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ウラジャノメ 雌雄比較図 + 吐出吸い戻し行為

この土曜日は、天気もよくないのにエゾミドリの雌雄を撮影する目的で、群馬県の高所にゆっくり行ってきました。目的のエゾミドリは、途中からmaximiechanさんとの合流もあり、開翅はないものの新鮮♂雄をなんとか撮影できました。
ちょうど、ヒメシジミ、ヒョウモンチョウ、ホシミスジの♂雄が発生ピークの感じでした。
セセリチョウは、ヒメキマダラセセリがピークで他にはコチャバネセセリのみ観察。

途中で、ウラジャノメを観察したので、今回はそれを主役で紹介です。

◆2015.7.5群馬県
#1-2・ウラジャノメ♀雌、♂雄   
a0146869_1935914.jpg
a0146869_1942082.jpg
 久々の撮影です。

#3-4・ウラジャノメ♂雄 
a0146869_197529.jpg

a0146869_1972970.jpg
 開翅してくれる個体にそっと近づいての図鑑風画像の撮影。

◆吐出吸い戻し行為
#5-7・ウラジャノメ♂雄 ・・・吸い戻し行為(画像クリックで大きな画像になります)
a0146869_19102792.jpg

a0146869_19103364.jpg
a0146869_19104338.jpg
 案内看板の木製支柱部分で口吻活動する♂雄がいたので、撮影開始です。
すると、2つめの画像にあるように、口吻から体液を少量ですが、思い切りよく吐出しました。

おお、これがタテハチョウ科で観察できる吸い戻しかと感動しながら撮影でした。
ついでに、スーパーマクロ画像に挑戦しました。
#6-7・同上個体 吸い戻し行為(口吻部拡大画像)・・・画像クリックで拡大画像が出ます。
a0146869_19151087.jpg

a0146869_19152510.jpg
 口吻先端によくピントが合うようにと、3ん度目のトライでは、さすがに飛び立ちました。
もともと口吻は2本で形成されたものが合わさって、中に中空部分を形成し、そこを管にして吸水行為をしておりますが、画像から観るに、体液に満ちた中空部で、口吻先端の上面部分を栄養接収部分に押し付けながら、口吻の2本構成をわずかに開いた隙間から、口吻内の体液に養分浸透を図っているかのようです。
腹端からどんどん体液を出して吸い戻しするセセリチョウと違って、口吻から出すということは、これをやった後に、どこかの新鮮な水滴を吸わないと、体内の奥まで養分の溶けたものを吸収していけないことになりますが、
吐出吸い戻し→葉上の水滴などからの吸水→吐出吸い戻し→吸水・・・・
と繰り返しているのかどうか、今後の観察課題です。

これまで、この吸い戻し行為を見逃していたとすると、吐出量が少なくて目立たないと、ちょうど口吻部分なので、そこが黒く浸みになっていても影のようであることでしょうか。
今後とも注意深く観察してきたいです。

今回の事例では、吸い戻すほどの液体はこの観察例では母材に浸みこんでしまってないのですが、口吻先で特定物質の浸透吸収作業をする際に、下ごしらえで湿らせたという感じですね。
今後、吐出した体液が残るような場所(人間の皮膚上とか)で、その吐出液が実際に吸い戻されることがあるのかどうか、これも観察課題です。


#8・ウラジャノメ♂雄・別個体 
a0146869_19171414.jpg
 その後、別の♂雄も飛来してきました。
乾燥した樹木にどのような養分を期待しているのか、今度インタビューしてみたいです。(笑)

#9・ウラジャノメ♂雄 
a0146869_1920659.jpg
 年1化のジャノメチョウ亜科の宿命か、棲息地は限定的ですが、ツマジロウラジャノメやクロヒカゲモドキよりは多い印象です。


◆雌雄比較図
雌雄のどちらが、吸い戻し行為をしていたのか重要なので、雌雄比較図も作成しました。
#10-11・ウラジャノメ翅裏、翅表 雌雄比較図 
a0146869_21474847.jpg
 
a0146869_2148398.jpg

比較点① ♀雌の複眼はやけに小さい。
比較点② ♀雌の触覚先端は明るい朱色に見えることが多い。
比較点③ 前翅長と触覚長の比率で、♀雌はやけに触覚が短く見える。
比較点④ 前翅頂部は♂雄がより尖る。
比較点⑤ 後翅前角部の長さ(第4翅脈から第7翅脈端までの距離)は♀雌の方が長い。
比較点⑥ 前翅大手の淡色班は、♀雌の方が目立つ。
比較点⑦ 腹部は、♂雄が棒状で、♀雌は中央でふっくらして腹端は尖り気味になる。
(比較点④、⑥、⑦はフィールドガイドにある通りです)

雌雄で触覚先端がどの程度違うのか、次回はこの部分をよく撮影してみたいです。


ところで、比較図例示個体はすべて群馬県産で、フィールドガイドなどで確認できるように、山梨県産とかではこの後翅裏白帯がえらく細くなります。
群馬県産は北海道亜種に近く、本当に北海道産は亜種分離できるのか、将来北海道産を撮影できる機会があれば詳細に検討してみたいですね。(現状の私の認識力では、北海道産と群馬産の画像を提示されて、どちらの個体なのか、明解に識別できない感じです)
by yoda-1 | 2015-07-05 19:34 | ☆識別検討室☆

類似☆ ナミエシロチョウ×カワカミシロチョウの比較

今年の11月初旬の八重山遠征の前に比較図をまとめる予定が、事後になりました。
でも、カワカミはもちろん遇えなかったのですが、ナミエの方もほとんどいなくて、
今回の比較図も、ごまさんにお世話になり、さらにカワカミ♂雄の画像はほとんど誰も撮影していなくて、沖縄の新田敦子さんから、ご主人撮影の画像を送っていただきました。
新田さんご夫婦は、双尾Ⅱというサイトを開設されており、その資料性の濃さに圧倒されます。

#1-2・ナミエシロチョウ(Appias paulina)×カワカミシロチョウ(A. albina)♂雄比較図・比較表 
a0146869_681626.jpg
a0146869_682869.jpg
 どちらもトガリシロチョウ属ですが、もうカワカミの♂雄の尖り具合は半端ではありません。

でも次のごまさんの画像にあるように、少し斜めに見るだけでもうかなり尖って見えるので要注意です。
#3・ナミエシロチョウ♂雄 撮影:ごまさん 
a0146869_6104256.jpg
 比較点②④の黒い部分を少しでも観察できたらナミエの方となります。
比較点③の斑紋も、白化の顕著なナミエ個体でも、結構その痕跡がある感じです。

一般に♀雌も含めて、後翅裏の色合いが、ナミエ=黄色、カワカミ=白色 となりますが、白いナミエもいて、黄色型のカワカミもいるので、そこを決定打にしてはいけません。

#4-5・・ナミエシロチョウ(Appias paulina)×カワカミシロチョウ(A. albina)♀雌比較図・比較表 
a0146869_6141118.jpg
a0146869_6142226.jpg
 ♀雌の方は斑紋豊かな分、いろいろ差異があって助かります。
比較点⑤の白斑のあるなしが決定打になり、何故ここを各種図鑑は指摘しないのかと思っていたら、最近、むし社から出された「日本の迷蝶大図鑑」の月刊むし12月号にある販促ページをみると、ちゃんと指摘されていました。
この本欲しいけど、やや高価なので、しばし我慢です(笑)

◆しばらく、ブログの新規更新はありません。
 ご容赦くださいませ。
by yoda-1 | 2014-11-28 06:20 | ☆識別検討室☆

類似☆ ヤクシマルリシジミ、タッパンルリシジミ、ホリシャルリシジミの翅裏比較

南西諸島で観るルリシジミは、ほとんどがヤクシマであるが、たまにタッパン、ホリシャが交じるという。

#1・ヤクシマルリシジミ、タッパンルリシジミ、ホリシャルリシジミの翅裏比較図
a0146869_1329172.jpg
 
比較点① 後翅外縁の丸み具合:ヤクシマ>ホリシャ>タッパンの順に丸みある外縁ラインが扁平になっていく。
比較点② 後翅亜外縁斑紋列:ヤクシマ>タッパン>ホリシャの順に狭くなり、チューリップの花と見なす場合に、葉の角度が順に鈍角度が高くなる。(ヤクシマが一番尖る)
比較点③ 後翅中央の第4・第7室斑紋の濃さ:ヤクシマでは2点は同じ濃さだが、他2種では前縁側の第7室斑紋の方が濃くなる。特にヤクシマの7室斑紋は横長でしっかり目立つ。

比較点④ 後翅中室端と中室下辺の斑点までの距離:タッパンは距離があるように見える。
比較点⑤ 後翅中室端条紋と第2室斑点の位置:タッパン、ホリシャでは近いが、ヤクシマではやや離れる。
比較点⑥ 後翅1a斑点と、1b斑紋の距離:これは逆にヤクシマが近い。

比較点⑦ 前翅第5・第6室斑点の距離:これもヤクシマが近く、タッパン・ホリシャがやや離れる。

3種の属名が違うように、♂雄の翅表の感じはかなり違いますが、翅裏の模様になると、もうそっくりであります。
ヤクシマの中央斑紋弧(第2~第5まで)は近い距離に集まっている印象ですが、下記の台湾の図鑑で確認するとそうでもなく他種同様に離散しています。でも国内産はよく集まっているのかも。
やはり比較点①②の後翅外縁の丸みと、亜外縁の模様の幅が最も顕著に違っております。

いずれにしても、八重山では淡い斑紋のルリシジミ系は見落とすことなく激写が必要なようです。

台湾には、国内で観るルリシジミ、スギタニルリシジミ、サツマシジミもいて、また別のルリシジミ類も数種いて、これはもう大変蝶相が豊かな場所ですよね。同時に同定が大変なのでしょうか。

☆今回の画像ソース
・ヤクシマルリ:ごまさん撮影@石垣島(提供ありがとうございます)
・タッパンルリ:YODA撮影@台湾南部
・ホリシャルリ:台湾胡蝶大図鑑 緑世界2013.3から転写
   本図鑑は、六本脚などで購入できます。
by yoda-1 | 2014-10-26 13:39 | ☆識別検討室☆

類似☆ ハマヤマトシジミ×ヤマトシジミ 比較図Ver.1

八重山では、まだハマヤマトシジミがいると信じての比較図作成です。

#1・ハマヤマトシジミ♀雌×ヤマトシジミ♀雌 翅裏比較図 
a0146869_20503886.jpg

比較点①;前翅裏 中室端斑紋~弧状斑紋~外縁までの距離比・・・ハマは弧状斑から外縁までの距離が比較的あり、ヤマトは中室端紋から弧状紋までの距離がある。
比較点②:前翅の角度はハマが尖る。
比較点③:前翅亜外縁の暗色班列・・・ハマは連続し、ヤマトは離散的。
比較点④:前翅第4・5室斑紋ライン・・・ハマは前翅前縁に対して内側に傾き、ヤマトは外側に傾く傾向になる。
比較点⑤:後翅第4・5室斑紋ライン・・・ハマは肛角よりやや外縁側に来る。ヤマトは肛角よりも内縁側に延長できることが多い。(全くの傾向差)
比較点⑥;後翅亜外縁の斑紋列・・・ハマはヤマトほどに目立たないことが多い。

基本体格が小さく、斑紋も弱めでハマヤマトとヤマトを混同しそうもないですが、小さく淡いヤマトがいると、一気に誤認確率が高まるようです。そのときでも、前翅の尖り具合や弧状紋から外縁までの距離が両種で顕著に違います。


#2・ハマヤマトシジミ♂雄×ヤマトシジミ♂雄 翅表比較図 
a0146869_20584727.jpg
 特に解説も必要ないでしょうか。
ハマヤマトの翅表具合は、シルビアシジミ・ヒメシルビアシジミにそっくりと思いますが、ハマヤマトの属名はヤマトシジミと一緒の方になっています。
このヤマトシジミZizeeria属とシルビアシジミZizina属の違いは何なのか、よく知りたい思いですが、その辺の文献がどこにあるのか、全く分かりません。

☆今回、ハマヤマトシジミの画像は、国立Sさんより借用しました。
ありがとうございました。
by yoda-1 | 2014-10-24 21:03 | ☆識別検討室☆

類似☆ アサギマダラ×タイワンアサギマダラ 翅裏比較図

この11月の八重山行きの準備として、近縁種の違いをよく事前勉強しておきたいです。

#1・アサギマダラ×タイワンアサギマダラ 翅裏比較図 
a0146869_650268.jpg
 ◆比較点
① 後翅裏前縁部 白線  タイワンの方が明瞭な白線に。
② 後翅裏中室 アサギの方が幅広く、中翅脈が目立つ。
③ 後翅裏第3・第4室基部側の白地と茶色鱗粉の境界部:アサギの境界は曖昧。タイワンはクッキリの境界になる。
④ 後翅裏第5・第6室亜外縁部の白色斑紋:アサギではハート型になる。
⑤ 前翅裏第5・第6室の横長斑紋:どちらもタイワンでは細くなる。(斑紋全体その傾向)

雌雄差は、後翅裏の肛角部に黒い斑紋がある方が♂雄で、識別は容易。

まあ、タイワンアサギマダラは迷蝶なので、遇えるかどうかは行ってみないと分かりません。


タイワンアサギマダラの♂雄は、ヒメオオさんの撮影画像で、♀雌はごまさんの撮影画像です。

画像が拝借できて、両者に感謝申し上げます。

ごまさんのリンクにあるように、腹部が撮影できると、さらに違いが明瞭になるようです。
でも、翅裏模様だけでも十分に識別可能なようです。

ヤマトシジミ×ハマヤマトシジミ に続く。
by yoda-1 | 2014-10-22 07:07 | ☆識別検討室☆

雌雄☆ コノハチョウ 雌雄差 と雌雄判別クイズ6題  2014沖縄-03

コノハチョウですが、翅裏からの判断は簡単なようで、慎重を要することも有りそうです。

#1-2・ コノハチョウ 雌雄比較図、比較表
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 ♀雌は概して丸みがあるのですが、最も顕著な違いは、尾状突起の形状でしょうか。
♀雌では後翅の広さに尾状突起が呑み込まれる感じで短くなります。
昔の図鑑に前翅頂部の尖り具合が♀雌では顕著になるのを比較点にしていますが、ここはいろいろ変異がある模様です。保全協会のフィールドガイドでもこの辺孫引き的に、「④♀は尖る傾向」を残していますが、顕著にどがる♀雌がいるというだけなので、削除が望ましいでしょう。


以下の画像の雌雄を判別してみてください。
#3・ コノハチョウ 
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 最初から斜め画像で失礼します。
個人的に真横でなくても雌雄判別できるようになるのが理想ではあります。

#4・ コノハチョウ 
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 斜めの画像は時に雌雄判別を難しくする事例でしょうか。

#5-6・ コノハチョウ 
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 翅の幅が違って見える二個体です。

#7-8・ コノハチョウ 
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 葉先にいる二個体です。いつも♂雄のテリ張りなのでしょうか?

答えは下記のMoreをご覧ください。

フタオチョウにも雌雄比較画像を追記しました。 →こちら

More★ 雌雄判別クイズの答え
by yoda-1 | 2014-06-29 19:34 | ☆識別検討室☆

類似☆ アサヒナカワトンボ×ニホンカワトンボの比較図

「日本のトンボ」文一総合出版2012.7.10が発刊されて、トンボの全国の分布図が掲載されて誠にありがたい図鑑になっています。
この本でフィールドで撮影したトンボの識別が容易になったかと言われると、トンボの側面図しかなく、個人的には不十分さを感じますが、まあ改善の余地があるというは今後の可能性もあっていいではないですか。

それまでは、「トンボのすべて」トンボ出版2005.8.1を使用していました。
ここでは、カワトンボ属の2種が、国際トンボ学会誌2004年12月号掲載の論文で明解に2種に細分類されて、
 ・従来のニシカワトンボの大部分             →カワトンボ
 ・ヒガシカワトンボ、及びオオカワトンボの大部分   →オオカワトンボ
と名称変更されていました。
やがて、この新和名は科名のカワトンボを使用していたり、オオカワトンボと呼びながら、ミヤマカワトンボなどの方がはるかに大きいので、早々に今のアサヒナカワトンボ、ニホンカワトンボにとってかわったようです。(この辺推測です)

でこの「トンボのすべて」2005のp.130の分布表の(アサヒナ)カワトンボの欄には関東地方が空白であったので、てっきり関東にはアサヒナはいないと思い込んでおりました。
それが、今になって先の日本のトンボ2012の分布図を見てビックリ仰天です。
(そもそもこの分布表は「主な産地」の表示ですが、やはり関東にも両方いるとすべきだったでしょう)

さっそく自分がこれまで撮影して来たものをチェックすると、関東地方でのものは撮影していないと思っていたアサヒナが多く含まれおりました。

反省の意味を込めて、まずは両種の比較図も作成しました。

#1-3・ アサヒナカワトンボ×ニホンカワトンボ 比較図、翅形比較図、比較表 ・・・翅形図は「日本のトンボ」の♀雌画像を拝借。 
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 比較点④⑤は既往の図鑑に記載されているものです。
比較点②は図鑑における胸部と頭部の幅の比較を、採集しない場合にはその比較もできないので、フィールド画像からの判定用に言い換えているものです。
比較点①はややマニアックですが、胸部のプロポーションというか、前縁と上縁(この呼び方は正式ではないと思いますが)のなす角度が直角かそうでないかは、かなり熟練を要するかもしれませんし、真横から撮影することも要求されるでしょうか。

とにかくアサヒナの胸部の小ささは腹部の長さとの比較で認識するようにします。
見慣れてくると、なるほどアサヒナの胸部は全身に占める胸部がかなり小さいと認識できます。
アサヒナ♂雄はさらに概して翅の長さも全長に対して短めになる模様です。
#2の翅形図で翅の脈を観ると確かにアサヒナの方が粗になっていますが、フィールドでは前後翅は重なるほとが多く、この識別点は使いづらい印象です。

以下これまで撮影した分で取り出しが容易であった分で両種の画像集です。

◆アサヒナカワトンボ
#4・♂雄 2008.5.24 東京都あきる野市 
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 翅前縁中央部の不透明部分もアサヒナでは小さ目の傾向だとか。

#5・♂雄  羽化直個体 2009.5.10群馬県渋川市 
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 識別点⑦の翅の太さ(幅)が一様というか、翅端での尖りが弱い感じです。

#6-7・♀雌 2010.5.15埼玉県越生町 
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 比較図のモデルの子です。

#8・交尾 2010.6.20長野県飯田市 
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 長野県は大半がアサヒナ分布地になっています。

◆ニホンカワトンボ
#9・♂雄 2009.4.26群馬県足利市 
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 これはニホンらしい、翅の不透明部分が顕著です。比較図♀雌モデルはこのときに撮影です。

#10-13・ 交尾(2枚)、♂雄、♀雌 2013.6.10兵庫県 
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 近畿・中国地方では両種が混生し、ニホンは河川の中流域で、アサヒナは上流の方で棲み分けがあるとか。

#4のアサヒナ♂雄・褐色翅型とこの#12のニホン♂雄・褐色型で、その褐色部の始まり具合を比較すると、ニホンでは境界が明確な方ですが、アサヒナでは境界がぼやける傾向にあります。あと境界ラインもニホンではその境界ラインが褐色側で凸に、アサヒナではやや凹になる傾向です。

#14-15・♂雄 2013.6.23福島県三島町 
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 ♂雄モデルの撮影場所です。

両種の頭部正面も結構違っているようです。
#16・ アサヒナカワトンボ×ニホンカワトンボ 頭部正面比較図 
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 それや~、別種からにはなにがしかの違いがあるように感じられ・・・。(笑)
♀雌は複眼際の白斑が目立つのかどうか、両種での違いはこのように顕著なのか、今後も機会があれば接写してみたいです。
by yoda-1 | 2014-05-20 04:50 | ☆識別検討室☆

オオミドリシジミ属6種 雌雄翅裏比較図

以前4種で比較を作成しまいたが、時間が経てば、また見え方も違うといことで、今回はウラジロミドリシジミを除く6種での比較図です。

他の属(クリソゼフィルス属、ミドリシジミ属など)との違いは別の機会に説明します。

#1-3・ オオミドリシジミ属 翅裏比較図(2枚)、比較表 
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 今回の成果は、難しいと言われるエゾミドリシジミとハヤシミドリの違いがかなり明解になってきたことでしょうか。
特に、比較点⑤の前翅裏白線の位置は、カシワに留まっているエゾミドリシジミ♂雄を一発判定できそうであります。
⑧の後翅亜外縁の白線も、ハヤシではごく直線的になり、エゾミドリとの印象が違ってきます。
しかしこの部分は撮影個体が鮮明に写っている必要があり、やはり比較点⑤が強力になります。

(今回もごまさんにオオミドリ♂雄の画像でお世話になりました)


◆追記  エゾミドリシジミとハヤシミドリシジミの比較
上記比較点⑤:前翅白線から前翅長までの距離(前翅長に対する比率)はエゾ<ハヤシとなっている。
を観るために、これまでの画像サンプルを並べてみました。

#4・ エゾ♂雄(左)×ハヤシ♂雄(右) 
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 こうやって並べてみると、長野県(北信)産ではハヤシの比較点⑤の特徴はよく出ていないですね。
結構地域差があるのでしょうか。機会があれば標本図鑑をぐっと眺めて検証しておきたいです。

#5・ エゾ♀雌(左)×ハヤシ♀雌(右)  ・・・ストックが貧弱ですね(汗)
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  ハヤシ♀雌の長野県産も同様な傾向にあります。(エゾと大差ない印象)
いつか各種図鑑からサンプルを得て、正確に比較点⑤の比率を出して、議論してみたいです。
by yoda-1 | 2014-03-04 23:40 | ☆識別検討室☆

オオミドリシジミ属♀雌7種 翅表比較図Ver.1

インフルA型でダウンし、1週間も休んでおりました。
なんとも時間的ロスが恨めしいですが、健康に感謝しなくてはです。

オオミドリシジミ属(Favonius属)の全7種♀雌の比較図です。
一番顕著に違うウラジロミドリシジミは別枠で画像紹介です。
他の類似ゼフの♀雌も別枠で比較用に掲載します。

#1-2・オオミドリシジミ属♀雌 6種比較図、7種比較表
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  実際に標本図鑑を見ると、ジョウザン・エゾ・ハヤシはまちまちであり、識別の困難ケースもありそうです。
図鑑では、特に♀雌を翅表で比較する記述も少なく、基本翅裏模様での判別を求めるものが大半ですが、絶対的な差が乏しい感じもあり、なるほどと納得します。

#3・ ウラジロミドリシジミ(Favonius saphirinus)♀雌 
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 上記比較表には特徴を記載ですが、画像は2個体分を独立紹介です。

他属の♀雌表画像の紹介です。
◆ミドリシジミ属
#4・ ミドリシジミ(Neozephyrus japonicus)♀雌 A型・B型・AB型 
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 普通食樹のあるハンノキ林で観察するので、特に迷うことはないのですが…。

◆メスアカミドリシジミ属
#5・ メスアカミドリシジミ(Chrysozephyrus samaragdinus)♀雌、アイノミドリシジミ(C. brillantius) 
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 クリソゼフィルスにはもう一種、ヒサマツミドリシジミ(C. hisamatsusanus)がいますが…。

その昔は、メスアカミドリシジミ属であった、キリシマミドリシジミ(Thermozephyrus ataxus)♀雌も現時点でサンプル画像を持っていないがなんとも、不完全で申し訳ない感じです。

始めに紹介したオオミドリシジミ属の♀雌では、中室端部分の淡色班の形成具合が独自で、他属とは識別できると言っていいのではないでしょうか。
ただ、ミドリシジミA型、同じような橙色班の大きさだった場合のメスアカ・アイノミドリ♀雌がいた場合の識別方法は、たぶんごく難問かもしれませんが、いつか挑戦してみたいです。

今回も、オオミドリ♀雌表画像、エゾミドリ♀雌表画像で、ごまさん撮影の画像を活用させていただきました。
ありがとうございました。 
by yoda-1 | 2014-02-28 23:01 | ☆識別検討室☆

オオミドリシジミ属6種  ♂雄表比較図

一週間に一回ぐらいはブログアップしないとです。

オオミドリシジミ属7種国内にいますが、クロミドリシジミの♂雄を他と混同することもないと思うので、残り6種の比較になります。
ヒロオビは中国地方にしかないので、それ以外の地では候補から外すことができます。
このヒロオビはしばらくはハヤシの変異に見られていたようです。
その前にハヤシミドリシジミ自体も、昭和26年ごろに、白水博士によりエゾミドリシジミから分離された経緯があるそうです。

#1-2・ オオミドリシジミ属6種 ♂雄翅表比較図、比較表  ・・・画像クリックで拡大へ。
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 同属だけあって、みんなよく似ております。
でも種として分化してきて、独自の形状傾向を持つことは、なんともチョウ類1億年の自然史を感じます。

これに関連して図鑑掲載画像の検証を。
◆フィールド図鑑 チョウ 東海大学出版会 1984.6.5初版
p。103 のエゾミドリシジミの中段画像 
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青森県岩木山産となっていますが、これは私の経験では「ハヤシミドリシジミ」の方に見えます。
どちらも午後夕方近くに活動開始なので、混同が多くなります。
混生地では、カシワに留まっている=ハヤシ、それ以外のブナ科=エゾと決めつけると、危険なことが多いようです。

本ポケット図鑑は、飛翔奇跡の画像など、生態の記述も豊富で、大変参考になります。
(明らかな掲載ミスとしては、p.64のウラギンスジヒョウモンの中段で、メスグロヒョウモン♂雄の翅裏画像を間違って掲載していますが)
by yoda-1 | 2014-02-17 06:40 | ☆識別検討室☆