蝶鳥ウォッチング:エゾスジグロシロチョウ
2013-12-17T04:52:06+09:00
yoda-1
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エゾスジグロシロチョウ スジグロシロチョウと間違えた個体あり。 2013.7.11-13北海道14
http://yoda1.exblog.jp/18901129/
2013-11-03T07:14:00+09:00
2013-12-17T04:52:06+09:00
2013-11-03T07:12:31+09:00
yoda-1
★エゾスジグロシロチョウ
その図鑑の記述通りで、今回の遠征前半での道東での探蝶は、並スジグロを観察できたのは、初日のイシダシジミを探した場所だけでした。
#1-3・ エゾスジグロシロチョウ♂雄 2013.7.11紋別郡 この時期は、並スジグロも夏型になると思われ、このように翅脈部分が暗色鱗粉で太いままなのはエゾスジグロの特徴でしょうか。
翅表でも前翅頂の暗色班の入り方が夏型では両種で歴然と違ってきます。
同じ場所にいた並スジグロです。
#4-7・ スジグロシロチョウ♀雌・複数個体 2013.7.11紋別郡 このように本土と同様に、夏型では翅裏の筋黒は目立ちません。
前翅頂部の斑紋も翅脈端で太くなる傾向がごく弱く、並スジグロの方だと分かります。
本州のエゾ近縁種であるヤマトスジグロシロチョウは、本州中部ではハタザオ類・イヌガラシに限定される分、平地で見る並スジグロと混生している場所は少ない感じがしますが、この道東ではごく近接して両種を観察することができました。
◆訂正2013.12.12 これもエゾスジグロシロチョウ♀雌のようです。
藤森信一さんの大著「発香鱗」2012.5.5で、エゾスジグロのバリエーションを勉強してそのように判断できるようになりました。
以下、各所でのエゾスジグロシロチョウであり、並スジグロは目撃できませんでした。
#8・ エゾスジグロシチョウ・求愛 2013.7.11オオイチモンジの旧沢 同じ日のオオイチモンジの沢では、やや経時した個体のカップルでの求愛シーンがありました。
#9-10・ エゾスジグロシチョウ♂雄 2013.7.12カラフトルリシジミの山の登山口 登山を終えての余裕の撮影でした(笑)
しかし、新鮮なエゾ♀雌には遇えなかったですね。
#11-15・ エゾスジグロシロチョウ♂雄 2013.7.13のオオイチモンジの新沢 朽ちた樹木に何かよい成分でもあるのか、群がっておりました。
だいたいが純粋な吸水でないときは、♂雄ばかりのようです。
ということで、今回はエゾ新鮮♀雌が撮影できずに終わり、次回遠征時の課題になりました。
(遠征後半は札幌市近郊なので、撮影しているたとしても、たぶんヤマトスジグロシロチョウの方になります)]]>
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