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カテゴリ:カバイロシジミ( 3 )

カバイロシジミ  下北半島も見るのは難しい。 2013.6.30青森県⑦

紹介する6月末の青森遠征もこれで最終回です。

恐山・宇曽利湖をあとにして、次は下北半島でのカバイロシジミの探索です。
これも蝶の大先輩にそのポイントをご教示いただきました。
ありがとうございました。

そのポイントに向かう途中で、なにか小さめのシロチョウがいました。
たぶんヤマトスジグロシロチョウではないかと・・・。

#1-3・ ヤマトスジグロシロチョウ♂雄・春型 
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 ヤマトは今期初見になります。
北海道でも札幌市から西がヤマトで、東側の広いエリアではエゾシロチョウになるので、両種を撮影できればうれしいです。

ポイントに着くと、スカリユリの自生が綺麗でした。
#4-5・ スカシユリ 
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 もう2種ぐらい野草名を言えるとかっこよいのですが・・・。

食草のヒロハノクサフジが群生で見つかりますが、カバイロの姿なしでした。
仕方ないので、ここでも卵探しです。
#6-9・ ヒロハノクサフジ、 カバイロシジミ・ふ化後卵(3枚) 
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 前日の津軽半島に続き、ここでもふ化後の抜け殻ばかりであります。

落胆しているとようやく一個体が飛来してきました。
#10-11・ カバイロシジミ♂雄 
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 口吻の出ている絵ではないですが、吸蜜もこの食草で行うことが多いのでしょうか。
その後、二つ目の姿なし。
諦めきれない卵探しを再開すると、ようやく見つかりましたです。

#12・ カバイロシジミ・卵 ・・・画像クリックで1600×1200ピクセルへ。 
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 シジミチョウの卵はどれもこれもそっくりでありますね。

#13・ カメムシの仲間 →ツマジロカメムシ(みき♂さんのご教示)
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 卵探しのときに発見ですが、なかなかの美種ではないですか? ピントがよく合っていないのが残念でした。

カバイロの成虫・卵と一応撮影したので、海辺の野鳥へ関心が移ります。
ウミネコが多いのですが、他も少しいました。

#14・ (オオ)セグロカモメの若齢個体 
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 この辺がズバリ言えないといっぱしのバーダーではないのでしょうが、なかなか覚えられません。

#15-17・ ビロードキンクロ たぶん♀雌・夏羽  ・・・生涯初見。 
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 これは初見種でうれしい出会いです。
本来この時季は大陸の繁殖地に渡っているはずが、この場所に滞在する羽目になった模様。
図鑑では冬羽の紹介なので、この模様とぴったり合致する絵がないのですが、このクチバシ形状はもうビロードキンクロで決まりと思いました。

#18・ カルガモ 
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 海で観るのは初めてのような気がしました。

#19・ 海で洗いものをする主婦と、まぶれつくウミネコ達 
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 なにか餌をくれるのではないかと集まってきますが、なかなかもらえない状況です。
これは毎日の洗いもの作業が楽しそうであります。

最近、上野・不忍池(隣接するビルの屋上)で繁殖しているウミネコ群が、数が増えて近傍の街へその繁殖場所を拡張していき、早朝から鳴き声で近所迷惑になっているとの報道番組がありました。
ついにウミネコも都会のハシブトガラスのようになってくるのでしょうか?
この流れを止めるのは結構難しいのかもです。(まずは野鳥捕獲の許可を受ける必要があったり、人がアクセスできない場所での繁殖もあるでしょうから)

この後は、折角なので本州最北端の大間崎を訪問することにしました。
#20-21・ 大間崎 
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 龍飛崎とは違ってこんな平地だったとは驚きでした。

#22・ 弁天島とウミネコの繁殖 
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 これは大間崎からよく見える無人島ですが、ウミネコ繁殖の具合もよく分かります。
お土産屋さんが天気がよいと北海道側もよく見えると言っておりましたが、訪問した際は霧がかかりそこまでの眺望はありませんでした。
マグロ弁当を購入して、帰路途中での夕飯にしました。

那須塩原市の赴任地まで確か660kmでしたが、ここを15時に出発して、途中の休憩もあり、到着は翌日の午前1:45ぐらいになりました。

#23-24・ エゾシモフリスズメ   宮城県? 
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 途中の休憩したPAで。なんというPAだったのか、今となっては思い出せません(笑)
なにかポケモンのキャラにいたようないないような風貌です。

今回の三日間の青森遠征は、一応の成果もあがり、この片660kmも余り苦痛に感じませんでした。
めでたし。めでたしです。

再度、情報をいただきました諸先輩に感謝申し上げます。
by yoda-1 | 2013-07-09 04:21 | カバイロシジミ

カバイロシジミ  津軽半島で観るのは難しい。  2013.6.29青森県④

そのカバイロシジミのポイントへは、午前中のいい時間に到着しました。
食草であるヒロハノクサフジもしっかりあります。
でも肝心の蝶の姿が一切ありません。
2時間ぐらいでさすがにしびれをきらして、龍飛崎へ移動しました。
そのときにKさんにキタアカシジミの状況を報告し、もう一度ポイントに戻る価値があるかどうか訪ねると、もともと個体数密度は少ないので十分に観れる可能性ありとのご返事でした。
再度そのポイントへ到着しても、その姿なしなので、あきらめて移動しようと車に乗り込むと、そのときにぎりぎりのタイミングでチラチラと飛び交うシジミチョウが出現しました。
結果この日は、♂雄1匹、♀雌1匹の観察となりましたが、こんなに少ないとは正直ビックリしました。
もう関東方面で、ヒメシジミ・ミヤマシジミを観るのと訳が違います。たぶんアサマシジミの生息地でのアサマ観察よりも手強いです。
カバイロシジミはこの津軽半島では広く分布する食草を個々の個体が広く巡回しながら生活しているのでしょうか。

以下、他のチョウ・野鳥を交えて撮影時間順の紹介です。

#1・ ノスリ 
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 関東から東北に入ると、ノスリもぐっと身近な猛禽類になりますよね。

#2・ アサギマダラ♂雄 
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 これはカバイロシジミのポイントで、海の方もチェックしていたら、大きめのチョウが飛び出してきてビックリしました。海岸植物で吸蜜して、これから北海道へ渡る準備をしていたのかもです。

◇龍飛崎(その観光地部分は竜飛岬とも呼んでいるよう)
#3・ アカスジカメムシ 
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 この辺の小虫は数が増えると正直なところ少し苦手になってきますが、本種は津軽半島全体によく繁殖しているようです。

#4-5・ ヒロハノクサフジ、 シチマフウロ 
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 岬の展望場所はいつきてもすがすがしいですね。

#6・ ツバメ 
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 実はハヤブサでも飛んでいるかと思ってきましたが、いたのはこのツバメでした。
確か4年前のGWに春の渡りの野鳥観察にこの地を訪問しましたが、とのときは渡り鳥狙いのハヤブサの多数個体で上空が占拠されておりました。
今は渡りの季節でもないので、別の場所で小鳥を狙っているのでしょうか。

#7・ ハシボソガラス・幼鳥  
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 カバイロポイントに戻る途中で発見したハシボソガラスの営巣です。
もう中学生ぐらいですが、カラスも小さいときはかわいいものですね。

#8-10・ カバイロシジミ♂雄 
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 ポイントでしばし待ちながら、帰り際に出現した♂雄は、諸先輩のご指摘通り活発に飛翔しなかなか撮影させてくれませんでした。
これは手強いチョウだと思っていると、次に♀雌が食草の花に飛来してきました。

#11-14・ カバイロシジミ♀雌 吸蜜@ヒロハノクサフジ 
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 経時個体ではあるものの、♀雌初見に感激しました。

この♀雌を観ると、ふと産卵していたのではないかと、卵探しを始めることになりました。
#15-17・ カバイロシジミ・ふ化後卵と幼虫
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 孵化済みだったので、その花ビラの中をチェックすると幼虫がいました。
この幼虫さんには迷惑でしたが、なるほどと確認できたので、次は孵化していない卵探しです。

#18-20・ カバイロシジミ・ふ化後卵 
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 どれもこれも孵化済みでした。
少し落胆しながらも、次の目的地である下北半島への移動を開始です。

途中の数少ないコンビニの横で、里のチョウをチェックしました。
#21-22・ ウラギンヒョウモン♂雄 
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 これも「ヤマウラギンヒョウモン」の方に感じましたが、どうなのでしょうか。

今回のサブ狙いにオオモンシロチョウがあったので、シロチョウ系で飛び回っていると、思わず追跡していまいました。
#23・ モンシロチョウ♂雄 
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ようやく吸蜜してくれたので撮影すると、並モンシロの方でした。
モンシロチョウは紫外線が見えて、可視光の赤色が見えないと言われますが、本当に赤色が見えないのかどうか実は非常に疑っております。
真っ赤なヒャクニチソウに留まるモンシロチョウを撮影するのが課題です。(笑)

途中いい感じのミニ草原場所があったので、停車してチェックしました。
#24-25・ イチモンジチョウ♂雄 
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 おお、なんと後翅白帯の幅のあることか。関東ではまずお目にかかれません。
学研・標準図鑑にも岩手県産の雌雄が例示されていますが、東北ではこのように広くなる傾向があるのですね。
普通種でも地域差が楽しめる探蝶趣味は楽しいと実感できました。
この場所ではイノシシの中学生も2匹いました。フィールドでのイノシシに初めて遭遇ですが、彼らは一目散に直立動物から逃げていきました。撮影できなくて残念でした。

この後、アカシジミの群舞を再度観察するかどうか迷いましたが、途中でのオオモンシロチョウに期待して、予定通り下北半島への移動を実行しました。
結果、オオモンシロを発見できず。そもそもキャベツやブロッコリーの畑がほとんど見当たりませんでした。
これは今期の北海道に期待するしかなさそうです。

今回の津軽半島カバイロ観察は、Kさんのアドバイスなしには実現しませんでした。
ありがとうございました。
by yoda-1 | 2013-07-05 06:10 | カバイロシジミ

北海道⑧  カバイロシジミ  北国のニンフ  2012.6.24下編

◆トップ画像 カバイロシジミ♂雄
a0146869_7371633.jpg
 

第三日目は午後からぐんぐん天気がよくなってきて、カバイロシジミのポイントに立ち寄ることになりました。

その場所で最初に出てきたのは、ヒメシジミの方でありました。

#1ー2   ヒメシジミ 交尾  15:40 
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a0146869_738351.jpg
 ♀雌の後翅亜外縁の斑紋列の斑紋内ブルー点がよく発達した個体でした。

その後、少し離れた場所からTさんの、「いたぞ~」の言葉に駆けつけました。
はじめて見るそのなんとも言えないシンプルな紋様に感動しました。

#3-5★8  カバイロシジミ♂雄 
a0146869_744668.jpg
a0146869_7442696.jpg
a0146869_7444650.jpg
 #$は、当初開翅してくないかと、パスト連写したときのものです。
発生初期のこの新鮮さもたまりません。

#6ー9・同上カバイロシジミ♂雄 
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開翅をはじめることもあったので、3人で歓声をあげながらの撮影に。
#9は一発勝負でスーパーマクロ撮影しましたが、うまくピントが合いました。(画像クリックで1500×1000に)

しばらくいろいろ場所変えしながら、何かの花穂に止まると、もう日射もないのに、今度は大きく開翅を始めました。
#10ー13  同上カバイロシジミ♂雄 開翅 16:23 -31
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この一匹だけでしたが、カバイロ初見での撮影は十分に満足できるものになりました。

#14-15  晴れの層雲峡からの大雪山、銀河の滝 
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 ようやく晴れている層雲峡を体験できました。
たぶん年がら年中、雲が垂れ込めているので、層雲峡なのです。
と思いたくなるほど、初日から三日目の朝までは雲がかぶっていました(笑)

Iさんがまだ日の当たる場所では、ホソバヒョウモンが見れるかもと、宿に戻る前で、その場所に移動することにしました。

#16-17★9  ホソバヒョウモン  17:35 
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  おお、本当にいるではないですか。
ようやくこの普通種を撮影することができました。
今年はタテハチョウ類の出現が少なめだとか。

#18・ ルリタテハ♂雄 17:42 
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  その場でテリ張りっぽい行動をしていたルリタテハですが、模様は本州と変わらない印象でした。
この破れ具合は越冬個体なのでしょう。

翌日の好天はほぼ約束されて、朝4時の出発のため、早めに就眠することになりました。

北海道⑨ ウスバキチョウ に続く。
by yoda-1 | 2012-07-07 08:09 | カバイロシジミ