蝶鳥ウォッチング:カラフトセセリ
2013-12-17T05:07:11+09:00
yoda-1
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カラフトセセリ 日本最小のセセリチョウ。 2013.7.11-13北海道05
http://yoda1.exblog.jp/18835050/
2013-10-23T06:09:00+09:00
2013-12-17T05:07:11+09:00
2013-10-23T06:07:31+09:00
yoda-1
★カラフトセセリ
前2種が、要注意外来生物として環境省のページに記載されるのと比較して、カラフトセセリはその食草(カモガラ、オオアワガエリ)における在来の鱗翅目が目立っていないためか、そのような記載はないようです。
因みに外来種は、特定外来生物の指定を受けると勝手な移動が禁止されたり法律の規制を受けますが、その一つ手前の要注意外来生物の指定では、注意して欲しい趣旨で掲載され、法律上の規制までの強いものではありません。(競合している在来種への影響がよくわかっていないためでしょうか)
だからと言って、要注意種を飼育して、現状いない場所に放していく行為は、罰則がないとしても、やってはいけないことであるのは常識です。
このカラフトセセリは近年、1999年の滝上町での発見地から徐々に拡散してきているようですが、近場で採集しやすいように、放蝶することもあるとかで、まあ絶句してしまいます。
#1-5・ カラフトセセリ♂雄 誠にシンプルなデザインです。
フィールドガイドによると、最後の画像に示すように♂雄では前翅表にちょっとした性標ラインがあるとのことです。(まあ腹部形状で雌雄識別できる感じが強いですが)
#6-9・ カラフトセセリ♀雌 ♀雌は腹部が膨らんできますが、これまたシンプルなデザインです。
#10-11・ カラフトセセリ・求愛 ♀雌は翅が大きく、♂雄は複眼が大きい。
この訪問時季のキバネセセリの数も尋常ではなく、両種を一緒に撮影するのは、時間の問題でした。
#12-16・ カラフトセセリ♂雄+キバネセセリ♂雄 セセリチョウの本州以北での最大種はやはりアオバセセリなのでしょうが、まずは最小種と最大種が並んだ感じです。
最小というと、ホシチャバネセセリがいますが、ホシチャとカラフトはほぼ同じ大きさに感じます。
本州で、アオバセセリ+ホシチャバネセセリのツーショットを撮影するのは、ノーベル賞を受賞することより難しいと思われます。(笑)
#17・ カラフトセセリ 今は外来種でもやがて帰化種になるのでしょうね。
ゆっくりと道内を拡散していくのでしょうか? 自然飛来の可能性が高いと言われるオオモンシロチョウが最近少なくなっているのと比較して、こちらは棲息地拡張に活発な印象です。]]>
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