジミ Artopoetes pryeri ♂雄、♀雌 
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 平地性ゼフの一種で、今から思うと各所にいるのですが、平地性ゼフの中でもかなり後になってからの観察でした。
食樹が湿地沿いのイボタノキと知って、さらにどれがイボタノキかやがてよく分かるようになって、なるほどとよく理解できました。
訪花もふつうなので、採集しやすい部類に入るのでしょうが、いつまでもこの蝶の舞う河川敷緑地が残って欲しいですね。

#3・Z07 ウラジロミドリシジミ Favonius saphirinus ♂雄、♀雌 
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 本種の初見は北信においてですが、なかなか翅表観察できないところを、昨年の兵庫県遠征で一気にコンプレックス解消となりました。
ファボニウス属の中で、独自の鮮烈に白い翅裏と、♂雄のブルーの爽やかさが人気の種類でしょうか。

#4・Z08 ウラナミアカシジミ Japonica saepestriata ♂雄、♀雌 ・・・♀雌表が全く不十分。
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 ウラナミアカシジミ属の中で最も原始的な種類らしいですが、アカシジミと違って、前翅表の翅頂部の黒斑具合で雌雄差が出るのはありがたい種類です。
クヌギが主食だけあって、昨年の赴任先の那須塩原市(クヌギ林が多く残っている)ではアカシジミ以上に、本種が普通でした。
本種は南紀にいるウバメガシ食いの亜種を観察するのが次の目標です。

#5・Z09 ウラミスジシジミ Wagimo signatus ♂雄♀雌 (別名:ダイセンシジミ) 
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 昨年の北海道遠征で、翅裏のミスジの乱れるシグナタ型もたくさん観て、次の課題は吸蜜しているシーンや関東以西でシグナタ型を発見することでしょうか。
年に一度は本種の開翅シーンに遇いたいですが、なかなか簡単でないようです。
それにしても、翅裏の赤と翅表のブルーの対比が素晴らしいと感嘆します。

#6・Z10 エゾミドリシジミ Favonius jezoensis ♂雄♀雌 ・・・♀雌の開翅不十分。 
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 探蝶5年目にしてようやく初見できましたが、北海道ではごく普通であり、群馬県の高所でも訪問時季を適切に選べば、さほど難しい種類でもないことを実感です。
でもまだ♀雌の開翅をうまく撮影できておらず、課題の残る種類です。

ゼフィルス25種・その3(オオミドリシジミ~クロミドリシジミ)に続く。
by yoda-1 | 2014-01-01 04:26 | 蝶リスト