蝶鳥ウォッチング:ギンイチモンジセセリ
2016-04-14T22:08:40+09:00
yoda-1
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ギンイチモンジセセリなど 埼玉県東北部 2016.4.14
http://yoda1.exblog.jp/22716333/
2016-04-14T21:53:00+09:00
2016-04-14T22:08:40+09:00
2016-04-14T21:53:29+09:00
yoda-1
ギンイチモンジセセリ
前泊入院して諸検査し、2日目の昼前に生まれて初めての全身麻酔による手術でしたが、なるほど目が覚めたら約1時間の手術は終わっていました。翌日(3日目)の回診までは尿意があってもベットから動けず、管を通して排尿ですが、尿意があるとやけに痛いので、痛み止めをもらうことに。管をとってからは、自由にトイレにいける幸せを感じるも、これまた尿意があるときに、ステントを残している当たりの尿管や片側の腰がかなりうずきました。4日目にステントも撤去してもらいようやく痛みからの解放でした。
この痛みはもう二度と味わいたくないと、色々調べてみると、なんとウラジロガシのお茶が結石と溶かしてくれるという。これは「ヒサマツミドリシジミ」になった気持ちで再発予防ができるとはうれしいと思って、先生に聞くと、君の結石は、シュウ酸カルシウム系なので、効果がないとのこと。
シュウ酸を含むほうれん草やタケノコなどを控えるのはよいとして、ワインもビールも、しかも日頃多飲しているお茶もコーヒーも全部控えめにしないと、結石のできやすい体質は変わっていかないとかで、困ったものです。
本日の診察後に、昼からの天気も回復したので、今年一度も行っていないトラフシジミの里にいってみることに。スジグロシロチョウ以外のチョウの影は薄いが、ホソオチョウは今年も元気いっぱいでありました。川側にギンイチを探すも、黄色の菜の花で埋め尽くされている感じでその姿なし。
#1・モンシロチョウ2♂雄+1♀雌
しかたないので、川面の上で戯れるモンシロチョウを撮影。たまに、♀雌が水面にタッチしているように見えた。
#2・スジグロシロチョウ・交尾
モンシロチョウの交尾もありましたが、どちらも♂雄主導で逃げ回ります。
#3・ホソオチョウ♂雄
♀雌を見つけるのがやや大変ですが、当地でお会いした旧式のEF100-400mm使用のご年配の方によると、他の場所で産卵していたとのこと。時間をかけて探す対象でもないので、深くは聞き出さずでした。
寄居町図書館に用事があるので、移動開始で所用を済ませ、その帰路にいい感じの河川敷があるので、寄ってみると、なんとギンイチが見つかりました。
#4-5・ギンイチモンジセセリ♂雄 16:47-50
新鮮であれば、羽化したばかりのようだとなるのですが、もうすでに破損しておりました。
今年は神奈川県のギフチョウ詣でもなく, 退院後の最初の週末の土曜日は、ヤマトスジグロシロチョウの春型撮影のために栃木県へ。日曜日は、月刊むし6月号用の原稿書きが佳境に入っておりました。この週末も土曜日は、今年の秋にある鱗翅学会大会の下見のために、日大・湘南キャンパスへいく用事があり、日曜日は原稿の最終仕上げでつぶれる予定です。
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ギンイチモンジセセリ 正面顔 2013.5.3栃木県
http://yoda1.exblog.jp/17768524/
2013-05-10T23:54:00+09:00
2013-05-11T07:17:03+09:00
2013-05-11T07:17:03+09:00
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ギンイチモンジセセリ
その河川敷での観察を2回に分けて紹介します。
◇ギンイチモンジセセリ・・・遅まきながら今季初見。
#1-2・ ギンイチモンジセセリ♂雄 河川敷を歩くと、このこげ茶のマントを着た小蝶が飛び出してきました。
♂雄は♀雌に比べてなかなか観察できませんでした。
#3-9・ ギンイチモンジセセリ♀雌 ・・・4個体ぐらいがモデルです。 朝方の気温が低めだったせいか、この正午過ぎでも、めちゃくちゃに活発な飛翔でなく、逃げても追跡しやすい状況でした。
確か2年連続で河川敷での春型観察をパスしているので、セセリチョウとしては妖精のようにかわいいギンイチと遊べるのは楽しいひと時でした。
#10・ ダビドサナエ♂雄 今季のトンボ初撮影になるのかな。
#11・ ツグミ 帰りそびれたのか、今から北の繁殖地へ渡るのか…。
ツバメシジミに続く。]]>
ギンイチモンジセセリ 春型・夏型・幼虫 2008.4~2011.11
http://yoda1.exblog.jp/13989424/
2011-11-12T08:28:58+09:00
2011-11-12T08:28:58+09:00
2011-11-12T08:28:58+09:00
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ギンイチモンジセセリ
あの成虫のか細さにしては幼虫の方がちょっと大きめに感じました。
ギンイチも過去画像の成虫を交えての紹介にします。
◆2009年・・・利根川系
#1-3・ギンイチモンジセセリ♂雄(別個体?)春型 2009.4.26埼玉県北部 08年よりいろいろ蝶のことも勉強して、県内ではこの辺にいるかなと訪問すると、蛾のように弱々しく飛翔する本種を見つけて感激しました。
さすがに今振り返ると、この3枚が別個体だったかどうかの記憶があいまいです。
#3のような前翅の黒い部分がチラッとしている画像が好きですね。
#4・ギンイチモンジセセリ♀雌 夏型 2009.8.16埼玉県北部 同じ場所に夏にいくと、しっかり夏型が発生しておりました。
夏型では後翅の銀状紋が少し弱くなり目立たなくなります。
雌雄差は腹部の丸々さの違いで、その差が顕著なだけに識別も容易です。
#5・ギンイチモンジセセリ♂雄 夏型 2009.8.23群馬県南部 この時期河川沿いを歩くとよく飛び出してきます。
◆2010年・・・・荒川系
春に観察しただけで、夏型を確認しにいく機会がありませんでした。
◆2011年
今年は、ギンイチ狙いのでの出陣がありませんでした。
#6-7・ギンイチモンジセセリ♂雄(別個体)春型 2011.7.3群馬県高所 高所では、涼しい分春型の発生も少し遅いのでしょうか。
確か2010年ですが、八ヶ岳の高所でも本種を見る機会がありました。河川沿いであったり、山の方だったり忙しい種類です。
#8・ギンイチモンジセセリ♂雄 夏型 2011.9.10栃木県中央部 これは鬼怒川系になるのでしょう。
さてさて先週末に観察した幼虫です。
#9-10・ギンイチモンジセセリ 幼虫@オギ 2011.11.6埼玉県荒川系 成虫はセセリチョウの中でも小さいと思いますが、本種の幼虫は大きく感じました。
次回、機会があれば他種の幼虫と並べて撮影してみたいです。
#11・コヤガsp.の幼虫 @オギ 2011.11.6埼玉県荒川系 体形がギンイチ似ているものの、尺取り虫のように動くこのたぶんコヤガ類の幼虫と、現場で混同しないように御願いします(笑)
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ギンイチモンジセセリ 礼服を着た貴婦人のよう 2010.4.25比企丘陵その2
http://yoda1.exblog.jp/10506005/
2010-04-28T04:10:00+09:00
2010-04-28T21:54:22+09:00
2010-04-28T04:10:34+09:00
yoda-1
ギンイチモンジセセリ
昨年自力で、利根川沿いの生息地を見つけていましたが、ここの個体はアシの丈も低くて探しやすい印象を持ちました。
でも、朝方は人影を感じるや敏感に飛び去ります。見逃すともうどこに行ってしまったか判らなくなることがほとんどでした。
あの蛾のような弱々しい飛翔で、地上を低空飛行する様は、何か頑張れと応援したくなるかわいらしさです。
写真1☆ ダビドサナエ 羽化体9:21
(DMC-GH1+Sigma105mmマクロF2.8 1/160 F13 0.0EV ISO200) ヘムレンさん達の前日のブログにあったように、翅を銀色に輝かせながら弱々しく飛ぶサナエトンボが河川沿いに溢れています。
写真2☆ ギンイチモンジセセリ♂ 開翅9:36
(EOS7D+70-200F4+×1.4 280mm 1/640 F8-0.3EV ISO200 切り出し) なるほど、この時間帯では止まるとすぐに翅を広げます。
写真3☆ 同上個体 半開翅・斜め前方9:38 カメラ仕様=同上 翅裏画像はこれが限界でした。前翅裏の黒い部分が写る画像もいい感じだと思います。
写真4☆ モンシロチョウ♀・春型 休止・半開翅9:43 7D 280mm 1/1000 F8-0.3EV ISO200 切り出し 一応今季初撮影なのでアップです。
写真5☆ ヒメウラナミジャノメ 地上休止・閉翅9:45 カメラ仕様=同上 今季2個体目記念撮影(笑) この辺の雌雄判別はすごく難しそうです。
この後、園内を巡回したのは、その1でご報告した通りです。河川沿いに戻ってきてランチをしながら、ダビドと遊びます。
写真6☆ ダビドサナエ♂ 指乗り11:41 GH11/160 F13 0.0EV ISO320
成熟すると複眼の色も綺麗な緑になるようです。しかし、体中に繊毛がありますが、これは脱皮時に抜け殻とすべりやすくするためでしょうか?
因みに、学名はDavidius nanus だそうで、なんだ属名を和名に持ってきた訳でした。
さあ、目標の銀一文字を撮影しなくてはいけません。午前中と違って午後はヒメオオさんと共同戦線をはって、飛来先を出来るだけ見逃さないようにしました。
写真7☆ ギンイチモンジセセリ♂ 小開翅11:48 GH11/160 F13 0.0EV ISO250 翅裏画像がようやく撮れて少し安心。
写真8☆ 同上個体 閉翅11:49 GH11/160 F13 0.0EV ISO160 確かにこの時間帯だと、一回の飛翔距離が短くなっています。しかし止まりたがる茎の角度がほぼ一緒です。
写真9★ ギンイチモンジセセリ♀ 開翅12:17 GH11/160 F13 0.0EV ISO200 まだ雌は発生していないのかなとあきらめかけていた頃に、運良く♀を発見です。
縁毛の白色が、腹部端まで連続していて、このセセリチョウはたぶん神様がかなり力を入れてデザインしたものだと確信します。
写真10☆ 同上個体 半開翅 斜め上方12:18 GH11/160 F13 0.0EV ISO250 この個体は観念したように、この場所でじっとしてくれました。
写真11☆ 同上個体 半開翅 側方12:20 GH11/160 F13 0.0EV ISO400 しばらくして、ねこきちさんもやってきて三つ巴での撮影会になりました。
この個体は、左前翅表にキズのような痕があるのですが、本当に羽化したてのようでした。
この個体は、その日のうちに♂とゴールインするのでしょうか?
だとしたら、丸一日観察していれば交尾シーンに遇えたかもです。
あちこち移動しないと気が済まないYODAの場合、そのような観察スタイルは遠い将来になるのでしょう。(つづく)]]>
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