蝶鳥ウォッチング:☆カマキリ・バッタなど
2013-12-05T22:09:47+09:00
yoda-1
ご訪問ありがとうございます。月刊むし誌上で「近縁種識別」の記事を年に3回ぐらい掲載しています。PC訪問者数577,200-2019.2.7時点
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チョウセンカマキリ こんなに明快な違いがあるとは。 2013.12.1埼玉県
http://yoda1.exblog.jp/19101370/
2013-12-05T21:39:00+09:00
2013-12-05T22:09:47+09:00
2013-12-05T21:36:10+09:00
yoda-1
☆カマキリ・バッタなど
それはオオカマキリとチョウセンカマキリですが、この場所のチョウセンカマキリはやけに小さく感じますが、どちらも♀雌個体で、体力が続くまで産卵を続行するのでしょう。
#1-3・ オオカマキリ♀雌・卵鞘 ちょうどアゲハの蛹のついているカラタチの横の株にしました。
そしてカラタチのいくつかの株には卵鞘がところどころにありました。
まあ折角なので、また捕まえての撮影です。
#4-5・ 同上カマキリ♀雌 日頃はもっと強く暴れるはずが、弱々しい印象を持ちました。
#6-7・ チョウセンカマキリ♀雌 コナラの幹にいるのをねこきちさん発見です。
初見時はオオカマキリを見た後なのか、本当に小さく感じます。コカマキリと呼びたくなりますが、たぶん本家コカマキリの方が小さいのでしょう。
いっそのこと、中型の白鷺をチュウサギと呼ぶように、チュウカマキリという和名にして欲しかったです。(笑)
しかし、昆虫の和名には「チュウ」を使用することはないように思いますが、どうなのでしょう?
昔よくダイサギをオオサギと言って間違えましたが、チュウサギがいるからダイサギなのですね。しかしコサギをショウサギと呼ぶことはありせません。つまり「オオ・○・コ」の日本語に中に対応する語彙がないのが、昆虫の名称に中型を表現するものがない根源なのでしょう。(YODAの嫌いな並も、何か並なのか不明ですし、正式和名にはまず使用されていないと思います)
#8-10・ 同上チョウセンカマキリ♀雌 こちら掴まえると、鎌が指に絡まり痛いこと。元気いっぱいでした。
#11・ 同上チョウセンカマキリ♀雌 腹端とかも細部も撮影して、元の場所に戻しました。
♀雌だったので、周囲に卵鞘がないかどうか探しましたが、見つからす。チョウセンカマの卵鞘は未見のままです。
今回の両種♀雌の頭部を撮影したので、新たに頭部を比較図を作成してみました。
#12・ オオカマキリ×チョウセンカマキリ 頭部比較図Ⅱ なんで今までこんな簡単な違いに気がつかなかったのかも思い。
これでうまく頭部を頭頂もよく見えるアングルで撮影すれば、両種の識別はうまくできそうです。
(数多く観察すると、紛らわしい個体もいるのかも)
その他の昆虫を少し紹介です。
#13-14・ キイロテントウ 普通種なのでしょうが、初めて撮影したような気がします。
テントウムシは本当の眼と、デザイン上の眼としょっちゅう場所が違っていますが、何かメリットがあるのでしょうね。たぶんですが、眼を狙って捕食してくる天敵がいるとか。
#15-17・ ハチの仲間 昨晩に本ブログをアップする予定が、このアリバチに似ている感じのハチの種名を調べている内に、寝ておりました(笑)
誰か、ハチ目のコンプリヘンシブな図鑑を出してくれないものですかね。
種数が多くて、まだ和名のないものをいるのでしょうが、そこをなんとか。
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コカマキリ 小さなギャング。 2013.10.19蓮田市
http://yoda1.exblog.jp/18820927/
2013-10-20T18:39:00+09:00
2013-10-20T20:21:42+09:00
2013-10-20T18:37:06+09:00
yoda-1
☆カマキリ・バッタなど
すると、真っ先に逢いたかったコカマキリの姿がありました。
#1-3・ コカマキリ♂雄 後翅は黒く、前脚の腕部分には海賊のような紋章があるし、正面顔はなにかカマキリ夫人のような狡猾さが漂うし…。
この個性も捨てがたいカマキリです。
#4-5・ 同上コカマキリ♂雄 腹端を下面側から撮影すると尾毛が1本しか見えないので、上面側からも撮影しました。
かなり見え方も違うので、今後腹端上面も撮影していかないと・・・・。
見えない尾毛は途中で切れていました。でも小さな尾突起があるので、♂雄と分かります。
#6-7・ 同上コカマキリ♂雄 リリースしてフィールド画像の撮影でした。
このギャング面にかかわらず、かなり臆病で、オオカマキリの威圧感は感じられませんでした。
蝶も普通種を少し撮影です。
#8-9・ キタテハ♂雄、 イチモンジセセリ・求愛 キタテハは♂雄だと思いましたが、たまに判定が不安になります(笑)
イチモンジセセリは撮影者から右後方が♂雄の方ですが、かように雌雄で複眼の大きさが違います。
たぶんすべての蝶がこのような傾向にありますね。
♀雌を探す運命の♂雄は大きな複眼が必要です。
チャバネセセリも見かけましたが、紹介画像にならずでした。
久々に、帰化種(駆除をあきらめた外来生き物をこう呼ぶらしい)セイタカアワダチソウに吸蜜している双翅目を撮影です。
#10-11・ ツマグロキンバエ♂雄、キゴシハナアブ♀雌 コンデジのZR1000で撮影ですが、便利になりましたです。(キゴシはややブレていますが)
このカシオのZR1000ですが、サードパーティの充電器がダメになり、追加注文しました。 ZR1000はUSB接続の本体充電ですが、そのケーブルが行方不明でがんす。しかし、充電器別売(正規品はやけに高額です)とは余り推奨できない感じです。
双翅目の雌雄は複眼の離れ具合で判断できます。
上記2種の異性画像を2008年10月の埼玉県撮影分で紹介します。
#12-14・ ツマグロキンバエ♀雌、キゴシハナアブ♂雄・♀雌 上記2枚の異性と比較して、複眼が詰まるのが♂雄で、離れるのが♀雌です。(キゴシは雌を重ねて紹介です)
結果として双翅目も♂雄の方の複眼が大きいことになります。
2008年と言えば、デジカメでの蝶鳥撮影デビューの年ですが、あの頃も懐かしいですね。
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ウスバカマキリ これはお洒落な。 2013.10.13栃木県①
http://yoda1.exblog.jp/18784042/
2013-10-14T08:01:00+09:00
2013-10-14T08:28:08+09:00
2013-10-14T07:58:19+09:00
yoda-1
☆カマキリ・バッタなど
初日は歯医者他の用事があって、午後は自宅周辺を回ったのみですが、エノキ若木のほぼ半数に、アカボシゴマダラの幼虫が見つかります。
自宅のプランターのカタバミにはヤマトシジミの卵がよく見つかります。うまく幼虫も観察したいものですが。
昨日中日は、栃木県へ遠征でした。
かねがねSippo☆さんからいると教えてもらっていた未見のウスバカマキリに逢うためです。
といいながら、当地ではツマグロキチョウを必死に撮影しており、そろそろウスバカマキリの多い場所に移動しようかと思って車に戻るときに、ひょっとその姿を現しました。
いろいろディテールを撮影するために、痛い思いをして捕獲しての撮影でした。
#1-4・ ウスバカマキリ♀雌 ・・・最後の#4が発見当時の姿です。 生涯初見ですが、昨年からずっと探してはいたので、感激しました。
前脚基部の模様がユニークですね。黒いリング状の模様では内部が白色です。(本個体はさほどリングになっていませんが)
ここが全く黒い個体もあるのだとか。 それぞれリング紋型、黒色紋型と呼ぶそうです。
正面顔も、これまで見てきたカマキリの中で一番温和な感じがします。
体色は淡い緑色で、これが和名の由来みたいです。(もちろん褐色個体もいますが)
#5-6・ カマキリの腹端 #5・ウスバカマキリ♀雌(今回撮影)、#6・チョウセンカマキリ♂雄(2013.10.6埼玉県撮影) 雌雄どちらも尾毛を持つのですが、♀雌は産卵器を持ち、♂雄は2つめの尾毛(尾突起)を持っている印象になります。
この尾毛にはどのような機能があるのでしょうか? 哺乳類の尻尾が何故あるのかとは別のような気もしますが、尾角の別名称もなんとなく理解できます。
ウスバカマキリを解放して、自然な状態での撮影です。
#7-10・ 同上ウスバカマキリ♀雌 オオカマキリと違って、撮影者をぎっと睨んでくることがありません。かなりシャイな感じでした。
この後は、シルビアシジミ保護地にいくも、特に成果なし。
そこでランチにして、ウラミスジランドの方へゼフの卵探しに転戦しました。
ゼフ林に入る前にオオカマキリを観察しました。
#11・ オオカマキリ♂雄とジョロウグモ ・・・絞り解放とかで撮影すべきでした。 なんと蜘蛛を狙っているではありませんか。
これはすごい格闘シーンになるかもと観察していると、オオカマの方の足場がゆらぎ下に落ちる感じになって、その衝撃に蜘蛛も驚きますが、対戦はお預けとなりました。
#12-13・ 同上オオカマキリ♂雄 オオカマはぎっと睨み返すので、撮影も様になる感じです。
子供時分だったら、このオオカマをわざと蜘蛛の巣に投げたりしたのでしょうね。(笑)
◆カマキリの同類食い ・・・・2008.11.15川崎市
このときはフィールド探索ではなく、携帯しか持参しておらず、以下の画像記録になります。
#14-15・ ハラビロカマキリを捕食するオオカマキリ オオカマキリがそっと近づいて、先制攻撃でハラビロを襲った構図です。
食べ終わるまでなんと3時間でしたが、もう全部食べてしまうのは行儀よい感じでもありますね。
カマキリ関係で検索すると動画サイトにいろいろ掲載されており、食うか食われるかの世界はなんとも厳しいものだと実感します。
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ようやくのチョウセンカマキリ♂雄 2013.10.6埼玉県②
http://yoda1.exblog.jp/18758911/
2013-10-10T01:22:00+09:00
2013-10-11T05:38:18+09:00
2013-10-10T01:19:52+09:00
yoda-1
☆カマキリ・バッタなど
#1ー3・ チョウセンカマキリ♂雄 見つけて接近すると前脚を伸ばして、なにかに植物の一部のように擬態するかのようでした。
それでも接近して、いろいろなポーズで撮影です。
前脚の付け根や後翅の色合いを確認するために捕まえようとすると、これまたさすがに逃げようとしたので、こちらも必死に捕まえての撮影でした。
#4-5・ 同上チョウセンカマキリ♂雄 チョウセンカマキリの前脚付け根はこのように鮮やかな朱色で、後翅は透明部の多い淡さです。
#6・ 同上チョウセンカマキリ♂雄 解放する前に、全身のポロポーション計測用に地面で撮影しました。
お疲れ様でした。これでももうYODAもカマキリ普通種を手で捕まえて痛いを思いをすることから解放されそうです。(笑)
この日は帰り際に本種に遇い、その前にオオカマキリに遇ったので、本チョウセンカマキリはえらく小さく感じました。
#7-9・ オオカマキリ♂雄 アゲハ類の幼虫・蛹を探したカラタチにいました。
これを含めて、両種の頭部比較図を雌雄で作り直しました。
#10-11・ オオカマキリ×チョウセンカマキリ 雌雄頭部比較図 この比較点①の平行度が強いのがオオカマキリで、下に細くなるように見えるのがチョウセンカマキリではないかと予想しています。
皆さんも是非、カマキリの正面顔を撮影してみてください。
この日はハラビロカマキリもいました。
#12-14・ ハラビロカマキリ これは♀雌なのでしょうが、ふと♂雄を観たことがあるのか不安です。
#15-16・ ハラビロカマキリ・卵囊 ・・・・正式には「卵鞘らんしょう」と呼ぶらしい。 先の成虫の近くにあったので、その子の卵かもしれません。
無数の子供が来春に羽化して、生殖のできる大きさに成長できるのはわずかなのでしょう。
でもその次世代に命を繋げることに不平もいわずに懸命に生きている姿は、宿命とはいえ美しい自然の姿のように感じます。
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カマキリとバッタ類 2013.9.28埼玉県・東京都②
http://yoda1.exblog.jp/18725336/
2013-10-04T06:02:00+09:00
2013-10-06T07:24:20+09:00
2013-10-04T05:59:55+09:00
yoda-1
☆カマキリ・バッタなど
その前に、YODAにはチョウセンカマキリの♂雄を撮影して、「オオカマキリ×チョウセンカマキリ」の比較検証の不完全さを補強する必要がありました。
なにしろ「オオカマキリ」だけで検索しても、かなり上に当方のブログ記事がきているし、当方のブログの人気記事ランキングでもこの時季はほぼ首位をキープしております。
より説得力を持つように、急ぐ必要があったのです。
でもこの日も肝心のチョウセンカマキリには遇えませんでした。
以下オオカマキリ♂雄2個体とコカマキリを撮影順に紹介です。
#1-2・ オオカマキリ♂雄 さいたま市 クズの荒地で発見です。
遭遇すると、お互いについつい篤い視線を交歓します。(笑)
一応、前脚の付け根が朱色(チョウセンカマキリの特徴)でないことを確認し、正面顔をサンプリングでした。
いつまでたっても、カマキリの鎌は痛いです。
#3-6・ オオカマキリ♂雄 荒川河川敷・都内 おおチョウセンカマがいたかと思ったのも束の間、オオカマキリの特徴をしっかり確認しました。
オオカマでは後翅が濃く、前脚の付け根はかように黄色でがんす。
頭部の額部の中央線は細いのです。
#7・ コカマキリ 荒川河川敷・都内 本種はよく雌雄差を認識していないので、しっかり画像サンプリングしようと接近しましたが、素早く逃げられました。
◇バッタ類 荒川河川敷・都内
ごく普通種ばかりのようです。
★バッタ科
#8・ コバネイナゴ・雌雄 この辺の種類は恋愛関係の男女はすべてこのおんぶスタイルになるのでしょうか?
人間の世界と大違いでありやす。
#9-10・ ツチイナゴ♀雌 イナゴの仲間は、丸っこい感じが多くてかわいいですね。複眼もなにか物悲しい感じがあります。
#11・ トノサマバッタ♀雌 大きなバッタは全部本種で間違いないような・・・・。関東の平地ではですが?
#12-13・ クルマバッタモドキ ♀雌、♂雄 なんという保護色でしょうか。しかも表情がカメレオンみたいにユニークです。
後翅は綺麗だろうと、数回パスト連写で飛翔を狙いましたが、うまく撮影できずでした。リベンジを決意です。
★オンブバッタ科
#14・ オンブバッタ・雌雄 元祖オンブ状態が好きなバッタです。
図鑑によると最近「ヒメオンブバッタ」が新種と認識されたとか。両種はすごく似ていて、よく見つけ出したものだと感心します。
★ツユムシ科
#15. ツユムシ たぶん♀雌 直翅目では本種の個体数が多かったです。
他にコオロギ(コオロギ科)の鳴き声もありましたが、さすがに探し出しての撮影はありません。
図鑑をみると、他にいろいろな科があり、直翅目も奥が深いのを実感します。
この河川敷公園では、アオメアブも目立ちました。
#16-17・ アオメアブ♂雄、♀雌 なんともメタリックグリーンの複眼が目立ちます。
捕獲している昆虫はそれぞれ、ツユムシ、セイヨウミツバチのようです。
一度、カマキリVSムシヒキアブ の決闘を観察してみたいです。
カマキリも小さいうちは、アブの獲物になっていることと想像します。
次回は、オオカマキリ×チョウセンカマキリの比較図Ⅱです。 ]]>
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