蝶鳥ウォッチング:ホシミスジ
2010-11-19T05:03:45+09:00
yoda-1
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ホシミスジ 名称の由来は裏の方だった 2010.7.4-8.15群馬県・長野県・山梨県
http://yoda1.exblog.jp/11586727/
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2010-11-19T04:46:09+09:00
yoda-1
★ホシミスジ
・ホシミスジ Neptis pryeri Butler, 1871
食草は各種シモツケ類で、西日本各所は年二化ですが、中部以北では通常年一化だそうです。
このミスジチョウの仲間は、コミスジ以外の種類に遇いたいと思って山地にいくと、2種類目として観ることになることが多いような気がします。本種は08年の探鳥開始主目的時は見ていませんが、09年は赤城山や上高地・軽井沢で遇えました。
皆さんの場合はどうでしたか?
写真1☆ ホシミスジ♂ 開翅@イロハモミジ 2010.7.4群馬県
(EOS7D+70-200F4+1.4× 280mm 1/500 F8-0.0EV ISO2000 切り出し) メスアカミドリシジミの場所で。
YODAは当初、ミスジチョウの仲間を前翅中室部分の斑紋の様子で覚えるときに、なるほど星を散りばめたような斑紋列だと思っていました。
写真2☆ 同上ホシミスジ♂ 半開翅@オオモミジ 7D 280mm 1/400 F8-0.0EV ISO2000 切り出し ところが、後翅裏面の基部にある黒いゴマ斑模様が名称由来と知りました。
YODAには、この翅裏の模様はソバカスのような印象で、とても星という発想はできません。(笑)
写真3☆ ホシミスジ♀ 開翅@野草 2010.7.25長野県 7D 280mm 1/400 F8-0.0EV ISO400原画 なかなか次の個体に遇えないと思っていたら、これまたKさんと一緒のときに出くわしました。
このとき、近くのシモツケを見て、これが食草の場合が多いと教えてもらいました。
写真4☆ 同上ホシミスジ♀ 開翅@野草 2010.7.25長野県 7D 263mm 1/400 F8-0.0EV ISO500原画 でも確かに後翅裏基部の星くずはよく目立ちますね。
写真5☆ ホシミスジ♂ 開翅@葉上 2010.7.25長野県 7D 280mm 1/2000 F8-0.0EV ISO3200切り出し 上記♀の近くにいた♂個体。
雌雄の区別は、前翅の尖り具合、前後翅の大きさ比較、翅表の濃さなどで行います。
写真6☆ ホシミスジ♀ 産卵中@シモツケ類 2010.8.13群馬県 7D 118mm 1/160 F8-0.0EV ISO400切り出し 確かアカセセリ初見時にいた個体です。
草むらの中に潜っては産卵を繰り返していました。
写真7☆ ホシミスジ♀ 開翅・休止@シダ類 2010.8.13群馬県 7D 320mm 1/320 F8-0.0EV ISO320切り出し 卵を産み続けて、腹部も少し小さくなりました。(←YODAの勝手な想像)
しかし健気な雌個体とか見ていると、次世代に命を繋ぐ営みに感動してしまいます。
写真8☆ ホシミスジ♂ 開翅・休止@ツツジ類 2010.8.13群馬県 7D 176mm 1/250 F8-0.0EV ISO800原画 同じ場所にいた♂も、いつでも♀の求めに応じられるように、懸命に生きながらえている感じでした。
写真9☆ ホシミスジ 開翅・休止@フェンス 2010.8.15山梨県 7D 280mm 1/2000 F8-0.0EV ISO3200原画 ミヤマカラスシジミ初見場所の近傍で。
占有的な振る舞いもあったので、たぶん♂の方なのでしょう。
fanseabさんやmaximiechanさんが撮影されていた近畿産は、前翅外縁付近の白斑紋がよく発達していて、YODAも早く見てみたいです。
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