蝶鳥ウォッチング:ヒメキマダラセセリ
2011-09-04T08:46:48+09:00
yoda-1
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ヒメキマダラセセリ 小粋な頑張りもの。 2011.6.9長野県
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★ヒメキマダラセセリ
・ヒメキマダラセセリ Ochlodes ochranceus Bremer, 1861
・分布:本州・四国・九州(北海道、ほとんどの離島、南西諸島にはいない)
・食草:イネ科、カヤツリグサ科の各種植物
・成虫 暖地では年2回 5月中旬~6月、8月
寒冷地では年一回 7月に多い。 幼虫越冬。
同属のコキマダラセセリと雌雄でよく模様が似ていますが、大きさが全く違い、慣れると大きさだけで判別できます。
また翅表の縁部分の濃い部分が一様の濃さを持ち、境界も明瞭で迷いがありません。
◆標題日での♂雄個体群
ベニモンカラスシジミのいた場所ですが、イボタノキでの吸蜜シーンがありました。
#1~5・ヒメキマダラセセリ♂雄(複数個体)吸蜜@イボタノキ2011.6.9南信 #5の後ろ姿は、日光浴中のものです。
◆典型画像の掲載・・・過去画像も登場します。
#6・ヒメキマダラセセリ♂雄 開翅画像2011.6.9南信 ここまで開翅してくれると気持ちいいです。
典型画像としては少し後方からの撮影になっている分減点でしょう。
#7・ヒメキマダラセセリ♂雄 半開翅画像2008.8.9群馬県神流町これは上記の説明によると、第二化だったのですね。
#8・ヒメキマダラセセリ♂雄 閉翅側面画像2011.6.9南信 ピントがいまいちなのですが。
♂雄の場合翅裏の明色部分は、翅表模様を反映して後翅裏第4・5室では中室までしっかり伸びます。
#9・ヒメキマダラセセリ♀雌 開翅画像2010.7.4群馬県高崎市なんと♀雌の表はこれしかありません。
#10・ヒメキマダラセセリ♀雌 翅裏画像2011.7.3群馬県高崎市#9と同じ地域ですが、高所なのでここでは年一回の発生なのでしょう。
#8の♂雄個体で言及した後翅裏第4・5室の明色斑は短くて、中室に届きません。中室内も明色斑も♂雄と比較してごく控え目です。
撮影時には、♀雌個体の開翅画像が少ないとの認識もないので、他の蝶も多いし、この閉翅画像だけでスルーしておりました。
画像整理で次年度の課題を自覚するのは大切だと痛感しました。
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